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アニメ「遊☆戯☆王SEVENS」第２６話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「遊☆戯☆王SEVENS」の第２６話「マキシマムデュエル！」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 「異端のネシオ」「異常性クラスメート編」より――

「超文字（ちょうもんじ） ヒカル１号」「超文字（ちょうもんじ） ヒカル２号」「竜胆（りんどう） うず」「只乃（やの） 博人（ひろと）」「盤上（ばんじょう） 試練（しれん）」「菊池（きくち） 涯（がい）」の６人。

25話の感想はこちら

超巨大決戦！ マキシマム・オーバー・ドライブ

　

さぁ、かっ飛ばせ！ 《超熱血球児》で攻撃！


【シングルカード】遊戯王　超熱血球児　ＳＤ３-ＪＰ００９ ノーマル

熱いなぁ……。ククク。その勢いに付き合ってやりたいが、生憎、俺は不器用でな。

この瞬間、《イリーガル・ソルジャー》の効果発動。このカードが攻撃対象になった時、ダメージステップ終了時まで手札の《イリーガル》モンスター１体と入れ替わることができる。

何っ！？

俺は場の《イリーガル・ソルジャー》と、手札の《イリーガル・ファイター》を入れ替える。

だが、それでも攻撃力はこっちが上だぜ！

《イリーガル・ファイター》の効果。このカードと戦闘を行うモンスターの攻撃力・守備力は元々の数値となる。

更に手札の《イリーガル・フィクサー》の効果。１ターンに１度、《イリーガル》モンスターが戦闘を行うダメージ計算時に、手札のこのカードを相手に見せることで、《イリーガル》モンスターの攻撃力を１０００アップする。

なっ！ くそっ、返り討ちか。

まーた、オリカ使ってるのかよ。

今日の午後から大会だっていうのに、余裕あるね。

ウォームアップだよ。ウォームアップ。お前らもやったらどうだ？

ムムム！ 遊我さんも皆さんも超ずるいです！ 私だって自分の考えたカードで戦いたいです！

そうだなぁ。遊戯王の可能性を追求できるかもしれない。お前達が望むなら、オリカ大会を主催してやってもいいぞ？

ほぅ。そういうことなら圧倒的カードパワーで跪かせてやろう。私の《レヴォルアーミー》が相手だ！

用意してて草。

第２６話視聴開始

　マキシマム召喚を成功させ、《超魔機神マグナム・オーバーロード》を呼び出した遊我。

　これで対等だと言うルークに対し、ネイルの執事であるセバスチャンは攻撃力の差に突っ込み、力の差は歴然だと言い返す。

　だが、断ずるのは早計。

　遊我は１つ目のマキシマム効果「リフレクションチャージ」を発動させ、《オーバーロード》の攻撃力を《ユグドラゴ》のレベル×２００アップさせる。

遊我「ブレイブインパクトスラッシュ！」

《ユグドラゴ》のレベルは１０！ 攻撃力は２０００アップして、５５００です！

やはり主人公らしい、脳筋効果……。

おお、いいぞ！やっぱ火力はどんどん上げていかないとな！

ククク。さて、ネイルの伏せたカードは何かな？

激動のデュエル

　《オーバーロード》の強力な一撃を受け、ライフを削られるネイルだが、彼は罠カード《不条理の解放（アブサード・ディスチャージ）》を発動させ、《ユグドラゴ》を戦闘による破壊から守り、受けたダメージと同じダメージを遊我に与える。

　更に追加でモンスターを破壊する効果は《オーバーロード》の耐性により弾かれたものの、マキシマムモンスターの攻撃を凌ぎ切ったネイルは、平静な態度を崩さず自分のターンを開始。

　サイバース最強の魔法カード《対生成》により、攻撃力を強化した《ユグドラゴ》で反撃の炎を放つ。

《ユグドラゴ》も攻撃力を上げてきました！

それはいいんだが、サイバース最強魔法って？

《対生成》が最強？ 嘘を吐くな。見ろ、この《サイバネット・マイニング》を。


遊戯王 / サイバネット・マイニング（ウルトラ）/ DANE-JP051 / DARK NEOSTORM（ダーク・ネオストーム）

まぁ、カードプールが違う世界だし、ネイル君も少し熱くなってるようだ。誇張したくなるのも無理はないよ。

ユグドラゴ VS セブンスロード

　罠カード《緊急帰還》で《オーバーロード》を手札に戻し、《ユグドラゴ》の攻撃を無効にする遊我。

　またしても攻撃を凌がれたネイルだが、彼は罠カード《パラダイムシフト》を使い、遊我の手札を入れ替え、《オーバーロード》のパーツをデッキに眠らせる作戦に出る。

　カードがバラバラになり、動揺するロミンと学人だが、ルークだけは強気な姿勢を崩さず、「攻撃こそ最大の防御」と言って、あらゆる手段を使って倒すべきだと遊我に伝える。

　仲間の応援を受けた遊我は、場に《セブンスロード・ウィッチ》と《マジシャン》を並べ、《ロード・マジック―ダイアストロフィズム》によって《ユグドラゴ》の攻撃力を大幅にダウンさせる！

《フルメテオ・インパクト》の攻撃力、２５００分ダウンして１５００。下級モンスターレベルにまで下がったな。

２体の攻撃が通れば勝ちだけど、ネイル君の場には伏せカードが２枚もある。

またさっきのような罠だったら超大変です！

首の皮一枚

　《セブンスロード》の攻撃が放たれるが、ネイルは罠カード《不条理の虚孔（アブサード・チャージホール）》により、《ユグドラゴ》の戦闘破壊を無効にし、受けたダメージの倍、ライフを回復。

　彼は自分のターンで再び《ユグドラゴ》の効果を発動させ、《セブンスロード・マジシャン》を破壊し、残る《ウィッチ》に攻撃宣言するが、遊我は負けじと罠カード《マジカル・スイッチ》で墓地の《セブンスロード・マジシャン》と《ウィッチ》を交代させ、ライフ１００でギリギリ持ちこたえる。

　後が無くなった遊我に対し、ネイルは《ユグドラゴ》に勝つことは不可能であり、このデュエルにより遊我達のアカウントが消滅し、広める者がいなくなれば、勢いは衰え、ラッシュデュエルはじきに淘汰されると言う。

やれやれ、勝利宣言が早いね。

煽りはノーコストで、いつでもできるからな。相手の心を折るのも、戦いに勝つ為の手段の一つだ。ただ、周囲からどう見られるかをよく考えた方がいいがな。

イキり過ぎなんだよなぁ……。

遊我の仲間

　遊我のデュエルを見て、口々に自分は「遊我の仲間だ」と叫び出す街の小学生達。

　その輪は一気に広がっていき、なんと全体の77.7%がゴーハのシステムに「遊我の仲間」と見なされ、同じペナルティを受けるに至った。

　セバスチャンはその数字に動揺するが、ネイルは気にすることはないと彼らの思いをバッサリ切り捨てる。

　しかし遊我は、多くの仲間の思いに応える為、諦めず戦い続けることを決める。

俺も勿論、遊我の仲間だぜ！

私も超仲間ですよ！

僕も乗らせてもらうとしよう。これまでにない新たな可能性。これほど心惹かれるものは他にない。

じゃ、じゃあワイも。

うるさい！ 私は人間の仲間になどならないぞ！

ククク。では俺は、22.3%に付いてバランスを取るとしよう。

再合体へ

　《ミスティック・ディーラー》、《リカバリー・フォース》、《ネクメイド・ナナ》、《サイレント・ラーニング》の効果で、次々にカードをドローし、《オーバーロード》のパーツを揃える遊我。

　２枚目の《パラダイムシフト》で再びデッキに戻されても、ドローソースは尽きず、遂に《オーバーロード》をもう１度場に呼び出すことに成功する！

　真のデュエリストは、どんな状況に陥っても、カードを引き寄せるのだ！

２回も戻されたのに揃えるって凄過ぎるだろ……！

こんなこと実際に起きたら、キレるわ。

それより、途中に出てきたあれは何だ？ 《ネクメイド・ナナ》？ 無能なナナとコラボでもしたのか？

ああ、そういえば、制作会社が同じだったね。

異質なカードだと思ったら、そういうことか。

最後にして最大

　罠カード《対消滅》により、相打ちを狙うネイルだが、遊我はここで《オーバーロード》の３つ目の効果を使用する。

　それは自分のライフが相手より少ない場合、自分と相手のライフの差分、攻撃力を上昇させるというものだった……！

　これにより、《オーバーロード》の攻撃力は９４００となり、《対消滅》が使われる前にネイルのライフを削り取ることが可能！

ネイル「どうやら彼のロードは、私のセツリより遥か先を行っていたらしい……。」

どんなピンチからも逆転できる。まさにラッシュデュエルのコンセプトを体現した効果だね。

作り手の思いが超詰まったカードのぶつかり合い！ いよいよクライマックスです！

新たな世界の扉は開かれた

　《オーバーロード》の剣が《ユグドラゴ》とゴーハ社を斬り裂き、デュエルは決着となる。

　敗北したネイルは、約束通り遊我達にカイゾーのオリジナルデータを返し、自分も同じ条件で戦っていたことを明かす。

　彼のディスクのペナルティは６となり、アカウントは停止。

　最後に彼は、遊我達の御蔭で新しい世界を見ることができたと礼を言い、ラッシュデュエルには大きな可能性があると告げる。

　しかし、ラッシュデュエルとそれを潰そうと活動する者達の戦いは、まだまだ終わらないようで……。

？？？「ラッシュデュエルなど、我らが必ず叩き潰す。」

またかぁ！

なっ、何だあのシルエットは！？ 女か！？

そういえば新キャラの情報が発表されていたね。これだ。

う～ん、ネイルの熱い手のひら返しも気になるが、こいつらも気になる。

第２６話終了


第26話 マキシマムデュエル！

 

いやぁ、しかし、デュエルは久々に満足感と高揚感が凄い。まさかここまで激しい攻防が繰り広げられるとは……。

ネイルさんも天才の名に恥じない戦いぶりでした！

次回は……またアホな回に戻るようだな。

緩急があっていいじゃねーか！ 毎週楽しみだぜ！

27話の感想はこちら

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