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アニメ「無能なナナ」第8話 感想

今回の内容

アニメ無能なナナ」の第8話能力者VS.無能力者 PART3」の感想です。ややネタバレ注意

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ」「異常性クラスメート編より――

天瞑あまくら 幽鵡かすむ」「本庄ほんじょう 百合ゆり」「落花おちばな 千々莅ちぢり」「清条せいじょう 瑩覼えいら」「子蜂こばち 蜜栄みつは」「芽葺めぶき 詩与しよ」の6人。


第8話 能力者VS.無能力者 PART3

ピンクの悪魔

 

生徒会室 

 

………………。遅い。

来ませんね。シバさん

う~ん、どうしたんだろうな? 電話にも出ないし、何かあったのかも……。

んふふふふ。ほんとだねー、いつも早いのに。腹でも壊して寝込んでるのかなー?

…………。おい、本庄。まさかお前、本当に毒を盛ったんじゃ――

馬鹿馬鹿しい。毒盛られたくらいで死ぬか。あいつが。

ええ。仮に本庄さんが何を盛ろうと、振り回そうと、死に馬に鍼を刺すようなもの。きっと何かの用事でしょう。

で、どうなのですか? 本庄さん

え? 私は何もしてませんよ?

おい、コバチ。お前の能力で洗脳すれば自白させられるだろ。やれ。

ふざけんな。檻の中に入ったら蜂蜜が食えなくなるだろ。

はぁ。なら、私がやりますか……。

ん? それは……蝶?

能力を使いました。シバさんが何処にいようと、すぐに見つけられると思います。

第8話視聴開始

 ユウカの死体を海に捨て、始末したナナ

 彼女は次に凄まじい腐乱臭を放つシンジの死体や、森の中の大量のゾンビの処理について考える。

 ユウカを生かし、死体の記憶について、問い質すべきだったか……?

ナナ馬鹿な。私は使命を全うすればいい。

やっぱり気になるよな。島で過去に起きたこと……。委員会を疑いたくない気持ちは分かるが……。

心の中で2人のナナさんが戦い始めている、そんな感じがしますね。

本来のナナちゃんって絶対優しいよね。猫を助けてあげたり、善人だったら見逃そうと考えたり。

しかし、今更間違いだったと気付いても、取り返しがつかないがな。

ふん、情けねぇ。あたしは何人殺そうが罪悪感なんて感じねーぞ。

アリバイ工作

 自分と関わった人間が次々に消えている状況で、疑う者が現れない筈はない。

 ナナキョウヤの疑惑をかわすべく、能力の為、森にヘビを獲りに来ていた羽生はぶ キララを殺害し、その相方である瞬間移動能力者――高梨たかなし カオリ殺害の罪を彼女に着せようとする。

羽生の能力は唾液を毒に変える。カラーコンタクトの保存液に毒を混入しておけば……まぁ、羽生の仕業と考えるのが自然か。

キョウヤ以外なら騙せそうだ。

う~ん、そろそろ犯人特定できないと、キョウヤにも厳しい評価を下さざるを得ないぞ。

死体焼却

 ユウカを死なせてしまったと告白し、キョウヤモグオセイヤミチルの4人をシンジの死体があるまで案内するナナ

 彼女はユウカが本当のネクロマンサーで、シンジを殺していたこと秘密を暴いたことで彼女に追い回されたことシンジの魂の声を伝えたら、崖から飛び降り、自ら命を絶ってしまったことなど、都合良く脚色した内容をキョウヤ達に伝え、沢山ある死体の処分をモグオに任せる

 しかし、死体が燃やされている間、キョウヤナナから目を離すことはなかった。

ナナ私をマークするつもりか。

今度は心の弱みにつけ込み、体を乗っ取る人類の敵ですか……。一応、教科書には書かれているようですが……ユウカさんは操られていた可能性があると。

う~ん……、ナナ以外に人類の敵を見たというか、存在を察知した奴がいないからな。俺だったら警戒する。

死神ナナ

 ナナを少しも疑わないモグオ達に対し、ツネキチが死んだ時ユウカが死んだ時柊は何処にいた?と疑問を投げかけるキョウヤ

 誰かが死ぬ時いつも柊の所在は不明――。

 それはあまりにも疑わしい事実であった。

 しかし、全員が息を呑んだその時、女子生徒の悲鳴が響き渡る。

ここでカオリが死んだか。死因が毒だとバレなければ、アリバイは成立だが……。

ふふふ、キョウヤさんは青酸カリを幾らでもペロペロできる人ですよ。

ああ、不老不死だからな。多分、毒でも死なないだろ。

ペロ……これは……!

 高梨 カオリ自室死亡死後硬直がまだであることから、死後2時間以内

 片目を押さえた状態で死んでいるのを見て、キョウヤはすぐにカラーコンタクトの保存液に目をつける。

 彼はそれを舐め、毒で激しく苦しむが、やはり死ぬことはなく高梨が殺されたと確信し、学校に登校しなかったナナを怪しむ。

 しかし、高梨喧嘩中だった羽生がやった可能性も、勿論ある。

ナナか、羽生か……。ここまで絞れれば……。

う~む、どうだろうな。羽生はもう見つからないだろうし、厳しいと思うが。

痛恨のミス

 疲労の所為か、カオリの部屋の窓の立てつけが悪いと知っていたかのような行動を取ってしまい、キョウヤ部屋に入ったことがあるのではないかと疑われ、己のミスを恥じるナナ

 彼女は無限の体力と精神力で自分を追い詰めてくるキョウヤに、恐怖を覚える。

無能なナナちゃんキター!!

決め手にはならないけど、疑う材料の一つにはなるか。

つーか、早く身体検査しろよ。何か出てくるだろ。毒針とか。

追求開始

 高梨 カオリの携帯最後のメッセージが届いた時間15:04

 これは既に自分達が山に入っていた時間。つまり、ナナは犯人じゃないと必死に言い張るミチル

 しかし、キョウヤは、やはり柊が犯人だと言って譲らない。

 彼は集まってきたクラスメート達の前で、リーダーの正体を暴こうと、犯行手順の説明を始める。

キョウヤさん。今回はかなり自信があるようですね。

ああ、この様子なら遂に決着かも……。

チェックメイト

 羽生の死体は山にあった死体の中に混ぜられていた為、既にモグオが燃やしていると推理するキョウヤ

 彼はナナ毒殺を確実なものとする為に、高梨に和解を促すメッセージを送ったことまで見抜いており、今も羽生の携帯を持っている筈だと、ナナに詰め寄る。

 ずっと目を離さなかった。処分の暇は無かった筈だ。

 完璧な推理に、何も言い返すことができなくなるナナ

 ミチルが止めようと叫ぶ中、遂にキョウヤの手により、彼女の身体検査が行われる……!

あーん! ナナちゃんの身体検査! 私もやりたい!

やめろ。何処をまさぐるつもりだ?

ふぅ……これでナナさんの犯行が証明されれば良いのですが……。

ここから逆転される可能性があるとしたら何が考えられる?

割と簡単じゃねーの? 要はメッセージの送信ボタンを押せればいいんだろ? それだけなら遠隔でできる。タッチパネルは指だけに反応する訳じゃないからな。

携帯電話はナナさんのポケットに無いと?

じゃねーの? まぁ、羽生の携帯が森の中に隠されてるなら、高梨の携帯とかから電話かければ見つけられると思うがな。その辺も対策してるなら感心だが。

第8話終了

 

さぁ、最後はメブキちゃんだよ。エイラちゃん異能を教えて!

私の能力は書いた小説の内容を現実にする《感応小説》です。

ただし、登場人物の名前を全て実在の人物の名前にしなければならないなど、リアリティが無ければ成功しませんが。

う~ん、それも一種の洗脳な気がするが、禁止されたりしないのか?

証明がかなり難しい能力ですからね。人間を完璧にコントロールする力もないので、危険性は低いと判断されています。

私はメブキちゃんに操られたいなぁ……。