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アニメ『ブギーポップは笑わない』第12話 感想

アニメブギーポップは笑わない』の第12話「夜明けのブギーポップ3」感想です。ややネタバレ注意

 まだスペシャルは続く

 

 今回は「霧間きりま なぎ」の父親――「霧間きりま 誠一せいいち」の話。

 

 ある日、作家の彼は、自分の本の愛読者から一通のお便りを貰います。

 その内容は……結構重たいもので、奇妙な才能を持っているが為に、もうすぐ自分は殺されるのだ、というものでした。

  

 彼は「霧間 誠一」の本を読んだことがきっかけで、今まで隠してきた自分の才能を少しずつ世に顕わそうと考えるようになったそう。

 そしてその結果、何者かに監視されるようになったと言います。

 

 これは……手紙の差出人は「MPLS」。そして監視は「統和機構」ですね。

 なら無事では済まないでしょう……。

 彼は自分を「社会の敵」になってしまったとも書いています。

 

 とはいえ、彼は後悔していないようで、手紙は礼の言葉で締め括られていました。

 

 秘密を抱えて生きていくより、自分を曝け出す道を選んだか……。

 う~ん……彼が死ぬとしたら、ある意味「霧間 誠一」の所為ですね。

 感謝されても気分良くないんじゃ……。

 

 

手紙の差出人

 

 手紙の内容が気になった「霧間 誠一」。

 知り合いに、手紙の差出人の調査を頼みます。

 

 その結果なんですが……手紙の差出人は本当に死んでしまっているとのこと。

 

 驚く「霧間 誠一」は、彼が死ぬ前に何をしていたのかと、調査した知り合いに聞きます。

 

 その答えは奇妙なもので、彼は周りの人間の成績を上げてしまったとのこと。

 それも勉強を教えたとかではなく、一言二言のアドバイスや頭を撫でただけで……。

 

 「本人が伸び悩んでいたことを突破させてやる才能」を持っていたみたいです……。

 使い過ぎなければ凄く良い能力ですね……。

 (殺すの勿体無くね?)

 

 

忠告

 

 行方不明の果てに階段で転んで死んだというのに、大して騒ぎにもなっておらず、家族の痕跡もまるで残っていない――。

 

 調査をした知り合いは、何か大きな力が働いていると感じ、「霧間 誠一」に、この件に首を突っ込むのは止めた方が良いと忠告します。

 当然でしょう。

 命が幾つあっても足りませんよ。

 

 

「霧間 誠一」の気付き

 

 例の手紙を読み返し、何かに気付いた「霧間 誠一」。

 今まで自分に送られてきたファンからの手紙も読み返し、奇妙な死に方をした人間に関する新聞の記事を調べます。

 そして娘――「霧間 凪」との会話もあって、彼は気付いてしまいました。

 

 誠一未来の出現に、現在社会が対抗している……これは生存競争だ。

 

 彼は思います。

 監視者が自分に辿り着くのは時間の問題だと……。

 

 

水乃星みなほし 透子すいこ」と「霧間 誠一」

 

 次は、若い頃の「イマジネーター」――「水乃星 透子」と、「霧間 誠一」が出会い、会話をするシーン。

 

 人の死が視える彼女には、「霧間 誠一」が死ぬことが分かっており、それを彼に伝えます。

 

 容赦無いな……。

 まぁ、この頃の「霧間 誠一」はもう悟ってるようなので、特に驚きもないようですが……。

  

 彼女と「霧間 誠一」は、色々と小難しいことを話します……。

 

 何だか嫌な予感がする……。

 

 そして、その予感は的中し、彼は会話の中で、「四月に雪が降ることもある」と、言いました。

 

 あんたが原因か……。

 あんたとの会話の所為で、「水乃星 透子」は「イマジネーター」に……。

 

 「社会の敵ナンバー1」――「霧間 誠一」。

 「社会の敵」にしかなれない能力者達に大きな影響を与える存在ですね。

 彼の言葉には共感できるんですが……。

 

 う~ん、やっぱり罪は深い……。

 

 

運命の時

 

 そんな彼に、遂に死の時が訪れました。

 殺ったのは、「統和機構」の「合成人間」である「佐々木ささき」。

 前々回「スケアクロウ」を追っていた奴です。

 

 

 家に帰ってきた「霧間 凪」も始末しようとしますが、「霧間 誠一」に、娘まで変死すると大事件になるぞと言われ、その場から去ります。

 

 「佐々木」……彼もかなり重要な人物なんですね……。

 

 

「佐々木」と「ピジョン

 

 時間は進み。

 前回「来生きすぎ 真希子まきこが起こした連続殺人事件の調査の任務を、「ピジョン」が「佐々木」に伝えるシーン。

 

 見かけによらず「殺人鬼」である「佐々木」。

 この手の調査は得意かもしれません。

 

 それにしても、「ピジョン」は何だか彼が気に食わない様子。

 「スケアクロウ」を殺されたからでしょうか。

 仲良くしてましたからね……。

 

 

「佐々木」と「霧間 凪」

 

 連続殺人の現場を調査しに来た「佐々木」。

 

 そんな彼の前に、なんと「霧間 凪」が現れます。

 彼女も割と神出鬼没ですね……。

 

 一応、名刺を渡して身分を証明する「佐々木」。

  

 しかし、平凡なサラリーマンがこんな調査をするのは不自然。

 「霧間 凪」に怪しまれます。

 

 「佐々木」は、自分と犯人に共通するものがあるような気がするから調べていると、言い訳します。

 

 一方の「霧間 凪」。

 暇だからこの事件を調べているという。

 

 そして、「霧間 凪」は、一緒に調べないか?と、「佐々木」を誘います。

 これはまた意外な……。

 父親の仇と知ったら凄そう……。

 

 

「来生 真希子」は見た

 

 会話する「佐々木」と「霧間 凪」。

 なんと「来生 真希子」がその様子を見ています。

 

 彼女は自分のことを調べる「霧間 凪」に狙いを付けた模様。

 恐ろしい女だ……。

 

 

協力

 

 協力することにしたらしい「佐々木」と「霧間 凪」。

 彼らは新たな現場に赴き、犯人について考えます。

 

 浮上したのは、犯人が人の目を怖がっていなかったという可能性。

 

 やっぱり恐怖を感じなくなってるんだなぁ……。

 危険を危険と認識できなくなってるんじゃ……。

 後は、強大な力を手にして慢心しているとか……。

 

 

被害者の友人

 

 更に別の現場で調査をする二人。

 彼らは現場を訪れていた一人の女子生徒を捕まえ、話を聞くことに成功します。

  

 話によると、被害者は物怖じしないタイプだったという……。

 

 彼女の話を聞いていた「霧間 凪」は、頭の中に「来生 真希子」のことが浮かびます。

 

 「何で恐怖なんてものがあるのか」。

 

 そう発言していた彼女。

 「霧間 凪」が同じ言葉を口に出すと、その女子生徒は反応。

 

 なんとさっき全く同じことを言っていた人物と会ったと言います……!

 

 これは決定的か……!?

 

 

「来生 真希子」の作戦

 

 犯人の検討がついた「霧間 凪」。

 「佐々木」の疑いも完全に晴れ、彼女は彼と別れて「来生 真希子」の元へ向かいます。

 

 しかし、それは「来生 真希子」の作戦でした。

 

 頭が良く正義感の強い彼女なら、きっと自分に辿り着くと踏んで……あの発言を。

 

 「来生 真希子」は彼女を待ちます。

 炎のような強さを秘めた彼女を喰らう為に……。

  

 これは次回で対決でしょう……。