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アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第9話 感想

 

◆今回の内容◆

アニメ 3rd Season

第9」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 異端のネシオより――

夙吹はやぶき 創太そうた◆ ◆桃風ももかぜ 無音むおん限無きりなし 零一れいいちキャリー

←第8話の感想はこちら 第10話の感想はこちら→

選択と責任

 

 

……。今日から一つ席が少ないな。

メンバー除名、と。ふー、急にログインしなくなりやがって、自分から出ていくのがマナーだろ。ウチは1日でも休んだら即切りしていくからな。

うわ~、ガチクラン怖。やっぱりまったり無言クラン最高♪

はぁ、嫌な試験でしたね。話し合いで一人を犠牲にするか。大量のポイントを犠牲に一人を救うか。平田ひらたさんは無策の成り行き任せという選択肢を提示しましたが。

うん……あれ? 何だかロッコ問題みたい?

そうだな。有名だから今更説明もしないが、どの選択肢を選んだとしても、犠牲は出る。道徳観や価値観の問われる問題だ。

ゲームも作られたよな。ツクールだったが、結構流行ってた印象だ。

ああ……しかし、あれは所詮ゲーム。選択には何ら責任も生じない。

はい、大量殺人鬼。

本番ではあんな軽い気持ちでは選べないと思いますよ。頭がオーバーヒートです。

中々決められないのなら、他者の意見を取り入れてみる。俺はこういった問題を前にした時、すぐに考えることを放棄して逃げ出すような人間とは、付き合いたくはない。議論することから逃げていては、何も進歩しない。

社会問題、選挙……。例えば、この先AIの時代。自動運転の車はトロッコ問題に似た状況に陥った時、どのような判断を下すのか。いつまでも責任から逃れられる訳ではない。

ま、そもそもそんな状況に陥らないようにするのがベストなんだがな。現実に一番必要なのは、セーブ&ロードだ。

第9話視聴開始

 追加の特別試験により、各クラスが負った……。

 批判される人物だったとはいえ、1年間、共に過ごしてきた仲間の消失は、生徒達の心に重くのしかかる。

 これからどうなるのか……。次に消えるのは自分か……。彼らは先行きを憂えていた。

 

おっと、ぽっかりと……いじめかな?

山内やまうちカムバァ~ック! でも、お前の席ねーから!

ううん……何だか寂しい気持ちです。今思うと、ここまでされるようなことをしたのか、と思ってしまって……。

ああ……確かに山内は問題のある生徒だったが、普通の学校では退学までは行かないだろう。

今回の特別試験を用意したのは……やはり、坂柳さかやなぎの読み通り……。

月城理事長代理

 追加特別試験の裏側について話す、綾小路あやのこうじ坂柳

 彼らの前に、理事長代理を名乗る男――月城つきしろが姿を現す。

 彼は綾小路を退学させよという命令に従わなかった坂柳を転ばせると、綾小路の動きを封じ、彼に父親からの伝言を伝え、正式に活動を始めるのは4月からと言って、その場を立ち去る。

 どうやらクラスで争っている場合ではなさそうだ。

 綾小路父親達が本格的に動き出す前に、問題を片付けておくことを決める。

綾小路次の試験、正式に俺と勝負しようか。

 

そうしとけ、やり合ってる最中にちょっかいかけられちゃ堪らないからな。

月城理事長代理かー……手強そうなの出てきたね。糸目だし。

バッテンです! 杖ついてる女の子を転ばせるなんて……、山内さんと違ってわざとですよ……!

戦いに巻き込まれる生徒達が気の毒でならない……。

最終特別試験

 坂柳率いるAクラスと対決する、1年最後の特別試験――

 「選抜種目試験」の説明が、担任茶柱ちゃばしらから行われる。

 勝負する10種目を決め、当日5種目選択――相手クラスと合わせ、10種目の中からランダムに選択された7種目で戦うルール

 司令塔に選ばれた生徒は、敗北時に退学となるが、あらゆる種目に干渉できる権利を持ち、勝てばボーナスポイントが獲得できるという。

 

おお……何かめっちゃ良くない……!?

ああ、総力戦で、司令塔っておあつらえ向きの役職まであるんだろ。ここで戦わずにいつ戦うんだって話だな。

10種目を見せ合い……5種目。中々作戦を練るのが面白そうな試験だ。

ロボットの組み立てはどうでしょう!?

ノーリスク

 賞賛票1位――綾小路 清隆きよたか

 追加特別試験の結果に未だ納得が行かず、突っかかってくる須藤すどう達。

 堀北ほりきたが間に入って適当な推測を述べるが、丁度良い為、綾小路は、プロテクトポイントを獲得した自分が司令塔に――人柱となることで、不信感を払拭したいと言う。

 至って自然な流れ。

 この状況で進んで退学のリスクを背負う生徒はいない為、狙い通りに事は運ぶ。

 

おう。その内、ゲームがインフレしてきてバリア貫通とかやり出すかもしれないしな。使えなくなる前に有効活用しとけ。

いいね。この中々どっちが勝つか分からない感じ。

坂柳さんも当然プロテクトポイント持ってます。何の気兼ねもなくやり合えますよ!

しかし、こうなると、いよいよ綾小路の実力がクラスメートにバレてくるな。直接指示だろう。

来るな、遂に絶頂の時が。

変化していく関係

 特別試験をきっかけに人間関係変化していく。

 すっかり性格が変わってしまった平田ひらたと、それでも必死に彼を追い続けるみーちゃん

 綾小路軽井沢かるいざわ誕生日プレゼントを贈ったり、堀北兄普通の高校生らしい会話をしてみたり……

 さて、次の特別試験では一体どのような変化が起きるのか。

 坂柳達Aクラスが選んだ種目は……

 

チェス! フラッシュ暗算! おい、最初の2つ異質過ぎだろ!

こんなの絶対選ばれるヤツじゃん……。

ああ。ルールからして、誘っているようだ。

OPでネタバレ済みです! 詐欺でないことを祈りましょう!

第9話終了

 

ふー、さて……。今日は……作画酷かったな。

うわっ、終わった途端急に冷めてる……!

だってよ、ここから大事だぜ、天才対決。人工VS天然。綾小路の実力がいよいよ知れ渡り、高円寺こうえんじだって絶対活躍するだろ。

まぁ、今回は準備回でダメージは少ない。

信じましょう! 2期の重要部分は本気を出したスタッフさん達を!

実力を隠さないでくれ~。

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