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アニメ「無能なナナ」第13話 感想

今回の内容

アニメ無能なナナ」の第13話リバイバル」の感想です。ややネタバレ注意

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ」「異常性クラスメート編より――

天瞑あまくら 幽鵡かすむ」「本庄ほんじょう 百合ゆり」「清条せいじょう 瑩覼えいら」「子蜂こばち 蜜栄みつは」「芽葺めぶき 詩与しよ」「永演えいえん 宏彦ひろひこ」の6人?

最終日

 

生徒会室 

 

さて、今日で最後なので、私も自分の能力を話しましょうか。これまで付き合ってもらったお礼です。

いよっ、待ってました!

A級能力――《十二使徒》。これは眷属けんぞくとした生物に使命を与え、それを果たせるだけの力も与える能力です。

この時、眷属とした生物の元々の能力や忠誠心が高ければ高いほど、効果は強まります。

忠誠心!? じゃあ、私とエイラちゃんが組めば最強ってことだね!!

お……そうだな。清条の能力で本庄を強化すれば、死瑪は無理でも落花の居場所は見つけられるかもしれん。やったらどうだ?

あ、いえ、それは……。私、本庄さんのことはまだよく知りませんので……。あまり過ぎた力を与えるのは……。

私、信用されてなかった!?

フフフ、まだまだ努力が足りないようですね。ユリさん

くぅー! パワーアップして死瑪をボコボコにしてやりたかったのに!

あはは……。やっぱり、それが目的だったんだね。

んー、結局、二人は見つからず……か。一体何処に行ったんだろうな?

第13話視聴開始

 頭の中を巡る幼い日の記憶

 両親を殺された後、引き取られた親戚の家で受けた激しい叱責や、鶴岡から受けた言葉の数々

 辛い思い出ナナの心は蝕まれていく……。

鶴岡お前が殺したんだ。認めろ……。

これは……、脳が洗われる瞬間……!

子どもはさぞやりやすかったでしょうね。

う~ん、こういうところを見てると、あんまりナナを責められなくなってくるんだよな……。

鶴岡か……。どういう立場の人間なんだ一体。周囲からは先生と呼ばれていたが……。

洗脳教育係ってところじゃない?

ミチルの出した答え

 また嫌なことを思い出してしまい、自室で沈んでいたナナ

 彼女の気持ちを変えたのは、このところずっと浮かない顔をしていたミチルだった。

 彼女はナナの過去の話を聞いてから、不審な点があることに気付き、そのことをずっと考えていたのだ。

 もう1度ナナから両親が殺された日の朝のことを尋ねたミチルは、確信したように話し出す。

 足の踏み場もないほどに散らかっていた部屋が、何故か朝には片付いていた

 それは両親が片付けに来たからではないのか。

 ナナは例えそうだったとしても、自分が不用心だったという事実は変わらないと言うが、ミチルは諦めずに――。

ミチルナナしゃんのせいじゃないです!

これまでずっと周りから責められてきたナナさんにとって、ミチルさんは初めての味方かもしれませんね。

あなたのせいじゃない。それは彼女がずっと誰かに言ってほしかった言葉でしょう。

頭の回転は遅めだけど、たまに鋭いこと言うから、馬鹿にはできないよな。

初めての友達

 必死に話すミチルの姿を見て、ナナは彼女がずっと自分のことを慰めようとしてくれていたことに気付く。

 何があってもナナしゃんの味方、友達だと言って抱きしめてくるミチルに、ナナは負い目を感じつつも、その温もりに身を委ねるのだった。

ナナいいの? 私なんかが……いいの?

いいよ! いいよ! ベッドの上で抱き合ったら、やることは一つ!

まぁ、ラブラブできるのはもうこの時ぐらいしかないだろうな。

エンディングみたいな世界が本当にあるといいんだが……。

想いを込めたプレゼント

 定期便が来たことで、開かれた店ミチルと一緒に見て回るナナ

 彼女達はそこで買った品物を帰り道でプレゼントし合い、仲を深めていく

ミチル早く人類の敵との戦いが終わるといいですね。

人類の敵……。それが最大の嘘なんだけど、ナナさんはどうするんだろう? ミチルさんには本当のことを伝えるのかな?

流石にまだそこまでの決心はついてないだろ。鶴岡のこと、だいぶ怖がってるみたいだし。

ああ、あの怖がり方は相当しごかれたに違いない。

考え無しに歯向かっても、勝てないでしょうね。

殺人鬼の影

 夜――部屋に来たから、ミチル何者かに呼び出されたという情報を得たナナ

 面倒事を解決してあげようかと、また交渉を持ちかけてくるが、それには乗らず、大急ぎでミチルの後を追う。

さて、そろそろ答え合わせの時間か……。多分、モグオの子分で合ってると思うが……。

何でミチルちゃん、呼び出しに応じちゃうの……!?

犬ですからね。本当に大事なら、リードを繋いでおかないと。

う~ん、ここはの手を借りた方がいいような気がするな。ナナは絶対、嫌だろうけど。

ヴァンダリズム


第13話 リバイバル

 鶴岡からの直接の電話に震え上がるも、ミチルの元に向かい、殺人鬼の刃から彼女を守るナナ

 深い傷を負いつつも、犯人の正体ミチルに伝える。

 森の動物を殺して回っていた殺人鬼――それは美しいものを壊したいという理解不能の衝動を抱える少年。

 モグオの子分の一人、幽体離脱の能力を持つ鶴見川 レンタロウだった。

とりあえず、皆さんの予想は当たりのようですね。

動機が気になってたんだけど、これは……ただの異常者じゃないか……。

え? 可愛いものを見るといじめたくなるって気持ちは、ちょっと分かる気がするけど。

これは行き過ぎですよ。

ナナの作戦

ナナ早くしろ、この馬鹿犬!!

 鶴見川挑発することで、突き出されたナイフを受け止め、ミチルにあえて酷い言葉を吐き、彼女を逃がしたナナ

 嘘を吐かれたと知った鶴見川は激昂し、ナナの息の根を止めようとするが、ギリギリでキョウヤが本体を見つけ、その首を絞めたことで、幽体は消滅する。

 ここに来る前、ナナキョウヤに協力を取り付けていたのだ。

危ないところだったね……。

しかし、意外とあっさりだったな。ナナは刺されまくって虫の息だが……。

これ間に合ったと言えるのか?

いえ、駄目そうですね、これは。

リバイバル

 使命を放り投げ、無策で突っ込み、切り刻まれた

 自分がしてきたことを考えれば、お似合いの死に様か……。

 そう思い、死を受け入れようとした時――ナナの視界に映ったのは、ミチルの姿だった。

 初めてできた友達。彼女が能力を使い、自分を蘇らせようとしている姿を見て、ナナ心の中で必死にやめろと叫ぶ

 自分はいい人なんかじゃないからと。

ミチルナナしゃんを返してください!!

これは……前も試していた蘇生の力……!

まさか……命を呼び戻そうと言うのですか……!?

駄目だよ! そんなことしたらミチルちゃんが死んじゃう!

ザオリクなら何回も使えるんだがな。

やめろ。

死別

 気が付いた時、体の傷は全て癒えていた

 しかし、自分の命が救われたのと引き換えに、ミチルは命を使い果たしてしまった

 ナナ動かなくなった彼女に寄り添い、悲痛な叫びを上げる。

ナナやだっ、やだぁっ!!

ううっ……! ミチルちゃん……!

当然の結果です。けれど、安心してください。これで彼女も良い肥料になります。地球の栄養となって、新しい命へと繋がっていくのです。

んー、私はいまいち感動できん。このシーンの為に色々作られてた気がする。寿命が減るって時点で察しはついてたぞ。

なぁ、もう尺が無いけど、これで終わりなのか? 結構、辛くないか?

重い結末だよね。二期はあるのかな?

第13話終了

 

二期の情報は無しか……。

まぁ、色々文句はつけられるが、最近のアニメの中では割と面白い方だったと思う。

エイラちゃんもどうだった? 楽しめたかな?

ええ、ディベートのようで楽しめました。やはり他人の意見を聞きながらだと、冷静に観れますね。

力になれたようで何よりだ。それで――

おっと……! 楽しい楽しいアニメ感想はここまでだぜ。クソ女共。

えっ!?

死瑪……!

私もいるぞ! 殺し屋だかr――

お前はすっこんでろ!

死瑪さん落花さん、今まで学校をサボって何処にいたんです?

な~に……、ちょっと身の危険を感じてビビっちまってな。知り合いの家に隠れてただけさ。

お前そんなタマかよ。

いや、私は違うぞ。私は――

だから引っ込んでろ!

いいか? 俺が命を狙われたのは本当だ。ここに決定的な証拠がある。犯人の映った写真もな。

これは……弁当箱

えっ、これ……。ど、どういうこと!?

本庄気付いたようだなぁ……。この弁当箱には人を死に至らしめる恐ろしい毒が入っている。そして、それを入れた犯人はこの写真に映っているのさ。

は!? ちょっ、ちょっと待ってよ! 私が入れたのは……え、えっと……! も、猛毒じゃなくて!

ん? 何を入れたって?

げっ、下剤だよ、下剤! ただの悪戯だって!

そうか……。でも俺、お前が弁当の中に入れたものを何処で仕入れたか知ってるんだぜ?

えっ?

お前はそれを下剤だと思って受け取ったのかもしれないが、もし別のものだったら? どうする?

うぐっ……そ、れはぁ……。

何だか本庄さんピンチみたいだね。

何なんだ一体……。

さて、どうする? 殺人未遂事件を起こしたことが知れ渡れば、お前に近付く女はもういなくなる。アイドルも続けられなくなるかもな。

くっ……!

だが俺も鬼じゃない。今すぐ土下座して謝って、もう二度と俺に逆らわないことを誓うなら、許してやってもいい。

…………どうするのですか? 本庄さん死瑪さんの話が本当なら、相応の処罰をあなたに――

フ、フ、フフフフフフフフフフフフ……!

ほ、本庄……?

シバァァァ!! ハメやがったなアァァ!!

うおっ!?

まぁ……。

おお~、怖いねぇ。これだから女は。

認めない! 絶対に認めないから! 全部嘘! 嘘だよ!!

だが、ここに決定的な証拠があるだろう?

は? 私、何もやってないし。その写真。ディープフェイクってやつじゃないの?

フフフ、残念だが本物だ。撮影者の証言が必要か?

ねぇ、皆はどっちの言ってることが本当だと思う? 私を信じてくれるよね?

えっと……。

本庄さん死瑪さんの弁当箱に下剤を入れたのは確かなんですね?

え? 何の話?

こいつ……すっとぼけモードに入りやがった……。

<<ガララ――>> やれやれ、見るに堪えないね。

……! ヤノ……? 何しに来た?

死瑪君。そのくらいにしてあげたらどうだい? これ以上、彼女の闇を引きずり出せば、取り返しのつかないことになるかもしれないよ。

なら尚更ここで終わらせた方がいいだろうが……!

フフフ、悪いけど、今回ばかりは見過ごす訳にはいかない。君の計画、全部バラさせてもらうよ。衝撃の舞台裏をね。

何だと……?

あれ? もしかして助かった?

僕には全てが見えている。今回の計画が始まったのは、俺ガイルの感想の時。死瑪君は他の人間を介して、メブキさんにある提案をしたんだ。

生徒会長とその友人を登場人物にした小説を書き、無能なナナアニメ感想が行われるよう誘導してはどうか?と。

そうだね? メブキさん

……は、はい。一年生の青切あおきりさんという方の依頼で……。

えっ?

驚いたかい? 本庄さん死瑪君は短絡的に見えて、君なんかよりもずっと頭が良い。

彼は『無能なナナ』の原作を読み、アニメ感想を行えば、君が清条さん 異能を教え出すだろうと予測していた。賢い 清条さんなら、異能Dead Angle》の弱点を見抜くということもね。

死瑪君 はそこでもし、本庄さんが自分を狙うようなことがあれば、手痛い反撃を食らわせるつもりでいたのさ。

そ、そんな……。

本庄さん。君が死瑪君の弁当に盛った毒は、何処から入手したものなのかな? 正直に答えてほしい。

……………青切ちゃん……。毒染そこしみちゃんと同じ部活で友達だから。

そう、一年I組の女子生徒、青切あおきり むく。彼女は食べたものを腹痛で苦しませる毒リンゴを作る異能Bad Apple》を持っているからね。殺さない程度に苦しめる手段としては最適だろう。

成程、それで……?

彼女に頼んで毒リンゴを作ってもらった本庄さんは、昼休みに隙を見計らっていたんだ。毒を混ぜる隙をね。

そして、好機は訪れた。死瑪君に化けていた永演君が、食事中に席を外し、トイレに行ったんだ。勿論、死瑪君の指示でね。

罠だったの……?

そう。本庄さんは調子に乗って、彼の食べていた弁当に毒を混ぜてしまった。 死瑪君に情報提供を受けていた写楽しゃらくさんにカメラを向けられているとも知らずに。

写真は写楽が撮ったものだったのか……。

その後、教室に戻ってきた永演君は、誰かに呼ばれた演技をしながら、毒の盛られた弁当を持って再び外に出た。証拠として保管する為なんだけど、永演君は知らなかったね?

うん。まさか毒が盛られているとは……。

さて、その後なんだけど、ここで、落花さんが登場だ。

落花……?

ああ、腕試しにいつもやってることなんだが、異能を使って、死瑪を殺すシミュレーションをしたんだ。

えぇ……。

まぁ、いつも通り、失敗したんだが、異能を使って攻撃をかわさないのは妙だと思ってな。普通に逃げ出したのを見て、偽物だと気付いた。

おい、永演落花の先読み攻撃を全部かわしたのか?

あの時の僕は死瑪君 だったからね。できる限り、真似ようとしたんだけど……。やっぱり異能がないとキツくて逃げるしか……。

そして永演君は追い詰められ、落花さんの命令を聞かざるを得なくなった訳だね。

まぁ、落花さんに関してはそんなに重要じゃないんだ。

何だと?

どっち道、そこで永演君死瑪君のフリをやめるつもりだったんだよ。失踪すれば、放課後の生徒会室で、本庄さんが作戦が成功したんじゃないと思って調子に乗るからね。

落花はマジでただの偶然か。

何か腹立つ。

さて、これで大体分かったと思うけど、どうかな?

どうもこうもない。こいつが俺の弱点を知って、それを狙ったのは事実だ。

死瑪君。実は僕、君の秘密を知っているんだ。

何?

……と……のハーフなんだろう?

…………!?

ハーフって……、死瑪は日本人とアメリカ人のハーフだろ?

それはそうだけど、カスム君。君もとぼけるね。

(や、ヤノは何処まで知ってるんだ……?)

さて、全員色々秘密をバラされたくなかったら大人しく言うことを聞いてもらおうか。とりあえず、本庄さん死瑪君。仲直りするんだ。

はぁ? 仲直り?

手荒な手段が必要かい?

くっ……。本庄が何もしなかったら、こっちも何もしなかった……。それだけは確かだと言っておく。

だがまぁ……悪かったな。

私も、不本意だけど、ごめんなさい……。

一件落着だね。

やっぱり凄いな……ヤノ

こんなの大したことじゃないよ。犯罪に敏感な菊池きくちは当然気付いていたと思うし、彼とよく一緒にいる写楽さん死瑪君の狙いを見抜いていた筈だ。

そういえば、俺ガイルの感想で、生徒会室に行くメンバー決めてた時、あいつら後ろの方で何かひそひそ話してたな。

気を付けることだ。彼らもその内、何かを企む筈。頭脳戦に勝利しろとは言わないけれど、心しておくことだ。

つ、次は絶対負けないから……!

いつでも相手してやるよ。