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アニメ「出会って５秒でバトル」第１１話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「出会って５秒でバトル」の第１１話「高利貸し」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 「異端のネシオ」「異常性クラスメート編」より――

「天瞑（あまくら） 幽鵡（かすむ）」「三ツ矢（みつや） 括（くくる）」「古場（こば） 静良（せいら）」「霜之口（しものぐち） 亥鷺（いさぎ）」「竜胆（りんどう） うず」「ＤＤ」「カリン」の７人。

10話の感想はこちら

出会って５秒でＸＸＸ⑪

 

じゅるっ、じゅるるる、じゅるる、じゅるるぅぅぅ！

お、おい……。何の音だ？

あ、カスム君！ 今、誰が一番えっちにデ〇ルドでフ〇ラができるか見てるの。見物していく？

こいつ股間に付けてら……。

じゅるるるるるる～！

あぁん！ そっ、そんなに激しく吸われたら、でっ、出ちゃうぅ……！

ふふ、そのまま出しちゃいなよ。

やべーな。こりゃ、股間に悪過ぎる。

アニメの終わりが近いからって張り切らないでくれよ……！

くっそ、こいつらの所為で何かムラムラしてきちまった……。

第１１話視聴開始

　自分の前に姿を現した啓に対し、全てが思い通りだと自信たっぷりに語る黒岩。

　彼は複数の能力が使えるのはこちらも同じだと言い、啓に大勢の奴隷達をけしかける。

　そこには2ndプログラムで相手チームにいた続命院 冴子の姿もあり、啓は激しい攻撃を受け、黒岩の能力の恐ろしさを実感する。

 

はぁ……はぁ……、ぞ、続命院ちゃん久しぶり……。

生き残ってて何よりだ。しかし、また敵対とは運が無いな。

何とか黒岩倒して仲間にしたいところだ。

真の王

　多々良の情報では、黒岩と大神は力を合わせて奴隷を作っているとのこと。

　それは捕らえられ、大神に殺されそうになった人間を黒岩が救うという方法で、そうして奴隷になった者達は、命懸けの恩返しを強制させられるのだという。

　何人もの能力者を支配下におく黒岩……彼は間違いなく赤チームの真の王だ。

 

んー、でも啓達と同じく、王を別の人間に任せてるって可能性もあるよな。

黒岩じゃなかったら大神しかなくね？

片方だけ倒してお終いって、メタ的に考えて有り得ないよね。

一緒にイかせちゃおう！

傲慢なる王

　全てが自分の手の平の上――そんな王国を作ることを目指す黒岩を、傲慢だと言って笑う啓。

　彼は自分もスパイを送り込んでいたことを明かし、この状況を覆すことができると自信満々に語る。

　そんな彼の様子に黒岩は対抗し、時間稼ぎなど無意味、あえて会話に乗ってやったのだと言い、能力の発動条件が満たされたことを説明する。

　攻撃が止まったことで、ほんの一瞬でも助かったと思った――

　それで一つ貸しだと……

啓「……！？」

 

ああっ！ 啓君の首に隷属の淫紋が……！ すっごくえっち！

これは流石にマズいんじゃないか……？

いや、大した貸しじゃないし、キスの一つくらいってとこだろうね。

命を救われたって訳じゃないしな。

チェックメイト……？

　能力で啓の片足の自由を奪い、絶対絶命の状況に追い込むことで、瞬間移動を使わせた黒岩。

　彼は予測していた出現ポイントに配置していた奴隷を使い、彼を取り押さえ、その腹にナイフを突き刺すことに成功する。

　広がる血を確認し、勝利を確信する黒岩――

　しかし、啓はそこで不敵な笑みを浮かべ……。

 

いやぁん！ 啓君のお腹が……！ お腹が……！

これじゃあ、中の子どもが大変だ。

誰もいねーよ……！？

とにかく、まだ終わりじゃない筈……。腹だったら……。

さては自分の手が汚れるのを嫌がりやがったな、黒岩。確実に仕留めるなら首だろ、首。

受け継がれる思い

啓＆白鷺「調停不成立……！！」

　目論見通り、真正面で向かい合うことができた――その発言で、黒岩に白鷺の能力を想像させた啓。

　彼は再度突き出されたナイフを受け止め、それを跳ね返し、黒岩に致命傷を負わせることに成功する。

　リーダーの力で倒すことで、殺された彼の無念を晴らす――

　これまで幾ら命のやり取りをしてもゲームはゲームだとして、何も変わらないと思ってきた啓だが、優利のことを思い浮かべ、自分の心の変化を自覚するのだった。

 

啓、服の下に肉を仕込んでたのか……。

ナイフで刺されることまで計算済みとは恐れ入ったな。

だが、爺さんの能力を使った所為で無傷とはいかなかったぜ。

安心しろ。傷は浅い。

赤の王とは

　倒れた黒岩に、捕まえた赤の奴隷狩りに変身し、真実の一部を漏らしたことを明かす啓。

　それを聞いた黒岩は、甘く見過ぎていたと、己の失敗を悔やみ、大人しく負けを認める。

　しかし、彼はまだこの王様狩りで勝つことを諦めていなかった。

黒岩「イチが窮地に追い込まれる……だからこそ、イチを倒すのは誰にも不可能になる。あのイチが出てくるからな。」

 

赤の王は大神か……。それで何だ、あのおっさんが多重人格だってのか？

分からないけど、大神にはまだ啓の知らない秘密があるみたいだ。

もしかして、男の子の中に眠ってるっていう狼さん？

これは優利ちゃんの処女が危ないね……。

大神と黒岩の過去

　大神はずっと答えを探し求めていた。自分は一体何なのかと。

　かつて親に捨てられ、施設で虐待を受けていた時に生まれた鬼のような人格。

　あの日以来、自分の時間は止まった。苦痛を感じ続けると、またあの時の感情が鮮明に蘇り、暴走してしまう。

　そうなったら、もうブレーキなんて利かない。

　大神は両目から涙を流しながら、たった一人立ち上がった優利と向き合う。

大神「俺は人間じゃないのかもな。」

 

おお……、そこまでハードじゃないものの、中々辛い過去をお持ちで……。

だが同情はできねーな。今のお前らは、人の命を奪ってる時点で園長よりもクズだ。

二人で一緒に王国を作る……。その夢が歪んだ結果がこれか……。

あの婆さんが責任感じる訳だ。

鬼か人か


第11話 高利貸し

優利「幾らそう扱わない奴がいたって、あの子もあんたも人間だろっ……！！」

　大神の話を聞き、自分やりりあのことを思い出した優利。

　そのガキも俺みたいになると思うかと聞かれた彼女は、絶対なってほしくないと言い、ここであたしが止めてやると叫ぶ。

　己を奮い立たせるように、自分が生まれここに来たのは偶然じゃないと、強く叫ぶのだった。

 

母親に拒絶されても、自分が生まれてきた意味がきっとあると信じられるのは、やっぱり、りりあがいるからだよな。

こうなると絶対に負けらんねぇな。

ふふ……。子どものまま時間の止まった童貞の大神君を、助けてあげるとしようか。

筆下ろしぃ！

そういう話じゃねーから！

第１１話終了

 

うう……大丈夫かな優利ちゃん。あんな真正面から拳と拳がぶつかり合ったら、ボッキボッキに折れちゃうって！

危険な兜合わせだね。

そこは……火事場の馬鹿力ってやつを信じるしかないんじゃないか？

βエンドルフィンか……。あれが分泌されてる間は痛みを感じにくいからすげぇパワーが出るらしい。

あっ、それ知ってる！ セ〇クスしてる時にも出るよね！？

そう。つまり、優利ちゃんと大神君は、今まさにセ〇クスしていると言っても過言ではないのさ。

それは何か大神に嫉妬するな。

意味を広げないでくれ。

12話の感想はこちら