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アニメ「遊☆戯☆王SEVENS」第２３話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「遊☆戯☆王SEVENS」の第２３話「セツリの先にあるもの」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 「異端のネシオ」「異常性クラスメート編」より――

「超文字（ちょうもんじ） ヒカル１号」「超文字（ちょうもんじ） ヒカル２号」「竜胆（りんどう） うず」「菊池（きくち） 涯（がい）」「億卍（おくまんじ） 解俸（かいほう）」「只乃（やの） 博人（ひろと）」の６人。

22話の感想はこちら

摂理の見本市！ アンダー・グラウンド・ショップ・ヘイブン

　

うわぁ！ ヤバァイ！ アメリカの大統領選挙、あのバイデンが勝ちそうだぞ！

ああ。とりあえずは問題ない。既に織り込み済みだ。　　＜＜カタカタカタカタ＞＞

そうじゃねーよ！ 何だよあの直角グラフ！ 同じ時間帯にどっちも１０万くらい増えてんぞ！

ククク。もしイカサマだとしたら、民主党側も相当焦ったよな。あまりにもお粗末過ぎる。世界にバレてるじゃないか。

私のところに入ってきた情報によると、民主党側の監視員が共和党側の監視員を追い出したそうです！ 開票が見えないように板みたいなもので隠したそうです！ 超不公平です！

これはもう何かやっただろあいつら！ 投票率が１００％超えてるって何だ！？ 死んだ人間が投票してるって何だ！？ ゾンビでもいるのか！？

んん……まぁ、例えバイデンが勝ったとしても、不正があったっていう内部告発者も出てきてるし、最後には負けると思うけどな。どんどん証拠、拡散するぞー。

ふ～ん。だが、その証拠がデマだったらどうする？

いや、デマかもしれないってよく言うけどさ。デマかもしれないっていうのは裏を返せば真実かもしれないってことだろ。

本当か嘘か確かめる為にも拡散してるんだ。多くの人間が目にすれば情報集まるしな。デマって言ってるのがデマなこともある。

確かめられないこともあると思うがな。

うるせーッ！！ 少しは考えてる。だが私はそんなに器用じゃねーんだ！ 許せ！！

フフフフフ……。全く、おかしいったらない。

ヤノさん！ 今日はアニメを超観てる場合では……！

１号君。僕達にできることは限られているよ。慌てず騒がずいこう。

なに、心配しなくても、もうすぐ終わるさ。アメリカの民主党と、それに味方したメディア……及びあの国がね。

そ、そうなのか……？ 私はお前を信じるぞ。

第２３話視聴開始

　洗井（あらい）の言っていた「Ｖ６ ６６番地」に辿り着き、ネイルの牙城があるヘイブンに繋がるセツリの門へ足を踏み入れようとする遊我達。

　彼らは気を引き締めて前へと進む。

　しかし、そこで目の前に現れたのは、自分達を雑に歓迎する立札。

　ルークはネイルの罠だと叫んで遊我達に警戒を促すが、扉が開かれた先には、想像もしなかった光景が広がっていた……。

何これぇ……？

お祭り！？ 左右に屋台が超並んでいます！！

前回テロップに書かれてたセツリカンドッグとか、セツリンゴ飴とか何のことかと思ったけど……、これはまた超酷いセンスだな……。

天才の考えることは分からないね。彼の狙いが気になるところだ。

ヘイブン参道仲見世通り

　ネイルがゴーハからヘイブンを任された時に、趣味でこしらえたというヘイブン参道仲見世通り。

　遊我達は案内人のＡＩに連れられ、セツリのことが全て分かるという参道を進みながら、店を見ていくが、そこには理解できそうもない、おかしなものがいっぱいで……。

で、出ました。セツリンゴ飴です！

ただのリンゴ飴に見えるが……。

私と同じ色でふざけられるのは超ムカツク！

当然、セツリンってドラッグも売ってるんだろうな？

ネイル VS ヘキサゴン

　一方、その頃、カイゾーのオリジナルデータから遊我の行動原理とコードを抽出し、ラッシュデュエルプログラムを再構築――分析を完了させたネイル。

　彼によると、ラッシュデュエルには不可解な箇所があるらしく、それはＡＩでも気付けないもののようだ。

　そこでネイルは遊我のロードに強い興味を抱き、抑えられないほどの衝動に襲われる。

　そんな時だった。彼の元に緊急会議を終えたトップ・オブ・ヘキサゴンの幹部５人が現れ、ネイルをデュエル特別顧問から解任することが決定したと告げる。

　どうやら彼らはネイルの独断と独走に耐えられなくなったようで、彼の持つ権限を自分達のものにしようと企んでいるようだ。

　離反者のミミについても懲戒解雇とする腹積もりらしく、５人はネイルにデュエルを挑む。

　王道 遊我が来る前に魂を練り上げる機会が欲しかったネイルは、丁度良いと、彼らとの戦いを始める。

ネイル「リアルタイムラッシュデュエルプログラミング起動！！」

なっ、何ぃー！？ お前もか！

ぷ……プログラミング……！ まさかここで新たなルールを超追加する気ですか！？

ハハハ！ 面白くなってきたな。どんな行為もセツリの言葉一つで正当化されるとは。

遊我君達にセツリの庭を長く歩かせたのは、解析の時間が欲しかったからのようだね。恐らくあの仲見世通りも時間稼ぎだろう。

ルールを書き換えるって、こいつヤバいだろ！

セツリとは……

　仲見世通りで次々と見せられるセツリに疲れ果てるルーク達。

　ますますセツリのことが分からなくなってしまうが、遊我だけは何か深いものを感じたようで、目を輝かせながらネイルの待つヘイブンへと向かう。

遊我「ワクワクが止まらなくなってきたよ！」

あっ……（察し）

そろそろ遊戯王SEVENSにも、シリアス要素が必要じゃないか？

やめてください！ 遊我さんは超小学生ですよ！？

向こうも小学生だけどね。

ようこそ、我が城ヘイブンへ

　ゴーハの５人を倒し、新たなラッシュデュエル完成させたネイル。

　そうとも知らず、遊我は興奮した様子で彼に勝負が楽しみだと言い、デュエルを始めようとする。

　ネイルはそんな彼に非情にも、残念だと言い、「君と私では勝負にならない」と告げる。

ネイル「見せつけてあげよう。セツリの先にあるものを。」

こりゃネイルさんヘブン状態ですわぁ……。

どうやら、楽しいデュエルにはならなそうだな。

だったら拳で超決闘だ！ 知能が地に落ちるくらい殴ってやる！

超落ち着いてください！ ２号！

ネイルのセツリ

　ネイルの先攻で始まったラッシュデュエル。

　気になる彼の戦術だが、彼は《フェムトロン》《アトロン》《ゼプトロン》《ヨクトロン》という４体のサイバース族と罠カードの効果を使い、手札交換と墓地肥やしを行い続ける。

　罠カード《落とし穴》により、アドバンス召喚したモンスターを破壊された遊我は残りの手札を全て使って《セブンスロード》を出し、ネイルに戦闘ダメージを与えたが、彼の表情は涼しく、動揺はまるで見られない。

おおっ！ あれサイバース族か！ ちゃんと過去を受け継いでるみたいだな！

Ａｉさんは何で復活したのでしょう！？ あの後、あの世界はどうなったのでしょう！？ 私は超気になります！

フフフ、目にしたり、耳にするだけで嫌な記憶が甦ってくるね。

ハハハ！ 記憶に残るなら、それが深い傷でも良いじゃないか。

良くない。今度、博士に頼んで削除してもらおうかしら？

超やめてください！ ちゃんと良い思い出もあります！

セツリのその先

　何故、山は高いのか。何故、海は深いのか。何故、空は青いのか。宇宙の全ては誰が作ったのか。

　その答えはセツリだと言うネイル。

　彼は、それを聞き、絶望の表情を浮かべる遊我の前で、セツリの呪縛を断ち切り飛び立つこともできると話す。

ネイル「何故なら、新たなセツリが誕生したのだから！」

ん？ それ結局、セツリの中にいるままじゃね？

まぁ、彼が言いたいのは、自分達を縛るルール――ラッシュデュエルのルールに変更を加えるってことだよ。

俺はてっきりルールを全無視することだと思ったが。

常識を超越しないでください！

圧倒的敗北

　マキシマムと叫び、ネイルが召喚した３体のモンスター。

　それらが一つとなり、遊我の前に恐ろしいほど巨大な三つ首の竜――《天帝龍樹ユグドラゴ》が姿を現す。

　その強力な効果の前に《セブンスロード》は破壊され、遊我は攻撃力４０００の直接攻撃を受け、ライフを一瞬で削り取られてしまう。

ネイル「マキシマム召喚！」

…………。

なぁ、これどっかで見たことないか？

アニメの《機皇帝》……よりはデュエルマスターズのゴッドリンクが近い感じなのかな？

名前の元ネタは北欧神話のユグドラシルか……。どうやら特定のモンスターが手札に揃った時に呼び出せるようだが、まさかいきなりＥＸデッキを使わない召喚方法が来るとは驚きだ。

サーチカードが無いと揃えるのはだいぶ運が必要になりますが、出せれば超強力ですね！

フン！ あんなソリッドビジョンの見せかけドラゴンにビビる私じゃない！

お前は何を張り合ってるんだ。

第２３話終了


第23話 セツリの先にあるもの

 

いやぁ、マキシマム召喚。大統領選の刺激が強過ぎてこの感動を素直に味わえないのが残念だったね。

大丈夫です！ これくらいの情報量！ 超高性能アンドロイドである私が軽く処理して見せます！

おう、頼むぞ。（丸投げ）

24話の感想はこちら

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