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アニメ「トモダチゲーム」第１１話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「トモダチゲーム」の第１１話「君には“大事なもの”がないって本当？」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「櫻井さくらい 真実まざね」「三ツ矢（みつや） 括（くくる）」「天瞑（あまくら） 幽鵡（かすむ）」「綿貫わたぬき 翔太しょうた」「芽葺めぶき 詩与しよ」「竜胆（りんどう） うず」の６人。

10話の感想はこちら

サークラと見る友情崩壊ゲームPart.11

 
杉並区・一常高校・二年Ｉ組教室

 

………………。

ん？ カスム、どうしたんだ？

いや、色々人を動かしてマザネを追い詰めはしたが、急に不安になってきたんだよ。上手く行き過ぎてるような気がして。

お？ 何だ、フラグか？

マザネだったらこうなる流れは読めてたっていうか、普通に読める奴は多いと思う。

計画通りだと思うのですか？ では狙いは……

ああ。考えられるのは……例えば、俺への信頼を集めて、後でひっくり返すつもりとか。俺達は親友と呼べるほどの関係じゃないしな。

そうか……。下準備って訳か。

ってことは、まだ諦めた訳じゃないんだね。マザネ君……。

どうだ、マザネ。合ってるだろ？

ほんと心配性だよね、カスム君は。勝利に浮かれず、冷静に先のことを考えられるんだから。

きっとどんどん評価が上がっていくだろうね。

（こいつ……やっぱり、それが狙いか。小さな事件を起こして、俺に解決させる。俺が友達を見捨てたりしないことを利用して。）

ふっ――

第１１話視聴開始

　Ｋグループの天才――紫宮（しのみや） 京（けい）によって、隠れていた天智が発見されてしまった。

　しかし、マナブ軍曹が発表した結果は、Ｃグループの勝利という驚くべきもの。

　当然、納得がいかず文句を言う京に、隠れ役の門倉は、自分がギブアップボタンを押したのだと伝える。

 

うわぁ……、どうやらうずの予想通り、百太郎を痛めつけて脅したみたいだぞ。

ワンチャン、う〇こが我慢できなくなった可能性もあると思った。

そーいやどうしてたんだ？ 隠れ場所から移動できないからくっせーだろ。

いやいや。我慢するか、仲間に外に捨ててもらうか、仲間に捨てるかのどれかでしょ。

仲間に捨てる？

ワタヌキ、それ以上は駄目だ。

最悪の状態


第11話 君には“大事なもの”がないって本当？

　第三ゲーム終了前――

　過剰なリアクションを取ることで、Ｋのメンバーに勝ちを確信させることに成功した友一。

　周囲に誰もいないことを確認した彼は、早速、門倉に電話を繋ぎ、百太郎の拷問を開始した。

　勿論、ただ殴る音を聞かせる程度では門倉は折れなかったが、指折りには流石に動揺し――

門倉「この下種がぁぁぁ！！」

 

木の下に男が二人きり、何も起こらない筈は無く……

はぁ～、ちょっとＫの京君。何で最後まで友一を見張っとかないのさ。隠れ場所聞き出したんだからそんな大勢で探しに行くこともないでしょ。

う～ん、天才らしくもないミスだよな……。

かくして友情は保たれる

　Ｋの中で借金を背負い、トモダチゲームに参加することになった元凶は門倉 十蔵――

　そして、水瀬 マリアは運営側の人間――

　全て気付いた上で行動していたと明かす友一。

　しかし、天智はそれでも彼を卑劣で下種な人間とは思えなかった。

　あの時、彼は百太郎の指ではなく、自分の指を折っていた。

　友一は何も壊さなかったのだ。

 

その評価は色々と都合の悪い部分を無視しているような気がするが……。

まぁ、Ｋが崩壊しなかったのは、Ｋの人間に本当に仲間を思う心があったからだしな。

あのままボタンを押さなければ、友一さんは本当に百太郎さんを再起不能な状態にしたのでしょうか？

通話切られたらどうしたんだろ。ヤケクソになって睾丸でも潰してた？

さぁな……。とにかく優しさでは片付けられないレベルの演技はしてると思う。

四部転落

　第四ゲームが始まるまでの間、一時解放されることになった友一と天智だが、彼らが元の居場所へと戻ると、そこでは思わぬ事件が起こっていた。

　自分達がいない間、何があったかゆとりに話を聞くと、志法と四部が修学旅行費の件でクラスメートから疑われ、いなくなってしまったという。

　四部は立て替えると言っていたそうだが、父親が逮捕されたことから恐らく、トモダチゲームのことを話してしまったのだろう。

 

はぁぁぁ！？ 他言禁止っつってんだろ！？ バカなのか！？

ああ、バカだった。あいつは人の話を聞かないからな。

でも、お父さんも流石にワケを聞かずに２００万円をポンはできないと思う……。

だったら小遣いの前借りとか、車買いたいとか、もっと別の言い訳考えろよ。

思いつかなかったんだろうなぁ……。

特別編への招待

　四部の父親が殺され、その犯人として四部が逮捕されてしまった。

　状況が悪化する中、安全の為、ゆとりにキツい言葉をかけ突き放す友一だが、それが裏目に出てしまい、ゆとりがトモダチゲームの運営に捕まり、特別編への招待状が届いてしまう。

　ゲームの名前は「弱いもの勝ちゲーム」。

　来るか来ないか、ただそれを選ぶだけのゲームだというが……

 

行ったら友一がボコボコ、行かなかったらゆとりがオラオラ。もしかしてぐへへな展開ですかー！？

（ごくり）私、気になります！

誘拐も殺人もお手の物って、トモダチゲームの運営どんだけ力あるんだ……。

警察も触れられないみたいだし、ヤバさは伝わってくるけど。

関係者を取っ捕まえても、表で動くような奴は絶対末端だろうし、大した情報持ってなさそうだよな。

第１１話終了

 

トモダチゲームが維持されてるのは出資者がいるからだし、そっちは突き止められないか？

億卍みたいに金の流れを追えれば。地道に金持ちを監視するか？

それより出資者になってみるのはいかがです？ 大金をつぎ込めば内容に口出しできるようになるかもしれませんよ？

金があったらな。

う～ん、出資者になるか……。どうやって募ってるんだろうな？ 金持ちのところに直接連絡したり？

弱みを握ってからの方が安全に金を絞り取れるよ。ほら、あの運営の女の子達、実はハニートラップの仕事もしてるとか。マリアちゃん慣れてる感じだったし。

そ、そうなのかな……。

想像が膨らみますね。年齢によっては犯罪です。

12話の感想はこちら