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アニメ「可愛いだけじゃない式守さん」第２話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「可愛いだけじゃない式守さん」の第２話「風雲！球技大会」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「本庄（ほんじょう） 百合（ゆり）」「霜之口（しものぐち） 亥鷺（いさぎ）」「羨津国（あまつくに） 佳代子（かよこ）」「古場（こば） 静良（せいら）」の４人。

1話の感想はこちら

パワーだけじゃない静良さん

さぁ、今日は「可愛いだけじゃない式守さん」の第２話だね！ 今回は早くも球技大会ということで、力がとっても強いセイラちゃんを呼んできたよ！

お前らの返り血で染め上げる……、パワー系の古場 静良だ。ここが新たな戦場か……？

わーい！ どんだけ強いのか握力測ってみよー！ はい、これ――

ふんっ！ ＜＜ぐしゃっ＞＞（握力計粉砕）

こ、壊れちゃったです……。

すごーい！ 測定不能だって！

流石、セイラちゃん！ これなら式守ちゃんと良い勝負ができるね間違いなく！ あっ、腕相撲とかは絶対ナシだよ！

ふ～ん……、式守って奴はそんなに強いのか。興味が湧くじゃねーか。どこ高だ？

東京都立八王子桑志（そうし）高等学校ってところがモデルみたい。偏差値は５０くらいで、まぁ平均的な高校だね。

ふん、あたしらよりは下か。

あれ？ そうなの？ ここって、どれくらいだったっけ？ 私、推薦で入ったから分かんない！

確か、６５くらいだったと思うよ。

うう～ん、惜しい！ もう少しで６９！

そうだ、もっと上を目指そうぜ。拳だけじゃねぇ、成績の暴力でも相手をねじ伏せろ。

セイラちゃん……！ 一生ついていくよ！

第２話視聴開始

　今日は春の球技大会が開かれる日！ 男子の種目はサッカーで、女子はバレーとバスケ！

　犬束と共に種目を確認し終えた和泉は、次に式守と時間を確認する。

　不幸体質の所為で、スポーツには自信が無い……、ならばサポートに徹しよう！と考えていた和泉だが、残念ながら参加する競技の時間がやや被っており、それは難しそうだ。

　彼は今の内に式守に念を送っておくのだった。

和泉「頑張れー、怪我しないでー、むむむー！」

 

むむむー！

あっ、それ可愛い！ でも洒落になんない！

あっ、けっ、怪我しないようにってだけだから大丈夫だよ。それに、既に完成してるアニメに対しては効果薄いと思うの。

はぁー、大変だな、お前。力が強すぎてどっかに肩入れすることができねぇってのは。

だが、あたしと戦う時はそんな心配はいらないぜ？ 容赦無しで来い。神の力なんて、あたしの拳の前では無力だってことを分からせてやる。

そっか。セイラちゃんは殴ると運命を都合良く捻じ曲げるんだっけ。神と神がぶつかったら一体どうなるの？

宇宙の法則が乱れちゃうから争っちゃ駄目！

式守さん攻め攻めモード

　球技大会が始まるが、和泉は案の定、不幸体質を発揮し、大ポカ祭り。

　靴紐が切れたり、ボールを空振ったり、顔面に食らったりと、中々に痛々しい……。

　式守は倒れた彼をとても放ってはおけず、急いで保健室に運び込み、競技の時間まで様子を見守ることに。

　なるべく自分の傍にいてほしい……。

　そう素直な気持ちを口にすると、和泉は自分だって式守さんを守るよ！と強がり、式守の気持ちは更に昂る。

　彼女は布団を持ち上げ、ここに隠れてようかなと言って、和泉を困らせるのだった。

式守さん「うっそ♪」

 

はうぅっ！

ふぐぅっ！

すっ、凄い破壊力……。

何っ……？ 一体何を破壊したんだ……！？

それはねセイラちゃん……。私達の心だよ……！

私は子宮に来た……！ は……孕んじゃいそう……！

遠隔受精だと……！？

いや、全然そういうことじゃないから……。セイラちゃんには全く効いてないのかな？

うっ、産まれるぅぅ！！

ええー！？ 何が！？

本気モードの式守さん

　女子のバレーにて、式守の１回戦の相手は、優勝候補の狼谷（かみや）という生徒。

　彼女はバレー部のエースで、式守に負けず劣らずのクールビューティ。

　式守は善戦するが、やはり、実力差があるようで、勝てないか……。

　と、そう思われた時、男子のサッカーが早めに終わり、和泉達が応援に駆け付ける！

　彼氏の声援が入ると、式守の心に火が付くのだった。


風雲、球技大会！

 

式守ちゃん！ だからその顔はエッチ過ぎるって！！ ヤバイって！！

襲われたい……。

何だ……？ あいつ今まで手抜いてたのか？ 計算高い女だな。

そう、なのかな？

例えそうでも可愛いからヨシ！

みんなの式守さん

　和泉の応援により、１回戦で優勝候補を破り、そのまま優勝してしまった式守と猫崎。

　すっかり彼女らは学校中の有名人になってしまい、なんと握手会の列ができてしまうほどに。

　こうなっては中々二人で一緒にいる時間が取れない為、式守の代わりに犬束が体を張って和泉のことを守るが、それを見た式守は、二人の仲の良さが気に入らないようで……。

式守「…………」（キッ）

 

キター！！ あのキメ顔が私達を狂わせる！

一生その顔で見つめて！！

それは流石に嫌じゃない！？

ほぉ……、良い目だな。さっきも見たが、中々のガンの飛ばしっぷり。中学の頃を思い出すぜ。

えっ、もしかしてそれって、千葉のヤンキー中学校にいた時の話？

ああ。あいつらは頭が悪過ぎて、今、別んとこだが、ここに興味持ってるみたいだから、その内、顔を見せに来るだろうさ。

と、戸締りしておこ……。

嫉妬する式守さん

　不幸を背負い続け、すっかりボロボロになってしまった犬束。

　その為、遂に帰りは一人になってしまい、和泉は寂しく廊下を歩く。

　式守さんのカッコイイところを知ってるのは、自分だけでいたかったな……。

　独占欲とまではいかないが、そんな気持ちが芽生えるほどに、彼の心には影が落ちていた。

　しかし、そんな時、階段で躓きかけ、式守が後ろから支える。

　彼女はどうやら、ずっと犬束と一緒にいたことを怒っている様子。

　寂しさを感じていたのは、和泉の方だけではなかったようだ。

式守「最近ずっと一緒じゃないですか！ 私より！」

 

露骨な嫉妬きちゃあ！

男の子の友情に嫉妬するなんて愛が重いよ！ 式守さん！ でもそれがイイね！

私も……気持ちはちょっぴり分かるかな……。

？ 何でこいつら大したことでもないのに一々感動的なんだ？ 何だこのＢＧＭ？ 誰が流してる？

セイラちゃん。こういう時は水を差しちゃ駄目なんだよ？

いや…………。

第２話終了

 

あの不幸体質は一度冷や水でもぶっかけて鍛えねーと治らねーと思うんだ。

そ、それは体に悪いんじゃ……。

いずみんは今のままで良いんじゃないかな？ セイラちゃんみたいにムキムキになったら、ちょっとなんていうか……！

周りに助けられてばかりの奴みるとイライラすんだよ。少しは自分の力で何とかしてみやがれ。って訳で、私の言いたいことは言ったから、そろそろ帰るぜ。

セイラちゃん……。厳しい意見ありがとう！

大丈夫なの？ ユリちゃん。後で大勢引き連れて帰ってこない？

セイラちゃんは……本気で怒ってる訳じゃないと思うな。

私はセイラちゃんのお友達に早く会いたいけどね！

女の子なら何でも受け入れる姿勢！ たまにどうかと思います！

3話の感想はこちら