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アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」第8話 感想

今回の内容

アニメやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」第8話「せめて、もうまちがえたくないと願いながら。」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

子蜂こばち 蜜栄みつは」「三ツ矢みつや くくる」「櫻井さくらい いつわ」「益田ますだ 喰蛆くうじ」「益田ますだ むしろ」「益田ますだ 愛斗まなとの6人。

蜘蛛の巣

 

ヘヘヘヘハハハハ……! お前らぁ、よく来たなぁ……。

おお……。何かの間違いであって欲しかったが、居たか……。

お前の家……。インターホンが無ければ、ドアも無いってどうなってんだよ……。あちこち蜘蛛の巣だらけだぞ。

人の住む場所ではないわね……。どうやら私達は遂に虐待の現場を――

あら~? お客さん?

おっ、おい。あれは何だ?

へへへ。俺を産んじまった、哀れな女さ。

ちげーよ! 後ろに何か……でっかい蜘蛛みたいのがいるじゃねーか!

あらぁ、ごめんなさい。驚かせちゃったかしら?

アシダカグモあーちゃんよ。良い子だから怖がらなくていいわぁ。

アシダカグモだと……? まさか人よりもでかい個体が存在するとは……。

………………ごほっ、ごほっ……。

あっちはクゥちゃん。皆、悪い子じゃないから仲良くしてあげてね。

あれ、マナトの父親……だよな……。何食ってんだ?

ゴキブリに見える。

昆虫食という奴ね!

あ。でも栄養価が高いものを食べているのなら、虐待してる訳ではないのかしら……!?

ぎゃっ、虐待……!? 私はそんな酷いことしないわぁ。そうよね、クゥちゃん……!

? あぁぁぁ……、そうだ。マナトムシロを泣かせる奴はこの俺が許さねぇ……。

よく分かった! 分かったからその先の尖った箸を置いてくれ!

第8話視聴開始

 部長会の名を自分達のプロムに使わせてもらえるよう、トップである葉山を説得する八幡

 しかし彼は、部長会としては生徒会側に付くつもりで、個人としても協力し兼ねると言う。

 どうやら過去に孤立していた雪乃に手を貸したことで、その傷を広げてしまった経験が、彼に中途半端な協力を選ばせないようだ。

さて、恒例のアニメの時間だ。今日の俺ガイルは……八幡葉山を説得するところからだな。

んー、少しでも作戦の成功率を上げる為、彼の協力は得たいところだけど……。ここまで嫌々されちゃったら厳しいわね。

ハァ……ハァ……。女の広がった傷口がその後どうなったのか、詳しく知りたいよなぁ? いつも詳細省きやがって……。

駄目よぉ、マナちゃん。きっとあの子にとっても大きな傷なのよ~。

だが起きたことを正確に話してくれなきゃ、こちらもしてやれることは少ない……。そうだよなぁ?

ええ! それに失敗談を語ることは人の為になるのよ!

聞いてにやにやしたいだけじゃないのか?

それも人の為になるわ。他人の不幸は蜜の味って言うでしょ。

は? 蜂蜜の甘さを舐めるな。ほら! <<ドン☆>>


サクラ印 純粋ハチミツ 1000g

んぐぅー!

どうだ? 他人の不幸を聞くより、遥かに極上の体験だろう?

はい……。

サイト作り


『せめて、もうまちがえたくないと願いながら。』

 三浦海老名の協力を得て、Webサイトに載せる写真の撮影をする八幡

 トップページを飾るのは、夕日の美しい海と、裸足ではしゃぐ女子達の姿――。

 SNSの更新は材木座に任せ、上手くいけば週明けには結果が出るだろうと、八幡は予測する。

海老名、写真撮るの上手いなぁ。

これで波打ち際に死体でも浮かんでれば最高のシチュエーションなんだがな。

嫌な思い出ができそうね……。でもインパクトはあるかもしれないわ!

う~む、思い出作りということなら……、蜂蜜入りのボトルを流すのはどうだ?

誰かに届く頃には賞味期限切れてるだろぉ……。

いや、蜂蜜は賞味期限が切れても食える! 腐らないからな!

それでも海洋投棄は批判が予想されるわね。

リーク

 念には念を入れ、陽乃を呼び出し、プロムのことをリークしてもらえるよう頼み込む八幡

 しかし彼女は、八幡が何故こんなことをしているのかということに興味があるようで、真意を尋ねてくる。

 それに対し、八幡は自己満足だと答えるが、共依存は否定できないと陽乃は言う。

 その言葉を聞き、一緒に来ていた由比ヶ浜は、離れているだけでは何も変わらない、これはちゃんと終わらせる為に必要なことなのだと反論する。

ほんと、ちゃんと終わればいいが。

いつまでも引きずることになるような結末だけは避けなければならん。

何だか話が分からないわぁ。どういうことなの?

由比ヶ浜結衣は、八幡との恋愛と、雪ノ下との友情を両立させようとしている。

これは八幡に気がある雪ノ下に苦痛を強いる形になる。

一方、雪ノ下は、八幡由比ヶ浜に譲り、二人とは距離を置こうと考えている。

こっちはこれまでの関係が大きく崩れ、それぞれ新たな道を歩み出すことになる。

ひ、比企谷はどっちを選ぶのかしら?

深く考える必要は無い。股間に従うだけだ。

――と、クゥちゃんは言っておりますが、貴方は息子としてどう思う?

俺は父ちゃんの性癖の御蔭で生まれた。それを貶すことは俺の存在を穢すことにもなる。だが、それもいい。

どうやら最後の部分でお前とは相容れないようだ。

ラスボスからの呼び出し

 狙い通り、新たなプロムの情報が耳に入ったらしく、また学校に雪ノ下母親が訪れる。

 呼び出された八幡は、少し粗が目立つ、選択肢が増えても根本が解決されていない、などという有り難い意見を貰うが、平塚と共に説得し、最後には自分だけが使える最低最悪の手段――。

 入学初日に交通事故に遭わされた件を持ち出す。

むぅ、そういえばそんなことがあったな。上手いこと使うじゃないか。

あらぁ……マナちゃんに比べたら随分怪我が軽いのねぇ。

そりゃあ俺は傷を負うプロだからなぁ……。

ったく……腕を千切りたきゃ、言ってくれりゃ幾らでも千切ってやったのに……。もう他人の車を使うんじゃねぇぞ。

エヘヘヘヘヘッ!

どうしよう。話を聞く勇気が出ないわ。

ここは引いておけ。

雪ノ下の願い

 保護者の中の反対派は雪ノ下母親が説得してくれることになり、これで問題は解消。

 八幡雪ノ下の勝負は、雪ノ下の修正案が通り、八幡の負けが決定する。

 しかし雪ノ下は、自分の案が通ったのは八幡の御蔭であることをちゃんと理解していた。

 それでも彼女に勝ちを譲った八幡は、雪ノ下のお願いを聞くことになる。

雪ノ下由比ヶ浜さんのお願いを叶えてあげて。

遠回しに由比ヶ浜と付き合えって言ってるぞ。

比企谷君はそれでいいのかしら?

ちょっと待て、由比ヶ浜の願いは雪ノ下との友情も含まれる。そう単純な話ではないぞ。

めんどくせぇな……。次回はあのピンクに着色された髪が赤く染まるまで犯し倒す回でいいだろ。

あの激しい夜を思い出すわねぇ。

いいなァ……、捕食セ〇クス。

マナちゃんも良い子が見つかるといいわねぇ。

第8話終了

 

……………………ん? 終わったか。

ああ、続きが気になるなら次からは自分で観てくれ。では私達はもう行く。

はえーな、オイ。

もっとゆっくりしていってもいいんですよぉ?

いやぁ、もうそろそろ蜘蛛がキツいんで。

コバチさん。次は一体どんな家なの?

シモノグチの家だ。中がラブホみたいになってても私は驚かん。