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アニメ「ID : INVADED イド：インヴェイデッド」第６話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「ID : INVADED イド:インヴェイデッド」の第６話「CIRCLED 円環の世界」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「天瞑（あまくら） 幽鵡（かすむ）」「薄浦（うすうら） 蔭（かげり）」「死瑪（しば） 遊餓（ゆうが）」「只乃（やの） 博人（ひろと）」「永演（えいえん） 宏彦（ひろひこ）」「土城（つちじろ） 空（うつろ）」の６人。

5話の感想はこちら

Oh! Men

　

カスムさん。今日はシバさんとヤノさんを連れてきました。

お招きいただき光栄だよ。

サディストのクソ女が出たと聞いて飛んできた。一体何処にいる？

だいぶ集まったな……。

ふふ、これだけの人数が揃えば、イドの考察もきっと捗ることでしょう。

…………。

一人は眠っちゃってるけどね……。


ID:INVADED（１）　#BRAKE-BROKEN (角川コミックス・エース)

第６話視聴開始

　本当の墓掘りは井波（いなみ） 七星（なほし）だと見抜いた本堂町 小春。

　すぐ近くに潜んでいた実行犯――数田の妨害を受けるも、躊躇の無い反撃で逆に彼を殺害。

　その際にワクムスビで井波の思念粒子の採取に成功する。

凄い……。もしかして、元々こういう奴だったのか……？ 本堂町って。

どうなんでしょう？ 彼女がどういった人間か知る前に穴があいてしまったので……。

母親との関係は芳しくないようだったけどね。

で、どっちの女がサディストだ？ 俺はどっちでもいいぞ。

元凶

　連続殺人鬼メーカー、ジョン・ウォーカーについて話し合う井戸端スタッフ。

　出現したのは数田で６人目、犯人同士の接点はいまのところ見つかっていないが、彼らが共通したイメージを持っているということは、実際にあの格好の人物を見ているということ。

　目撃者も出さず、一体どのようにして狙った人物の前に姿を現しているのだろうか……。

んー、一番の謎だよな。

ジョン・ウォーカーか……。姿は『海辺のカフカ』のジョニー・ウォーカーに近いようだが……。


海辺のカフカ 全2巻 完結セット (新潮文庫)

あら、ヤノさんはご存知なんですか？

何だ？ 海辺のカフカって。

村上春樹の小説だよ。まぁ、そもそもジョン・ウォーカーっていうのは、実在するスコッチ・ウイスキーのブランド――ジョニー・ウォーカーの創業者の名前で、商品に描かれている人物なんだけど……。


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疑念

　ジョン・ウォーカーもミヅハノメに似た機械を持っているのではないか――

　犯人は井戸端スタッフの中にいるのではないか――

　まだまだ仮説に過ぎないが、スタッフ達の疑念は膨らんでいく。

カゲリは犯人は意外と近くにいるって予想してたよな？

ええ、だってその方が怖いでしょう？

僕は行方不明の開発者が気になるな。まぁ、ソースコードが見れれば全て分かるんだけどね。

えっと……軍事転用される恐れがあるからそれはできないみたいだけど。

軍事転用ねぇ……。

墓掘りのイド

　本物の墓掘り――井波のイドに投入された酒井戸。

　電車の中で目覚めた彼は、足跡の先で死んでいるカエルちゃんを発見し、自分が何者なのかを思い出す。

普通の電車の中か……。

一見そのようですけれど、まだ分かりませんよ。

イドの解析

　電車は数田と井波が通学に使っていたもので、井波の母親がこの電車に飛び込んで自殺しているらしい。

　また、外に見える踏切には、墓掘りの被害者達が並んでいた。

まぁ、お母様が自殺を……？

う～ん、でもその母親は今のところ出てきてないな。

円環の電車

　先頭と最後尾の車両が繋がっていることから、電車が円環になっていることを知る酒井戸。

　学生時代の井波を発見し、彼女にカエルちゃんのことを尋ねる。

カエルちゃんに足跡を拭くよう頼まれた？

酒井戸を誘導する為？ よく分からねーな。

興味

　井波の協力により、被害者の遺体は全て回収され、事件は解決。

　その後、彼女は本堂町との面会を希望する。

　頭に穴のあいた二人に何か通じ合うところがあったのか、確認したいそうだ。

母親の自殺が、人の死を嫌っていた井波の心を歪めたってのが、何か納得できねーんだよな。

現に今、イドの中で人の死は嫌いって言ってるし……どういうことなんだ？

名探偵本堂町

　松岡の推薦により、ジョン・ウォーカーの捜査に協力することになった本堂町。

　彼女は局長からの強い期待を受ける。

　本堂町「頑張ります！」

名探偵としての彼女の名前は何になるのでしょうか？ 本井戸……よりは町井戸の方が可愛らしいかしら？

イドの中でもあんな推理力発揮されたら鳴瓢がお役御免になるぞ……。

屈辱過ぎるな。

カエルちゃんの死の真相

酒井戸（カエルちゃんは自殺した。）

　彼女はこの電車はただぐるぐる回っているのだと伝える為に自殺した。

　誰かの死がそんなことの為に起こっていいのか……。

　酒井戸はカエルちゃんの手を握り、涙を流す。

誰かを救いたいって衝動は、やっぱり家族を救えなかった後悔からきてるのかな。

カエルちゃんを娘に置き換えていたし、間違いないだろう。

名探偵の素質

　推薦について、松岡にお礼を言いに行く本堂町。

　しかし彼は、自分と他の同僚を守っただけだと返す。

　探偵になれるということは、連続殺人鬼の素質があるということなのだ。

恐らく殉職した職員達のことを言っているのだろうね。

早い段階で真犯人に気付いていたなら、突入を止めることもできた訳ですからね。

でも結果論じゃないか？ 井波に話を聞くまでは犯人じゃない可能性もあった筈だ。

タイマン

　井戸端の室長――百貴は、連続殺人犯「穴あき」の家に仕掛けられていたカメラが、過去の事件で押収されていたものと一致したとの報告を受ける。

　それは鳴瓢の家族を殺害したタイマンの自宅に隠されていたものだという。

彼らをずっと監視していた者が確かにいたという証拠だね。

う～ん、ジョン・ウォーカーは本当に実在するってことか……。

まるで証拠を残さないのが不自然だが……実は異能力者でしたってオチだけはやめてもらいたいな。

第６話終了

7話の感想はこちら