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PS4「Root Film」プレイ日記その1

PS4ソフトRoot Film」のプレイ日記その1ネタバレは控えめです。

「Root Film」とは


Root Film - PS4

 

 怪作「√Letter」を生み出した角川ゲームスの新作で、今回も島根県が舞台のミステリーアドベンチャー

 10年前に何らかの事情で中断され、復活が決まったTV企画――島根ミステリードラマプロジェクト……。

 それに参加することになった映像作家の主人公が、行く先々で様々な殺人事件に巻き込まれながら、10年前に起きたプロジェクト中止の謎に迫っていくというお話。

 ダブル主人公で恐らくフルボイス、シナリオは『クロックタワー』や『御神楽少女探偵団』を手掛けた河野一二三氏が担当など、期待できる要素は盛り沢山。

 

進捗(八雲編2話まで・リホ編1話までクリア)

 

 発生する事件・展開は良くも悪くも王道・定番を押さえている感じ。

 自分はプレイしていて名探偵コナン金田一少年の事件簿なんかが頭に浮かんだけど、そこまで詳しい訳でもないのではっきりとは断言しない。色んな作品を意識して作られてるんだと思う。

 難易度は少し易しめなので、ミステリー初心者には自信を持ってオススメできる。

 後、観光名所やその紹介もかなりあるので、島根に興味があるという方にもオススメ。

 

主観的なキャラ紹介(一部)

 

・「八雲 凛太朗(やぐも りんたろう)」(CV:駒田 航)

 

 八雲「八雲MAXだ!」

 

 本作の主人公で、映像作家。「八雲映像」という個人事務所を構えている。

 最近、映像祭などで作品が入賞を果たしており、新進気鋭の映像作家として注目が集まりつつある。

 重要なワードを記憶する能力共感覚)を持っており、犯人を追及するMAXモードでは、獣を思わせる眼光とドヤ顔で相手を圧倒する恐怖のツッコミ男と化す。

 これをカッコいいと思うか、何か鼻につくなと思うかは体験版で確かめられる。ちなみに自分は両方感じた。

 

 

・「曲 愛音(まがり あいね)」(CV:芹澤 優)

 

 曲「あ?(半ギレ)」

 

 「八雲映像」の新入社員。元ヤンで、語尾に「す」を付ける系の女子。

 悪態をつきながらも、だらしない主人公の身の回りの世話まで引き受ける、優秀なアシスタントである。可愛い。

 見た目も性格も今のところ一番好き。

 

 

・「金手 杏一(かなで きょういち)」(CV:澁谷 梓希)

 

 金手「っす。」

 

 無口なイケメンカメラクルー。返事は大体「っす」。

 台詞が少なく、いつも主人公達を遠くから撮影しているので、中々画面に映らなかったり、見切れていたりで印象が薄い。

 薄給でも文句を言わずに働いてくれているので、八雲は重宝しているようだ。

 

 

・「五十神 博之(いそがみ ひろゆき)」

 

 五十神「一緒にハ~ジケちゃおうよ~!」

 

 自称敏腕プロデューサー。

 事あるごとに一緒にハジケようとしてくる変なおじさん。

 良い人なのは間違いないが、人によっては口癖がウザったく感じるかもしれない。

 

 

・「天方 一葉(あまかた ひとは)」(CV:久保田 未夢)

 

 弱小事務所のアイドルで、島根ミステリードラマプロジェクトの主演女優候補の一人。

 笑顔が素敵で、偽りのない純粋さを感じさせる雰囲気は、主人公も気に入っている。

 とある一枚絵で露骨に脇を見せつけてくるが、自分にそちらの趣味はないので、華麗にスルーした。

 

 

・「リホ」(CV:茜屋 日海夏)

 

 リホ「半端な謎のひと欠片を探すケミステリーって呼んでくれていいよ!(どやぁ)」

 

 もう1人の主人公。新人女優で、島根には主演のドラマの撮影で訪れた。

 何故か主人公と同じ能力(共感覚)を持っており、犯人追及の際は、女優としての演技力をフルに活かし、芝居がかった煽り口調で相手を追い詰めていく。

 将来有望なタレントだが、ジェットエンジン並みのでかい鼾(120dB)をかくという信じられないようなマイナスポイントを持っている。

 何故か苗字が不明で、主人公と同じ能力を持っていることから、二人には何らかの繋がりがあるのではないかと自分は睨んでいる。

 

 

・「真鍋 祥子(まなべ しょうこ)」(CV:日髙 のり子)

 

 真鍋「早く行きましょう。ケミステリー。」

 

 リホのマネージャーで、快活な彼女にいつも振り回されている苦労人。

 色んなところでカメラを回しているので、事件が起きた時は彼女の撮った映像が証拠として役に立つ。

 

 

・「青戸 美絵(あおと みえ)」(CV:若井 友希)

 

 島根大学に通う一年生で、リホの高校生時代の友人。

 名所に訪れた際は懇切丁寧な解説をしてくれる。

 見た目からは知的で大人しそうな印象を受けるが、ファザコンという意外な一面も……。

 

 

・「井伏 依沙也(いぶせ いざや)」

 

 井伏「君がその土俵に上がるに足る男かどうか見せてもらうよ。」

 

 主人公も尊敬する有名な監督。

 島根ミステリードラマプロジェクトに参加する映像作家の1人で、ライバル的な立ち位置。

 よく若手である主人公達をからかったり、試すような発言をするが、悪い人ではなさそう。

 

 

・「拝嶋 モナミ(はいしま もなみ)」(CV:皆口 裕子)

 

 珍しい名前がやや気になる井伏のアシスタント。

 控えめでミステリアスな大人の女性。

 キーパーソンっぽいが、現時点では情報が少なく、そんなに言えることがない。

 

途中までプレイした感想

 

 体験版で主人公と相棒ポジのキャラが気に入り、値段が下がるのを待ち切れず、購入に踏み切った。

 システムに斬新さはないものの、随所に見られる映画のフィルムのような演出は作品にマッチしていて好印象を受ける。

 肝心の推理に関しては、選択肢の難易度が低かったり、細かな謎解きは主人公達がプレイヤー置いてけぼりのオートパイロットで済ませてしまうので、あまり良い点数はつけられない。

 登場人物の数は多く、どれも個性的で大変よろしいが、立ち絵の変化が少なく、多くが表情を変えず、口を閉じたまま喋る。口を開けるだけでもかなり変わると思うが、フルボイスなだけに惜しい点だった。ただし、犯人追及の時は別で、そっちは十分なバリエーションがある。

 フルプライスでは微妙だが、中古ならば十分手を出す価値がある作品だと思う。

 

 最後に

 

 MAXモードでワード選択を間違えた時の恥ずかしさぱないの。