今回の内容
アニメ「探偵はもう、死んでいる。」の第10話「だから俺は、探偵にはなれない」の感想です。ややネタバレ注意。
今回のアニメ感想担当 「
異端のネシオ」「
異常性クラスメート編」
より――
「菊池 涯」「死瑪 遊餓」「只乃 博人」「落花 千々莅」「吊場 茲」「本庄 百合」の6人。
だから彼女達は、出会えない
(じゅる…………じゅる…………じゅるり…………)
はぁ……。それにしても、そんな鉄臭いものよく舐めてられるな。美味しいのか?
リスカちゃん! リスカちゃん! 今から乳首を切り落とすから、直接吸ってほしいなぁ……。
おっと、あまり過激なプレイはやめろ。このアニメ感想は世界に公開されているんだ。忘れるなよ。
…………そこら中、血で汚すのは良いのか? あたしは殺し屋だから別に構わねーけどよ。
確か、先天性赤血球形成異常性貧血だったか。あいつの病気。
うん。生まれつき細胞に異常があって、正常な赤血球が作られない。だから定期的に輸血が必要になるんだけど……。今はその時の影響で……。
ククク。面白いことに、妹の吊場 茲の方は逆に真性多血症。定期的に血を抜く必要がある。
分かるか? 正反対の病気を持つ姉妹が一つになったことで、ようやく調和が取れ、まともに生きていけるようになったんだ。
まぁ、もう二度とお前達が直接顔を合わせることはない訳だが……。
………………。
第10話視聴開始
君塚から新しい人生を貰い、人造人間と戦う名探偵として、生まれ変わる決意をした夏凪。
彼女はその日の晩、夢の中で心臓の元の持ち主であるシエスタと出会い、性格の違いによる大喧嘩の末、彼女から君塚のことを託される。
これでやっと、自分は何者かになれるのだ――
そう思った夏凪は、同時に失敗することはできないと、強いプレッシャーを抱える。
もう、あの鳥かごのような場所には戻りたくない……。
さて、今回は長かった過去編が終わって、現在の話だね。やっぱり。
夏凪か……。俺は絶対ヘルだと思ってるけどな。どういう流れでそうなったのかはまだ分からねーけど。
君塚と同じで、記憶を失ってるのか?
もしかして、君塚君が気を失った後、シエスタちゃんがゾンビみたいにがばっと起き上がって、ヘルちゃんと記憶が飛ぶくらいの行為を……!?
ま、シエスタの組織についてはほとんど分かってないし、世界観も割と無茶が利く。どうとでもできるだろうし、考え過ぎないことをオススメする。
ビッグスケール
斎川のドームライブから一週間――。学校が夏季休暇に入り、海に行く約束を果たすのにちょうどよい機会だと考えた君塚。
しかし、斎川のスケール感の違いにより、彼と夏凪は、なんと8日間の豪華客船の旅に招かれてしまう。
何事も起きないといいが……。
そう思った矢先、かつて一緒にSPESと戦った仲間であるシャルが目の前に現れ、シエスタの遺志を継ぐのは自分だと宣言し、夏凪と揉め始める。
自分の探偵活動をおままごとだと言われた夏凪は、悔しさのあまり声を張り上げて……。
ぎゃーぎゃーうるせーなぁ……ウミネコ女共。くだらねーことで一々揉めやがって。
フフフ。彼女達には口喧嘩じゃなく、実力で勝負してほしいものだね。
で、どうすんだ? こいつらどっちも馬鹿だぞ?
じゃあじゃあ、頭を使わない勝負がいいんじゃない? 水の中で息を止めて、我慢できなくなった方が負けぇ。
あ! 溺れた子はちゃんと胸揉みと人工呼吸してあげるから大丈夫だよ!
おお、それならAEDでマ〇コに電気ショック与えるのもいいんじゃねーか?
あぁ~、それいいぃ! 人間電気うなぎやりたい。
君達、リョナ談義はほどほどにしてくれるかな。
ほんとこういう話をする時だけ仲良いな……。
名探偵の遺産
夏凪と斎川がプールに行っている間、シャルに乗船の目的を尋ねる君塚。
すると彼女は、シエスタの遺産だと答える。
どうやらシエスタは、死ぬ間際にSPESを打倒する為の遺志を世界中に残していて、その一つがこの客船に眠っているらしい。
彼女は確かな情報だと言うが……。
あぁ~……。クッソ面倒なイベント始まっちまったぞ。世界中に隠された遺産を集めろだとよ。7つくらいあるんじゃねーか?
そんなものがあるということは、やはり自分が死ぬことを想定していたのか……。
しかし、人なのか、物なのかも分からないな。
シエスタちゃんのことだから、きっと凄い物を隠したに違いないよ! もしかしたら、死者を蘇らせる秘薬とか!?
時間巻き戻す能力とか出てくるなよ……。
自分のやり方で
シャルに何でシエスタの遺志を継がないのかと聞かれた君塚は、自分はシエスタの助手であり続ける、あいつの為に生き続けると答える。
彼はシャルに言われた通り、自分のやり方で遺産を見つけようと、船内を歩き回るが、結局何も手掛かりは見つからず、日が暮れてしまう。
シエスタの組織について知っとかなくていいのかよ……。
確かに、SPESに狙われてることだし、協力した方がいいよな。
でも、今のところ君塚君達、無事だからね。もしかしたら、SPESは、昔よりだいぶ弱体化してるのかも。
私、手加減嫌い……。もっと痛めつけてほしい。
消えた夏凪
夏凪に情報を共有し、色々話し合った翌日――。
君塚は外の騒がしさで目が覚め、夏凪 渚を預かったという放送に驚く。
どうやら彼女は何者かに誘拐されてしまったらしく、スタッフに話を聞くと、犯人の残したメッセージを見せられる。
[ゴゴハチジ メイタンテイノ、イサンヲモッテ メインデッキヘコイ]――
彼女とシエスタの遺産を狙うということは、SPESの仕業か……。
そう思った君塚は、急いで斎川と共に船内を探し回るが、彼女の透視を使っても、夏凪の姿は見つけられず……。
遺産の情報、敵に漏れてるじゃねーか!
まぁ、それは仕方ないよ。しかし、こうしてやってくるということは、余程恐れてるんだね。シエスタ君のことを。
はっ。地球外生命体が聞いて呆れる。
やっぱり植物だから頭悪いんじゃない?
推理も駆け引きもいらない
斎川の透視を使っても夏凪を見つけられなかったことで、敵の正体を察する君塚。
約束の時間、メインデッキを訪れた彼は、そこで敵の名前を叫ぶ。
またあいつかよ……。もしかして人員不足なのか?
ま~た戦闘地味そうで萎えるわ。
そうかな。もう1クールの終盤だし、力入れてきそうだけど。
非情な選択肢
名探偵の遺産には心当たりがなく、夏凪を返すよう言う君塚。
しかし、当然、カメレオンが素直に従う筈はなく、彼は夏凪の命か乗客の命、どちらかを選べと君塚に迫る。
遺産が見つからないのなら、船ごと沈めてしまえばいいという考えのようだ。
いや、話してないでさっさと沈めりゃいいだろ。今なら君塚に斎川にシャル、名探偵の心臓宿した夏凪、全員まとめて殺せるぞ。
そうだよな? こんな絶好のチャンスないよな?
でもほら、溺死って地味だから……。
フフフ。沈めた後、死体を探すのも大変だしな。
無限の可能性
銃を構える君塚に、自分を撃って乗客の命を救うよう指示する夏凪。
しかし君塚は、そんな理知的な判断お前らしくない、そんな正しさなどいらない――、何者でもないのなら、何者にでもなれる筈だと言って、答えを急かすカメレオンに向かって銃を放つ――!
夏凪 渚は自分より先に死ねないことになっている、そういう約束だ。
あっ、今一瞬だけヘルちゃんみたいな服着たシエスタちゃんが映ったよ!
探偵はまだ死んでいない……。約束も生きているってか。
しかし、君塚君はどうするつもりだろうね? 拳銃でカメレオンを倒せるとは思えないけど。
案外弱っちかったりしてな。能力は透明化と、何か触手みたいなの伸ばせるだけみたいだし。
船を沈めるってくらいだから、爆薬とか持ってきてそうだけどな。ブラフならいいんだが。
第10話終了
第10話 だから俺は、探偵にはなれない
…………。う~ん、思ったんだけど、シードは同じ能力を持った部下を複数作り出せたりしないのかな。
できてないってことは無理なんだろ。味方を作るのも一苦労なんだろうぜ。
同胞を犠牲に強化したヘルも、予想が正しいなら今は傍にいないし、マジで弱ってる説あるな。
ま、あんまり手下を作り過ぎても管理が大変だ。コウモリみたいに裏切り出したら堪らない。
あれ確か、半人造人間だよね。人間を仲間にするメリットって何なんだろう?
やっぱ頭が良いからなんじゃないか。だからヘルみたいに人間で、自分のことを親と慕って熱心に働いてくれる部下は嬉しいだろうよ。
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