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アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」第11話 感想

今回の内容

アニメ鬼滅の刃 遊郭」の第11何度生まれ変わってもの感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ』「異常性クラスメート編より――

天瞑あまくら 幽鵡かすむ」「櫻井さくらい 真実まざね」「土城つちじろ うつろ」「綿貫わたぬき 翔太しょうた」「わたぽん」「画龍がりゅう 習路しゅうじ」「????人。

怪楽の園⑪

 
桜魅回廊・終ノ園

 

 

はぁ……何だこれは。

あ……、ガリュウ起きたのか。もう最終回だぞ。

信じられんな。まだやってたのかお前達。いい加減もう終わってると思ったが……。

残念! 起きるのが早かったね。ラストは拡大枠だから、1.5話分くらいの長さあるよ。もっかい寝たら?

いや、もう眠くはない。流石にもう寝れんので、このまま待つ。

あ、あの……ガリュウ君。もしアニメに興味が無くて退屈なら、わたぽんでも見てリラックスしてて。

<<ぽん☆>> わたぁ。

…………。そいつは何ができる?

え、えっと……。ふわふわ浮いたり、転がったり……。

あ、舐めるとわたあめみたいに甘いよ!

………………。

もー、馬鹿だなぁ。そんなので人を楽しませられる訳ないでしょ、アホヌキちゃん。

でも、ガリュウ君が辛そうだし……。

まぁ、一人大好きだから。逃げ場の無いここはきっと辛いだろうねぇ。

…………。

んんぅー。

あ、ウツロ君は気に入ってくれたみたい!

くっ……。

第11話視聴開始

 最後の力血鬼術を放ち、周囲を血の鎌で破壊し尽くそうとした妓夫太郎

 しかし、その衝撃で目を覚まし、から外へと出た禰豆子が、同じく血鬼術にて技を相殺――

 その後、瓦礫の山と化した遊郭で目を覚ました炭治郎達は、彼女の不思議な力で次々と救われていくのだった……。

宇髄毒が消えた……!」

 

えっ、何それキモい。禰豆子、いつの間にヒーラーになったワケ……!? 折角、炭治郎伊之助宇髄が毒で死にそうだったのに、全員助かっちゃったじゃん!

凄い……。これで宇髄さんの腕も元に戻るのかな?

いや、流石に斬られた傷までは治してないみたいだ。あくまで鬼の毒を消しただけみたいだな。

ぬぐぐ、それでも都合良過ぎ!

都合良く進化していくのが生き物だろう。解毒なら俺もできるが? 体に解毒と書かれた紙を湿布みたいに張るだけで済む。

でもお前、肝心な時、禰豆子みたいにすぐ助けてくれないだろ。

…………。俺が他人を助けるのは全て自分の為だ。必要が無いことならしない。

いいね。役立たずは切り捨てるってことでしょ?

ああ……、それと、人を勝手にこんな空間に閉じ込めるような愚か者もな。筆さえあればこんな場所……。

…………。

お前さえいなけりゃ……!

 禰豆子におぶられながら上弦の首を探している途中、血だまりを見つけ、血の回収に成功した炭治郎

 彼は引き続き、匂いを頼りに進んでいき、その先で激しく罵り合う堕姫妓夫太郎を見つける。

 「あんたなんて醜い奴、兄妹な訳ないわ!」「出来損ないはお前だろうが!

 たった二人の兄妹だというのに、汚い言葉をぶつけ合う二人――

 炭治郎は我慢ならず、止めに入り、そんなこと思っていない筈だと、優しい言葉で諭すのだった。

 

みっともないなぁ……。今更、トドメを刺しておかなかったことを後悔しても遅いんだよ。

滅茶苦茶、油断してたしな……。

ふん……、くだらん。家族を守ろうと思う気持ちも。血が繋がってようが、所詮は他人だ。足手まといならさっさと切り捨てるべきだった。

いや、堕姫がいないと遊郭に潜伏しにくいし、首斬られた時に再生できない。十分役には立ってた筈だ。

ならいいが……。

上弦の陸の過去

堕姫死にたくないよー! お兄ちゃぁぁん!!

妓夫太郎梅!

 堕姫が消えたショックで、思わず妹の本当の名を叫び、鬼になる前の記憶を取り戻していく妓夫太郎

 自分が遊郭の最下層で生まれたこと……

 容姿の醜さもあり、何度も殺されそうになったこと……

 自分とは反対に美しい妹が生まれてからは、自分に自信が持てるようになったこと……

 その妹が客に不敬を働き、燃やされたこと……

 彼は他人を憎むあまり、何度生まれ変わっても自分は鬼になるだろうと確信する。

 

これが二人の過去か。やっぱり生まれた環境がキツいな……。誰も助けてくれないなんて。

親の病気は梅毒だね。そしてお兄ちゃんは運悪く劣性遺伝が発現しちゃった所為であんな醜い容姿に。

何で梅ちゃんはお客さんの目を突いちゃったんだろう?

あー、それはお兄ちゃんのことを馬鹿にされたからみたいだよ。カッとなったらお終いなのに、そんなことも想像できないなんて馬鹿だよねぇ。

…………。

何? 何か文句あるの? 意見があるならちゃんと喋ったら?

ずっと二人で

 何度生まれ変わっても鬼になる――そう思った妓夫太郎だが、一つ心残りがあった。

 それは勿論、――のこと。

 もし自分に育てられていなかったら、もっと良い人生を歩めた筈だと。

 そう思ったが故に、彼は目の前に現れたに冷たく当たり、突き離そうとする。

 自分と一緒に地獄に落ちるべきではないから――

 しかし、はそれでも一緒にいたいと追いかけてきて、子どもの頃にした約束のことを話し始める……

何回生まれ変わってもお兄ちゃんの妹になる!!

 

あーあ、依存しちゃって。人によってはその言葉は感無量かもしれないけどね。

は後悔してないみたいだな……。それなら止められない。

ん? 何故、二人で天国の方に行かない?

だから妓夫太郎が行けないんだって……。

柱の後継

 上弦の鬼は倒したが、怪我の具合が酷く、引退を決意する宇髄

 彼はそのことを救援に来た蛇柱に非難されるが、柱の後継は育っていると、炭治郎達の生還を匂わせ、驚かせる。

 そう、状況は着実に変わってきているのだ。

 産屋敷うぶやしき 耀哉かがやは、炭治郎達が上弦を倒したとの報告を聞いたことで大いに喜び、これは兆しだとに伝える。

耀哉鬼舞辻󠄀 無惨……。必ず私達の代で倒す。一族唯一の汚点である貴様は……!

 

ん……! 無惨お館様と同じ一族なのか……。最後に気になる情報が出てきたな。

あー、つまんなかった。結局、皆生き残っちゃって。モブは何人か死んだけどさー。

おいおい……。宇髄が引退決めたし、ちゃんと鬼殺隊側もダメージ受けたじゃないか。まだ不満なのか?

当たり前じゃん。気分悪いから僕ちょっと外の空気吸いに行ってくる。ついてこないでよ。

はぁ……。まだ何かするつもりなのか? おい、そこのお前。

…………。

さっさとこの茶番を終わらせろ。それか筆を渡せ。

…………。

第11話終了

 

おい。マザネ……! マザネ

うるさいなぁ……! 何……!?

何じゃねーよ! 折角、あいつら閉じ込めてやったのに何も無しとか有り得ねーだろ! 大変なんだぞ、領域を維持するのも!

途中まで上手く行ってたよ。でも、ライアーがミスしてあいつ入れた所為で萎えた。

オレがやったんじゃねーよ! あいつが勝手に入ってきたんだ。どうやったか知らねーが……!

僕も知らないよ。とにかく、あいつを追い出せないなら……。

………………。

!?

うわっ、いつの間に後ろに……! 何その顔……。起きてんの……?

Zzz……。

げっ……! 目を開けたまま寝てるのか……? でも何か悪魔払いに似た力を感じるぞ……! ヤバそうだから逃げさせてもらうぜ!

ああっ、ちょっと! もう、何ビビってんのさ、役立たず!! 待て!!

………………。

………………。

おい、ウツロ。お前も急に走ってどうしたんだ? マザネと何かあったのか?

………………。

えっと……言いたくないみたい。でも、もうすぐ元の世界に帰れるって……!

そうなのか? それならいいんだが……。

(ふん……。いつでも終わらせることができた癖に、他人に気を遣って時間をかけるとは……。実にくだらん。)


第十一話『何度生まれ変わっても』