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アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第８話 感想

アニメ

 

◆今回の内容◆

アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』

第８話「胸の底で、傷は静かに生きている。」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

◆異常性クラスメート全員◆

←第７話の感想はこちら 第９話の感想はこちら→

特別試験終了

 
一常高校・二年Ｉ組

 

それでは試験結果を発表する。一番多くのポイントを獲得したのは――「緑チーム」！ 350000ポイント！

何ィィィ！？ 35万！？

やっちまったさー！！

ふっ……、この僕がいるんだ。当然だろう？

MAXか……。やっぱり強いなヤノは。他のメンバーは……

いや……、マジ、ヤノがいれば楽勝だと思って、ワイはずっと部屋に籠ってアニメ観てたぞ。

寝てた……。

私は頑張りましたよ♪ 特別な数字を与えられた者として♪

ん～。やっぱチームの色とメンバーの髪の色で与えられた数字って分かるのか？

いや、法則は全く無いな。限られた情報で考えるより、地道にデータを積み上げた奴が勝てる試験だった。

まぁしかし、どのチームもそれなりに良い点数だな。俺達は３位だし、健闘した方だろう。

２位は死瑪達か……。チッ……。

さて、そろそろ綾小路達の様子も確認するか……。

第８話視聴開始

　櫛田（くしだ） 桔梗（ききょう）とは敵対したまま、始まったペーパーシャッフル試験。

　第１関門である小テストによるペア決めを上手く突破したＤクラスは、平田（ひらた）と堀北（ほりきた）の主導のもと、授業終了後の１部と部活終了後の２部に分けた勉強会を開き、学力に不安のある生徒への指導を行っていこうとする。

　櫛田はなるべく両方の部に参加すると言うが、Ｃクラスと繋がりのある彼女は、今回、どのような裏切りを企んでいるのか。

 

何が、皆が私を拒絶したから仕方ないだ。裏切りクソ女。

メール来て教室から出てったが、あいつまた龍園（りゅうえん）と共謀する気だろ。つけた方がいいんじゃねーの？

気になるっすよね～。ありそうなのは、作った問題の答えを流したり、退学させたい人間にカンニングペーパーを仕込んだり……。

ククク。仕込むのはかなり巧妙にやる必要があるぞ。綾小路と堀北は相当警戒してるだろうからな。俺なら――

待てよ。ペアで退学することになるから、この試験で何かしたら４人も退学させることになるぞ。櫛田的にはそれで良いのか？

運が無かったと片付けられるか、何か勝負を持ちかけてくるかもしれないな。

幸村の勉強会

　堀北の指示により、幸村（ゆきむら）の勉強会に参加することになった綾小路（あやのこうじ）。

　幸い同じグループにいる三宅（みやけ）と長谷部（はせべ）は、得意不得意が被っている御蔭で、教える手間は大幅に省けそうだった。

　そんな時、綾小路は、店員にケーキについて文句を言っているＣの生徒を目撃し、あることを思い出す。

綾小路（そういえば、そろそろ誕生日か。俺。）

 

そうなのか……。誰にも祝ってもらえなさそうだけど、わざわざこういうシーンを入れたってことは、ワンチャンあるのか？

あるに決まってるじゃん！ これはもうデートだよデート！ 佐藤（さとう）ちゃんと軽井沢（かるいざわ）ちゃん、両方ものにするチャンス！

それは欲張り過ぎだけど、皆は誕生日に何が欲しい？

現金。

ハイスペックＰＣ。

俺を全肯定してくれる幼女。

酒は駄目かの？

ウォォォ！！ 誰が俺を監禁してくれええええぇぇ！！

ははは……俺は気持ちがこもってれば何でも……。いや、まともなもの。普通じゃなきゃ駄目だぞ。

もう！ 皆欲張りさん！

影の存在

　龍園の黒幕探しが進む中、引き続き、堀北の命令で他の勉強会にも参加していく綾小路。

　ちょうど一緒になった佐藤は彼の隣に座り、会話でも距離を詰めようとするが、気のない綾小路には全てかわされてしまう。

　今は恋愛よりも、櫛田のことの方が重要である。

 

佐藤デレデレだな……。案の定、綾小路はなびかないけど。諦めないのか？

う～ん、何かお股の辺りがムズムズする……！ 私もしかして佐藤ちゃんに近親感湧いてるの？

名字のインパクトから違うが……。

まぁ二人とも、豚のＤＮＡは交じってそうだよな。

ねぇ、カスムくん！ もう嘘でもいいから私と付き合って！！

何だか段々、雑になってきてる気がするな……。

気を抜くな、カスム。何度も迫ることでお前の心を実効支配しようとしているんだ。慣れたらお終いだぞ。

俺は尖閣諸島かよ……。

これは股間部分の領有権を主張してますわ。

明かされる過去

　今後、櫛田が裏切ることを防ぐ為、賭けを持ちかける堀北。

　その内容は、直近のペーパーシャッフル試験での点数勝負。

　自分が勝ったら二度と妨害しないこと。

　その代わりに櫛田が勝てば、邪魔な人間を自主退学させられる。

　兄を証人にした堀北は、櫛田に十分有利な条件を付け、呑ませることに成功するのだった。

 

あー！ 堀北ちゃんがお兄さんを頼ってる！

やり方が明らかに変わってきてるな。良い傾向じゃないか。

………………。

ん？ どうしたギンジロウ。

いや、これで櫛田は確実に龍園からテストの答えを聞くことになるだろうと思ったんだ。

ま、当然そうなるだろうな。つまり――

承認欲求の怪物

　綾小路は堀北に加え、自分の自主退学も望んだ櫛田に、中学時代に起きた事件の詳細を話すよう求める。

　どうせ知ってる前提で動いてるのだから、話しても何も問題はないだろうと。

　言われた櫛田は、二人の前でゆっくりと自分のことを語り出す。

　自分という人間はどうしようもなく、嫉妬深い人間だということ、１番でなければ満足できない、誰よりも承認欲求が強い人間だということ。

　その黒い本性がバレたから、自分を守る為、クラスメートの「真実」をぶちまけ崩壊させたこと。

　承認欲求の怪物――それが櫛田 桔梗の正体だった。

 

承認欲求か……。多かれ少なかれ、誰もが持っているものだな。

櫛田はそれが異常に強いと……。成程な……。

へー、僕とは違うね。僕は他人の嫌がる姿が見たくて見たくてしょうがないし、幾ら嫌われたって構わないんだけど。

どっちにしろ、更生させんのムズ過ぎだっぴ！

対話を重ねて味方に引き入れるとか言ってたけど、堀北どうすんだこれ……。

第８話終了


第8話 胸の底で、傷は静かに生きている。

 

いや、まだ諦めるのは早いぜお前ら。俺は今回で何が何でも櫛田をものにしたいと思ったぜ。あんなおもしれー女、そういないぞ。

あぁぁん……！ 全部ぶちまけちゃう櫛田ちゃんえっち過ぎるよぉ……！ 秘密なら幾らでも教えてあげるからもっと見せて！

勃起しました！

ねぇ、カスム君、僕は怖いって思ったんだけど……！

できればいつまでもそう感じていてくれ。お前が一番まともだ。

だから、だからね！ 櫛田ちゃんにもわたあめを食べてもらおうと思うんだ！ そしたら幸せな気分になって、誰かに勝たなくてもいいと思うようになれるよ！

出たァー！！ 洗脳わたあめ！！

絶対、ぶん殴った方が効果あるぜ。親が育て方間違えたんだろ。

Ａクラスで卒業できなくてもいいと前に言っていたし、恐らくなりたいもの……具体的な夢はないんだろうな。

アイドルになればいいと思う！ 私がたっぷり櫛田ちゃんの心を癒してあげる！

う～ん、確かにアイドルは天職かも……。いや、扱い間違えたら大事件が起こるか……。長く続けられる職業でもないし……。

やっぱ今の時代はVTuberよ。

おいおい、じゃあエンゲージリングとか売ったりすんのか？

ハハハ！ 買っとけば後で価値が高まるかもな。

あれは嫌な事件だったね……。

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