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【アニメ感想】「どろろ」第24話「どろろと百鬼丸」

今回の内容

アニメ「どろろ」の第24話どろろと百鬼丸」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当異端のネシオ』より――

ネシオ」「ミスティ」「アマモリ」「ケロタン」の4人。

兄弟

 

我が兄は多忙でな。一緒にアニメを見ることも出来ない。

仲は良いのか?

子どもの頃はぶつかり合うことが多かったが、今はすっかり良好だ。

ネシオのお兄さんか……。

不思議ですね。あまり想像出来ません。

家族は良いものだぞ。お前達には分からないかもしれないが……。

そんなことないよ。僕はネシオが父さんみたいなものだし。

私もそんな感じですかね。

う~ん……。

流石にアグランに父性は感じねーなぁ。

 

24話視聴開始

 燃え盛る醍醐だいごの城で激しく斬り合う多宝丸たほうまる百鬼丸ひゃっきまる

 自分と違い全てを持っている筈の多宝丸に心の穴を見た百鬼丸は、何故足りないのかと問う。

やはり母親の愛を十二分に受けられなかったことが深い傷になってるようですね……。

見抜かれてるぜ、多宝丸

百鬼丸、鋭いね。

フフ、彼が百鬼丸に刀を向けるのは、国の為という大義だけでなく、嫉妬もあったからだろう。

 

走るどろろ

 名を叫び、百鬼丸を探すどろろ

 琵琶法師に声をかけられ、抜け道から城内へ向かう縫の方を目撃する。

 縫の方どろろ……あの子の傍に居てください。これまでのように……。

何だよその言い方。死にに行くみたいじゃねーか。

死ぬとしても、ただ死ぬ訳じゃないだろう。

母親としての役目を果たさないと死ねませんよね。

 

百鬼丸の情け

 多宝丸を追い詰めるも、トドメを刺さなかった百鬼丸

 百鬼丸お前は……人だ。

殺さなかった……!?

いいぞ。鬼神の力を得た多宝丸を人だと判断した。

良い方向に行ってるんじゃないですかこれ。

ああ、とりあえず兄弟での殺し合いは防がれたみたいだ。

 

鬼神に操られる多宝丸

 戦意を失った多宝丸は、鬼神に操られる。しかし何とか百鬼丸の目を傷口から抉り出し、支配から逃れる。

やめてくれー! 折角良い雰囲気だったのによぉ!

あ、でも……! 目を百鬼丸に返しましたよ!

兄上と呼んだな。彼は戻って来たようだ。

 

最後の鬼神

 姿を現した鬼神に刀を突き刺し、倒した百鬼丸

 目を取り戻したショックで倒れた彼を、縫の方寿海が介抱する。

あれ……? 一撃……!?

あっさりでしたね……。

つーか、弱点剥き出しじゃねーか!

最後の鬼神……像と随分姿が違うな。

 

城から逃げる

 百鬼丸を連れて城の外へ逃げるどろろ

 しかし、縫の方多宝丸寿海はまだ城の中……。

ちょっと待て、嘘だろ……!? あいつらこのまま死ぬつもりか!?

多宝丸……。折角、生き残ったのに……。

縫の方寿海だって死ぬことないでしょ……!

3人共、これでようやく死ぬことが出来るといった感じだな。悔いは無さそうだ。

 

初めて見る世界

 目を取り戻した百鬼丸は、初めて見る空、そしてどろろに対し、綺麗だと言う。

World is Colorful! ようやく彼は気付いたか。

どろろにも綺麗とは……。確かに綺麗な顔してますけど……。

思ったより戸惑ってないな。

HAHAHA! どろろの顔も気に入ったようで安心したぞ。ところで琵琶法師の顔を見てどう思う? クールだろう?

 

どろろの決意

 父親の残した金を使い、新たな国を作る決意をしたどろろ

ははっ、やっとその気になったか。

上手くいくといいね。

どろろは賢い。考えに共感してくれる仲間も大勢いる。きっと良い国が作れるさ。

確かに、簡単に騙されたりはしなさそうですね。

 

焼け跡

 城の焼け跡を歩き、最後に鬼神像が全て崩れた地獄堂に訪れ、醍醐 景光と会った百鬼丸

 醍醐は天下を取るという夢を諦めていないこと、赤子を自らの手で殺すべきだったという後悔を口にし、最後には……。

色々言ってる割には、醍醐 景光じっとしてるね。

介錯を求めているのか?

百鬼丸のあの刀の持ち方……殺してはなさそうだが……。

 

 一向に戻って来ない百鬼丸を心配するどろろ

 琵琶法師は、また旅に出たのかもしれないと口にする。

ええっ? 何でですか……!?

自分は人であるか、確かめる為か……。

沢山殺してきたからな……。

全てはどろろと一緒に生きる為。素晴らしいことだ。取り戻した目で多くのものを見てくるといい。

 

人として生きろ

 百鬼丸俺の行く道は……そこじゃない。俺は人だ。

 百鬼丸醍醐を斬らず、去り際に、鬼神にならず、人として生きるよう言う。

やっぱりな!

醍醐……後悔しているな。鬼神が欲するほどの力を持つ百鬼丸。もし彼を世継ぎにしていたらと。

もしかしたら……鬼神に頼る必要なんて無かったのかもしれませんね……。

実際上手くいったかは分からないがな。

う~ん、何が正しいかはやっぱり分からないなぁ……。

 

24話終了

 

ラストのどろろの成長した姿、まるで未央のようだったな。

びっくりしましたね。凄く女の子らしくなってて。

未央の夢を叶えられたのかな?

見ただろうあの黄金の畑を。きっと彼らは戦国の世でも強く生きていけるだろう。

狙われたりしないか?

HAHAHA! 何を言っているか分からないな。

琵琶法師さんの言う通り、先に広がるのは血だまりだけじゃない筈ですよ。きっと。

う~ん、そうだな……。どろろなら分かると思うし。上手くやるかな。

叶うなら、遠くまで。いつまでも続いて欲しいものだ。

 

 


どろろと百鬼丸