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アニメ「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」第1話/第2話 感想

今回の内容

アニメ「ID : INVADED イド:インヴェイデッド」の第1話JIGSAWED バラバラの世界」、第2話JIGSAWED Ⅱ そして鍵を握るのは」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

天瞑あまくら 幽鵡かすむ」「薄浦うすうら かげり」「川上かわかみ エル」の3人。

恐怖! カエル女

 

~♪ ~♪

川上 エル……)

(俺はこいつのことをよく知らないが、記憶を無くしてるっていうし、妙に気になるんだよな……)

カスムさ~ん……。(ぴと)

うわ! 冷たっ!!

知っていますか……? ニホンアマガエルは、人間を失明させる程の毒を持っているんですよ。


食玩 チョコエッグ10th 日本の動物コレクション 10周年記念版 018 ニホンアマガエル

…………。

~♪

彼女にも、もしかしたら、そういう一面があるのかもしれません。

まさか……。

ふふ……。

…………。

それで、他に何か用か……?

アニメ……一緒に観ませんか?

また突然だな……。

第1話視聴開始

 電脳空間へダイブ――そうしてベッドの上で目を覚ました謎の男

 伸ばした手や身体がバラバラに分解され、叫び声を上げる。

 ???俺は誰だ!?

ふふ……津田 健次郎様がここまで取り乱した声を上げるなんて……。

何だこのアニメ……。

ジャンルSFミステリでした。私の好きなホラーな作品ではありませんが、たまには気分転換にこういうのもいいかと。

自分の正体、この世界の正体

 平静を取り戻し、バラバラになった身体を何とか繋ぎ合わせる男。

 道も建造物も、全てがバラバラの世界を見て、思考を始める。

 ???世界の為に何か自分の役割が用意されてると信じることは、おかしいだろうか?

うん、おかしい……。

おかしくなんてありませんわ、私だって信じてますもの。

私の役割は――。(サッ)

<<バーン>>

うん、分かったから……。

うふふ、うっかり……タイミングを間違えてしまいました。

カエルちゃん

 バラバラの世界の中で見つけた少女。

 男は彼女の名を知っていた。

 ???カエルちゃん……。俺はこの娘を知らないが、名前だけは分かる。

あら、可愛い子。

でも死体にしては綺麗過ぎますわね。まるで美術品のよう……。

グロいのは勘弁だから、これでいいよ……。

この娘の名前を思い出したことで、俺は自分のことも理解する

 ???俺の名は――酒井戸さかいど……。名探偵だ。

お、おお……。

カスムさん、困惑しているようで……。

いや、だって……意味不明だし。

意味がないことなんてありませんよ。

きっと……ですけど。

名探偵酒井戸がカエルの死の謎を解く

 場面は変わり、特殊組織・井戸端

 彼らは酒井戸のいる殺意の世界から連続殺人犯穴あき」の情報を得る為、解析を始める。

え~っと何だ? イドは人間の無意識の世界?

ふふ、イド自我超自我フロイトが考えた心の構造ですね。

イドとは本能。あれをしたい、これをしたいといった衝動を司る部分です。

ミヅハノメ

 酒井戸のいる世界――イドを作り出すシステム――「ミヅハノメ」。

 入れるのは殺人を犯した人間だけ、そんな場所で活躍する名探偵がまともな筈はないと、ベテラン外務分析官松岡は言う。

こんなシステム使わなきゃ捕まえられない殺人鬼がいる世界なんて俺は嫌なんだが……。

そうですか? 殺人衝動の世界だなんて……素敵だとは思いません?

普通に推理してくれ……。

「穴あき」の狂気

 イドの中の家で連続殺人事件被害者達と出会う酒井戸

 「穴あき」は殺した相手を家族として家に住まわせているということなのか……。

うわ……。

まぁ、お友達を増やしてらっしゃるのかしら?

外務分析官の仕事

 松岡新人分析官本堂町と共に思念粒子の発見に向かう。

 殺意を採取する機械の名は――「ワクムスビ」というらしい。

ミヅハノメワクムスビ日本神話がお好きなのかしら?

それはどういうものなんだ?

イザナミのおしっこから生まれた水の神様です。

は?

神話ではよくあることですわ。

世界の在り方すら疑う

 イドの中でパズルを組み上げるように道を繋げていく酒井戸

 そうして現れたのは――「たこや」という文字。

 情報を得た外務分析官の2人は、たこ焼きハウスの前に向かう。

見てくださいカスムさん。これはきっと犯人の居場所の手掛かりです。

ロゴ……ってことは、これが見える位置に犯人がいたってことか……。

殺人鬼は近くにいる

 「穴あき」と一致する思念粒子が検出され、焦る本堂町

 新たな殺意が生まれたということは、今まさに囚われた人間が殺されようとしているということ。

 松岡は彼女に応援を待つよう言うと、一人で突入する。

あら、いきなり命令無視ですか?

流石に見捨てる訳にはいかないだろ。こんな近くなのに。

一方イドの中

 全てがバラバラ――それが自然の世界で全てが欠損無く揃っているカエルちゃん

 酒井戸が犯人の居場所を突き止めたことで、井戸端は殺害犯を特定する。

 しかし、その直後――イドの世界に本堂町の姿が……。

え。犯人の殺意の世界にいるってことは……。

ターゲット、ロックオン♪

やっぱり、そういうことか……。段々分かってきた……。


ID:INVADED(1) #BRAKE-BROKEN (角川コミックス・エース)

第2話視聴開始

さて、第2話も続けて見て行きましょう。オープニングはどうです?

ちょっと……映像は何て言ったらいいか分からないけど、曲はいいんじゃないか。

バラバラのパズルのようでした。映像は本編の使い回しが多いとはいえ、美しく仕上がっていますね。素敵です。

頭に穴のあいた男

 被害者のフリをし、救急車を乗っ取った連続殺人犯穴あき」。

 ワクムスビで殺意を採取していた本堂町を撥ね飛ばし、気絶させると、彼女を連れて逃走する。

うわ、なんて奴だ……。自分の頭にも穴をあけてたのか……。

結構凄い位置にあけてますわね。

全ての黒幕か

 イドの中でジョン・ウォーカーと呼ばれる存在と遭遇する酒井戸

 井戸端は情報の吸い上げを急ぐ。

妙な格好をしてますけど、どうやら重要人物のようですね。

顔は……分からないみたいだな。

ここから入った風が、こっちに抜ける時、世界は少し綺麗になる

 本堂町を隠れ家に連れ込んだ「穴あき」は、彼女の頭に穴をあける前に、自分の居場所を特定した機械のことを尋ねる。

くそっ……粘っても見つけてくれるかどうか……。

GPSも無しだなんて、危険なお仕事ですね。

本堂町の覚悟

 質問しながらドリルを近付けてくる「穴あき」。

 本堂町ワクムスビを使い、仲間に自分の居場所を伝える為、自らドリルに頭を当てる。

うわぁ……痛いぞこれは……!

成程……自分の殺意を……。犯人が無知で助かりましたね。

本堂町の殺意の世界

 「穴あき」の世界から抜け出し、新たに生まれた別のイドへ入る酒井戸

 記憶は毎回消去されるようだが、カエルちゃんを見る度に、彼は何度でも自分が名探偵であることを思い出す。

ええ……?

不思議なシステムですね。原理とかは、恐らく気にし過ぎてはいけないのでしょうけど……。

ドリルに映るもの

 「これは自殺です」という紙を見つけた直後、突然、天から降りてきた巨大なドリルに貫かれ死亡する酒井戸

 井戸端はドリル先端に映る景色から本堂町の監禁場所を特定する。

へぇ……、凄い技術だな……。

一瞬で分析する彼らも相当ですよ。

穴あきの動機

 自らドリルで頭に穴をあけた本堂町だったが、すぐには死なずに済む。

 穴あきはそんな彼女にありがとうと言い、自分が間違えていたことに気付いたと話す。

 本当は人に穴をあけたかったんじゃなく、自分がそうしたように、人が頭に穴をあけるのを見たかったのだと。

こっちからしたらどっちも同じことだよ……。

そうですか? 私は可愛いと思いますけど。

鳴瓢 秋人

 イドの中で酒井戸という名探偵として行動していた男――鳴瓢 秋人

 彼は連続殺人犯逮捕の為、警察に協力しているらしい。

酒井戸とはちょっと違うな。何ていうか、見た目の若さ?

彼のアバターがどう作り上げられているのか、気になりますね。

ジョン・ウォーカーという存在

 人の無意識を操り、連続殺人鬼を作り出すという存在――ジョン・ウォーカー

 今回の事件で実在する可能性が高まり、局長は本格的な捜査を検討し始める。

そんなのもう異能力者じゃ……。

ふふ、ゾクゾクしますね。こういう人物は案外、近くにいるものです。

酒井戸ならそうしてあげられるだろう?

 壁に大量の写真が張られた白い部屋で休みを取る鳴瓢 秋人

 彼はドリルに潰されたカエルちゃんのことを思い出し、彼女を救うべきだったと後悔する。

 彼女が選んだ死は、首吊りなのだから……。

あの写真は、彼の家族……。妻と娘でしょうか。

まだちょっと……どういう人間なのか分からないな……。

分かったのは、家族を亡くしているということ、そして殺人を犯している、ということですね。

単純に考えれば復讐……とかか?

まだ情報が少ないですね。次回を楽しみにしましょう。

あ、でもこれだけは言わせてもらいましょうか。

井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る……。

……! 意味何だっけな……。

第1話、第2話終了

カスムさん。私は頭にドリルで穴をあけるという話を聞いて、「π」を思い出したのですが……。

π……? 円周率のことか?

こちらは1998年に製作されたアメリ映画でして、低予算にもかかわらず多くの賞を受賞しているSFサスペンスです。

簡単に内容を言うと、この世の全ては数式で理解出来る、という考えに取り憑かれた主人公が、考え過ぎてどんどんおかしくなってしまう話なんですが……。

う~ん、何か難しそうだな。

ふふ、モノクロでストーリーは難解ですが、映像表現効果音などが素晴らしい作品なので、皆さんにも一度観て欲しいです。引き込まれること間違いなしですよ。

それで……、頭にドリルってのは……?

是非観てくださいね。