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アニメ「SCARLET NEXUS」第１０話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「SCARLET NEXUS」の第１０話「反逆者ユイト」の感想です。ネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』『ケロタン』より――

「ネシオ」「ミスティ」「ケロタン」「アグニス」の４人。

9話の感想はこちら

Ten percent of the brain myth

　

そう言えば、最近、そっちではコロナワクチンが流行ってるみたいだけど、お前らは打ったのか？

いえ、私は打ってません。怖いですし。

俺も打ってないが、俺はそもそも病気にかからない。ああ……流行についていけなくて寂しい思いだ。

ハハハ、どうする？ もし人間の脳が材料とかだったら。

いや、脳はないでしょうけど……。異物混入のニュースとか見ましたし、良くないものが入ってそうで……。

アグランはどう思う？ 打った方がいいと思うか？

はぁ……。それより私は、コロナへの有効な対策を打ち出せるのに動かない連中を何とかした方がいいと思うがな。奴らは自分達の利益を守ることしか考えていない。

え？ それって誰のことですか？

私の口から言うつもりはない。とにかく……、これは間違いなく人災だ。解決は容易い。やるかやらないかだ。

第１０話視聴開始

　怪異と化したアリスを守る為、カレンと共にセイランを唆し、研究所を作らせたと語るフブキ連隊長。

　話を聞いていたユイトは、何処もかしこも悪が蔓延っていることに我慢ならず、この国はどうなっているのかと尋ねるが、ルカはだからこそ行動に移さなければならないと言って、怒る彼を宥める。

　そんな彼らに、フブキは新たな作戦を告げるのだった。

 

ふむ……驚いたな。怪異化したアリス・イチジョウは、まだ生きているのか。

てっきりもう亡くなってるものと思ってましたが、そうですか……セイランは研究の為に……。

つまり、彼女はずっと人の脳を材料に作られたあのアンプルを打たれているということか？

まぁ～、あれがなきゃ暴れ出すからな。

どんな思いでいるんでしょう……？

真実の拡散

　人格矯正の際、ナギから抜かれたナオミ怪異化の記憶――

　そのデータを手に入れ、アラハバキを使って全国民にイメージを転送する。

　それがフブキが考え出した作戦だった。

　ユイト達は早速、ナギが人格矯正を受けた場所――旧怪伐軍病院へと、もう一度向かう。

 

成程、悪くない作戦だ。しかし、追い詰められた政府が暴走しないか、心配だな。

それって、真実を知った国民達を力で無理矢理従わせるとか……。

幸い、カレンが怪伐軍の半分を持っていった御蔭で、力はだいぶ落ちてるぜ。

フフフ、政府を変える大チャンスという訳だな。

親友

　ユイトとクナドゲートの関係が証明され、国の上層部が慌ただしくなる中、病院に侵入したユイト達は、更に強力な人格矯正を受けたナギと遭遇する。

　その口から国家への忠誠を叫び、襲いかかってくる親友――

　薬の効果が切れていたこともあり、ユイトは圧倒され、彼を含め、全員が捕まってしまう。

　フブキもカイトから疑いの目を向けられ、早くも作戦に暗雲が立ち込めるのだった。

 

流石に、ユイトの兄も間抜けではなかったな。

くそぉ……、結局こうなっちまうのか。

マズいですよ。このままじゃユイトさん達も人格矯正されて……。

過去の記憶

　実験室に連れていかれ、人格矯正を行われそうになるユイト。

　彼はそこにいた研究員から、現在の状況や、自分がベルペッパー改造を受けていたことなどを聞かされ、戸惑う。

　自分はかつて無脳力者だった……？

　ユイトは思い出そうとするが、昔の記憶はだいぶ欠落しており、何も浮かんでこない。

　研究員の話によると、後天的に超脳力を発現させた者は、通常より強い力を持つらしいが……。

 

ほう、では無脳力者は可能性の塊だったのか。

成程、政府が超脳力実験に躍起になる訳だ。

もし強い脳力者を安定して生み出すことができるようになれば、国を今よりもっと豊かにできる訳ですからね。

ちなみに、無脳力者への配慮が無いのは、全員脳力者にしてしまえばいいと思ってるからなんだわ。

まだできていないというのに、酷い話だ。

脱出、そしてトゲツへ

　フブキの助けが入り、何とか仲間と共に病院から脱出することができたユイト。

　結局、ナギの記憶データは入手できなかったが、アラハバキのパスをフブキから渡され、更に外に来ていたカレンからアンプルを渡される。

　既にユイト達は反逆者として指名手配されているようで、居場所はもうトゲツしかないようだ。

　あそこは宗教自治区で犯罪者の巣窟――

　カサネ達も、キョウカに勧められ向かうようだが……。

 

遂に来たな。今まであんまり情報は出てなかったトゲツ。カゲロウとキョウカが、ここに関係してるキャラだぜ。

ふむ……カゲロウには暗殺疑惑があるからな。キョウカも少し警戒した方がいいかもしれん。

何か……急にキョウカさんが怖く見えてきましたね。

それにしても、月が綺麗な夜だなぁ。とても美しい……。

ふふふ、トゲツを漢字にすると渡月だぜ。断絶の帯の向こう側……。

第１０話終了


第10話 反逆者ユイト

　

う～ん、このペースで行くと、トゲツで情報を得て、カサネとユイト達が情報交換するところで終わりそう。

それでは結局、ユイトは殺さず、他の方法を探っていくということか？

ああ、何せカサネにはレッドストリングスなんて超とんでもない力があるからな。

確か、ケロタンさんが言っていたのは、過去からお母さんを連れてくるとか何とか……。

今のところ、何故そうなるのか全く読めん……。いや、待てよ。ユイトとカサネの脳力が同じで、ユイトは元ベルペッパー……。研究に関わっている可能性があるからか……？

まぁ、レッドストリングス絡みなのは間違いないと言っておく。

11話の感想はこちら