ネシオのブログ

ネシオのブログです。興味のあるゲームやアニメ、漫画や映画のことを書いています。オリジナル作品の制作日記も公開中。

ネシオのブログ

MENU

アニメ「歌舞伎町シャーロック」第21話「絶入」感想

今回の内容

アニメ「歌舞伎町シャーロック」の第21話絶入ぜつじゅ」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

雪見ゆきみ 銀次郎ぎんじろう」「落花おちばな 千々莅ちぢり」「死瑪しば 遊餓ゆうが」「菊池きくち がい」「只乃やの 博人ひろと」「億卍おくまんじ 解俸かいほう」の6人。

異常者達のとても危険な夜9

 

コロナウイルスの影響で世界的株安……。こういう時は空売りするに限る。

いい加減何とかならねーのかよ、この状況。

既に抗ウイルス薬臨床試験は始まっているし、結果に期待だね。今は辛抱強く待つしかない。

すー……、クソ女だけぶっ殺すウイルス蔓延しねーかな。

そんな都合の良いウイルスがあるか……。

いや、あるぞ?

何っ!? 本当か?

排除したい層の悪評を強く広めればいい。思想は感染し、やがて――

キクチ君……。

……ふっ。俺はただ出来るということを証明したかっただけだ。

…………。

そうか。つまり、シバは女にとってウイル――。

<<ドスッ!!>> いって!

ふー、アニメ観るか。

第21話視聴開始

 ワトソンメアリがいる筈のビルへ入っていくシャーロック

 そこで彼が目にしたのは、床に広がる血痕。ただそれだけ……。

 死体は綺麗さっぱり消えていた。

シャーロックやはりな。

この展開にはほとんどの視聴者が同じ反応だろう。

しかし、シャーロックが分かっていたということは、モリアーティもこのことには気付いているだろうね。

まぁ、ワトソンが生きてても死んでてもどうでも良さそうだがな。

メアリが死んだなら俺は大喜びだったんだが。

プレゼント(爆?)

 モリアーティ黒幕を名乗ったことで、混乱状態の探偵長屋

 遊撃隊の子ども達はまだそのことを知らないようで、彼らの様子はいつも通り。

 そこに町内会を名乗る謎のサンタクロースが現れ、子ども達にプレゼントを配っていく。

 何処かで聞いた声だが……。

アルバートだろ。あのサンタ。

声が特徴的過ぎてバレバレだな。

ああ、シャーロックも気付いたようだ。

ではあのプレゼント……回収しなくてはマズくないか?

メリークリスマス

 サンタクロースの正体に勘付き、ショッピングモールまで追いかけたシャーロック

 エスカレーターでモリアーティとすれ違い、彼からクリスマスパーティーの招待状を渡される。

はっ? もういないぞ。何処へ消えたんだ?

こういうキャラは相変わらず謎の消え方をするな。幽霊じゃあるまいし、有り得んだろう。

まぁ、そこは別にいいじゃないか。演出だよ。

新たなゲーム

 スマホのロックを解除する為、ルーシーの病室に忍び込み、彼女の指を使おうとする京極

 目を覚ましたルーシーにやられかけるが、アルバートが殺さなかったのはメッセンジャーに仕立て上げる為だという自分の推理を聞かせ、協力を得ることに成功する。

 彼女のスマホには、やはりアルバートからの新たな犯行予告があった。

娯楽に塗れた街に永遠の眠りを与える、か……。

ハハハ、クリスマスの時期に爆弾とは、モテない男の妬みだと思われるぞ。

奴も放ってはおけないな。

パーティー

 招待状に書かれていたビルの前でワトソンと再会し、共に上階へ向かうシャーロック

 一方、ワトソンから情報を得ていた警察は、モリアーティの身柄を確保する為、突入準備を整えていた。

機動隊か……。役に立つ気はしないな。

ああ……、ワトソンが頼ったようだが、犠牲を増やす結果にしかならないような気がする。

ここ数話で一体何人死んでる……?

決戦前

 上階に向かう道中、今自分が出来ることはモリアーティを止めることだと、裁きを受けさせることだとシャーロックに伝えるワトソン

 何を考えているかは分からないが、今でも彼はモリアーティのことが好きだという。

 そんなワトソンに対して、シャーロックは馬鹿な奴だと、馬鹿でいい奴だと返す。

裁きか……。まぁ、無期懲役だろうね。年齢的に死刑はないよ。

この馬鹿、まだモリアーティが好きとか気持ち悪いこと言ってんのか。

俺もまだ好きだぞ。

馬鹿が多いとやりやすいからな。

良い話に水を差すんじゃない。

モリアーティのクリスマス

 自分の元に辿り着いた2人を見て、予想通りだと言わんばかりにワトソンが講じた策を言い当てるモリアーティ

 下では機動隊の突入が始まったが、彼らは次々とモリアーティが仕掛けた爆弾トラップにかかり、犠牲になっていく……。

 ワトソンは自首するよう求めるが、モリアーティ聞く耳持たず、お人好しで退屈だと嘲る。

成程、あの血溜まりはワトソンメアリの血か。

本物だったのか……それは流石に驚きだね。

あの女が血を流すとは、少しはマシな女になったじゃないか。

モリアーティの願い

 また穴のあいたティーポットの話を持ち出し、シャーロックに語りかけていくモリアーティ

 彼の願いは――シャーロックと思う存分楽しむことだという。

モリアーティこの世界を舞台に、絶対に解けないような犯罪を仕掛けたり仕掛けられたりしてさ。

絶対に解けない犯罪か……。それは俺にも興味があるな。

仕掛けられたり……ということは、やはりシャーロックにも同じことをしてもらいたいということか……。

そりゃ仕掛けてばっかりじゃ退屈だろうさ。内容の分かった芝居なんて。

壊れていないティーポット

 邪魔をするワトソンを銃で撃ち、ナイフを投げたモリアーティ

 シャーロックに穴のあいたティーポットなんて壊してしまえと言うが、シャーロックモリアーティティーポットを壊せてなどいないことを見抜く。

 モリアーティが自分を求めるのは、心を満たしたいからだ。

他人に依存するとかだせー奴だな。あたしを見習え。凄腕の殺し屋であるこのあたしを。

お前のティーポットは穴があいてる上、汚れが酷くて使えたもんじゃないだろうな。

どうかな……。

変わったシャーロック

 シャーロックにその気がないのを知ると、モリアーティワトソンを殺すべく、彼に銃口を向ける。

 しかし、ワトソンの前にシャーロックが立ち塞がったことで、激しく動揺。

 今度はシャーロックが彼に対し、胸中を吐露する。

 エスで退屈し、ティーポットが空になっていた時、落語を知って心に興味を持ったこと。

 モリアーティと出会ったことで、探偵という生き方を知り、この世界は捨てたものじゃないと思えたこと。

World is Colorful……。

ん? どうした急に。

いや、とある外国人の言葉を思い出してな。

…………。

狭い世界に閉じこもってたら、何も変わることが出来ないってことだと、俺は思ってる。

変わらないモリアーティ

モリアーティ俺はそんな世界……いらない。

 シャーロックの話を聞いても、変わることの出来ないモリアーティ

 爆弾は子どもとヤクザのネットワークにより回収され、京極の活躍によってアルバートは追い詰められ、自殺。

 モリアーティは近付いてくるシャーロックに銃弾を放つが、全て外れてしまい……。

<<ドンッ!!>> おい、あの距離で外す奴があるか!!

オチバナさんモリアーティシャーロックを撃てないよ。

は? 何で?

話を聞いてなかったのか……。

今、俺がお前にしてやれることは……

 モリアーティの首に手をかけ、ゆっくりと絞めていくシャーロック

 レストレイド警部を含む機動隊も駆け付け、追い詰められたモリアーティは、ヘリコプターの落下によりシャーロックの手から逃れ……そして……。

助けて……? 今、助けてっつったか、モリアーティ

本当の自分に気付いて解放されたようだったけど、ほんとはずっと苦しかったんじゃないかな。

そうだな。愛情を受けても零れ落ちていく。決して満たされることのない苦しみ。他人に理解されないことの苦しみ。色々あっただろう。

俺を殺すのは俺じゃない、君なんだ

モリアーティ一緒に遊べなかったのが残念だよ……。

 シャーロックの中の大切なもの。ワトソンに負けない大切なものは自分だとして、飛び降り自殺を図るモリアーティ

 シャーロックは手を伸ばすが間に合わず、彼の身体は立ち昇る煙の中へと消えていった。

共に落ちることはなかったか……ま、生き残ったのは原作通りだが。

結局、こうなってしまったか……。変に改心させなかったのは好印象だけど。

本当にこの結末しかなかったのか?

……今の世の中では彼のような人間を救うのは無理と言わざるを得ない。

でもいつかきっと……。どんな異常者でも幸せに暮らせる世界を実現してみせる。

シバ君、君が出会ったのはネシオ・スペクトラという男だろう?

知ってるのか?

随分、昔のことだけどね。

…………。

第21話終了


#21「絶入」

 

んじゃ、5つで謎かけやるぞ。

カエルお人好し恩返しとかけ、連続殺人犯と解く。

その心は?

沢山オッテ追って/折って/負って/織って/追手)いる。

は? どういう意味だ?

お? どうしたぁ? まさか分からないのか?

ごっこの鬼折り紙のカエル鶴の恩返し。そう言わないと分かりにくいよオチバナさん。

…………。

おい、何ちょっと分かりにくくしてイキってんだ?

チッ…………。