アニメ「歌舞伎町シャーロック」の第24話「歌舞伎町で会おう」の感想です。ややネタバレ注意。
「
#24「歌舞伎町で会おう」
— TVアニメ「歌舞伎町シャーロック」公式アカウント (@pipecat_kabuki) March 25, 2020
あらすじ&WEB予告を公開しました!
ついに最終回です。
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The Final Problem
遂に歌舞伎町シャーロックが最終回を迎える。ゴミ溜めに流れ着いた変人達の物語も、今宵で終幕だ。
落語、探偵、オカマ、ヤクザ、シリアルキラー、サイコパス……。今まで色んな回があったが、オマージュやその他の細かいネタにはどれだけ気付けただろうか?
僕は別にシャーロキアンという訳ではないけど、結構ピンと来たよ。緋色の研究、赤毛組合、ボヘミアの醜聞……。
う~ん、最後の事件とか有名なのは分かるが、マニアック過ぎたり、細かすぎるのは流石に気付けないな。
……随分沢山ネタを仕込んでいるようだが、果たして努力に見合った対価が得られるのか……。悪いが俺はそこしか興味がない。
あたしはネタとかほとんど興味ないし、分かっても別に面白くねーし。
身も蓋もないこと言うね……。
てゆーか、マジのシャーロキアン、この作品見たらキレるんじゃねーの? ホームズが気持ち悪過ぎて。
歌舞伎町に探偵という設定は悪くなかったのだが、人を選ぶキャラでだいぶ損をしたな。
ウ〇コ投げたり全裸で走り回ったりさ。我慢してやったが、あんなの不快以外の何物でもないからな。
不満が爆発しているな……。
では最終回を見て同じことが言えるかどうか……。案外手の平を返すかもしれないぞ。
第24話視聴開始
シャーロックの無実を信じ、ついて行くと決めたワトソン。
彼は早速シャーロックから推理を聞かせてもらう。
モリアーティが犯人に言わせた数列は、やはりメッセージだったらしく、カタバミのヒントにより数字の4を1に置き換えた後、ポケベルの数字列として変換し、「jame」。
sが足りないことから、脱獄犯達のファーストネームの最後の一文字を取っていくと……。
「look into the eyes on the PE」(ピンクの象と目を合わせろ)
<<バンッ!!>> 分かるか!!
情報が後出しだから解かせる気はないぞ。
けど、中々良い暗号だったね。流石は天才と言われる高校生だ。
手段は最低だがな。
ブラコンマイクロフト
【dアニメストア】にて、最終回#24配信中!
— TVアニメ「歌舞伎町シャーロック」公式アカウント (@pipecat_kabuki) March 28, 2020
怪しい行動をとっていたマイクロフトの真意も明らかに。#歌舞伎町シャーロック pic.twitter.com/dfeSAQck1E
ピンクの象の向かいのビルに入ろうとするシャーロックとワトソンの前に、マイクロフトが立ち塞がる。
通さないつもりか――!? と思いきや、彼は意外にもシャーロックの身を案じていたらしく……。
シャーロック「重度のブラコンストーカーだ。」
えぇ……。ほんとにそれだけかよ。いや、黒幕とは思えなかったけどさ……。
あの行動はミスリードだったみたいだね。
家政婦は知っていた
ワトソンはカーライルから聞いたアレクサンドラの話をシャーロックにも伝える。
彼女がモリアーティの秘密を知っていたこと。
ティーポットの穴を塞ごうとしていたこと。
それが生きる意味になっていたということ。
そうか……彼女は全て知った上で……。
押しとどめていたのか……。
モリアーティとのゲーム
ピンクの象が見える部屋には、モリアーティのゲームが仕掛けられていた。
閉じ込められたシャーロックとワトソンは、与えられたヒントをもとに、答えを導き出していく。
次の部屋、そのまた次の部屋……そして最後の部屋で待つものとは――。
マウスをくっつける? こんなところでキスでもしろってのか?
中途半端にBLを混ぜてくるな。
しかし、ワトソンは何かノリノリだね。
こいつホモなのか?
推理落語
最後の部屋――そこに用意されていたのは、なんと落語用のセットだった。
「モリアーティとはな~んだ。」
そう尋ねられたシャーロックは、いつものように求めに応じ、推理落語を始める。
モリアーティについてか……。
さっきからずっと近くで喋ってるが、本当にこのビルにいるのか? モリアーティ。
怪しいな。映像は録画のようだし……。
後悔
【BS-TBS】25:00~
— TVアニメ「歌舞伎町シャーロック」公式アカウント (@pipecat_kabuki) March 28, 2020
#24「歌舞伎町で会おう」放送!
シャーロックの落語
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モリアーティの同類である自分が、心の穴を塞いだ方法を教えてやれば、普通に導いてやることが出来たかもしれない。
しかし、それは不可能だった。自分にはただ運の良い出会いがあっただけで、方法は何1つ分かっていなかったのだ。
確かに、全て流されるままで気付いたらって感じだったね。
心の穴を塞ぐ方法か……。難しいな。実の妹であるアレクの代わりになれる人間なんてそういない。
巡り合わせってのは、やっぱ大切だよな。
あったかもしれない未来
もっと時間があれば、色んなことを経験し、世界との折り合いの付け方を学べたかもしれない。
しかしその道は、ジャックを手にかけた瞬間に閉ざされてしまった……。
それでもモリアーティは人と一緒にいたかったのだろう。
モリアーティだって人間なのだ。もっと自分が一緒にいてやれば……。
シャーロックの口から後悔ばかりが飛び出す。
落語っつーより、懺悔室みたいな感じになってきたな。
僕はネガティブな印象は受けないかな。始めの頃と比べ、だいぶ人間らしくなった。言葉に感情がこもっている。
モリアーティからの手紙
鏡を割った先にモリアーティの姿は無く、代わりにあったのは、彼が残した一通の手紙だった。
そこには、アレクのことを知り、彼女が生きていれば有り得たかもしれない世界を夢想したこと、長屋での日々を楽しんでいたこと、段々深く世界を愛し始めたシャーロックへの憧れなどが綴られていた。
モリアーティ「君みたいになりたかったんだ。」
そうか。んじゃ逮捕するぞ。いいな?
……オチバナさんの心にはこれっぽっちも響かなかったみたいだね。
あたしは情に流されたりしない。殺し屋だからな。
七人の探偵達
こうして、モリアーティが起こした事件は終わった。
だが、彼らの物語はまだまだ終わらない。
歌舞伎町に潜む、七人の探偵達の物語は……。
彼らは今日も、ポケベル片手に、隠れ家を飛び出していく。
新たな依頼を解決する為に……。
いやぁ、感動のラストだったな。
は? 結局、大勢ぶっ殺して逃げただけじゃねーか。騙す為の嘘かもしれねーぞ。
その可能性は否定出来ないが……。
被害者の遺族は浮かばれんな……。
つーか、シャーロックの罪とかどうなった?
ハハハ、全部、水に流されたようだね。
第24話終了
さて、ご苦労だったな。お前達。
すげー疲れた。
おい……まだ終わりじゃないんだろう? 早く始めろ。
せっかちだねぇ。余韻に浸る暇もないじゃないか。
黙れ。時は金なりだ。
では、予告していた通り、これよりお前らにはクイズに挑戦してもらう。
…………。
ぜってぇ解いてやる……。
今回、俺達はある人物からの依頼で歌舞伎町シャーロックのアニメ感想をやってた訳だが……。
その人物ってのはな。実はこの中にいるんだよ。
……!? 何だと?
俺達の中に……?
やはりね…………。
その人物を見事当てた奴だけが、真実を手にすることが出来る。それぞれこいつだと思う人物の名前を紙に書き、裏返せ。後日、正解者に更なる報酬を送る。
おい、キクチ。お前は除外していいのか?
いや。俺だと思うなら書いてくれて構わないぞ?
……依頼人はこの6人の中にいる……。
ヒントは今までのアニメ感想の中にあった。ただ、俺は嘘を吐いたことがあるし、依頼人もバレないよう自然に振る舞っていた。
…………。
シバ君。深く考えることはない。こんなの消去法でいける。
消去法…………。
………そうか。
確かにあいつしかいないな。
あたしも分かった。
僕もだ。
…………。
全員書けたようだな。それでは解散だ。結果発表を楽しみにしておいてくれ。