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アニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』第２話 感想

アニメ

 

◆今回の内容◆

アニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』

第２話「思い出から逃げられない」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 『異端のネシオ』「カラレス・インテグレーター編」より――

◆音無（おとなし） 音夢（ねむ）◆ ◆絵知川（えちかわ） 春名（はるな）◆ ◆矩踰（のりこえ） 周子（しゅうこ）◆ ◆正犠（まさぎ） 尋人（ひろと）◆

←第１話の感想はこちら 第３話の感想はこちら→

ＳＮＳから逃げるな

 
渋谷区・虹幻町・イエローストリート

 

（カタカタカタカタ……。カタカタ……）

ふぅ～、ようやく編集が終わりました。疲れたので、そろそろ何か食べたいですね……。

あ、そういえば、周子さん。ＳＮＳに上げるとか言っていたキャラ弁はどうなりましたか？

あ～、御蔭さまで完成したよ～。

ほら、見て見てこれ！ 箸付けるのも勿体ない神クオリティ！

ん？ これハルナさんのアカウント……。ここでいいねを集めても意味ないじゃないですか。

あれ？ チームのアカウントってあるんだっけ？

あぁ……、あったけど、確かネムちゃんが更新めんどくさくなって、批判コメントにムカついて消しちゃった筈だよ。

ん？ そういえば……そうだったかもしれません……。

やっぱり怠惰だなぁ、ネムちゃんは。（ニヤニヤ）

＜＜ダンッ！＞＞ うるさいです、ぶっ殺しますよ。

ははは。ネムちゃん、落ち着いて。そろそろ第２話が始まるから。

第２話視聴開始

　新たな依頼を受け、新宿ヤクザ街へとやってきた「逃がし屋エクストラクターズ」。

　ここでは天気予報のような「カチコミ予報」がニュースで流れるなど、まさにヤクザの街といった治安の悪さ。

　今回の依頼人は、ここの三大ヤクザの１つ――関八州連合の大親分トイチだそうだが、無事に逃がすことができるのか……

予報士「腹を括って流れ弾に備えてください。」

 

あー、歌舞伎町じゃーん！ ここの風俗、私の友達結構いるんだ。

はぁー、凄いですね。ＡＩに管理を任せたらこんな街が出来上がるとは……。こんな連中、保存しておく価値はあるんでしょうか？

ネムちゃーん、そんなこと言ってると、弁当の具にされちゃうかもよ。

幾ら黄色くても卵みたいに美味しくないですよ。それにもしもの時はヒロトさんが盾になってくれるから平気です。

ははは、頑張るよ。

ってか、今回逃げたいのヤクザのボス？ 前回と違ってかなりの大物じゃん。ところでショタは？

出ませんよ。今回もハルナさんは大人しくしててください。

トイチの夢

　歌舞伎町の出身者であるフェレスを頼り、関八州連合の本社へと辿り着く一行。

　どうやら彼女とトイチ達は知り合いのようで、話はスムーズに進み、人払いの後、トイチは彼女達を秘密の隠し部屋へと案内し、夢を語り始める。

　たった一発の銃弾で相手を仕留める凄腕のガンファイター、一発屋のトイチという異名で呼ばれる男の中の男が抱いた夢、それは一体何なのか。

　隠し部屋に並んでいたのは、大量の女性服……？ いや、これは魔法少女！？

トイチ「なりてーんだ、魔法少女にな……。」

 

何ですか、このおっさん！？ そんなのもう「タマとられちゃったよおおおぉ」じゃないですか！


タマとられちゃったよおおおぉ (電撃文庫)

へー、可愛い夢で良いじゃん！ フェっちゃんに憧れたんだってさ。

自らタマを取っていくのか……。メルヘンな弁当箱にゴツゴツの謎肉が放り込まれるとは……ミスマッチ！

でも、魔法少女が仁義っていうのは、あながち間違ってないと思うな。彼女達はいつだって愛と正義の為に戦ってる。

う～ん……。行き先は三軒茶屋ですか……。

とんずらトイチ

　決行は夜に行われる継承式の後――

　契約を済ませたトイチは、やっと魔法少女になる夢が叶うと、テンション爆上がりで、フェレスは中々、困惑が抜けない。

　しかし、そんなフェレスも、仁義仁義とうるさく、延々とタマの取り合いをする歌舞伎町が嫌になり、逃げた身――

　逃がし屋になりたかった訳じゃないと言うが……。自分を救い出してくれたエクアには、強い思いがありそうだ。

 

かつての呼び名は山猫フェレス。本当に魔法が使えるとはチートですね。

猫って言えば、ツンデレな生き物だけど、やっぱりネムちゃんも自覚あるの？ その猫耳パーカー。

は？ 私がいつデレましたか？ 証拠の映像でもあるんですか？

いつでもデレてくれていいんだよぉ？

なら私達のようにもう少し真っ当な方法で金を稼いでくることですね。

配信者はまともな仕事なの？

＜＜ダンッ！＞＞

ネムちゃん。台パンは印象良くないからやめよう。

フェレスの魔法

　スモークを焚くことで騒ぎを起こし、その隙に逃がし屋と社を出たトイチ。

　しかし、狂言はすぐにばれ、彼らは若頭のヤオハチと子分に取り囲まれてしまう。

　裏切り者は例え先代でも許さない――

　逃げるのは生きる為だというエクアの必死の訴えも届かず、彼らの銃から弾は放たれる……！

　その時、窮地を救ったのは、やはりガンウィザード・フェレス！

　彼女の放ったたった一発の銃弾は、一瞬でヤクザの弾を撃ち落とすのだった！

 

うっひゃー！ 便利なタマ！ 小さいタマは大好きだよ。

全員、一瞬でタマを取られましたね。これはおっタマげたでしょう。

ちょっと、あんまりタマタマ言ってるとメシがマズくなるんだけど……。

ん？ タマゴ焼き美味しいよ？

ぶっ飛びトイチ

　フェレスの御蔭で流血沙汰にはならず、トイチは無事、アルガ達と合流した後、大砲で目的地の三軒茶屋までひとっ飛び。

　最後にフェレスは彼からケースを受け取るが、その中に入っていたのはなんと例の魔法少女服！

　別の部屋でこっそり服を持って姿見の前に立ってる姿をマルテースに見られたフェレスは、真っ赤になり叫ぶのだった。

フェレス「来るなぁー！！」

 

大砲……花火……。たーまやーとでも言えばいいんですか？ くだら――

ははっ、上手くいって良かった。今回は中々ユーモアもあって面白かったんじゃない？

んー、まずは順番に過去を明らかにしていく感じ？ 今回はフェっちゃんだったから、次は……

マルテース？

そうそう、マルちゃん！ 一番重そうなエクアちゃんが最後かな？

あのヒロトさん並みの聖人っぷり……、彼女は本当に人間なんでしょうか？

僕は人間だよ？

第２話終了

 

ふむ、今回はフェレスのキャラ弁を作ったのか。またまた無難な出来――

そんなことはどうでもいいです。もっとチームの為になる話をするですよ。

例えば能力――。今回、フェレスさんは銃弾の軌道を操作して、敵の銃弾を撃ち落としてましたが、私達、イエロー・ディザイアにも、そんな格好良い異能を持ったメンバーがいればもっと人気も出る筈です。

えー、私の能力、結構役に立つと思うよ？ 相手の年齢を操作して子どもにできる異能。性別は変えられないから、タマをどうこうはできないけど。戦意を喪失させられるし、場合によってはお楽しみも……

いりません！ 他は？

食べ物を媒介に小人を生み出す能力。勝手に口の中に入ってきてくれる。まぁ、体力使うけど。

僕は他人の痛みを自分に移せる能力。心の傷も、体の傷も肩代わりできるよ。

実にくだらない能力ばかりです。これではビッグなことは何もできません。

ネムちゃん、自分のこと棚に上げてなーい？ ネムちゃんは音を一定範囲外に出さない能力でしょ？

私のは隠密活動に使えます。皆さん、私を見習って異能を鍛えるか、強い新人を連れてきてください。

隠密活動だってさ！ カッコ良く言っても、ずっと部屋に引きこもってるだけじゃん！

＜＜ダンッ！＞＞ 私は体力を温存しているだけです！

大丈夫、僕はネムちゃんの頑張りを分かってるから、僕もネムちゃんに追いつけるよう頑張るよ。

はぁ～、ヒロトさんだけですね。私を分かっているのは。

（ねぇ、エロト。ちょっと甘やかしすぎじゃない？）

（そんなことないさ。彼女はちゃんと成長してる。頭の良い子だから、ずっと今のままでいることはあり得ないよ。）

（だといいけどねぇ……）

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思い出から逃げられない