『NieR:Automata』をイメージしたデッキのネタ解説になります。
※『NieR:Automata』を知らない方には分からないネタもあります。
「NieR:Automata」について
2017年にスクウェア・エニックスより発売された、アンドロイドを主人公としたアクションRPG。
舞台は、2010年発売の前作『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』から数千年後の地球となっており、荒廃した世界で繰り広げられる機械同士の争い、そこにあるドラマは、多くのプレイヤーの心を震わせました。
「これは呪いか。それとも罰か。」、「命もないのに、殺しあう。」というキャッチコピーからも感じられるように、胸が苦しくなるような物語が展開されますが、ところどころユーモアがあり、バランスが取られていると感じます。
前作との繋がりは勿論あるものの、ディレクターのヨコオ氏も述べている通り、今作からでも問題なく楽しめるので、まだプレイしていないという方は、ゲームを楽しむも良し、アニメを楽しむも良し、是非、一度触れてみてください。
メイン・EXデッキ解説
・【閃刀】カード+《増援》
遊戯王 VJMP-JP217 エルロン (日本語版 ウルトラレア) Vジャンプ 2022年 6月号 付録
人類が製造したアンドロイド兵士。
自分の中では、メインである《閃刀姫ーレイ》を2B、よく破壊されることになる《エルロン》を9Sとして扱っている。
このデッキにおいて墓地に魔法を貯める方法だが、【スクラップ】のサーチ魔法などにターン1の制限が無いので、それらを引ければ割と効率良く墓地肥やしができる。
・【スクラップ】カード+《ジェット・シンクロン》《マッド・ハッカー》《化石調査》《テラ・フォーミング》《ルイ・キューピット》《ヴァレルロード・S・ドラゴン》《フルール・ド・バロネス》《召命の神弓-アポロウーサ》
遊戯王カード スクラップ・ファクトリー(ノーマル) リンク・ヴレインズ・パック2(LVP2) | フィールド魔法 ノーマル
地球を侵略した異星人が製造した機械生命体。
これには、よく破壊される上、見た目に個性があり、工場廃墟に似たフィールド魔法も備える【スクラップ】が最も相応しい。
また、《テラ・フォーミング》は、月に移住する人類を表現するのに最適なイラスト。
―展開方法(《スクラップ・ラプター》+《スクラップ・ファクトリー》)
①:《スクラップ・ファクトリー》を発動し、《スクラップ・ラプター》を召喚。効果で自身を破壊し、《スクラップ・キマイラ》をサーチ。
《スクラップ・ファクトリー》の効果では《スクラップ・リサイクラー》をリクルート。《リサイクラー》の効果で《スクラップ・サーチャー》を墓地に送る。
②:《スクラップ・キマイラ》を召喚し、《ラプター》を蘇生。《キマイラ》と《ラプター》で《スクラップ・ワイバーン》をリンク召喚。
③:《ワイバーン》の効果で《ラプター》を蘇生し、《ラプター》を破壊。デッキから《スクラップ・ゴーレム》をリクルートし、相手の場のカードか、《スクラップ・ファクトリー》を破壊する。この時、墓地から《スクラップ・サーチャー》が自己再生。
④:《ワイバーン》《サーチャー》《リサイクラー》で《アポロウーサ》をリンク召喚。《スクラップ・ゴーレム》の効果で《リサイクラー》を蘇生し、《ジェット・シンクロン》を墓地に送る。
⑤:《リサイクラー》の効果で墓地の《ラプター》《キマイラ》をデッキに戻し、1枚ドロー。手札1枚を捨て、墓地の《ジェット・シンクロン》を自己再生。
⑥:《ジェット・シンクロン》と《リサイクラー》で《ルイ・キューピット》をシンクロ召喚。レベルを5に上げ、《ゴーレム》と共に《フルール・ド・バロネス》をシンクロ召喚。相手に1000ダメージを与え、《マッド・ハッカー》をサーチする。
※ 最後に《マッド・ハッカー》ではなく、《ネメシス・コリドー》をサーチし、《超雷龍―サンダー・ドラゴン》を特殊召喚することもできるので、世界観を重視しなければそれでも良い。
・《Emトリック・クラウン》《パラレルエクシード》《聖魔の乙女アルテミス》《アップデートジャマー》《アクセスコード・トーカー》
遊戯王OCG Emトリック・クラウン ノーマル CORE-JP018
《トリック・クラウン》は、遊園地廃墟で活動しているピエロの格好をした機械生命体。
難しいことを考えず、1キルしたい時は、《トリック・クラウン》で《アルテミス》をリンク召喚。《トリック・クラウン》を自己再生し、2体で《閃刀姫ーアザレア》をリンク召喚。《パラレルエクシード》を特殊召喚し、《アップデートジャマー》をリンク召喚。《アザレア》と《アップデートジャマー》で《アクセスコード・トーカー》をリンク召喚すると良い。
《スクラップ・ラプター》も1枚でリンク2に繋がるので、《パラレルエクシード》を引けた時は狙っていくべきだろう。やられる前にやるのが勝負。
・《アークジェット・ライトクラフター》《無限起動アースシェイカー》《天霆號アーゼウス》
遊戯王カード 無限起動アースシェイカー(ウルトラレア) インフィニティ・チェイサーズ(DBIC) | エクシーズ・効果モンスター 地属性 機械族 ウルトラ レア
機械生命体が作り出した大型兵器。
《アースシェイカー》は1番最初のボスに形が似ており、攻撃後、《アーゼウス》を重ねることで、大型兵器から超大型兵器への変身が再現できる。
《アースシェイカー》のエクシーズ召喚には、墓地の機械族を蘇生し、レベルを9に変更できる《アークジェット・ライトクラフター》が便利。
意外と対象の機械族が少ないが、《エルロン》はサーチが可能で、《リサイクラー》は《スクラップ・ファクトリー》などでリクルートできる。
・《セリオンズ“キング”レギュラス》《灰流うらら》《増殖するG》《原始生命態ニビル》《禁じられた一滴》《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》《拮抗勝負》《無限泡影》
遊戯王カード 禁じられた一滴(スーパーレア) ライズ・オブ・ザ・デュエリスト(ROTD) | 速攻魔法 スーパー レア
環境デッキ対策カード。
この中でネタがあるのは《禁じられた一滴》で、《失楽の堕天使》の髪型、髪色が機械生命体の「アダム」に似ている。
・《星遺物を巡る戦い》
暴走した機械生命体達との戦い。
自分のモンスター1体をエンドフェイズまで除外できるので、サクリファイス・エスケープや、【閃刀】魔法のサポートに使える。
ただ、相手の場に表側表示のモンスターが存在する必要があるので、《亜空間物質転送装置》の方が場合によっては役に立つことも。
サイドについて
・《爆走軌道フライング・ペガサス》《智の賢者-ヒンメル》《無限起動リヴァーストーム》
遊戯王カード 無限起動リヴァーストーム(スーパーレア) インフィニティ・チェイサーズ(DBIC) | エクシーズ・効果モンスター 地属性 機械族 スーパー レア
《フライング・ペガサス》は、遊園地のジェットコースター。
《リヴァーストーム》は、戦車型の機械生命体。
ランク5を揃えるには、《フライング・ペガサス》で《ヒンメル》を蘇生するのが良いが、下準備が大変なので、現在はサイドデッキ。
・【クローラー】モンスター+《星遺物の傀儡》
暴走した機械生命体。
見ての通り、【クローラー】は【スクラップ】と同じく、中々機械生命体に相応しい見た目をしている。
だが、魔法でサーチがしにくく、リバース効果は環境では遅いので、今回【スクラップ】をメインデッキに採用した。
・《重力均衡》《No.85 クレイジー・ボックス》
遊戯王カード 重力均衡(ノーマルパラレル) ANIMATION CHRONICLE 2022(AC02) | アニメーションクロニクル グラヴィティ・バランス 通常魔法 ノーマルパラレル
《重力均衡》は、ニーアシリーズの名物「イクラ弾」。
地属性の同名モンスター2体を特殊召喚するので、【スクラップ】【クローラー】両方と相性が良い。
そして《クレイジー・ボックス》は、主人公達に搭載されている核融合駆動システム。2個以上を触れ合わせることで自爆攻撃を放つことができるが、《クレイジー・ボックス》の効果はそこまでの派手さは無い。何とかできないものかと考えている。
・《古の森》《魔導書院ラメイソン》《グリモの魔導書》《ルドラの魔導書》
遊戯王/魔導書院ラメイソン(ノーマル)/LINK VRAINS PACK
《古の森》は森林地帯。
《魔導書院ラメイソン》は、Cルートで登場する塔。内部に図書室があるので、見た目だけでなく名前や効果も一致している部分がある。
このデッキでの役割を考えると、やはり【閃刀】サポートになるか。
・《空牙団の懐剣 ドナ》《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》
遊戯王カード 鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ(ウルトラレア) ファントム・レイジ(PHRA) | トライブリゲード リンク・効果モンスター 闇属性 鳥獣族 ウルトラ レア
その他リンクモンスター。
《シュライグ》は白髪に黒いボディなので、機械生命体の「イヴ」と扱えなくもない。
素材指定の関係でリンク召喚が面倒な為、現在、サイドデッキに回しているが、【スクラップ】の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを増やし、《鉄獣の抗戦》も入れるなら割と出しやすくなる。
デッキを作ってみて……
【スクラップ】と【閃刀】を組み合わせたことで、中々ニーアオートマタらしい荒涼とした寂しげな雰囲気のデッキに仕上がったと思います。
実は自分は前作『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』をプレイしていませんが、動画や考察は見ていたので、ストーリーや世界観は結構把握しています。
当初は2本を1つにまとめたネタデッキを作る予定でしたが、流石にネタが入り切らないだろうということで、今回はニーアオートマタのみを選択。
この先、前作のネタデッキを作るかどうかは未定ですが、ニーアシリーズが続けば、可能性はあると思います。