ネシオのブログ

ネシオのブログです。興味のあるゲームやアニメ、漫画や映画のことを書いています。オリジナル作品の制作日記も公開中。

ネシオのブログ

MENU

アニメ「無能なナナ」第１１話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「無能なナナ」の第１１話「見えざる刃 PART2」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 「異端のネシオ」「異常性クラスメート編」より――

「死瑪（しば） 遊餓（ゆうが）」「落花（おちばな） 千々莅（ちぢり）」「億卍（おくまんじ） 解俸（かいほう）」の３人。

10話の感想はこちら


第11話 見えざる刃　ＰＡＲＴ２

魔物の住処

 
東京都・港区――零宝ビル・最上階 

 

（カタカタカタカタ……）

………………。

はぁ……、いつまでいる気だ？ オチバナ。

お前こそ、いつまでこんな場所に隠れてる気だ？

こんな場所？ 異能でも居場所を探知されない、且つ、これだけ豪華な部屋ってのは多くはないんだぞ。払った分は楽しむつもりだ。

しかし、まさかお前もこの場所を知ってたとは……。

殺し屋だからな。

おい、 オクマンジ……！ いい加減、時間だろ。こいつ追い出せ。

………… オチバナ。これ以上、居座る気なら、延長料金を払ってもらおうか。

（１０万円置く）

後、１時間だけだぞ。

おい！！

金は金だ。もっと払ってくれてもいいんだぞ。

くそ……。そろそろアニメ感想が始まる時間だ。静かにしてろよ。

それ盗聴器か？

黙ってろ。

第１１話視聴開始

ナナ（私以外に殺人犯がいる……ということか。）

　何者かの手により、クラスメートの石井 リュウジが殺された。

　ナナを呼ぶ前に現場を調べていたキョウヤは、遺体の喉が切られ、背中が刺されていることを説明し、部屋が隣であるモグオに昨夜のアリバイを尋ねる。

　すると彼の子分である３人組は、葬式が終わってから５時間ほど、正座で説教を受けていたと言う。

　ミチルによると、モグオリサイタルと呼ばれるものらしいが、まさか説教に夢中で、惨殺事件に気付かなかったというのか……。

無理矢理、ジャイアンに寄せるな。

鼓膜を破らないだけ、マシだと思うぞ。

しかし、よく５時間もネタが尽きなかったものだ。

内容が気になるな。

ちなみに、喋り続けるギネス記録は１２４時間だ。比べれば大したことはない。

は？

３人の能力

　キョウヤは念の為、３人から能力を聞き出す。

　まず１人目は《声帯模写》。他人の声を完璧に真似ることができるが、一度発動したら同じ台詞を言わなければ、元に戻らないという特徴があるもの。

　２人目は《幽体離脱》。体をその場に残し、幽体となって飛び回るもの。

　そして３人目は《磁石化》。身体を磁石にできるというもの。

　さて、この中に犯人はいるのだろうか？

あー……、これ真ん中の金髪か。

使用中、本体が無防備になる辺り、俺の《Dead Angle》の劣化版だが、眠っているように見せかけられるのはメリットかもしれないな。

…………。この能力を見て、何故誰も疑わないのか。疲れてるのか？

トイレのレバー動かせてる時点で、幽体でも物に触れられることは確定なんだがな。

空野 フウコ

　モグオの子分の話を聞き終わったキョウヤは、次に第一発見者で、石井 リュウジの幼馴染で恋人だった女子生徒――空野 フウコから能力を聞き出す。

　彼女の能力は、大気を操作し、風の刃を飛ばすという非常に攻撃的なもの。しかし、空気のこもった室内では上手く使えないという特徴があるらしい。

ナナ＆キョウヤ（現場の窓は、開け放たれていたな……。）

能力を使う時、これだけ風の音がするなら、隣の部屋の奴が絶対気付くだろう。

夜遅くに女子が男子寮を尋ねるのもリスクがある。まぁ、女は大体馬鹿だから分かねーけどな。

私は馬鹿じゃねーぞ。

おかしなミチル

　事件のことはキョウヤに任せ、様子のおかしいミチルのことを調べるナナ。

　急に卒業後のことを話したり、親のことを話したり……、彼女は一体どういうつもりなのか。

　自分の犯行に気付き、遠回しに諭そうとでもしているのだろうか。

　そんなことを考えていた時、彼女は担任から新品の制服を届けられ、橘を殺す為に使った毒の小瓶が無いことに気付く。

ナナ（ミチルだ……！）

橘が取った可能性はないのか？

ナナ信者のミチルが液体の入った小瓶見ても、化粧品か何かだと思うだけだろ。

一応、毒物についての勉強はしているようだがな。

フウコのアリバイ

　キョウヤに連れられ、フウコの部屋を訪れたナナ。

　フウコは、葬式が終わった後は読書をし、深夜から明け方まではずっと友達と一緒だったと、キョウヤにアリバイを話していくが、ナナは毒の小瓶の所在が気になり、それどころではない。

深夜に尋ねてきた友達と明け方近くまで一緒に過ごしたって、冷静に考えたらヤバいだろ。

おぉ～？ 浮気か？ 最近、恋人とは疎遠になってたらしいしな。

密会なら話さない……いや、ナナの前では嘘はバレるから無駄だと判断したか。

まぁ、普通に女友達みたいだがな。

レズに目覚めてたらどうする？

知らねーよ。

見えない犯人

　部屋は電気がつけっ放しで、窓は開けっ放し。

　つまり、犯行は石井が寝る１１時前に行われた可能性が高い。

　しかし、石井は体を小さくすることができる能力者。

　犯人から逃げる為に窓を開けるとは考えにくい。

　今のところ、キョウヤは石井の不意をつけるフウコを疑っているようだ。

フウコなら、窓と部屋、遺体の状態の説明もつくか……。

しかし、決定的な証拠は無いな。

ナナはキョウヤに任せるみたいだが、もたもたしてたら、犯人に狙われるぞ。心の声を読める能力者なんて邪魔だろ。

そうだな。きっと今、犯人は、ナナが心の声を読めるということに疑問を抱いてる筈だ。

…………。

何で真っ先にナナを狙わなかったんだ……。

バレることを何とも思ってないか……。いつもの主人公補正か……。

真の愛

　フウコのことはキョウヤに任せ、ミチルの部屋に忍び込むナナ。

　ちょうどミチルは風呂に入っているようなので、彼女はその隙に毒の小瓶を探そうと、部屋を調べ回る。

　しかし、幾ら探しても目的の物は見つからず、困り果てたナナは、代わりに見つけた日記を読み、その内容に衝撃を受ける。

　そこには自分に対する親愛の情、子どものように純粋で、正直な気持ちが綴られていた。

橘「お探しものはこれかね？」

やっぱ取ったのは橘じゃねーか。

分かってたが、面白くない。日記もキモいし、最悪だろ。

橘は約束通り、ナナを泳がせてる訳か……。

お風呂場事件

　橘が毒の小瓶を盗んだ犯人だと知り、安堵したのも束の間、ミチルの風呂が異様に長い。

　風呂場に駆け込んだナナが見たのは、浴槽にもたれかかり、ぐったりとしている彼女の姿。

　これは一体……！？

何やってんだ。こんな時にのぼせんな。

血は出てない……か。マジでのぼせてる可能性が高いな。

くだらん。

第１１話終了

 

さて、全１３話で……。後、２話だな。

フフフ、もうすぐあの女の泣き顔を見れるかと思うと楽しみでしょうがない。

おい。何、にやにやしてんだ。私にも教えろ。

仲間面すんじゃねーよ。どうしても知りたきゃ、柊 ナナばりに推理してみるんだな。

チッ……。オクマンジは知らねーのか？

誰を陥れようとしているかは察しがつく。途中まで生徒会室にいたお前なら、シバの狙いも分かるんじゃないか？

……………。シバは１話からエイエンと入れ替わっていた。無能なナナの感想自体が罠ってことか？

ま、最終話までに予想しておくことだな。

12話の感想はこちら