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アニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』第１１話 感想

アニメ

 

◆今回の内容◆

アニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』

第１１話「本心からは逃げられない」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 『異端のネシオ』「カラレス・インテグレーター編」より――

◆音無（おとなし） 音夢（ねむ）◆ ◆絵知川（えちかわ） 春名（はるな）◆ ◆矩踰（のりこえ） 周子（しゅうこ）◆ ◆キャシー・ラグドール◆

←第１０話の感想はこちら 第１２話の感想はこちら→

会議から逃げるな

 
渋谷区・虹幻町・イエローストリート

 

そう言えば、最近、エロト見ないけど、今何してんの？

ああ……。他のチームの様子を探ってもらってます。近々、定例の七虹会議（ななこうかいぎ）がありますから。

七虹会かぁ……。あそこで活動の功績を示せないと、縄張りを広げられないし、今回は何か考えてるの？

キャシーさんの働いてる猫カフェを傘下に取り込んだことにします。

？

ちょっとそれは……

冗談ですよ。アニメ感想で知名度を伸ばし、メンバーを一人増やしたことと……、後の報告内容はヒロトさんに全て任せています。

また丸投げなの？ ついていって一度くらいは経験しといたら？

いえ、きっと私が……私達がいない方がヒロトさんも動きやすいと思うので。

う～ん、確かにそうかも。

私達にはアニメ感想という仕事があります。今回含めて残り２話。きちんと終わらせますよ。

第１１話視聴開始

　醜聞広まり、各地で追われる逃がし屋一行――

　それでもこれまで仕事を紹介してくれたザ・マネージャーに絶対の信頼を置くエクアは、諦めることができず、三軒茶屋魔法街にて公衆電話を使い、彼と連絡を取ろうとする。

　しかし、彼から送られてきたのは、トカゲの尻尾切りとしか受け取れないメッセージ。

　やっぱりそうなのか――

　絶望感が漂う中、エクアは添付されていた音声ファイルを聞き、ダンスみたいというマルテースの発言で、あることに気付く。

エクア「とんずらダンスですね！」

 

あれ？ 待って。まさかの事態になってきたけど。

ザ・マネージャーも逃げたい……？ 隠居？ 管理者までそんなこと言い出すんですか。

いつかネムちゃんが役目に疲れたとか予想してたけど、もしかしてその通りに？

逃がさなきゃ……。

安請け合いは危険……。まぁ、エクアちゃんなら迷わず引き受けちゃうか……。

例の魔法少女

　三軒茶屋でもドローンの襲撃に遭うエクア達。

　今まではフェイタル・ラックの御蔭で最悪の事態は防いでいたが、遂にフェレスがエクアを庇う形で負傷してしまう。

　倒れた彼女と流れる血を見て、放心状態になるエクア。

　このままではマズいと思った時、謎の美少女が助太刀に現れ――

謎の美少女「魔法少女トイチ！ とう！」

 

トイチって……。ああ、あの親父！ 身も心も魔法少女になってるじゃないですか！

おいおい。一体奴の身に何が起こった。体格とか性別とか。

バ美肉？

私も年齢操作できる異能を持ってるけど、流石に性別は変えられないから、どんなトンデモ技術……？

これが魔法ですか……。

フェレスとの決別

　脱出するなら西、大江戸城のある都心に向かうなら東。

　魔法少女となったトイチに窮地を救われ、一時安息を得たエクアだが、ザ・マネージャーからの依頼を受けることにした彼女は迷わず後者を選ぶ。

　しかし、その無茶な方針に、不満を抱えていたフェレスが遂に反発。

　もう付き合い切れないと言って、彼女はエクアの元から去っていく。

フェレス「守る自信が無いの……。」

 

う～ん、今まで何だかんだ言いながらもついてきてくれたフェレスさんが遂に折れましたか……。

指名手配されちゃってるし、一人になっても良いことないと思うけどね。

やっぱ顔を変えるとか？

はぁ……、ラスボス前に戦力ダウンはあり得ないですよ。ここは全力で引き止めるべきです。

マルテースの怒り

　これ以上は巻き込めないと、フェレスをそのまま見送ったエクアの態度に、今まで彼女を肯定するだけだったマルテースが遂にキレる。

　どうして引き止めなかったのか、何で怒らないのか、相手に興味がないのか、期待してないのかと――

　彼女に散々文句を言われたエクアは、だったらなんて言ったら良かったのかと答えを求める。

マルテース「そんなの決まってるでしょ！」

 

うわー、今まで好感度ＭＡＸだった子にこんなこと言われるのメッチャ心に来るんだけど。

そうですが、これまでがどうかしてたんですよ。ようやく熱が冷めたようで何よりです。

まぁ、とりあえず弁当でも食べて落ち着けって。

本心から逃げるな

　私の為に来て――

　これまで他人に無理強いはしてこなかったエクアだが、マルテースに言われ、大切なことに気付いた彼女はすぐにフェレスに本心を伝えに向かう。

　どんなに危険でも来てほしい、あなたが絶対に必要だと――

　抱き締められ、頬を赤くしたフェレスは困った顔をするが、最後にはいつものように彼女の頼みを承諾する。

　さぁ、これで準備は万端。目指すはザ・マネージャーのいる大江戸城。

　逃がし屋達は気を引き締める。

エクア「絶対に逃がします。」

 

ＫＩＭＡＳＨＩＴＡＷＡ！

いや～、百合百合しかったですね。大胆な告白というやつでした。

結局、ちゃんとお願いすればフェレスちゃん来てくれちゃうんだね。悪く言えばちょろいんだけど……

馬鹿で助かるわ。

それはライン越え。

第１１話終了

 

う～む、次が最終回のようですが、どうなるんでしょうか。もしＭを逃がしたら管理者不在となります。すなわち、誰かが代わりにその役を担わなければなりません。

だよね～。もしかしてエクちゃんが犠牲になるとか？

適役じゃない？ 逃がしたい病だし、だいぶ世界のあり方を変えてくれるんじゃ。そう思ったからザ・マネージャーは目を付けたって可能性もあるんでない？

ただ、自由にクラスタを行き来できるようになると、異なる価値観同士の衝突が新たな問題を生み出しそうですが……。

それがゲームに繋がったりするのかな？

←第１０話の感想はこちら 第１２話の感想はこちら→

 


本心からは逃げられない