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アニメ「探偵はもう、死んでいる。」第8話 感想

今回の内容

アニメ探偵はもう、死んでいる。」の第8そうしてもう一度、旅にでる」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ」「異常性クラスメート編より――

菊池きくち がい」「死瑪しば 遊餓ゆうが」「只乃やの 博人ひろと」「落花おちばな 千々莅ちぢり」「吊場つるば ここ」「本庄ほんじょう 百合ゆり」の6人。

そうしてもう一度、くたびれる

 
AM4:30 太平洋・上空

 

 

もうすぐ日の出の時間だなぁ。お前達の心はだいぶたんもしに傷付けられたようだが、美しい朝日がきっと癒してくれることだろう。

いや、何もう終わりみたいな空気出してんだよ。まだ後、5話くらいあるだろ。自動回復付けられても間に合わねーから……。

私は可愛い女の子がいるなら、2クールでも3クールでも余裕で観れちゃうけどね。

ふわぁぁ……。あたしはそろそろ駄目だ。全然、戦闘がねーから眠くなってきた。寝てもいいか?

お休み……。私もこれ以上起きてたら頭痛くなっちゃうから……。

おいおい。お前ら永遠の眠りに就く気か? いびき立てた瞬間、スイッチ押すぞ。

まぁ、ぶっ通しで観てたら疲れるのもしょうがない。許してあげなよ。

第8話視聴開始

 君塚が作った出来の悪いカレー夕食に、二週間前に会った偽物の風靡ふうびについて、彼と話し合うシエスタ

 彼女の考えでは、あれの正体はヘル

 君塚変身能力ケルベロスのものではとツッコむが、人造人間というのは、核を引き継ぐことで特殊能力を受け継ぐことができるらしく、シエスタ戦いで負傷したヘルが、自分の為に心臓を集めているのかもしれないと言う。

 

核って……、あの狼男の体から取り出された黒い塊か。心臓にしては妙な形だと思ったら……。

う~ん、人造人間でも、心臓への攻撃は致命傷になるのか……。

でも、傷負ってても連続殺人できるくらい元気だぜ? 中国にでも行って臓器買ってこいよ。

金欠かもしれないだろ。やめてやれ。

いや、薬売ってたし、それなりの資金はある筈だろ。

最高幹部なのに待遇が悪いなんて……、そんな職場やめてこっちに来なよヘルちゃん

二人の探偵

 話を聞いていたアリシアが、連続殺人事件の捜査を手伝うと申し出る。

 しかし、今回は猫や財布を探すのとは違う。

 シエスタ絶対駄目だと言い、アリシアを突っ撥ねるが、それでも彼女は諦めず、これまで通り、君塚を連れ、勝手に捜査をしようとする。

 助手を取られそうになったシエスタは、また動揺して……

 

シエスタちゃんを裏切る訳じゃないけど、ここは私もアリシアちゃんかなぁ。一人にしておくのは危ないと思うし♪

ここ最近、随分と色ボケてんじゃねーか、シエスタ。そんなんだから、あっさり死ぬんだよ。

まぁ、人間らしいけどね。

五人目

 口論をしていると、外からサイレンが聞こえ、君塚達心臓狩りの五人目の被害者が出たことを知る。

 翌日、彼らは遺族の元に訪れ、事件の詳しい状況を聞こうとするが、通り魔的な犯行な為、大した情報は得られない。

 焦りからか、遺族の気持ちを考えずに質問するシエスタに、君塚は反発する。

 

いや~、哀れなもんだな。あれだけ偉そうに振る舞ってた探偵様が、他人に依存して心を乱すなんてよ。

シバ君だったら、この事件、どのように捜査するんだい?

異能を使わずにやるんだったら、とにかく人を集めて街中を見張るしかないな。

だが、相手は誰にでも変身できる力を持っている。紛れられたらどうする?

武装した複数人で行動してりゃ、気付けるだろ。

サファイアの指輪


そうしてもう一度、旅にでる

 シエスタと違い、ちゃんと遺族の心に寄り添った言葉をかけ、傷を癒したアリシア

 君塚はそんな彼女に眼帯のお礼にと、欲しがっていた指輪をプレゼントする。

 指にはめてとせがむアリシアの期待に、渋々応える君塚

 そこを冷静になり戻ってきたシエスタに見られてしまい、二人の関係は更に悪化していく……。

 

もー、君塚君、しっかりアリシアちゃんの左手薬指にはめちゃって。私だったら、我慢できずしゃぶるところだよ!

ククク、どちらにせよ、罪深い行動だな。

そう言えば、左手の薬指は、心臓と繋がっていると信じられていた訳だけど、何か深い意味があったりしないかな。

んー、こいつがヘルってオチかもな。 記憶に関しては分からないが、姿は自由自在なんだし。

婚約者の危機

 すっかり機嫌を悪くし、まるで子どものように寝込んでしまったシエスタ

 君塚アリシアのことは何も分かってないんだろと言って、何とか彼女の説得を試みる。

 ――が、その時、問題発生。

 アリシアの危機を察知した君塚は、急いで部屋から出て、彼女の元に向かう。

 そこで彼は、新たな心臓狩りの被害者と、右肩に傷を負ったアリシアの姿を目にするのだった。

 

おや、これはこれは……。連続殺人鬼の出る街で、夜中に一人でお出かけとは……中々肝の据わったお嬢さんだ。

あー、やったなコイツ……。何で生き残ってるのか説明がつかない。

えっ……! ってことは、ヘルちゃんアリシアちゃんで、アリシアちゃんヘルちゃん

つまり、ヘルシア緑茶って訳だ。


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アリシアの決意

 アリシア発信機を付け、今までずっと状態をチェックしていた君塚

 彼はひとまず彼女を病院まで連れていき、そこで看病をしながら、事情を聞き出す。

 何をしていたのかと問うと、彼女は、悲しい思いをする人達がいなくなってほしいから自分の仕事だからと答える。

 今まで光も音も無い、暗い暗い退屈な世界で過ごしていたことを思い出し、新しい自分に生まれ変わりたいと思ったのだと。

 

これ……正体がヘルってだけじゃなく、夏凪 渚だろ。さっきの遺族に対する剣幕と言い、心臓移植を必要としてる17歳で、変身能力持ち、未来では君塚のパートナー。

ククク、繋がったな。

恐らくその通りだろうね。長々と過去の話をやってる意味も考えると。

じゃあ、もう、ヘル救う為に死ぬんじゃねーか、シエスタ。そんで未来では、夏凪が変身能力使って、何処かでシエスタヘルの人格に交代して、見た目も変えて復活ってやるんだろ。

ストーップ!! その辺で止めときなさい!

受け入れがたい真実

 夜中、君塚が目を覚ますと、ベッドの上からアリシアがいなくなっていた

 発信機の反応を頼りに、教会に辿り着いた君塚は、そこでシエスタと会う。

 脳裏を過る嫌な予感――

 こんなところで何してるんだと問うと、シエスタこっちの台詞だと言い、ヘルを捜しに来たと答える。

シエスタ気付いてるんでしょ?

 

ああ、気付いちまったよ。案外、悪くないストーリーだ。

ハハハ、それは良かった。やはり、賞を取ってるだけのことはあるな。

なぁにぃ? 今更。あんたこの作品の全てを否定するとか言ってた癖に。

まぁ、評価の変遷を楽しんでくれ。

本当の姿

 アリシアの正体がヘルだという証拠を次々に挙げられるも、必死に否定する君塚

 彼女の言葉、過ごした時間が全部嘘だったなんて思いたくない。

 しかし、シエスタはそう言う君塚に、あれは本物だったと思うと言う。

 彼女の言葉は、本当に人を救っていたから……。

 

う~ん、記憶喪失ではなく、多重人格なのかな、彼女は。

ぽいな。別の人格が生まれる条件は、耐え難いほどのストレスだ。光も音も無い、暗くて退屈な世界で過ごしてきたってのが本当なら、なってもおかしくない。

アリシアとの別れ

 二人の前に姿を現し、自分のことを名探偵失格だと言うアリシア

 自分の中にもう一人の自分がいる――

 そのことに彼女は薄々気付いていたと言う。

 感極まった君塚は、お前は悪くないアリシアは優しい人間だと叫ぶ。

 そんな彼に、アリシアは礼を言う。

アリシア短い間だったけど、楽しかった……。

 

俺は別に楽しくなかったけどな。

ううん、楽しかった! アリシアちゃんは最高の探偵だったよ!

対立

 ナイフを構え、襲い掛かってきたアリシアを取り押さえ、始末しようとするシエスタ

 君塚はそんな彼女に銃を向け、やめるよう叫ぶ。

 アリシアを生かすか、殺すか……仲間割れをする二人――

 そんな彼らの前に、透明化能力を持つカメレオンが現れ、アリシアを回収する。

 君塚何処へ連れていくつもりだと問うと、カメレオンは答える。

 700海里ほど北西に、拠点としている孤島がある。迎えに来るというなら、そこで待っていると――

 

ハハハ! 美少女を舌で回収していると思うと笑えてくる。

欲望に負けて舐めしゃぶったりしない。これは紳士だね! 間違いない!

やれやれ、一応、シリアスなシーンなんだけどね……。

次回、シエスタ死すか? 楽しみだ。

第8話終了

 

さて、アニメが終わったが……。二人の様子はどうかな。

ツルバ君オチバナ君。起きてるかい?

Zzz…………。

………………。

オチバナはさっきからかっくんかっくんしてるが、ツルバの方は完全に寝てるみたいだな。落とすのか?

いや、今回の内容を見て、良いことを思い付いた。そろそろツルバの中のあれを表に出してもいい頃かもしれない。

それってまさか……、リスカちゃんのことかい?

ああ、きっとこのアニメ感想を盛り上げてくれる筈だ。

いや、でもリスカを呼び出すって……、どうすんだ? 確かあいつを呼び出すには大量の血液をこいつに浴びせなきゃならないだろ。

勿論、用意は無い。だから……お前達に協力してもらおうと思うんだ。

……は?