ネシオのブログ

ネシオのブログです。興味のあるゲームやアニメ、漫画や映画のことを書いています。オリジナル作品の制作日記も公開中。

ネシオのブログ

MENU

アニメ『可愛いだけじゃない式守さん』第１２話 感想

アニメ

 

◆今回の内容◆

アニメ『可愛いだけじゃない式守さん』

第１２話「夢よりも」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

◆本庄（ほんじょう） 百合（ゆり）◆ ◆霜之口（しものぐち） 亥鷺（いさぎ◆ ◆羨津国（あまつくに） 佳代子（かよこ）◆ ◆子蜂（こばち） 蜜栄（みつは）◆

←第１１話の感想はこちら

甘いだけじゃない子蜂さん

よぉ、お前たち。私だ。最後のゲストは誰になるかと期待してたかもしれないが、私だ。予想を外した奴は罰として蜂蜜レモンを飲め。暑さに効くぞ。

ようこそ、こばっちゃん！ 早速、布教から入ってイイ感じだね！

ぷはぁ～。太りそうだけどありがたく飲ませてもらってます！

先生。一つ質問があるの。

おお、どうした？ 何でも言ってみろ。

先生はやっぱり、八満（はちみつ）ちゃんと何か関係があるんですか？

成程、いい質問だな。あいつと私は同じ蜂蜜という存在から生まれた。つまり、姉妹と言っても過言ではない訳だ。

ってことは、こばっちゃんも「とける」が使えるの！？

いや、甘いな。私が使えるのは「こうげきしれい」や「ぼうぎょしれい」だ。舐めるなよ。

第１２話視聴開始

　式守（しきもり）さんと和泉（いずみ）くん。二人、共に念入りな準備をし、迎えた遊園地デートの日。

　待ち合わせの場所に親のコートを借りたクールなファッションで現れた式守さんに、早くも和泉は心を奪われる。

　今日のデートがいつもと違うものになるかどうかは彼ら次第だが、さて、勇気を持って一歩を踏み出すのはどちらなのだろうか……。

 

いつもより大人びて見えるよ式守ちゃん！ かっくいぃね！

ふむ。カップルで遊園地と言えば観覧車が定番だが……。

やっぱり捻ってくるかな。これまでの内容的に激しめなことはしないと思うけど……。

それでも霜之口 亥鷺は関係の大きな進展を期待します！

二人一緒なら


夢以上

　最初のアトラクションから９０分待ち――

　いきなりデートプランに問題発生か……と思いきや、式守と和泉は楽しく会話を続け、時間はあっという間に過ぎていく。

　長時間待たされ、周りがくたびれる中、二人だけはまるで別の世界にいるようだった。

　アトラクションでは、アロマの匂いと綺麗な音楽に心地よい揺れ――折角９０分待ったが、最後の方で寝てしまう和泉。

　いばら姫のストーリーに感化された式守は、王子のように彼をキスで目覚めさせようとするが、ちょうど一周してしまい、惜しくも失敗に終わるのだった。

 

やっぱり姫になるのは和泉くんなんだ……。

んー、後ちょっとだったね、式守ちゃん！

いばら姫……。う～ん？ 何か納得いかないな。人気になるアトラクションって感じはしないが。

そうかな。こばっちゃんはどんなのが好きなの？

プーさんのハニーハントとか言ったら予想通りって言われそうだが、とにかくスピードが出る奴が好きだな私は。蜂蜜要素があれば嬉しいが、ジェットコースター系の方がお気に入りだ。

キスとかしてる余裕無さそう……。

不幸か幸運か

　それから他のアトラクションも楽しみ、夕食は予約を入れていた店で取ろうとする和泉。

　しかし、ここでようやく不幸が発動――

　店側の手違いで席が埋まってしまい、彼らは代わりの席に通される。

　そこは思っていたよりも格式高い雰囲気の場所で、二人は浮いてないかと緊張しながら過ごすのだった。

 

ぷはぁー、思い出すな。夜景を見ながら蜂蜜と一緒に過ごしたあの甘い時間を。

は、蜂蜜と……？

そりゃあ、こばっちゃんのカレと言ったらそれしかないでしょ！

人間なんかと過ごすよりずっといいぞ。いつでも食えるし。まぁ、カップル割引はされないが。

彼氏だっていつでも食えるんじゃないの？

何処の知識だ。

不安がる君に

　和泉の不幸体質により、トラブルが続くが、その御蔭で逆に距離が縮まっていく二人。

　今度は船の上で停電になり、辺りは真っ暗――

　突然、二人きりに――

　そこで、前に式守の気持ちを聞いていた和泉は、不安を和らげてあげようと、彼女の頬に優しくキスをする。

　望んでいた形とは少し違ったが、式守は夢見心地で和泉に体を預けるのだった。

 

ヤ……ヤった……！

和泉の方からだったか。最後の最後で彼氏らしさを見せたな。

良かった。途中で船が引っくり返ったりしなくて……

流石に人工呼吸はロマンチックとは言い難いからね……

一歩ずつ

　遊園地デートが終わった後、自分の行動を思い出し、恥ずかしさで固まる和泉と、猫崎（ねこざき）と八満の質問攻めに遭う式守。

　関係が大きく進展した訳ではないことに呆れられるが、和泉の気遣いは、彼女に新たな決意を抱かせていた。

　もっと器の大きな人間になりたい――

　どうやら、愛はもう十分大きい様子。八満は幼稚園児なのか熟年夫婦なのか分かんねーなと考えるのをやめるが……

八満「本人たちが幸せならそれでいい。」

 

大事なのはそこだよね～。

しかし、幸せにも二種類あるぞ。心の底から幸せだと思う幸せと、幸せだと自分に思い込ませる幸せが。

もう暗い話はよそうよ……。式守ちゃんと和泉くんなら、心配いらないと思うの。

猫崎ちゃんや八満ちゃんは彼氏とか作らないのかな。

第１２話終了

 

愛で暴走することのないよう、支える器は大きく持てか……。

私は蜂蜜を傷つけられたら相手を生かしておく自信は無いが、お前たちはどうだ？

カスム君を誰かに取られたら私おかしくなるよ。いいの？ 皆はそれでも。

う～ん、やっぱり中々できることじゃないよね。式守ちゃん達がいるみたいな優しい世界ならいいけど……。

器を大きく持とうとして、大事なものを失ったら本末転倒だからな。

隙を見せたらすぐ取られるよ……。

ユリちゃん……。しもちゃんにヤンデレ化の兆候が……。

疑心暗鬼。略してギシアン状態って訳だね。今のしもちゃんに近付くのは危険だよ。

よーし、こういう時にするべきことは分かってるな。（蜂蜜を取り出す）

えっ、どしたのこばっちゃ――んぐぅ！

ストレスに蜂蜜は効く。鎮まれ！ ほら、こっちは牛乳だ！

うぅ～ん！！

どうだ？ 少しは落ち着いたか？

はぁ……はぁ……もっとちょうだい。

ふふ、もし嫌なことがあったら皆も試してみてね♪

←第１１話の感想はこちら