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アニメ「takt op.Destiny」第9話 感想

今回の内容

アニメtakt op.Destiny」の第9家族-Eroica-」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオより――

ネシオ・スペクトラ」「夙吹はやぶき 創太そうた」「桃風ももかぜ 無音むおん」の3人。

エロイカ

 

家族、エロイカ……。何かとんでもない並びだけど……。変な意味じゃないよね?

ああ。エロイカというのは、ベートーヴェン交響曲第3番英雄のことだ。

英雄……。それってまた凄い曲?

フフフ。一般大衆の英雄であるナポレオンを称える雄大なる交響曲……! ベートーヴェンはこの曲を自身の最高傑作だと評価していたらしいぞ。

へぇ~、そんなに。刺さらないだろうけど、一応聴いておこうかな。

ああ、ここに用意してある。アニメが終わった後にでも聴こう。

第9話視聴開始

 夕刻――誰かと連絡を取っていたレナード

 彼は通話を終えると、相棒タイタンと共にニューヨークを目指し、バイクを発進させる。

 その表情は何処か決意に満ちており、ただならぬ運命の到来を予感させるものであった。

 

おお、レニータイタン……。まさか二人だけでラスボスを倒しに行くつもりじゃないだろうな?

いや、無茶でしょ。相手は多分、ザーガンだよね? 最低でも2体のムジカートが相手だよ?

…………。まだ彼らの全力を見ていないから何とも言えないが……。内部の情報を得ているからこその自信なのか……?

変わらぬ街

 ようやくニューヨークに辿り着いたタクト達は、そこで異世界と思えるほどの街と人の賑わいを目にし、しばらく言葉を失う。

 荒れ果てた世界の中で、シンフォニカのお膝元であるこの場所だけが、昔のままに保たれていた……。

 音楽が無い為、タクトまだ完全ではないと言うが、これまで多くの苦労をしてきたアンナは、やっとここまで辿り着けたと喜ぶのだった。

 

ハッハッハ! ようこそ、俺の故郷ニューヨークへ! 歓迎するぞ!

すご……ふざけんなってくらい賑わってるじゃん。もう少し節約してるかと思ったんだけど……。

生活レベルを下げる気はないか……。できる限り、無駄は削ってほしいものだが……。

シャルロッテ・シュナイダー

 アンナの家族に会ったタクトは、早速、彼女の姉にして、シンフォニカの研究者であるシャルロッテ運命の調律を頼み、彼女に連れられ、ニューヨーク・シンフォニカへと向かう。

 ここで問題が解消されなければ、この先、D2と戦い続けることなどできない。

 長い旅をしてきたタクト運命は、結果に期待して精密検査を受ける。

 しかし、それが終わった後、ロッテから今の技術では契約を切り離すことはできないという、残念な結果を告げられてしまう。

 彼女曰く、二人は互いに喰らい合っている支え合っているような状態で奇跡的に生存しており、長く維持できるものではないと言う。

 

やっぱり片方が死にかけの状態で覚醒したのがマズかったのかな。

ああ。素体がほぼ死体だからな。タクトの体の一部を喰らって補う必要があったんだろう。

HAHAHA! まるでゾンビのようだ。腕一本で足りて本当に良かったな。

残りの人生をどう生きるか

 D2との戦いをやめて長く生きるか、それとも死を覚悟して戦いに身を投じるか――

 最後の希望も消え、どちらかを選ばざるを得なくなったタクト

 翌日、彼はアンナ達に部屋から連れ出され、食事ショッピングなど、ニューヨークの街観光することになったが、とても乗り気にはなれず、流されるまま時間を過ごしていく。

 

へへ。曲の方はまだ完成してないみたいだね。早く聴きたいんだけどなぁ、タクトの曲。

後、3話だ。もうあまり時間はないぞ?

…………。作曲を諦め、これまで通り、演奏家としての腕を極めるか……、それとも無理してでも作曲に挑戦し続け、新たな扉をこじ開けるか、これもまた重要な選択だ。

確かな絆

 途中からアンナロッテ二人きりにされたタクト運命

 彼らはとあるミュージシャンの記念碑に献花する人々を見つけると、自分達もそれに倣い、この街でもまだ音楽は失われていないのだと深く実感する。

 その後、広場を訪れ、何気なくオーケストラのことを話題に出したタクトは、自分も聴いてみたいという運命と、いつか音楽を取り戻したら、この場所でベートーヴェンの5番を一緒に聴こう約束するのだった。


第9話 家族-Eroica-

運命はい、マエストロ。必ず。

 

何か良い雰囲気になってるけど……。これで良いメロディが書けるようになったりする?

ああ、相手を想う気持ちが大きければ大きいほど、創作の動機が強まり、メロディに心もこもる。きっと無駄にはならない筈だ。

天国の眼差し

 頑張る妹達の力になろうと、休暇を取り下げ、可能性を模索するロッテ

 そんな彼女の元に、何故かザーガンムジカートである天国が現れ、調子を尋ねてくる。

 集中するロッテ冷たい眼差しを送っているが、彼女の思惑とは――

 

何だその顔は。お前もまさか地獄の同類なのか……?

やっぱり、ザーガンがラスボス?

落ち着け。ザーガンタクト達に目をつけていた。調律ができるかどうかは重要なポイントだろう。できなければ長くは持たない訳だからな。

地獄の音色

 帰り道、地獄の使っていた音叉の音が聞こえることに気付き、近くて深いところから響いていると、タクトに訴えた運命

 急いで自宅に戻った彼らは、アンナにも危機を伝えようとするが、そこでレナードからの電話があり、アンナに代わりタクト受話器を握る。

レナード良かった、間に合って。

 

良いタイミングだ、レニー。今は音楽よりお前の話が聞きたかった。

折角、守ったニューヨークで騒ぎを起こすなんて、何考えてるんだろザーガン。いや、ザーガンじゃないかもしれないけど。

とにかく、情報を共有してもらわないことには始まらない。何としてでも隠してることを聞き出さなければな。

真実と向き合う覚悟

 レナードから、電話越しにすぐにニューヨークを離れるよう言われたタクト

 彼は真剣な声で早く逃げてと言うレナードに、すぐに冗談じゃないと返し、逆に彼の身を案じる

 レナード一体何と戦おうとしているのか――

 自分はこのまま観客のままいるつもりはない誤魔化さずにちゃんと話すよう言うタクト

 そんな彼にレナードは、ようやく折れ、シンフォニカと10年前――ボストンで起きた事件の関係――真実について語ろうとする。

タクト聞かせてくれ。

 

はい、待ってました、その話!

あれもタクト達の街のように音叉で操られたD2が引き起こした事件だとすると、とんでもないことになるぞ。

タクトの記憶から、あの場に天国地獄がいたのは分かっているからな……。

第9話終了

 

ここで1つ確認しておきたい。タクトの父親――朝雛 ケンジは偉大な名指揮者であり、彼は混乱した世の中でも、音楽は人の心を照らす光だと語り、D2を恐れることなく、コンサートを開いていた。

前にザーガンは彼のことをルースター……うぬぼれ屋と呼んでいたが、音楽だけで世界を救うというのは、確かにうぬぼれが強い。

D2呼び寄せちゃうもんねー。ザーガンは正義のつもりで殺ったとか? あ、でも尊敬してたんだっけ?

尊敬していたからこそ、災いを引き寄せ続ける悪人にはしたくなかったのかもしれない。

成程、有り得る可能性だ。さて、実際動機はどんなものか。次回を楽しみにしようじゃないか