ネシオのブログ

ネシオのブログです。興味のあるゲームやアニメ、漫画や映画のことを書いています。オリジナル作品の制作日記も公開中。

ネシオのブログ

MENU

アニメ「トモダチゲーム」第４話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「トモダチゲーム」の第４話「これマジ？本気で引くんだけど」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「ライアー」「綿貫わたぬき 翔太しょうた」「芽葺めぶき 詩与しよ」「竜胆（りんどう） うず」「只乃やの 博人ひろと」「菊池きくち 涯がい」の６人。

3話の感想はこちら

サークラと見る友情崩壊ゲームPart.4

 
杉並区・一常高校・三階廊下

 

はー、全然見つからねぇ。下着泥棒探せとか無理やろ。きっともう犯人に嗅がれてるし、はかれてるし、諦めた方が賢明じゃん。

でも、犯人が分からないままじゃ気持ち悪いよ……。あっ――

ねぇ、あそこ！ ヤノ君とキクチ君。二人にも聞いてみない？

………………。

………………。

ええ。賢いお二人なら良い啓示を与えてくれるかもしれません。聞いてみましょう。

お～い！

ん？ 君達……。何か用かい？

いや、ちょっと探し物してるだけなんだけど、そっちは何してるん？

いや、キクチ君がよく物を落とすからね。いつも後をつけて拾ってあげてるんだよ。ほら――

え？ その腕の中の物か？ 缶ジュースに、財布に、知恵の輪に、ノート……って、どんだけ落としてるん？

いや～、悪いなホント。何故か手から滑り落ちていくんだよな。ハハハ。

…………？ あ、じゃあ……ヤノ君。落とし物に注意してたなら、メブキさんのパンツ見てないかな？

パンツ？ いや、見てないけど。

だろうな。

お～い！ 時間切れだ！ そろそろトモダチゲームの続きを観てもらうぜ！ ほらほら。

うぉっ！ 股間に硬いモノ押しつけるな！

第４話視聴開始


第4話 これマジ？ 本気で引くんだけど

　修学旅行費２００万円を盗み、トモダチゲームへの参加費に充てた裏切り者の正体――それはこれまで真面目に振る舞っていた美笠（みかさ） 天智（てんじ）だった。

　志法に歪んだ思いを抱く彼は、彼女に優しい言葉をかけながら、更に孤立するよう仕向けていく……。

天智（全ては彼女の人間関係を破壊する為に……。）

 

出たぁー！ 鬼畜眼鏡！ 期待を裏切らず、仲間を裏切ってくれましたよ、この男！

これ凄かったよ！ 当てずっぽうだったけど、メブキちゃんの予想が当たったんだよね！

ふふふ……、禍福（かふく）は糾（あざな）える縄の如し。パンツを失った分、良いことが起きてくれて良かったです。

パンツ？

へへっ！ 普段、真面目な顔してる奴も怪しいよなぁ！ お前が盗んだんじゃねーの！？

下着泥棒は窃盗罪だから、１０年以下の懲役または５０万円以下の罰金だよ。僕はそんな愚かなことはしない。

眼鏡外してて草。

そりゃあんなクズと同類扱いされちゃ堪らないからね。

空白の３分間

　ボックスに入ってから３分――。

　天智が外に出ると、そこでは彼の思惑通りに志法とゆとりが衝突していた。

　援交の陰口は自演かもしれないと言って、疑うように仕向けはしたが、こうも上手くいくとは――

　友一と志法の関係にまで亀裂が入ったことに天智は少し驚くも、ラッキーだとして、更に志法の心を自分の方に開かせようとする。

 

あれ？ 何か急に芝居っぽくね？ ３分の間に友一が全員懐柔したか？

え？ もう天智さんが犯人だと見抜いたのですか？

ははっ、流石にそりゃねぇだろ。確かにこれまで陰口１個も無いけどよ。

いや、それだよ！ 急に志法ちゃんに接近してるし、十分怪しいって！

傲慢

　自分への陰口が１つも入っていない状況は良くない。

　そう思った天智は、今回あえて自分への陰口を入れ、この先も怪しまれないように順位をコントロールしながらゲームを進めていこうと考える。

　しかし、ここで１位の志法がスペシャルチャンスのマスに止まるというトラブルが発生――！

　なんと選ばれた一人の秘密が事務局によって暴露されてしまう！

天智（これはピンチだ……！！）

 

おー！ 犯人視点でこういう展開とは、なんか金田一みたいになってきたんじゃないかぁ！？

あれ？ 今度は運営は友一君達の味方をしてくれるの？

まぁ、見世物だからな。このまま裏切り者の思惑通りになっちゃあつまらないと思ったんだろ。

う～ん……。そうだろうけど、マスの内容ってあらかじめ決められてるのかな？

ゴール手前にスタートに戻るとかいう指示があるかもしれねーぜ！

んなもん後から追加されたら発狂もんよ。

不祥事

　本当に信頼できる仲間か確かめたら？というマナブ先生の入れ知恵で、危うく選ばれるところだった天智。

　しかし、先ほどの言い争いの中で志法が整形の詳細を説明したことがあってか、ここで四部が自分を選ぶよう名乗り出る。

　自分には疚しいことなど一つも無い――

　恐らくカッコつけようとしただけなのだろうが、そうして選ばれた彼は、可哀想なことに市議会議員である父親のスキャンダルを暴露されてしまう。

マナブ先生「人間のクズってこと♪」

 

よし！ こいつもう切り捨てようぜ！ 余計なことしかしねぇ！

でも、お父さんの秘密がバラされるってことは、四部君自身には本当に疚しいことがないんじゃ……。

あ、そういやこいつ。確か志法に無理矢理べろちゅーしようとしてなかったっけか。血は争えねーんだなぁー。

あ、あれ？ 舌を入れようとしたなんて話あった？

四部孤立

　四部の父親は更に大きなスキャンダルを隠す為に金をバラまいている――

　このことから、自分の悪事も揉み消してもらってるんじゃないかと、四部を追い詰め、切り離そうとする天智。

　その目論見は成功し、友一達は四部の話を一切聞こうとせず、彼の元から離れていく。

　想像以上の効果に、天智は満足するのだった。

天智（馬鹿で可愛い奴だったよ……。）

 

ま、普段の行いが悪過ぎたな。

皆さんは、親が犯罪者の人の言葉はやっぱり信じられませんか？

お、例えば俺はどうだ？ 俺の親は二人とも連続殺人鬼だが？

君は不審な行動が多過ぎるだろう。

メブキちゃんは……。あれ？ 僕、メブキちゃんの家のことあんまり知らないけど、親ってどんな人なの？

ふふ、信用してくださいね……。

これマジ？

　ここまで何もかも天智の思い通りに進んできた第２ゲーム「陰口スゴロク」。

　しかしここに来て、大人しくしていた友一がようやく動き出す。

　「四部は過去に人を殺している」――

　書いた覚えのない陰口が読み上げられ、驚く天智。

　彼は不気味な笑みを浮かべる友一を目にし、まさか……！と警戒するのだった。

 

この主人公、ひょっとしてポーカーフェイス苦手か？

私は素敵な笑顔で良いと思います。

後ろからガン突きしたくなるよな！

ははは。その気持ちはよく分からないけど、既に必勝法を思いついた人間の顔だ。友一君の策が何処まで完璧か、次回が楽しみだね。

俺はルールにある、嘘を書いた人間が飛ばされるってのが重要になってくると思うがな。

第４話終了

 

ふぅ～、アニメが終わったし、早くパンツ探しを再開しないと……。それで、ヤノ君達。ここまではかくかくしかじかで……。

ふ～ん、そんな流れか。どうも怪しくないか？

ん？ どゆこと？

これまでのメブキを思い出してみろ。狂言って可能性は考えないのか。

そうだね。はいてないんじゃないかと言われたことで、今回の事件を起こすことを思いついた可能性はある。

メブキさんの性格を考えると、恐らく狙いは、自分の言葉がどれだけ周りに信用されるか、確かめたかった。そんなところか……。

さぁ、どうでしょう？

とにかく、こいつが今、本当にパンツをはいてないのか、それは誰かが確認するまで分からない。

シュレディンガーのおパンツ……ってコト！？

めくって確認してみようぜ！！

待ってください。私の言葉を信じてください。信じる者は救われ――

隙ありぃ！ ＜＜ばさぁ！＞＞

…………。

…………。

…………。

…………。

Ｏｈ……ＰＡＩＰＡＮ……。

5話の感想はこちら