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アニメ「SCARLET NEXUS」第２話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「SCARLET NEXUS」の第２話「スカーレットガーディアン」の感想です。ネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』『ケロタン』より――

「ネシオ」「ミスティ」「ケロタン」「アグニス」の４人。

1話の感想はこちら

セカンドブレイン

　

さぁ、第２話の放送日が来た！ 今日はスカーレットネクサスの世界をまだよく理解し切れてないお前らの為に、色々資料を持ってきたぞ。これを読め！

スカーレットガーディアン……。怪伐軍よりも美しい響きだ。俺はこっちの呼び名の方が好きだぞ。

俺もそう思うぜ。カッコいいよな！

でも、マスコミはやっぱり嫌ですね。命懸けで戦っている人達を見世者にしてるみたいで。

いや、必要なことだ。志願兵という駒が増えるからな。国民をある程度洗脳しなければやっていけんだろう。

おお。流石、戦争経験者のアグランは言うことが違うぜ。

個人的には好きではないがな。無能のやり方だ。

あれ？ あの、ケロタンさん。この資料……、ここに人口の約９９．９％が脳力を持って生まれてくるって書かれてますよね？ 稀に無脳力者も生まれるということですか？

『ブレイクブレイド』の主人公みたいにな。まぁ、それはあんまり気にしなくていいぜ。

………いや、覚えておこう。

なっ、何だよ。別に何もないんだからな。

第２話視聴開始

　憧れの怪伐軍に入隊し、そこで過去に自分を怪異から救ってくれた女性と瓜二つの女の子――カサネ・ランドールと出会ったユイト。

　一方、そのカサネは、「赤い糸――レッドストリングスから手を離さないで」という女性の声を夢の中で聞いていた。

　これらは一体何を示しているのだろうか……。

今後カサネさんが過去に向かう展開があるとして、彼女が見ている夢は何なんでしょう？

ふっふっふ、お前らに分かるかな？

赤い糸をわざわざレッドストリングスと言い直しているのが気になる。専門用語かもしれない。

成程な。では何処かで調べれば出てくるのだろうか？

とにかく物語の鍵を握るすげーもんだから覚えておいてくれよな！

怪伐軍の年齢って……

　怪伐軍の隊員は、老衰による脳力の低下を防ぐ為、成長抑制を受けている。

　その為、見た目が幼くとも、中身はずっと年上だったりすることが往々にしてあるのだ。

　ユイトはそれが原因なのではと考えるが、カサネもナオミも、自分達と同じ新人で１６歳なのは間違いないと、ナギに否定されてしまう。

成長抑制……。そんなことができるとはな。一体どんな技術だ？

矮化剤（わいかざい）って言って、脳の成長を遅らせる薬があるんだよ。

矮化剤？ それは確か……。

HAHAHA！ ペドフィリアが群がりそうだな。

それ別に犯罪者じゃなくても欲しいと思うんですが、そんなものどうやって作ってるんです？

そ、それは企業秘密……。

怪しいな……。

先祖の墓

　ナギを連れ、ユイトは建国の父――ヤクモ・スメラギの墓に訪れる。

　そこは観光地と化しており、ニューヒムカの都市機能を管理するコンピュータ「アラハバキ」の公式マスコットキャラクターであるバッキィちゃんとのコラボおみくじが行われていた。

　偶然、カサネとナオミも来ていたので、四人は一緒におみくじを引くことに。

　その結果は――


第2話 スカーレットガーディアン

ぜ、全員大凶……。

HAHAHA！ とんでもないことが起こるなら大歓迎だ！

いや、待て。ナオミは大吉だぜ！

流石、未来予知脳力者……。しかし、イカサマは感心せんな。

ナオミがそんなことする訳ないだろ！ いい加減にしろ！

結果だけが残る！！

　仲間と共におみくじを楽しんでいたユイト。彼の身に突然異変が起こる。

　急に意識が遠のき、気が付くと怪伐軍の合同訓練開始前。

　ユイトは状況がすぐに飲み込めず、挙動不審になってしまう。

キングクリムゾン！！

ええっ……！？

待て。今、何が起きた……？

何がって、時が飛んだだけだろ? 　たまにこういうことがあるから気を付けな。

いや、意味分からないんですが。

これは中々ユイトも怖くなってきたな。持病があるなら早めに言うんだぞ。

セト隊 VS キョウカ隊

　怪伐軍の合同訓練が始まり、フィールド中央の旗を巡って争うユイト達。

　その中で、ナオミがユイトに気があるということに気付いたカサネが、相応しい男かどうか試すと言い、ユイトを集中攻撃する。

　何故自分が執拗に狙われるのか分からないユイトは、念力を使って激しい攻撃を何とかかわし、訓練終了まで持ちこたえる。

カサネ「中々やるみたいね。」

適性が低いとか言われてましたが、割と互角に戦えてますね。

遠距離に特化したカサネの攻撃から逃げ切るなんてすげーぜ、ユイト！

ところで何か恋愛フラグが立ったようだが、いや、もしかして死亡フラグか……。

物騒なこと言うな！ 大吉なんだぞ！

断絶の帯

　合同訓練が終わったところで、両隊に出撃命令が下る。

　スオウ九号線付近に怪異が発生。

　今回は断絶の帯がかなり低空まで下がってきているとのことで、通信機能への影響が予想されるらしい。

狭い地下、更に通信機能が遮断される可能性……。嫌な予感しかしないな。

しかも、さっきユイトの兄が話していたが、スオウ九号線に問題が発生しているらしい。

大丈夫でしょうか……。

スオウ九号線での死闘

　隊長の合図で、狭い地下空間に発生した怪異との戦闘を始めるユイト達。

　途中、心配していた通り、通信が遮断されてしまうが、ツグミの透視とナオミの未来予知で、何とか怪異の位置を把握しながら進む。

　だが、仲間と合流したところで、天井が大きく崩れ、彼らの前に大型の怪異が現れる。

厳しくなってきたようだな。

えっと……、この先、目を瞑っておいた方がいい奴ですか？

俺もちょっと見たくないぜ……。二度も見るもんじゃない。

HAHAHA! 俺は寧ろ見たいぞ！

最悪な未来

　大型の怪異を協力して倒したユイトとカサネは、ＳＡＳケーブルで脳力を増幅し、瓦礫の向こうに閉じ込められていたナギとナオミを救出する。

　向かってきた小型の怪異も全て倒し終わり、これでひとまず安心――。

　と思ったのも束の間、ナオミの未来予知が発動。彼女は胸を撃たれて倒れるカサネの姿を目撃する。

スナイパーがいるぞ！ 気を付けろ！！

ええっ……！？ 何でですか……！？

敵対組織……。やはり、真の脅威は怪異ではなかったか……。

変化

　謎の狙撃からカサネを庇い、胸を撃たれてしまうナオミ。

　カサネは苦しむ姉に手を伸ばすが、何か様子がおかしく、その体は異形に変化していく。

　一体何が起こっているのか、ユイト達は呆然とその光景を見つめるのだった。

おや！？ ナオミ・ランドールの様子が……！

何か傷口から伸びて……、真っ白な枝が生えてきましたよ……！

植物か……、ふむ。

おお、何と美しい光景だ。

ネシオ様。不謹慎ですからやめてください。

第２話終了

　

んー、ここで終わりか……。次を観ないと何が起きたか分からんな。

ユイトみたいに時間が飛ぶといいのにな。

いや、流石に一週間も記憶が抜けるの嫌ですよ。

フフフ。そうだお前達。もう少し余韻を楽しんだらどうだ？

俺はまだこの感動を味わっていたい。やはり、変わらないものはこの世に一つもないのだな。次回はナオミの新たなバースデイを祝うとしよう。

ええ……。

3話の感想はこちら