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【遊戯王ネタデッキレシピその１９の解説】

カード

「カブトボーグ」をイメージしたデッキのネタ解説になります。

※「カブトボーグ」を知らない方には分からないネタもあります。

デッキレシピはこちら

　

人造昆虫カブトボーグ V×Vとは


人造昆虫カブトボーグVxVサウンドトラック

　タカラトミーの玩具「カブトボーグ」を題材に作られたアニメ。

　全52話で、BSジャパン、アニマックスにて2006年10月～2007年10月まで放送されました。

　普通の販促アニメか……と思いきや。まさかの反則アニメ。

　放映当時には既に日本での玩具販売が終了（！？）。

　スポンサーが好きにやれと言ってしまったばっかりに、監督と脚本家達が暴走し、結果、大人向けのマジキチアニメが完成。

　謎会話や謎演出、超展開は日常茶飯事、敵のボスとの戦いを次回予告のナレーションだけで片付けるなど、普通のアニメでは考えられないような展開・手法はアニメ業界に大きな衝撃を与え、多くの人々を魅了しました。

　まさに歴史に残る神アニメ。

　何度見ても飽きないぐらい面白いです。（洗脳済み）

メイン・ＥＸデッキ解説

　

・《原始生命態ニビル》


遊戯王 EP19-JP067 原始生命態ニビル (日本語版 ウルトラレア) EXTRA PACK 2019

　第52話のラスト――ＯＰ曲と共にこれまでの名場面が流れるのだが、視聴者の記憶に無い――地球に飛来した巨大隕石を主人公達がカブトボーグを使って破壊するシーンが加えられていた。

　また、《ニビル》は岩石族なので、脚本家「浦沢 義雄」の担当回で行われる投石行為としても扱える。

男「石投げちゃおっと！」

・【ヴァレット】関係のカード＋《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》《リミッター解除》《機械仕掛けの夜－クロック・ワーク・ナイト－》《最後の希望》


遊戯王 JOTL-JP054-R 《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》 Rare

　《マスター・キー・ビートル》は、主人公「天野河 リュウセイ」の愛機「トムキャット・レッド・ビートル」。黄色部分が多めなので、Ｖモデルの方としておく。

　素材には闇属性が指定されているので、場に揃えやすい【ヴァレット】を採用。

　《リミッター解除》は、必殺技「レッドアウト・ゴールデンマキシマム・バーニング」を出す際に現れる謎のメーター。

　《機械仕掛けの夜－クロック・ワーク・ナイト－》を使えば、《マスター・キー・ビートル》の種族を機械族に変更できるので、なるべく組み合わせたい。

　《マスター・キー・ビートル》は、他のカードを身代わりに破壊を回避できるので、《リミッター解除》によるエンドフェイズの自壊を防ぐこともできる。

・《ブンボーグ００３》《ブンボーグ００１》《アームズ・エイド》


遊戯王 SR10-JP022 ブンボーグ００３ (日本語版 ノーマル) STRUCTURE DECK R － マシンナーズ・コマンド －

　《ブンボーグ００３》は、ケンが第29話で使用したとんでもないオプションパーツ「ミラクルグッドテイストケンダイザー」。

　召喚時の効果でデッキから《ブンボーグ００１》を呼び出すことで、レベル４のシンクロ召喚や、リンク２のリンク召喚が行える。

プルート「それのどっちがオプションパーツだ？」

・《魔界闘士 バルムンク》


遊戯王 JOTL-JP044-SR 《魔界闘士バルムンク》 Super

　リュウセイの友人「松岡（まつおか） 勝治（かつじ）」の愛機「エレクトリカル・スピードワゴン」が必殺技を使用した時に現れる謎の騎士。

　レベル４の闇属性なので、《マスター・キー・ビートル》の素材になれる。

カツジ「デンジャラス・サンダー・アルティメット！」

・《パラレルエクシード》《深淵に潜む者》


遊戯王 ETCO-JP001 パラレルエクシード (日本語版 ノーマル) エターニティ・コード

　第11話に登場した仮面ボーガー「闇討ちボーガーＸ」。

　顔がＸになってるモンスターを探したところ、見つかったのがこちら。人型ではないが、デッキと相性が良いので妥協。

　風属性である為、《マスター・キー・ビートル》の素材にはなれないが、《深淵に潜む者》など、他のランク４エクシーズが簡単に出せる。

ボーガーＸ「最強は誰だ！？ 言ってみろ！」

・ユニオン関係のカード＋【ガジェット】モンスター＋《テラ・フォーミング》

　ほぼ全てカブトボーグのオプションパーツ扱い。

　《ユニオン格納庫》は、ロイドの店で、１枚から《ユニオン・ドライバー》《プラチナ・ガジェット》などを使い、《ABC―ドラゴン・バスター》を出すことができる。展開方法は遊戯王wikiを参照。

・《セリオンズ“キング”レギュラス》《スカル・マイスター》《増殖するG》《灰流うらら》《墓穴の指名者》《金満で謙虚な壺》《神の宣告》《無限泡影》《No.41 泥睡魔獣バグースカ》《I：Pマスカレーナ》《トロイメア・ユニコーン》《アクセスコード・トーカー》


遊戯王 RC03-JP040 墓穴の指名者 (日本語版 スーパーレア) RARITY COLLECTION－PREMIUM GOLD EDITION－

　環境デッキ対策。

　《増殖するG》は、第14話に登場した悪の組織「ブラックゴールド団」。

　《墓穴の指名者》は、第8話における、死にそうで決して死なないカツジ達に対するケンの台詞「ゾンビ一家だ！」や、カツジの祖父に対するリュウセイの台詞「無理すんな、爺さん！ 先のことを考えると、不安を覚える歳なんだ！」から。

　《神の宣告》は、第31話で、神となったカツジ。

　《バグースカ》は、第47話のケンの台詞「バス酔いでもしなけりゃやってられねーぜ」から。

・《甲虫装機 エクサビートル》《ＲＵＭ－アストラル・フォース》


遊戯王/第7期/7弾/ORCS-JP046UR　甲虫装機 エクサビートル【ウルトラレア】

　《甲虫装機 エクサビートル》は、悪の組織「ビッグバン・オーガニゼーション」の総帥「ビッグバン」。

　《マスター・キー・ビートル》に《アストラル・フォース》を使用すると出すことができる。

・《ペンテスタッグ》


遊戯王/第10期/スターターデッキ/ST18-JP042 ペンテスタッグ【スーパーレア】

　クワガタ系のカブトボーグ。

　リンク状態の自分のモンスターに貫通能力を付与するが、それだけなので、出番は限られる。

サイドについて

　

・《幻獣機ハムストラット》


遊戯王OCG 幻獣機ハムストラット ノーマル LTGY-JP025

　第39話「エアボーグ・ナイン・ナイン」で主人公達が乗っていた飛行機。

　リバースした時、カブトボーグトークン２体を特殊召喚し、墜落を防ぐ。

・《黒薔薇の魔女》


遊戯王カード 黒薔薇の魔女(ノーマル) レジェンドデュエリスト編4（DP21） | ブラックローズウィッチ チューナー・効果モンスター 闇属性 魔法使い ノーマル

　リュウセイのクラスのマドンナ。

　《マスター・キー・ビートル》の素材になれるが、チューナーであることと、効果は大して活かせそうにない。

さやかちゃん「りゅーせーくぅーん！！」

・ユニオン関係のカード


遊戯王カード　15AX-JPY40 ＸＹＺ−ドラゴン・キャノン(ノーマル）遊戯王アーク・ファイブ [決闘者の栄光 -記憶の断片-side:闇遊戯]

　《XYZ―ドラゴン・キャノン》は、色合い的に、第11話で闇討ちボーガーＸが使用したボーグ「コングロマリット・ナイト・フェスティバル」。

　《AtoZ－ドラゴン・バスターキャノン》は、ＯＰの歌詞に「AtoZ」という部分があったので採用。

・《神秘の中華なべ》


【シングルカード】遊戯王　神秘の中華なべ　ＥＥ２-ＪＰ１４８ ノーマル

　中華と言えば、ケンの店「昇竜軒」や、ライバル「中華三兄弟」。

　回復するメリットは今のところないが、ユニオンモンスターをリリースすれば、フィールドから墓地に送られた時の効果に繋げられる。

・《カイザーコロシアム》


遊戯王 SD38-JP031 カイザーコロシアム (日本語版 ノーマル) STRUCTURE DECK － 混沌の三幻魔 －

　市営コロシアム。カブトボーグの大会に使用される。

　このカードがあれば相手の展開を防ぐことができるので、少しは戦いやすくなる。

・《生贄の抱く爆弾》


遊戯王 生贄の抱く爆弾 デュエリストパック－王の記憶編－(DP17) シングルカード DP17-JP036-N

カツジ「もってくれ……僕の心臓……」

　死にかけのカツジ。

　アドバンス召喚のメタカードだが、刺さるデッキが少ないので、サイドデッキに回している。

・《マジカルシルクハット》


遊戯王OCG マジカルシルクハット ノーマル SDMY-JP037 遊☆戯☆王 [STRUCTURE DECK -武藤遊戯-]

ロイド「ボーグ伯爵が変装していたのデェース！」

　第21話に登場したボーグ伯爵のシルクハット。変装のクオリティは恐ろしいほど高いが、何故かシルクハットは被ったままだった。

・《天地返し》


遊戯王 DABL-JP080 天地返し (日本語版 ノーマルレア) ダークウィング・ブラスト

　ラーメンカード。作中に出てくるラーメンはよく不味いと言われる。

・《暴君の威圧》


遊戯王 STBL-JP079-R 《暴君の威圧》 Rare

アマラオ国王「王様は絶対だおー！」

　第31話で登場した王様。権力を濫用し、ボーグバトルのルールも対戦中に勝手に変更する。

　自分のモンスターに罠カードに対する耐性を付与するので、罠カードを多用するデッキが相手の時、役に立つ。

・《交響魔人マエストローク》

マンソン「４人の仲間、４人の絆さえあれば、どんなことでも乗り越えられる！」

　第41話にしか登場しないレギュラーキャラクター「シドニー・マンソン」として採用。

　見た目は似ていないが、チームにおける彼の役割は指揮者なので、このモンスターを選択。

　相手フィールドのモンスターを裏側守備表示にする効果を持つので、少々厳しいが、《ペンテスタッグ》と《マスター・キー・ビートル》を揃えておけば、連携プレーで貫通ダメージを与えているように見える。

・《ガガガガンマン》


遊戯王 LGB1-JP028 ガガガガンマン (日本語版 ノーマルパラレル) LEGENDARY GOLD BOX

　リュウセイのライバル「山田 一郎」として採用。

　《マスター・キー・ビートル》より素材指定が緩く、出しやすい。

デッキを作ってみて……

　やはり、昆虫族ではなく、機械族が中心。

　エースカードの《マスター・キー・ビートル》をなるべく出していきたいですが、環境デッキ相手なら【ＡＢＣ】の力に頼らざるを得ません。

　現状、展開しやすい闇属性・レベル４モンスターで、デッキに合うものが全く足りていないので、今後も新カードには目を光らせていきたいと思います。

 

　ケン「この環境、ぶっ潰してやる！」