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アニメ「サマータイムレンダ」第２１～２２話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「サマータイムレンダ」の第２１～２２話の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「朝日菜（あさかな） 夏喜（なつき）」「海老原（えびはら） 貝瀬（かいせ）」「永演（えいえん） 宏彦（ひろひこ）」「宇駄松うだまつ 徹平てっぺい」「宇駄松うだまつ うのん」の５人。

19~20話の感想はこちら

命は永遠に

 

………………。（何かを唱えている）

おおっ……！ ひこたろうが何か呪文唱えてるさー！ 霊媒でも始める気！？

グフフ、違いますぞ。前回命を落としたひづる殿の魂が極楽浄土に行けるよう、経を唱えてもらっているのです。邪魔は禁物ですぞ。

そうなんだ。じゃあ……えびは、海老をお供えしておくね。

生ものを……？

お餅で作った海老だからだいじょぶ。

ふ～む、ならば拙者もこの――。

（口の中から不気味な花を取り出している）

そ、それは外に出してＯＫな奴？

とある密林の奥地に咲いていた新種の花ですぞ。同志であるひづる殿にはこれを贈りたい。

ははは。逆に戻ってきちゃうかもしれないね……。

第２１話「網代慎平の一番長い日」視聴開始

　ひづるが死んだことは、まだ世間に明かす訳にはいかない。

　彼女の遺体の保存を青銅に任せた慎平は、一日だけ時間が欲しいと彼に頼み込む。

　そんな慎平は、竜之介のデータが入ったことで、"特殊な力"を獲得していた。

慎平「雷、落ちましたね。」

 

しんぺーが２秒後の世界を生きてるさー！！

成程、これは慣れないと会話が大変そうですな。返答を常に２秒遅らせなければならないとは……。

後、きっと身体能力も上がってるよね。負担はかかるだろうけど、大きく跳躍したりとか、できる筈だよ。

えびゃああ！ 将来はオリンピック選手！？

グフフ。恐らく短い夢ですぞ。

光明

　潮、ひづるにロズ……。仲間を３人も失い、絶望の淵に沈んでいた慎平だったが、影澪から貝殻に潮の記憶が詰まっていることを教えられ、あることに気付く。

　２４日の夏祭り――。あの時、影の潮に初めて出会った。ではその前、彼女は何処に？

　そう……、潮はまだ消えてなどいない。

　シデにやられた３周目世界の潮とは別に、９周目世界の潮が存在しているのだ。

慎平「何も知らん最初のあいつが帰ってくる……！」

 

ここまでの流れは読めましたなぁ。問題はどうやって位置を特定するかですぞ。

潮の流れから計算するとか？

潮と潮！ 新たなギャグが生まれそうな予感……！

黙って！ えび達は真面目な話をしてるんだよ！

失恋たくさん

　澪は慎平に想いを伝える決意をする。

　このまま気持ちを伝えないままだったら、死ぬ時、絶対後悔するから。

　そう、例え結果が分かり切っていたとしても……

慎平「お前は大事な妹や。」

 

流石に澪ちゃんの好意には気付いてたよね、慎平君。

えびたろうも、当然、私からの好意には気付いてるよね。

えびゃ……この際だからちゃんと聞くけど、サカナちゃんって何処まで本気なの？ ギャグで好き好き言ってるならやめてほしいんだけど。

にぃー。

ねぇ！ 笑顔で返さないでくれる？

意外と照れ隠しかもしれませんぞ。

えびゃぁぁ！！ 余計嫌だよ！

紀伊水道の戦い

　シデ達は潮が二人になることを避ける為、紀伊水道に影を向かわせている筈。

　しかし、正確な位置が分かっていないなら、まだこちらに分はある。

　慎平達は潮が島に近付くタイミングを見計らい、動き出すのだった……！

 

ほほぉ、えび殿の予想が当たりましたな。どうやら貝がコンパスのように潮殿の位置を示してくれるようですぞ。

位置さえ分かれば捕まえられる……！

海の中のことならえびに任せて！

潮完全復活

　ギルの中に入ることで、自分の位置を隠しながら、潮の元へと向かう慎平。

　一方、彼の思考を読めるハイネは、おかしな動きをする野良を追えとシデに指示を出し、慎平を追い詰める。

　しかし、スピードは互角の為、先に潮の元に辿り着いたのは、慎平だった。

　記憶を戻してしまえばこちらのもの――！

　慎平から貝殻を受け取った潮は、襲い来るシデの攻撃を難なく防いでみせる！

潮「完全完璧！ 大復活じゃあああ！！」

 

えびゃ……何か段々潮ちゃんが妖怪に見えてきたよ。

まぁ実際その類ですからな。向こうにとっての悪夢の始まりですぞ。

残り話数が少ないし、そろそろ決着だね。倒すべきはシデ。利用されているハイネちゃんを救えば、この長いようで短い事件も終わりになる。

まぁ、未来の潮ちゃんが慎平に目を渡してる時点で、勝ちはほぼ確定してるんだけどね。

第２２話「帰還」視聴開始

　復活し、すぐにシデに向かっていく潮だったが、影澪に掴まれ、慎平の作戦を共有されたことで、突撃を思い止まる。

　どっから来たと思う？ 俺が――

　突然の慎平の問いかけに、疑問符を浮かべるシデ。

　しかし、頭に銃を向ける慎平を見て、狙いに気付いたハイネは、シデに向かって叫ぶ。

ハイネ「撃たせるなぁー！！」

 

グフフ……！ 位置を誤魔化せるなら当然――

えびゃ！ もしかして戻る場所って……

そうか……！ ヒルコ洞に……！

天才さー！

リスタート地点

　ギルの中に隠れた慎平の真の狙いは、ヒルコ洞に潜伏することだった。

　そうすることで、死んだ時のリスタート地点をヒルコ洞にし、しかも潮をそこに連れ帰ることができる。

　ループを利用して潮を敵の喉元に刺す――

　まんまとしてやられたハイネとシデは、大急ぎで向かうのだった。

 

さぁ早く戻らないと本体が大変ですぞぉ！

同じ思考ができるのに、やっぱり所詮はコピーなのかなハイネちゃん！

あ、でもちゃんと結界は張ってあるみたいだね。攻め込まれた時の為に。

う～！ 邪魔な壁……！

ここは俺達に任せて先に行け

　打ち上げ花火を利用し、ハイネが張った泥の壁を破壊して進む慎平達。

　しんがりは朱鷺子と根津が務め、妨害に現れた影の攻撃を全力で食い止める。

　別れ際、死亡フラグのような台詞を交わすことになったが、二人とも、ここが命の使いどころだと感じたようだ。

 

えびゃぁぁ！ まさに最終決戦！！

やっぱりかなりゲームみたいな展開を意識してるみたいだね。つまりこの先に待つのは――

勇者がヨシヒコなら、魔王はシデヒコだね！

ヨシヒコって誰？

ヒルコ洞での決戦

　遂に心臓部に辿り着いた慎平達は、境内からやってきたシデ、ハイネと激しい戦いを繰り広げる。

　だが、既にこうなることは予測済み。

　慎平は、キルゾーンに気配を察知されない窓を配置し、ハイネに痛手を負わせることに成功するのだった。

窓「ここがキルゾーンじゃあああ！！」

 

おおっ！ ここに来て窓殿が大活躍ですぞ！ 人間の身でハイネに致命的なダメージを！

えぇぇ！！ そこは凸村のとっつぁんがやるんじゃないの！？

それはそれで面白そうだけど、窓君にも活躍させてあげて！ 澪ちゃんにフラれてフラストレーション溜まりに溜まってるんだよ！

凸村さんには祭りの警備っていう大事な仕事があるしね。

魔王降臨

　ハイネの本体に向けて繰り出すトドメの一撃。

　しかし、泣き叫ぶ彼女の姿を見て、後一歩のところで潮は手加減してしまう。

　倒し切れなかった――その直後、ヒルコ洞や慎平達の身に異変が起こる……！

　周囲が赤く染まる中、何処からか新たに現れたシデは、光の方へと向かうのだった。

シデ「素晴らしい……。」

 

おや、何か妙なことになりましたぞ。根津殿と戦っているのが１体、慎平殿達と戦っていたのが１体、もう１体来ましたが、これで３体ですぞ！

まさか腕だけじゃなく、人数も４なの！？

増殖バグは勘弁さー……。

第２１～２２話終了

 

そう言えば、シデの死体の保存方法は青銅さんも分からないみたいだったけど、どんな方法が考えられるかな？

う～む、泥の中に隠す……。それならいつでも取り出せるのでは？

四次元ポケットみたいに？

何か中は不思議な空間みたいだったし、あり得るかもしれない……！

うー！ 兄たま、あの泥欲しい！

ガハハ！ 好きなものを永遠に保存できるなら、冷蔵庫も要りませんな。

しかし、あれは拙者達の世界とは異なる世界のもの。歪みを生むことは避けられませんぞ。

うー……じゃあ兄たまの中に入る……！

グフフ……今の拙者の体の中に入ったら最後、生きて出られる保証は無いですぞ。

23~24話の感想はこちら