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アニメ「takt op.Destiny」第8話 感想

今回の内容

アニメtakt op.Destiny」の第8運命-𝐂𝐨𝐬𝐞𝐭𝐭𝐞-」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオより――

ネシオ・スペクトラ」「夙吹はやぶき 創太そうた」「桃風ももかぜ 無音むおん」の3人。

選民思想

 

うわぁ、予告映像でもすっごい顔してるよ、タクト。3話の時に予想してたけど、やっぱり復讐の鬼と化したね。

一番大事にしている音楽を穢され、恩人を殺され、更にあの選民思想を聞けば、怒りに飲まれるのも仕方ない。

フフフ……。シントラー……、彼が一体どんな価値基準で人間を選別しているのかが非常に気になる。最初の街にはタクトコゼットという特別な資質を持った人間がいた訳だからな。

あれ絶対大して調査とかしてないよね。

…………。自分の感覚が絶対的に正しいと信じ、話し合いもせず勝手な判断で虐殺を行う……。幾ら資源が不足しているとはいえ、スマートとは言えない。人の上に立つ者としては不適格だ。

お、創太には何か良い考えがあるのか?

しばらくはラスベガスのように、自給自足の体制を整えさせていくのが良いだろうな。その地の人口も安定する。

こんな世界で自分達だけイイ思いってのは、やっぱ論外だよね。

第8話視聴開始

 自分がやったことはただのゴミ掃除だと、己の行いを正当化するシントラー

 タクトはもう話を聞く気も失せ、怒りのままに突っ込み、彼の顔面に向けて拳を放つ。

 しかし、すんでのところで地獄の妨害が入り、逆に吹っ飛ばされてしまったタクトは、続けて足を変形させた彼女の攻撃を受け、大怪我を負ってしまう……!

地獄一緒に堕ちて行きましょぉ!

 

俺自身がムジカートになることだ。

えー! まさかコンダクター自ら戦闘を!?

身体能力がおかしいことには気付いてたが……、流石にムジカートを相手にするのは無理があるだろう。思った以上に冷静さを失ってるな……。

コゼットの影

 傷付いたタクトを一時安全な場所まで避難させ、慣れない手つきで応急手当を行う運命

 彼女はコゼットの名を呟くタクトに動揺するが、彼の手を取り、声をかける。

 自分は傍から離れない、ずっとここにいる、と――

 

あ、これ辛いやつだ。

HAHAHA! いつまでも素体となった人間の名で呼ばれるのは、自分の存在が認められてないようなものだからな。

それでも運命は、タクトの気持ちを優先することを選んだ。いつかその優しさが報われてほしいものだ。

シントラーと音楽

 が降ってきた為、戦闘を一時中断し、拠点で一服するシントラー

 彼は鼻歌を歌う地獄に対して文句を言うと、音楽は何の役にも立たない、感性という不確かなもので優劣を決めるものだと言い、これからは自分が世界の物差しとなり、何が必要かを決めると語る。

 とてもコンダクターとは思えない発言だが……。

 

えー、首席指揮官がそんなこと言っちゃう?

ますます選ばれたのが不思議だな。戦闘は地獄の力に頼り切りのようだし……、家柄が良いだけか?

う~む、実力が無いのに重要なポジションに付けるとは驚きだ。

人の心を灯す熱

 目を覚ましたタクトは、運命の行為に気付き、彼女にあの時、何故逃げたのか、戦うことが存在意義じゃなかったのかと問いかける。

 すると運命は、少し戸惑いながらも、二度と一緒にいられなくなると思った、ピアノを聴くことがもうできないと思ったら、自然と体が動いていたと答える。それにまだ曲も完成していないと――

 それを聞いたタクトは、どうせ自分には曲を作れない、自分にはそんな奴はいない、いなくなったと言い、コゼットのことを話し出す。

 音楽を手放した人々を許すことができず、たった一人でピアノを弾き続けていた自分に、一人じゃないと気付かせてくれた存在……。

 彼女がいなくなった今、曲を作ったところで無意味だと、タクトは言う。

 しかし運命は、それでもエストロは曲を作るべきだと言い、その音を必要としている人がこの世界にいると伝える。

 

そうだ。コゼットが気付かせてくれたのだろう? 人々が音楽を忘れていないことに。音楽で人と繋がれることに。

そうそう。目の前で聴きたそうな顔してる子もいるし、さっさと作っちゃいなよ。

俺もタクトがどんな曲を作れるか興味がある。コゼットの思いを生かす為にも、挑戦を続けてほしい。

アンナの決意

 一方、町にやってきたレナードと共に、タクト達の帰りを待つアンナ

 彼女は運命をずっとコゼットと呼び、見ないフリをしてきたことを後悔しており、今度こそあの子とちゃんと向き合いたい、逃げずに話がしたいと訴える。

 それを聞いたレナードは、笑みを浮かべると、その為に自分達はここにいると返すのだった。

 

何という聖人だ。彼は天使か?

性癖は悪魔みたいだけど。

…………。人間というのはこれでも善人か悪人かを判断できないのだから厄介だ。しかし、礼は言おう。

ポンコツな二人

 タクトの命を吸っていることに罪悪感を覚え、これ以上彼が苦しまないよう、たった一人シントラー地獄に立ち向かおうとする運命

 彼女はすぐに追い詰められてしまうが、それでも助けを呼ぼうとせず、意志を貫き通そうとする

 ――が、傍にいないことに気付いたタクトがすぐに駆け付けてきてしまい、シントラーを無視しての激しい言い争いになる。

タクトポンコツムジカート!

運命ポンコツエストロ!

 

良かった。いつもの元気が戻ってるな。

でも、ポンコツエストロって何か矛盾……。

いいや、バカと天才は紙一重だ。何も間違っていないぞ。

運命の答え

 レナードタイタン加勢に現れ、彼らが地獄の相手をしている間に話し合う二人

 お前も自分の音楽を必要としているのか――

 タクトにそう尋ねられ、自分もマエストロの曲が聴きたいと答える運命

 彼女の思いを確かめたタクトは、遠慮なく自分の命を使えと彼女に命じるのだった。

 

おっと、ここでなんとリミッター解除だ! 山が消えてしまうかもしれん。

作画も限界突破してきそう……。

天国から地獄


第8話 運命-Cosette-

レナードエストロのお出ましよ!

 余裕の表情を浮かべるシントラーに対して、自分達は前座だと言い、タクトと入れ替わるレナード

 枷の外れた運命は猛スピードで地獄に突っ込み、圧倒的な火力で彼女の攻撃を打ち破る。

 しかし、片腕がボロボロになってもまだ起き上がる地獄シントラーも強気に声を上げる。

 ――が、その時、ザーガンムジカートである天国が現れ、シントラー命令違反だと告げる。

 案の定、彼は首席指揮官を解任され、全ての権限を剥奪されてしまうのだった。

シントラー私は最も優れたコンダクターだぞ!!

天国いえ、あなたは初めからコンダクターではありません。

 

え? どゆこと?

フフフ。天国地獄は、二人ともザーガンムジカートだったのさ。

う~ん……。その可能性も薄々考えてはいたが、これではザーガンが露骨に怪しい。今までシントラーの行動を知ってて見逃してきたんだからな。

彼も人口を削減する為には手段を選ばないのだろうか。

そして運命へ

 町に戻ってきた二人に駆け寄るアンナ

 彼女は運命を抱き締めると、これまでちゃんとあなたを見ようとしてこなかったと謝り、運命と呼ばせてほしいと懇願する。

 それを受け入れた運命は、改めてアンナのことをお姉ちゃんと呼び、笑い合う。

 一方、タクトは、作曲途中の紙を見つめながら、心の中でコゼットに、自分は先へ進む、この音を繋げていく為にと伝えるのだった。

 

おお……。俺には今、コゼット復活ルートが消滅する音が聞こえたぞ……。

そうだな。だが、これで良かった。元々望みは薄かったからな。死んでしまった人間にいつまでも囚われ続けては、ニューオリンズのあの夫人のようになってしまい、先には進めない。

折角、生まれた運命ちゃんも可哀想だしね。

第8話終了

 

う~ん……。彼らはこの先どこを目指すのだろうか? コゼットの死を受け入れたということは……。

いや、目的地は変わらずニューヨークだろう。イレギュラーな覚醒をした運命の調律をしなければ、タクトの命が危ない。

ラスボスはザーガンかな? それとも大穴でシントラー

俺は超巨大なD2と予想しておく。