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アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第１０話 感想

アニメ

 

◆今回の内容◆

アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』

第１０話「不条理な結論に至る第一の原因は、解決の手段が不足していることだ。」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 『異端のネシオ』より――

◆夙吹（はやぶき） 創太（そうた）◆ ◆桃風（ももかぜ） 無音（むおん）◆ ◆限無（きりなし） 零一（れいいち）◆ ◆キャリー◆

←第９話の感想はこちら 第１１話の感想はこちら→

その先を見る者

 

 

創太って、大学に入る前は普通に高校生だったの？

……？ 何だその質問は。

いや、何かいまいち普通に中学生、高校生やってるとこ想像できなくて。

ああ、それ聞きたいか。すげーぞ、こいつ。上から頼まれる前にクラスメート全員の教師役務めて、一クラスだけ学力や素行のレベルがダンチだったらしい。

え、何その実力至上主義。

はぁ……そんな信じられないような顔をされてもな。そもそもレベルの高い学校だったし、俺には異能もある。

何年もそこで生活するのだから、自分の過ごしやすい環境を作るのは当たり前だ。愚行は見るに堪えないからな。

そ、その改造軍隊は今どちらに？

ん？ 全員希望の進路に進んだぞ。今でも定期的に連絡を取り合い、情報交換をしている。勿論、教師とも。皆、貴重な仲間だ。

政権でも取る気？

…………。

例えばの話だが、お前達は、俺の名前があったら投票するか？

何だ？ するに決まってるが。だって、発言の真偽を見抜ける異能があるんだから、正しく聞く力を発揮できるだろ。

私は……オンライン投票できれば……

ロボットに人権を！ お願いします！！

…………。

分かった。（だが……きっとそうはならない。）

第１０話視聴開始

　友達を守る為に、クラスを守る。クラスが守られれば、友達が守られる。

　中学時代――ある事件を経験した平田（ひらた） 洋介（ようすけ）は、同じ過ちを繰り返さない為、心に鬼を飼った。

　しかし、その選択は正しかったのか……。

　結局、守りたいものを守れず、平田は、自身がまた同じ失敗したのだと悟るのだった。

 

友達……友達を守る為か。つっても、山内（やまうち）だからな。そんな惜しいか？

何か変な感じ。

もしかして、お友達が山内さんに似てたとか？

どうだかな……。

葛城引き抜き作戦

　最終特別試験を控え、Ａクラスへの対策に頭を悩ませる堀北（ほりきた）に、幸村（ゆきむら）から提案がある。

　坂柳（さかやなぎ）に恨みを持つ葛城（かつらぎ）を利用してみてはどうか。

　その交渉材料は、クラス移動２０００万ポイント。

　悠長に貯めている時間は無いと堀北は一蹴するが、自信のある幸村は、綾小路を連れ、葛城にこの話を持ちかける。

　そこで流石に首は縦に振られなかったが、試験で手を抜く程度の協力はしてもらえるようで、本命５種目の予想といった、有益な情報を得るのだった。

 

お？ 何か案外悪くない結果になったな。

やれることはやった方が良い。幸村の行動力は称賛できる。

チェス、英語、数学に……現代文、フラッシュ暗算……。とりあえずメモ完了です。

ん～、でも、これくらい坂柳ちゃんの想定内だろうし、当てにするの怖くない？

まぁ、話すべきじゃないかもな。とは言っても、司令塔は本当に綾小路（あやのこうじ）なんだが。

堀北とのお約束

　堀北に部屋に呼び出された綾小路は、そこで手料理を振る舞われ、プランの評価を強要される。

　またしても罠か。

　懐かしさを感じながら、データに目を通す綾小路。異論が無いことを伝えるも、チェスの種目に堀北が参加するよう注文を付ける。

　あれは間違いなく本命――直接指導しておく必要がある。

 

また食い物で釣るのか……。

一度上手くいってるからな。

だからって、手料理はすご……。だいぶ夫婦感出ちゃってるけど。

心配要りません！ 誰も見ていませんから！

ジェントルマン参上

　後の問題は平田だった。

　未だ態度に改善は見られず、試験への協力は絶望的。遂にはずっと声をかけているみーちゃんに手を上げる始末。

　何故か現れた高円寺（こうえんじ）にも怒りをぶつけるが、返り討ちに遭ってしまい、意気消沈。

　一部始終を見ていた綾小路は……

 

高円寺……！？ お前今までそんなことしたことないだろ。急にどうした？ みーちゃん好きなのか？

何かめっちゃ意外。

いや、ますますよく分からなくなったんですが……！？

……。他の生徒との違いは中国出身なことくらいだな。何かあるのかもしれない。

平田の闇

　闇を持つ者同士は引かれ合う――

　平田に追いついた綾小路は、いつか軽井沢（かるいざわ）にも見せた闇の目を彼に向ける。

　有無を言わさぬ視線――

　今の価値観を形成した出来事について聞かれた平田は、自分の過去を話し出す。

　仲の良かった友達が飛び降り自殺を図り、昏睡状態。それでも止まらなかったいじめ。

　底知れない人の闇の知った彼は、その拳を振るうことを決めたのだった。

 

そうなると……学校側は動かなかったか。

櫛田（くしだ）ちゃんの時も思ったけど、環境クソ過ぎない？

で、暴力で抑え込むのに成功したと。成功しちまうのも不幸っていうか。

大人が不甲斐ない。

バッテン……いや、サンカクです……！

平田洗脳

綾小路「いつまで夢見てるつもりだ？」

　傷心の平田に、綾小路がかけた言葉。

　それは決して励ましなどではなかった。

　仲間――山内の退学の責任。それはお前にある。

　助けたいと思うなら、何としても助けるべきだった。一之瀬のように手を尽くすべきだった。彼女のようにクラスを導いてこれなかったことに問題がある。

　綾小路は理不尽にも思える言葉で平田を追い詰め、壊し、そして、再生を図る。

 

洗w脳w完w了w

出たー！ ＤＶ彼氏！ ボコボコにしてから優しくするヤツ！

…………。

はっ……！？ 創太さんもまさか普段このような方法で教育を……！？

俺の場合は……いや、やめておこう……

背水の陣

　平田の復帰――そして、始まる最終特別試験。

　集合場所にやってきたＤの司令塔は、金田（かねだ）ではなく、なんと龍園（りゅうえん）だった！

　プロテクトポイントを持たない者が来るというまさかの事態。各クラスのリーダーが揃うことになり、坂柳は笑みを浮かべる。

　Ａ vs Ｃ、Ｂ vs Ｄ――果たして勝つのはどのクラスか。

　選抜種目試験の幕が上がる。

 

龍園かましてきやがるな。この試験で完全復活って感じか？

ん～、色々予想は立つけど、この戦いは何も考えず純粋に楽しみたいかも。

そうだな。悪くない盛り上がりだ。静かに見守ることにしよう。

待った待った。俺は賭けるぜ、ＣとＤ！

皆さんも同じでは？

第１０話終了

 

そうだ、お前達。現在、よう実のキャラクター人気投票が行われている。対象はヒロイン達だが、１位は新規イラストが制作され、グッズ化されるらしい。

おぉ、今なら一之瀬（いちのせ）が強そうだな。ちょうど旬の女だろ。

あれ？ 平田君入ってないじゃん。

アルベルトや伊吹（いぶき）さんはどちらです？

多様性に富んだ意見だな。しかし、グッズ化の権利がかかっている以上、遊びは許されない。

俺は軽井沢（）に入れておいた。お前達も良ければ済ませておけ。

櫛田が発狂してしまわれるwww

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