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アニメ「歌舞伎町シャーロック」第６話「漢 小林、やるっす」感想

アニメ
今回の内容

アニメ「歌舞伎町シャーロック」の第６話「漢 小林、やるっす」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「雪見（ゆきみ） 銀次郎（ぎんじろう）」「落花（おちばな） 千々莅（ちぢり）」「死瑪（しば） 遊餓（ゆうが）」「菊池（きくち） 涯（がい）」「只乃（やの） 博人（ひろと）」「億卍（おくまんじ） 解俸（かいほう）」の６人。

5話の感想はこちら

異常者達の危険な夜６

 

お前達、男らしさ、女らしさとは果たして何だと思う？

知るか。無駄話はいいからさっさとアニメの続きを見せろ。

いや、ジェンダーは世界的な問題だ。語り合うことは決して無駄ではないよ。

ジェンダー……？

生物的な性別に対して、社会的・文化的に作られる性別のことさ。

あたしを女らしいと思う奴がいるなら手を挙げてみろ。その場でぶっ殺してやる。

ヤノ。具体的な問題を教えろ。

そうだね。例えば、政治。重要な意思決定の場に存在する女性の人数は、まだまだ少ないよね？

まぁ、男ばっかな気がするな。

1945年12月に衆院選挙法が改正され、女性の政治参加が可能になった訳だけれど、未だ議員の男女比率は9：1。

これは世界的に見てもかなり低い。人口は同程度だというのに、これでは民主的とは言えないだろう。

別にいいだろ。女は馬鹿過ぎる。

君、いつか刺されるんじゃないかい？

あたしは別に日本がどうなろうと知ったこっちゃないぞ。

俺はその内、海外に出ていくつもりだ。

男女格差を考えている場合ではないな……。

第６話視聴開始

　何故か道端で半裸で寝ていた小林と、それを発見した歌舞伎町遊撃隊の子ども達。

　彼らは最近出所したという兼古組のヤバイヤクザ、杉本に遭遇する。

　子ども達は彼にタマというあだ名で呼ばれた小林のことをからかい始めるが、昔はどういう関係だったのだろうか。

うわぁ……今度は頭のおかしいラッパーヤクザと来たぜ。

一体、何の罰ゲームなんだ……。

こんなものを見せられる人間の気持ちを果たして制作陣は考えたのか？

マジで無駄に演出と作画良いのがクッソ腹立つわ。

まぁ、そう思うのが自然と言えなくもないね。今回のラッパーは非常にアンチが多いことで有名だし。

そう考えるとかなり挑戦的な作品だよな……。歌舞伎町シャーロック。

だからBLで売るしかないんだろう。

将来の夢

　探偵長屋に集まり、将来の話を始めた遊撃隊の子ども達は、探偵達に夢を聞いたり、自分達の夢を語り始める。

　「安定」「無い」「年収１億以上と結婚」「不動産で隠居生活」「ロケットビームを出す」「街を守るリーダー」

ふ～ん……割と普通だな。

あの金髪のメスガキ、男を舐めた目で見てやがる。一度、調教する必要があるな。

夢を口にするのは簡単だ。実現しようと思ったら、血の滲むような努力が必要になるぞ。

ロケットビームは簡単に出せるだろ。お前ら。

ドッキリマン

　秘密基地に向かう遊撃隊。

　彼らはその道中、杉本がドッキリマンシールを不正に入手している姿を目撃する。

何っ……！ あれはレアものの……。

はぁ？ 何であんなぺらっぺらが何十万もするんだ？

確か社会問題になってた筈だよ。チョコを捨てて、中身のシールだけ抜き出すとかで。

企み

　高額なシールを売り、儲けを得ようとしている杉本。

　街を守るリーダーを目指す少年は、彼からそのシールが入った封筒をスりにいく。

下手クソ。バレてんじゃねーか。

展開が読めたな。

杉本、怒りのラップ

　子どもにシールをスられたことに気付いた杉本。

　彼は探偵長屋にいた小林の携帯を奪い、遊撃隊のメンバーから秘密基地の場所を聞き出す。

遂にこの時が来たな。あのメスガキ共を調教するチャンスだ。

盗んだのは男の子だけどね。

ガキ共が危ねぇ！

　探偵長屋に戻ってきたモリアーティ達に助けられた小林は、兼古組の杉本が秘密基地に向かっていることを彼らに知らせる。

　一方、秘密基地に辿り着き、遊撃隊を追い詰めた杉本は、彼らが封筒を持っていないと知ると、彼らの隊長であるモリアーティを呼び出そうとする。

ほんとによく調べたのか？ ヤクザなら拷問くらいしろ。

あーあ、これじゃ場所バレるわ。

裏切り

　昔、杉本の仲間であり、彼を裏切ったのだという小林。

　タマとはその時に付けられたあだ名のようだ。

ふ～ん、で？

どういうリアクションをすれば良いのか。

因縁の対決

　モリアーティの代わりに秘密基地に現れた小林。

　彼は子ども達を逃がす為、杉本とその部下である巨漢と戦う。

チッ……。

残念だったね、シバ君。

優し過ぎる杉本

　昔、杉本の仲間として、借金の取り立てをしていた小林。

　彼はその時に出会った売れない漫画家のことが気に入り、杉本達から逃がしたのだ。

代わりに自分が働いて組に金を返したか……。理解出来んな。

おしおき

　小林がピンチになり、杉本に封筒を返そうとする少年。

　しかし、彼が今更許す筈がなく……。

男の腕折っても何も面白くねぇよ……。

腕よりチ〇〇もごうぜ。

俺はタマじゃねぇ……

　小林は杉本を止める為、力を振り絞る。

　小林「俺は寅太郎だああ！！」

いや、縛り付けておけよ……。

組も杉本を破門して正解だな。ヤバい奴というか、頭が悪過ぎる。

兼古組

　モリアーティやワトソンと共に秘密基地に踏む込む兼古組。

　追い詰められた杉本は、薬物でハイになり、そのまま窓を突き破って外へ。

無理矢理オチつけやがった……。

ん？ 今回何か推理したか？

ヒーロー

　遊撃隊のピンチを救ったことで、子ども達に持て囃される小林。

　封筒を盗んだ少年は、リーダーになれなかったことで落ち込むが、モリアーティに、ちゃんと最後に勇気を見せたと、励まされる。

おや、謎かけも無しかい。

マジかよ。脚本、適当になってきてないか？

1クール終盤にでかい事件があると聞いたんだが、そこまで視聴者が持つか？

第６話終了


第6話

 

今回は特殊な回だったので、俺が謎かけを担当するとしよう。

聞かせろ。

猟銃を使った殺人、異性を見た時の胸の高鳴りとかけ、東京の清澄庭園の池で泳ぐ魚と解く。

あっ？

その心は、コイ（故意/恋/鯉）かもしれない。

お前……3つだと……！？

ここで難易度を上げてきやがった……。

実力の差を思い知るんだな。

クッ……。

ギンジロウとヤノには期待しているんだ。次は頼むぞ？

やれやれ。大丈夫かい？ ギンジロウ君？

僕にはプライドなんか無い。

7話の感想はこちら