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アニメ「無能なナナ」第10話 感想

今回の内容

アニメ無能なナナ」の第10話見えざる刃」の感想です。ややネタバレ注意

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ」「異常性クラスメート編より――

天瞑あまくら 幽鵡かすむ」「本庄ほんじょう 百合ゆり」「清条せいじょう 瑩覼えいら」「子蜂こばち 蜜栄みつは」「芽葺めぶき 詩与しよ」「永演えいえん 宏彦ひろひこ」の6人

本当の姿

 

生徒会室 

 

《ガララ――》 清条シバオチバナが消えた理由が分かったぞ!

! 本当ですか……!?

ああ。犯人はこいつだ。

あはは……。

その方は?

ウチのクラスの生徒だ。こいつは一度見たことのある生物になら何でも変身できる能力を持っていてな――

話を聞いたところ、シバの依頼で、最初っから入れ替わってアニメ感想に参加していたらしい。

さ、最初から……!? 1話からということですか……。

いや、俺達もマジで本物と区別がつかなかった……。エイエンの演技力、凄いからな。

で、では……オチバナさんが消えたのは?

まぁ、流石というか……。途中で入れ替わりがバレちゃってね。脅されて仕方なく指示に従ったんだ。次の回だけ自分のフリをしろって。

うむ。何処へ行ったのかまでは分からないらしいが、とにかく、2人が失踪したのはだいぶ前だ。簡単には見つからないだろう。

……。オチバナさんシバさんの居場所に心当たりがあったのでしょうか……。

もう! びっくりしたじゃん! ややこしいことしないでよ!

いや、まぁ……これが初めてじゃないんだけどね。今までも何度か、忙しいから代わりにアニメ感想に出てくれって色んな人から頼まれて……。

ええっ!? じゃ、じゃあ、まさかプリコネの時も!?

あー……言わなきゃ駄目かな?

いやぁぁっ! 聞きたくない!!

まぁ……、ユリさんの心にしっかりダメージが……。やりますね、シバさん

何処まで計算尽くなんだ……。

第10話視聴開始


第10話 見えざる刃

 これまでに出会ったどの能力者よりも、数段上の力を持つ

 ナナは彼から通話相手について尋ねられるが、怖気づくことはなく、落ち着いて変身能力の制約を探っていく。

 本当に何にでも変身できるのなら、自分が無能力者であることも、委員会の存在を知ることも容易い筈なのだ。

ナナさんに変身できない? 能力の制約は、自分の存在を認識している相手には変身できない……。とかでしょうか?

いや、それなら会う前に変身しておけばよかった話だろう?

無能力者には変身できない……。いや、動物には変身できているし……違うか。

ううん。可能性はあると思うよ。人間は能力者のみ、それ以外は自由ってね。

有り得るが、何故、そんな制約が……。

クレイジーファイア

 隙を突いて海岸の洞窟から逃げ出したナナだが、モグオに変身し、後を追ってきたに炎をぶつけられ、大怪我を負ってしまう。

 近付いてきたは、助けを求めた方がいいのではないか?と、携帯を差し出してくるが、それでもナナは従わず、彼の能力の弱点を暴こうとする。

 相手を殺してしまっても、ユウカの能力があれば記憶を引き出せる筈だ。

 そう言ってくるナナに感心したは、信頼関係を築きたいと言って、まずは家族構成から尋ねる。

 ナナはひとまず生き抜く為、父と母、そして自分が物心つく前に家を出た年の離れた兄がいたことを彼に明かす。そして両親が人類の敵に殺されたことも……。

な……ナナちゃん……。

父は能力者関連の庶務を扱う省庁に務めていた、か。何らかの秘密を知って消された可能性があるな。

まぁ、そう考えたくなるよな。

いなくなったお兄さんのことも気になりますね。

能力者だったのかもしれません。

橘の忠告

 話を聞いたは、信頼の証だと言って、意識を失いそうなナナに対し、一つアドバイスをする。

 島に集められた能力者は、ほとんどが失敗や挫折を味わわずに育った自惚れの強い子ども達、そこで死体が出たりすると、おかしな子が増えてくると……。

殺人鬼は君だけではないかもしれない。

そんな奴がいるのか……。

流石、血みどろのサイキックウォーを生き残った人間。言葉の重みが違う。

5年前の悪夢の再来、という訳ですか……。

献身

 翌朝、部屋のベッドで目を覚ましたナナは、すぐ傍にいたミチルに話しかけられ、橘に部屋の前まで運ばれたことと、彼女に治療されたことを知る。

 とりあえず、ミチルの偽物を追って返り討ちに遭ったことにしたナナは、ミチル人類の敵が怖くないのかと聞かれた為、彼女にも、両親が人類の敵に殺されてしまったことを明かす。

 これで一人で先走っても仕方がないと、周囲に思わせることができるだろう。

あっ、あれだけの傷が治ってるってことは、ミチルちゃん、夜中にナナちゃんの肢体を余すことなく舐め回して……!

想像するだけで心温まりますね。

うん、彼女には僕と近いものを感じるよ。誰かの為に、自分の身を犠牲にしてでも何かをしてあげたいと思う気持ち……。僕は自分の能力を、夢に向かって努力する素晴らしい人達の為に使いたいと思っているんだ。

ほっ、ほどほどにしてね。

う~む……、それにしてもミチルの話を信じられなくなるほどに天使だ。一体過去にどんな経験を……。

悪夢の日

 後片付けができない悪癖に加え、夜中にこっそり家を抜け出し、近くのコンビニまで漫画雑誌を買いに行く習慣があったというナナ

 彼女は両親が殺された晩も、窓から出入りしており、鍵を閉めるのを忘れていた

 それで警察から強盗が侵入したのは子ども部屋の窓だという話を聞いたナナは、それ以来、両親が殺されたのは、自分のせいだと思うようになったのだ。

 話を聞いたミチルは、顔を暗くし、深く考え込む。

生首ってどう考えてもやり過ぎだよな……。本当に強盗か?

ええ、まるで見せしめのようです。

ナナを見逃したのもおかしいよな? 子ども部屋を通ったなら、当然見ている筈だろう?

だって眠ってるロリナナちゃんを見たら、守りたいこの寝顔、ってなるじゃん?

私はこの事件、政府の犯罪と見るぞ。この蜂蜜を賭けてもいい。

見えざる刃

 朝、血相を変えてナナミチルを呼び出しに来たキョウヤ

 彼に連れられ、男子寮まで行くと、そこには既に何人かの生徒が集まっており、彼らの視線の先に背中を刺されて亡くなっている男子生徒の姿があった。

 また新たな被害者が出たのか……。

 しかし、今度の犯行は自分ではない

ナナ私以外に殺人犯がいるというのか……?

さて、の忠告通り、ナナ以外の殺人鬼が現れたようだな……。

糸目の女の子可愛い!

公式サイトによると、名前は空野そらの フウコ空気で物を切り裂くことのできる能力者で、殺された石井君の彼女ですね。

見えざる刃か……。これは……怪し過ぎて、逆に怪しくないパターンだな。

だけど、恋人が殺された割には、妙に落ち着いてるよね。

慌てるな。動揺はこれからかもしれん。

第10話終了

 

さて、僕の能力を一応説明しておくと、他人に変身する《生き写し》。

写真や映像でも、一度見たことさえあれば亡くなった人の姿にもなれるんだけど、異能まではコピーできないんだ。

それでもほんと話してるだけじゃ分からないんだよなぁ……。本人しか知らないようなことを質問しても何故か普通に答えてくるし……。

ああ、記憶もコピーできるからね。引き出せるのは必要な時に限るけど。

うっそ!

全ては魂のこもった演技の為だよ。

善意が怖い。