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アニメ「SCARLET NEXUS」第1話 感想

今回の内容

アニメSCARLET NEXUS」の第1話「緋色の超脳力の感想です。ネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ』『ケロタンより――

ネシオ」「ミスティ」「ケロタン」「アグニス人。

ブレインパンク・ダイブ

 

ミスティ! 今日は久々にアニメを観るぞ!

7月……。そう言えば、新しいアニメが始まる時期ですね。何か面白そうなもの見つけたんですか?

俺が探してきたんだぞ! 今回観るのは、バンナムの新星「SCARLET NEXUS」だ!

ああ、これか……。見るからにコケそうだったから、選択肢から外していたんだが……。

おいぃ! そんなこと言うなよ! ちゃんと面白いんだからな!!

えっと……何か根拠があるんですか?

ゲームはどうだったんだ?

良作ってところだな。暗い世界観での王道ストーリー。二番煎じな部分もあるが、壮大で感動的なシナリオが楽しめるぞ!

やはり思った通りか。こういうのは目の肥えていない若者向けだろう。大丈夫なのか?

いやいやいや、あくまで過去の作品に似た要素が多いってだけで……。

具体的には?

えっと……、まどマギとか、テイルズとか、ゴッドイーターとか……。

HAHAHA! ケロタン。始まる前にネタをバラすな。

大丈夫だって! 混ざり合ったら最早別物だろ! 元を超えてるまであるぞ!

そうか……。そこまで言われては、興味を抱かんこともない。観てみるか……。

第1話視聴開始


第1話 緋色の超脳力

 緋色の守護者――スカーレットガーディアン

 それは突如世界に現れた脅威――怪異と戦う為の、選び抜かれた超脳力者によって構成された特殊部隊

 今、幾多の厳しい訓練を乗り越えた二人の若者が、新人怪伐軍として、入隊を控えていた。

 彼らは入隊式開始までの間、模擬戦で互いの力を確かめ合う。

キャラの紹介をするぜ! 黒髪に赤いメッシュが入ったクールな兄ちゃんが、この物語の主人公であるユイト・スメラギ。茶髪の方は、親友のナギ・カーマンだ。

ふむ……ユイトの超脳力は「念力」、ナギは「空気操作」か……。この世界では強いのか?

う、う~ん……。環境によって変わるからなぁ……。一概には言えない。

少なくとも私よりは強いと思いますよ。私は全然戦闘向きじゃないので。

HAHAHA! 謙遜するなミスティ。お前はスーパーメイドだろう? その気になれば怪伐軍にだって入れる筈だ。

え? 何かブギーポップの時と同じ嫌な予感が……。

スター候補

 入隊式の時間が近付き、急いでその場から移動を始めるユイトナギ

 彼らはその途中、街頭モニターに流れるニュースを目にする。

 今は何処も入隊式に関する話題で持ち切り。

 ユイト建国の祖の家系であるスメラギ家の当主の息子ということで、多くの期待を寄せられている様子。

 しかし、超脳力の適性が低いという事実から、実力を疑問視する声もあるようだ。

適性が低い、か……。成程、お前が気に入る訳だ。

え? ど、どういう意味だよ? 確かに俺は魔法適性オール0だが……。ユイトは低い程度で済んでるんだからまだマシだろ。

世の中、「無能な働き者」という言葉があってだな。集団に不利益を……。

あー、でもほら、こういうのって、実はとんでもない潜在能力を秘めてたりするんじゃないですか?

フフフ、その期待だけで、既に俺はユイトを好きになっているぞ。

ありがとうネシオ。王道は裏切らない! 皆もユイトを応援してくれ!

七剣星

 入隊式の会場に向かう途中、怪異の出現を知らせる警報が鳴り、周囲を警戒するユイトナギ

 すると街頭モニターには、怪異と対峙する七剣星セプテントリオン)のカレン・トラヴァースフブキ・スプリングの姿が映し出される。

 二人の圧倒的な実力、そして恐ろしい怪異の姿を目にし、ユイトナギは勇み立つ。

セプテントリオンってのは、怪伐軍の実力者って理解でいいぜ。とにかくメチャ強だ。

超脳力は、フブキか「冷却で……。カレンは「ブレインイーター」? どういう意味だ。

脳を喰らう者……。他者の脳力のコピーとかでしょうか?

流石、我がメイド、いい勘をしている。

あはは……で、合ってるんでしょうか?

うーん、ここはネタバレしないでおく。

ユイトとカサネ

 入隊式にて、ユイトの兄にして、怪伐軍の本部長であるカイト・スメラギから訓示を受ける新人隊員達

 そこでユイトは、過去に自分を怪異から救ってくれた女性と瓜二つの女の子がいることに気付く。

 式が終わった後にナギと彼女の情報を調べると、名前はカサネ・ランドール幼い頃、両親を怪異に殺され、ランドール家に引き取られたらしい。

ゲームでは確か、ユイトカサネの二人が主人公だったな。

ああ。ユイトカサネ編に分かれてる。終盤は一本になるが、どちらもやると、より物語の理解が深まるぜ。

で、5歳のユイトをどうやったらカサネさんが助けられるんですか?

まぁ、ネタはこいつの御蔭で既に割れている。まどマギであったようなタイムリープだろう。

ち、違うかもしれないぜ?

セト小隊

 ユイトナギが配属されたのは、七剣星の一人にして、放電の脳力を持つセト・ナルカミ部隊

 ユイト幼馴染であるハナビ・イチジョウも同じ隊の配属となり、現役メンバーとしては、透視脳力を持ったツグミ・ナザール透明化脳力を持ったカゲロウ・ダンが所属している。

 彼らは今後、ストラグルアームズシステムStruggle Arms System)――SASによって超脳力を共有しながら戦うことになる。

このシステムが熱いんだよ。簡単に言うと、俺が一時的にアグランネシオの能力を使えるようになるってことなんだぜ?

え? 凄い便利なシステムじゃないですか……!

何か不愉快だな、それは。

HAHAHA! 俺は幾らでも貸すぞ? 扱えるかどうかは分からないがな。

初陣

 メンバー自己紹介が終わったところで、緊急事態発生怪異が再び発生するとのことで、ユイトは就任早々、現場に急行することとなる。

 精神感応――テレパシーの脳力を持つワタル・フレイザーのサポートを受けながら、ポイントを目指すセト隊

 いよいよ怪異との直接対決

 ユイトナギは気持ちを昂らせる――が、彼らは志願組である為、入隊初日は後方待機

 今回は他の隊員の戦闘を見学するのみとなる。

くっそぉ……。こんなにも血が騒いでいるのに戦えないなんて……。

まぁ……、仕方あるまい。挨拶が終わったばかりでこれだからな。

説明を受けたばかりですし、戦闘に参加しても、恐らく上手に連携できないでしょうね。

しかし、弾けるチャンスでもある。男なら初日から命令無視の1つや2つ――

除隊待ったなしだな。

命令無視

 映像を見ていたユイトナギは、近くに女の子が取り残されていることに気付く。

 ワタル援護を待つよう二人に言うが、間に合わなかったらどうすると言い、ユイトナギと共に彼女の元に向かう。

 案の定、目の前に怪異が現れ、襲われるが、二人は脳力で何とか敵の動きを鈍らせ、怯える女の子を救い出す。

この展開……、確かに王道ですね。

俺も思い出すぜ。逃げ遅れた一般市民を暴走する巨大ロボットから救ったあの時を。

お前、やっぱりユイトと自分を重ねてるな。

ふふ……面白い。そして少しでも自分と違う部分を見つけると、突き放されたような、裏切られたような悲しい気分になるんだ。そこまで読めたぞ。

うわああ! 脳が震えるぅぅぅぅ!

勲章もの?

 途中、未来予知の脳力を持つナオミと、ユイトと同じ念力の脳力を持つカサネの助けもあり、怪異から女の子を守り切ることができたユイト

 早速、マスコミ取材ドローンが彼の前に現れるが、キョウカ隊アラシがそれを引き付け、七剣星の一人であるルカユイトを瞬間移動させる。

 これで作戦は無事成功――。

 しかし、隊員に二名の犠牲者が出たという知らせを聞き、ユイトは顔を曇らせる。素直には喜べない結果だ。

未来予知者がいても、カバーし切れんか。

これはどう考えるべきなんでしょう? 女の子を切り捨てていれば、二人の隊員は助かったのか……。

いや、でもぶっちゃけあの程度の怪異に勝てない連中は、今後の戦いで生き残れるとは思えないしなぁ……。

HAHAHA! 彼らの脳力は何だったのだろうな。

緋色の運命が動き出す……

ユイトこの時の俺達は、知らないことが多過ぎた。

    災害みたいなものだと思っていた、怪異のこと。

    そして、怪異に脅かされている日常の裏に、途轍もない陰謀が渦巻いていること。

    何より、俺が一番知らなかったのは、俺自身のことだったんだ。

成程……。このモノローグから色々と想像できるな。

ふふふ、今後どんな展開が待ち受けているか分かるか?

まずナオミはオープニングで仲間外れにされている時点で死にそうだ。

陰謀ですか……。怪異って、もしかして人工的に作られてます?

となると……ふふ、主人公達が組織に反旗を翻す展開もありそうだ。

Oh……皆さん、未来予知をお持ちのようで……。

だが、幾ら予想できたところで、もっと衝撃的な展開が待ってるから、期待していいぜ。

第1話終了

さて、スカーレットネクサスを応援する為に、ここにゲームの情報を置いておく。なんと、アニメを観ることで達成できるクエストがあるのだ!

連動クエストか。メディアミックスならではだな。

13個の極秘データファイルですか……、つまり、スカーレットネクサスのアニメは、全13話ということですね?

いつものボリュームだな。ゲームをやったケロタンとしては、この長さはどうだ?

まぁ、テンポ良く進めれば行けんじゃね? キャラストはやらないと思うし。

気合いの入ったメディアミックスの割には、アニメの作画のクオリティが平凡。つまり、内容で勝負ということだ。期待させてもらおう。