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アニメ「takt op.Destiny」第2話 感想

今回の内容

アニメtakt op.Destiny」の第2音楽-Reincarnation-」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオより――

ネシオ・スペクトラ」「夙吹はやぶき 創太そうた」「桃風ももかぜ 無音むおん」の3人。

「運命」はかく扉を叩く

 

ところでお前達は、『運命』の出だしのダダダダーンという音は何を表しているか知っているか?

ああ、2つの説があったな。

1つは「扉を叩く音」とする説、もう1つは「鳥の囀りからヒントを得た」とする説だ。

フフフ、そこでこのPVを見てみろ。

Now, knock at the door…… . さぁ、扉を叩け?

うん……どうやらこの作品では、『運命』の冒頭の音は扉を叩く音だと解釈しているらしいな。

まぁ、そっちの方がカッコいいからだよね、絶対。何か深い意味あったりするの?

勿論あるぞ。これはすなわち、大量のガチャ石で扉を叩かなければ、ムジカートを手に入れることができないことを表しており……。

嫌な運命だな……。DeNAのゲームということで期待値は低いが、排出率が緩いことを祈ろう。

第2話視聴開始

 10年前に起きた「ボストンの惨劇」と呼ばれるD2襲撃事件

 その中で命を落とした名指揮者――朝雛 ケンジは、朝雛 タクト実の父親だった。

 ニューヨーク・シンフォニカ最高責任者であるザーガンは、この事態を重く受け止め、「音楽は人の心を照らす光」だとした彼の気高く美しい理想を称えながらも、音楽は諸刃の剣だとし、D2の脅威が消えさるその日まで、音楽を慎むよう国民に求めるのだった。

ザーガン音楽は今の世界にとってはあまりにも強過ぎる。毒なのです……!


第2話 音楽-Reincarnation-

 

まぁー、そいじゃ仕方なしって感じ?

これが所謂、ザーガン宣言というやつか。特におかしく感じる部分はないな。

あぁ……! しかし、あの男。音楽を毒だと言ったぞ! なんて酷いことを言うんだ!

文脈……。

やるなと言われたらやりたくなる。俺は諦めないぞ!

周囲に迷惑をかけることになってもか……。まぁ、お前は気にしないだろうな。

タクトとコゼット

 を失ってから、一人ガレージに閉じこもり、ピアノを弾き続けているタクト

 そんな彼の世話をするのは、『運命と同じ顔をした少女――コゼット

 彼女は掃除もせず、風呂にも入らないものぐさなタクトを心配し、毎日彼の家に通っているのだった。

 

何ということだ。既に愛を感じるぞ。

でもタクトには滅茶苦茶、迷惑がられてるね。この娘がこの後死んでムジカートになるんでしょ?

ああ、今回はその経緯が描かれている。

う~ん、分かっていると心が痛くなってくるな。楽しいぞ!

祭りの誘い

 ある日、タクトは、シンフォニカが開く祭りで演奏しないかと、チラシを持ってきたコゼットに誘われる。

 しかし、ずっと外に出て弾いたことのなかったタクトは、自分のピアノが本当に人の心に届くレベルに達しているのか、自信が持てなかった

 そんなことを言う彼を勇気付けようと、コゼットは言葉をかける。

コゼット私は好きだよ。

 

タクトの考えは妙だな。人前で演奏する自信をつけるなら、人前で演奏するのが一番良い筈だ。

まぁ、いきなり大きなお祭りだし……。普段は外じゃ演奏できないし……。

そんなの、この家に人を大勢招けば解決だ。そう、ホームパーティーを開くんだ!

…………。そう言えば、D2は人の作る音楽に反応するという話だが、外に響かなければ大丈夫なのだろうか?

もしそうなら、防音室が飛ぶように売れてなきゃおかしいな。

悲愴

 タクトが席を外している間、勝手に彼のピアノを使い、ベートーヴェンの『悲愴』を弾くコゼット

 話を聞くと、死んだ母親から教わったらしく、実は前からちょくちょくタクトのピアノで練習していたらしい。

 そんな彼女はタクトに、悲愴の第1楽章は絶望の今希望を見出す第3楽章それを繋ぐ第2楽章は愛だと説明する。母親の受け売りらしい。

 

成程、つまり今のタクトには愛が必要だということだな。

何これ。半分告白?

姉のアンナ曰く、タクトだけに本物の笑顔を見せるらしいな。そんなことを言われても、ピアノ一筋なタクトにとっては、やはり迷惑だろうが。

シンフォニカ・パーティー

 ザーガン宣言より、4年タクトの住む街シンフォニカが訪れ、盛大なパーティーが開かれる。

 その中でタクトの為に演奏許可を取っておいたコゼットは、グランドピアノの前で、聴衆に向けて18時からここに世界最高のピアニストが来ると豪語する。

 果たして、タクトは本当にやってくるのだろうか。

 

中々、正気とは思えない催しだな。ネシオ、お前みたいなのがいたのかもしれない。

HAHAHA! そうだろう! 音楽欲を抑えることなど、誰にもできはしないのだからな!

幾ら警備してるとはいえ、絶対D2の襲撃で台無しになるよね。はっちゃけ過ぎだよ。

本物の音楽

 時間になってもタクトが来ず、間を繋ぐ為、練習していた『悲愴』を演奏するコゼット

 しかし、悲しげな曲ではやはり聴衆は乗らず、アンナは不安げにその様子を見守る。

 そこに我慢できなくなったのか、遂にタクトが現れ、祭りにその曲は違うだろコゼットたしなめる。

タクト聴かせてやるよ。本物の音楽ってやつを。

 

待っていたぞ! さぁ、ミュージックレヴォリューションの始まりだ!!

? 何処かで聞いたことある台詞……。

Sing, Sing, Sing

 椅子に座ったタクトは、コゼットとは違う、明るく楽しい曲を弾き始める。

 それはルイ・プリマ名曲Sing, Sing, Sing』――

 途中でコゼットアイコンタクトを送ったタクトは、連弾で更に曲を盛り上げ、聴衆を沸かせていくのだった。

 

おや? これはベートーヴェンの曲ではないな。

ああ、ルイ・プリマの『シング・シング・シング』。スウィング・ジャズの名曲だ。

へぇ……。でも私って現代っ子だから、あんまり刺さらないかな。

う~む、やはり楽器がピアノだけでは物足りないか。ここは俺も混ざって――

ネシオ、二人の邪魔をするな。

二度目の惨劇

 シンフォニカ最高責任者――ザーガンですら車を止め、聴き入ったほどの二人の素晴らしい演奏

 最後まで完璧に弾き切ったコゼットは、タクトの腕を掴み、聴衆の前で彼と喜びを分かち合う。

 しかし――、そんな楽しい時間も束の間舞台で突然大きな爆発が起こる

 

成程、これが所謂、リア充爆発しろというあれか。

そうじゃない。D2の襲撃だ。

え。いやいや、シンフォニカの警備どうなったの。信用してなかったけどさ。

音楽の代償

 タクト達音楽に引き寄せられたのか、大量のD2が襲い掛かる。

 人々がパニックになり、逃げ惑う中、目を覚ましたタクトは、自分を庇い、瀕死の重傷を負ったコゼットを目にし、「こうじゃないだろ」と呟く。

 だって音楽は、もっと心地良くて、喜びに溢れているものなのだから……

 悔しさで胸がいっぱいになり、タクトは、ここで「終わらせない」と、強く叫ぶ。

 すると、その思いに応えるように、コゼットの胸の石が光り出し、タクトの右腕を奪い、彼女をムジカートへと変えるのだった。

 

ほう……、彼女の胸の石……。あれはハルモニア鉱石じゃないか。

これでコゼットムジカートに……。しかし、タクトの右腕が食われたのは何故だ?

運命の扉と間違えて真理の扉叩いちゃったんでしょ。

う~む、通行料か。しかし、右腕だけならまだ……。

第2話終了

 

…………。今回は中々良い話だったが、D2襲撃が少し納得いかないな。

ふむ。警備が無能だったのか、タクト達の演奏が素晴らし過ぎて対応できない量のD2を呼んでしまったのか。

或いは、音楽を憎む誰かが警備の穴を作って、D2を招き入れたかのどれかだろうね。

となると、シンフォニカの人間が怪しいか。

音楽が無かった方が都合が良い人間っていったら、支配者層の人間だよね。

タリバンD2だったようだ。