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アニメ「takt op.Destiny」第10話 感想

今回の内容

アニメtakt op.Destiny」の第10師弟-Lenny-」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオより――

ネシオ・スペクトラ」「夙吹はやぶき 創太そうた」「桃風ももかぜ 無音むおん」の3人。

師匠と弟子

 

う~む……。予告を観たが、何だかレニーが何処か遠い場所へ行ってしまいそうな雰囲気が漂っている。これはもう手向けの花を用意しておくべきなのか。

やっぱり地獄天国のコンビと一戦交えそうだけど、こっちも運命タイタンの二人がかりだから、大丈夫なんじゃないの?

いや、運命は正直、火力が高過ぎて連携には不向きだ。仲間がいる状況では、本来の実力を発揮しにくい。実際、前回、運命が戦っている間はタイタンは控えに回っていた。

それにあの時の地獄コンダクターの指揮無しで戦っていた。指揮ありでは、より手強い筈だ。

何か手はないの?

そうだな……。2体を分断して1対1の勝負に持ち込むこと。その間、ザーガンの動きを封じることができれば尚良い。

よし、俺が今すぐニューヨーク・シンフォニカに行って騒ぎを起こしてくる。後は任せたぞ。

それは一人で全員倒してしまう流れじゃないか……?

第10話視聴開始


第10話 師弟-Lenny-

 レナードは思い出していた。

 かつて朝雛 ケンジの演奏を聞き、音に光を見た瞬間を――

 彼の弟子として、音楽を学んでいた日々を――

 自分もまた、誰かの光になれることをずっと夢見ていた。

 そして彼は今、タイタンと共に食事を終え、タクトとの待ち合わせの場所へ向かうのだった。

 

最後の晩餐かな?

縁起でもないことを言うんじゃない。

いや、しかし、この流れで掘り下げが入ると死の予感がますます濃くなる。パターンに入ったか。

良き友人

 待ち合わせ場所についたタクトは、これを逃せばもうチャンスは無いと思い、現れたレニーから、シンフォニカボストンの惨劇――彼の知っていることを全て聞き出そうとする。

 だが、そこに突如として現れ、会話に割って入るザーガン

 彼はレニーまだ友としての関係を続ける道を選ぶことができると諭し、争いを避けようとするが、レニーシントラーから全てを聞き出したようで、関係の修復は最早不可能なレベルに達していた。

 

うわぁ、友愛される~。

簡単に本性を現したな。最も、直接会うのはこれが初めてだが。

もしや彼もシントラーと同じく正直者なのだろうか。

レニーの過去

 レニーザーガン全ての元凶だと言ったことで、迷うことなく臨戦態勢に入ったタクト運命

 そんな彼らの様子を見たザーガンは、まだ罪滅ぼしを続けているのかレニーを憐れむ。

 かつて朝雛 ケンジの弟子となり、互いに多くのものを学び合ったレニーは、師匠の死後、ザーガンコンダクターとしての資質があることを知らされ、贖罪の為、D2と戦う道を選んだのだった。

 

…………やはりタクトの父親は、犠牲者が大勢出ている中、コンサートを強行しようとしていたようだな。

ヤバ過ぎでしょ。音楽を信じる者は救われるみたいな。完全に宗教じゃん。

HAHAHA! もしレニーが強く言って止めていれば、運命は変わったのだろうか。

VS天国と地獄

 ザーガン指揮の下、より力を増した地獄を相手にし、レニータイタン天国との交戦を始める。

 近距離の地獄遠距離の天国、二人に連携されると非常に厄介であり、タクト運命は全力を出し、突破口を開こうとする。

 しかし、その攻撃で残り少ない体力を一気に使い果たしてしまい、天国の傘を消し飛ばしたところで、二人は倒れてしまうのだった。

 

くそっ、このポンコツムジカート! もうパワーがヤバい!

お前はドカドカ撃ち過ぎなんだ。

何だと~!?

…………。タクトは力をセーブする気はないんだな。

師匠の役目

 倒れたタクトにトドメを刺そうと近付き、を構えた天国

 彼女の攻撃からタクトを守ったのは、師匠であるレニーだった。

 身を挺して弟子を守った彼は、最後の力反撃を開始する……!

レニーよく聴いておきなさい……。あたしの音楽を……!!

 

え。何で最初から本気出さなかったの?

フフフ、いきなりクライマックスなんて、センスが無いだろう?

そういうものなのか? コンダクターになってみないと分からないか……。

ショウタイム!

 本気を出し、光り輝くタイタン

 彼女とレニーが命を懸け戦う姿を見たザーガンは、なんて美しいんだこれこそ命の音色だと感想を述べる。

 あの日、D2を呼び、コンサートホールを襲撃させた彼の心境は一体どのようなものだったのか。

 レニーは彼を哀れだと言い、今まで一度も光を見たことがないでしょう?と尋ねる。

 

…………。音楽を良いものだと思っているが、人の心を照らすまでとは思っていない。概ね、予想通りだな。

まぁ、ぶっちゃけ私の考えもザーガン寄りかな。とんでもない狂人って可能性も出てきたけど。

朝雛 ケンジが死ぬ瞬間、彼は指揮ではなく自慰をしていたのかもしれない。

天国・戦闘不能

 必殺の一撃を放ち、天国を仕留めたタイタン

 しかし、そこでレニーの力が尽き、戦いは中断される。

 目的を果たしたザーガンは、存分に堪能させてもらったと賛辞を送り、去り際にタクトに、君にはもっと素晴らしい音色を期待していると言う。

 

あれ? 最後に天国地獄を庇ったけど、何か意味あるのかな。

地獄が本体だったりしてな。

何とも言えないが、後2話で掘り下げがあると良いな。

師の迎え

 倒れたレニーの元に集まったタクト達

 タイタンは昔した約束通りに笑顔を作って見せるが、タクトふざけるなと、運命もう会えなくなるのですかと、怒りや悲しみの入り混じった感情を吐露する。

 それを聞いて、誓ったからねと答え、過去にピアノを弾きながら泣くタクトの声を聞き、心からの音色を奏でられる世界を作ってみせると決意したことを思い出すレニー

 そんな彼にタクトは、今、曲を作っていることを明かし、これまで出会った全ての曲に込めるあんただって僕の一部だと言い、一緒に音楽をやろうと声をかける。

 それを聞いたレニーは、遠のく意識の中で、彼と共に演奏する自分の姿を思い浮かべる。

 やがてそれが終わった時、師である朝雛 ケンジが迎えに来るのだった。

 

こういう時はほんと素直だね、タクト

ああ……。御蔭で志半ばで倒れたレニーを安らかに逝かせてやることができた。

根はいい奴なんだ。

第10話終了

 

ふー……。今回でタイタンちゃんコンダクターがいなくなっちゃったけど、この先どうするんだろう?

! 待て、俺は良いことを思い付いたぞ。ちゃんと調律がなされているタイタンワルキューレを仲間にすれば、タクトは命を削らずに済むのではないか……!?

ワルキューレか……。フラグは立っていたようだが、あいつは今、何処にいるのか分からないぞ。

う~ん、でも、会えたとして運命ちゃんが嫉妬したりしないかな?

ソシャゲの主人公なら修羅場の1つや2つくらいどうってことないだろう。さぁ! 決戦に備え、ガチャを回すんだ!