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アニメ「探偵はもう、死んでいる。」第3話 感想

今回の内容

アニメ探偵はもう、死んでいる。」の第3それが、唯にゃクオリティ」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ」「異常性クラスメート編より――

菊池きくち がい」「雪見ゆきみ 銀次郎ぎんじろう」「死瑪しば 遊餓ゆうが」「只乃やの 博人ひろと」「落花おちばな 千々莅ちぢり」「吊場つるば ここ」「海老原えびはら 貝瀬かいせ」の7人。

それが、こんにゃクオリティ

 
AM1:39 太平洋・上空

 

 

<< ガラガラガラ >> えびえびえびー! 機内食配給の時間でーす! 皆、好きな海老を取ってねー!

おい、何か来たぞ。

ククク、長時間のフライトだからな。腹が減ると思って、機内食の準備をエビハラに頼んでおいたんだ。

何でよりによってエビハラなんだよ……。

えびえびえび。さぁ、ココちゃん、何にする? どれがいい? オススメはね……

死ね……。(腕の血を舐めている)

あれー? 何してるの? 折角作ったのにいらないのかな? どうなのかな? 

いや、いただこう。これは……海老だしの豚汁かな。

えび! 食物繊維たっぷりのこんにゃくも入ってて栄養満点! ほらほら皆! 早い物勝ちだよ!

(黙々と食べている)

ああん? 何かギンジロウの奴、急に静かになったな。またキャラが変わったのか?

あいつのことはよく分からん。

フフフ、僕は知ってるけどね。キャラがころころ変わる理由は……。

――さて、機内食も行き渡ったところで、お待ちかね。『探偵はもう、死んでいる』3話の時間だ。食べながらでもちゃんと感想言えよ。

クソ……、こんなの食ったら余計気分が……。

第3話視聴開始

君塚探偵はもう、死んでいる。だけどその遺志は、決して死なない。

 突然君塚の前に現れた、中学生アイドル――斎川さいかわ ゆい

 彼女はどうやら、探偵何か頼みたいことがあるらしい。

 後ろで話を聞いていた夏凪なつなぎ なぎさは、乗り気じゃなさそうな君塚の代わりに、自分が探偵だと名乗り、依頼を引き受けようとするが、彼女はなんと、時価30億円もするという家宝――「奇跡のサファイアが盗まれるのを未然に防いでほしいというとんでもない依頼を出してくる。

 公衆の面前でいきなり捲し立てられ、思わず彼女の口を塞ぐ君塚

 果たして、自分達の手に負えるのだろうか。

この女、衝動で行動してやがる。

クックック……。やはり面白いもんだな。他人の気持ちが自分の中に入り込むってのは。頭の中ぐっちゃぐちゃだろう。

……! 今のは……。ねぇ、今、画面に映ってた二人って……。

誰だっけ……? お姉ちゃん。私見覚えがある……。

あっ! 私知ってるよ! VTuber白上フブキちゃんと、夏色まつりちゃんホロライブの子達だよ!

本人役とか目立ち過ぎだろ。最近、VTuber共、調子に乗ってじわじわ進出してきてるよな。立場はちゃんと考えろよ。

フフフ、指導は事務所の仕事だから、僕らが言ってもしょうがない。それより、斎川さんの依頼――シバ君はどう思う?

どうせ狂言だろ。明らかに切羽詰まった人間のテンションじゃない。

時価30億円のサファイアか……。

さよならを言わせて

 気が付いたら体が勝手に動いていたと話す

 君塚は冷静に振る舞うが、やはり死んだと思っていたかつての相棒――その心臓が目の前で今も鼓動を打っていると思うと、キャパシティはいっぱいいっぱい。

 彼女はさよならを言いに帰ってきたのか、それとも……。

なぁ……、大筋はそんなに悪くねーのに、ちょくちょく余計な会話が挟まって集中できないんだが、何とかしてくれ。

斎川君塚を変態と認定。俺は悪くないなどとのたまっているが、明らかに発言に問題あり。口は災いの元だって、お姉ちゃんがそう言ってる。

童貞こじらせてんだろ。他人とまともに関わらないから自分の言葉選びのセンスの無さにも気付けない。

僕も流石に擁護できないかな。彼、あまり学校に行けてないようだし。

俺の中ではとっくに君塚は変態クソ童貞だぞ。聞くに堪えないから、なるべく喋らない方がいいと思うし、心の声は全部ミュートでいい。作品の評価を落とす原因になってる。

夏凪 渚の人生

 君塚と別れた後、家に帰ったは、これまでの自分を見つめ直す。

 自分のアイデンティティが確立されたのは、つい最近だったのではないか。

 子どもの頃からずっと病気で、望んでも手に入らないものばかり……、それなら最初から願わない方がマシだと、自我を持たないようにしていた

 しかし、シエスタの心臓を移植されてから、全てが変わった。

 どうしても叶えたい願いができたのだ。

あたしの人生は今日、またここから新たに始まるんだ。

この辺りはびっくりするほど悪くないな。やっぱあのクソ童貞が絡むと話がゴミになる。

もういっそのこと主要人物全員女にした方がいいんじゃない? お姉ちゃんがそう言ってる。

成程……、確かに良いアイデアかもしれない。

良くねーよ!! 主人公の性格を何とかすりゃいい話だろーが!!

う~ん…………。何か悪い方向に話が脱線してきたな。エビハラ、修正してくれるか?

うん。やっぱり、皆エビを食べるべきだと思うの。この世の争いも、社会問題も全部、エビがそこに無いのが原因なんだよ……。

脱線どころか銀河鉄道になったようだけど大丈夫かい?

アイドルと豪邸

 後日――斎川 唯の家に訪れた君塚は、その家の広さに面食らう。

 流石、時価30億のサファイアを家宝にしているだけあって、普通の家庭ではない。

 君塚SPがいるなら、警備を増やせばいいのではと疑問をぶつけてみるが、予告されている日はライブ当日

 彼らは全員、斎川 唯のファンらしく、サファイアより彼女が歌って踊る姿を見ることの方が大事らしい。

この危機感の無さ……、ますます狂言の可能性が高まってるぞ。

で、狂言だとして、その理由は?

色々考えられる。流石に今の情報量じゃまだ絞れねーよ。

予告状が、やっぱりかなり不自然だよね。

…………。

奇跡のサファイア


第3話 それが、唯にゃクオリティ

 予告状だけでは警察は動いてくれないとのことで、警備を任されることになった君塚と渚

 君塚何故依頼主はお前なんだと突っ込むが、両親は3年前に他界しており、当主は自分――全て仕方のないことなのだといった雰囲気を醸し出される。

 ひとまずは納得することにして、サファイアが置かれている部屋の確認もするが、君塚は、思ったより厄介なことになりそうだと思うのだった。

面白くなってきたね。ヒントが次々に出されている。

さっきキャラ付けだとか言い訳してたが、家の中でも眼帯付けてるのはおかしいよな。アイドル活動をしている時だけでいい筈だ。

私も気になった。左目に何か隠したいものがあるとかか? 一応、アイドルの時と付けてる眼帯の形は違うが……。

まさか……偽物?

いや、それは短絡的過ぎる。こいつの過去を探れればいいんだが……。

約束

 斎川家からの帰りに、昨日シエスタの夢を見たと、君塚に話す

 色々喧嘩をしてしまったが、最後には、君塚を任せると言われたようだ。

 自分の取り合いでもしたのかと、笑う君塚

 は、この仕事でお金が手に入ったら、水着を買って、海に行きたいという。

 死亡フラグのようにも聞こえるが、絶対に死なないと、約束をする。

あたしは死なない。あんたをおいて、勝手にあたしだけ死んだりなんて、絶対しないから。

いいね。海。僕らにもそういうご褒美はないのかい? キクチ君

まぁ、考えてあるさ。楽しみにしておきな。

言っておくが、海はやめろよ。女の裸とか吐き気がする。

えびは別に構わないけどな。海に潜れば海老たくさん獲れるし!

唯にゃのライブ

 それから1週間が経ち、予告の前日

 君塚を連れ、斎川 唯のライブ会場に訪れていた。

 今日はライブのリハーサル

 学校を休んで彼女のことを勉強してきた君塚は、応援衣装に身を包み、準備万端。

 依頼人の素性を知ることで見えてくる真相もあると言っているが、かなり本格的ファンの装いである。

おい! そこまでやるこたねぇだろ!

シバ君、気持ちは分かるけど、相手を油断させる為には、プライドを捨てることも必要だよ?

つくづく殺し屋で良かったと思うぜ。

ククク、捨てられないものが多ければ多いほど、苦しむことになるってのに……。

斎川 唯の封印

 リハーサル中に、突然ステージ裏から現れた怪しげな男に襲われる斎川

 急いで全員が駆け付けたことで大事には至らなかったが、これは予告の時間前も油断はできない。

 は心から斎川の心配をする。

 しかし君塚は、そんな彼女の真っ直ぐな姿を見ながら思っていた。

 激情など、探偵には不要だと。

 探偵という人種の行動原理は、全て論理によるものだけ

 だからこそ疑問が確信に変わり、見えてくる真実があるのだ。

君塚斎川 唯は、嘘を吐いている。

だから、そんなことは分かってんだよ。情報を伏せまくるな!

とりあえず、サファイアファンタズムって歌に、何か秘密があるみたいだぜ。

「幻」ねぇ……。サファイアには「誠実」や「慈愛」などの意味があるけど、かなり不穏な曲名じゃないかい?

もう全てファンタズムであってくれ。

第3話終了

 

――と、言う訳で3話終了だが、どうだ? 評価が変わってきたんじゃないか?

そうだね。ミステリーらしくなってきたよ。

1、2話よりはまだ見れる。

まぁ、ボケとツッコミのテンポとセンスが絶望的なのは変わらないがな。一々、気持ちわりぃんだよ。

そこはもう、我慢してもらうしかないな。ところで――

…………。

そういや……、おい。ギンジロウ、お前何で今回ずっと黙ってた? サボりか?

…………。

無視するとは上等だな。キクチ、落とさなくていいのか?

まぁ、もう少し様子を見るとしよう。もしかしたら、また急に喋り出すかもしれない。