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アニメ「プラチナエンド」第２４話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「プラチナエンド」の第２４話「最期の矢」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当  『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「写楽（しゃらく） 益実（ますみ）」「死瑪（しば） 遊餓（ゆうが）」「落花（おちばな） 千々莅（ちぢり）」「億卍（おくまんじ） 解俸（かいほう）」「十銭（じゅっせん）」「吊場つるば 茲ここ」「菊池きくち 涯がい」「宇駄松うだまつ 徹平てっぺい」の８人。

23話の感想はこちら

最期

 

さぁ、最終話ということで、私からの質問も最後になるっす。いや～、ここまで本当にお疲れ様っす！

という訳で、「死ぬとしたらどんな最期を迎えたい」っすか？

何だその質問……。まさか……。

おっと、余計なことを考えないで素直に答えてほしいっす。さぁ、どんな死なら満足っすか？

死ぬ時はお姉ちゃんと一緒。そこだけは譲れない。

闇が深いですなぁ。拙者は果たして死の先があるのかどうか。それを考えるだけでワクワクしますぞ！ 未知なる天国や地獄――是非探検したい！

ハハハ！ すっげぇポジティブだな。楽に死ねることを祈ってるよ。俺は最後の瞬間まで笑えてれば満足だ。

ふん……。俺は志半ばで死ぬつもりはない。予定に無いトラブルは大金をつぎ込んででも解決する。それでも死ぬなら致し方ない。金が足りなかったと受け入れる。

私は……死の間際に生きた意味をしっかりと感じることができるなら、幸せです。

あたしは異世界に転生してでも生き延びるから平気だ。

…………。俺は復讐を遂げるまでは絶対に死なない。

ふっ……。それぞれ望む最期は違うようっすね。はてさて、この中の一体何人が理想の死を迎えられるのか……。楽しみっすねぇ。

第２４話視聴開始

　神となり、天界へと招かれた中海 修滋。

　彼は前の神と一体化したことで、自分の身体に生まれた違和感が気になっていた。

　天使の話では、これから融合が進めば、中海の人格が優位になるそうだが……。

中海神「身体にクリーチャーが寄生している……。」

 

おっと、のっけから雲行きが怪しいぞ。超融合は聞いてないよな？


遊戯王 SD37-JP026 超融合 (日本語版 ノーマル) STRUCTURE DECK － リバース・オブ・シャドール －

頭の中に誰かがいるの……。

天使は心配ないと言っていますが、彼らも全てを知っている訳ではないでしょう。不安ですね……。

永遠の謎

　頭の中で前の神と話をする中海。

　彼は自分が人間を作ったと言う前の神の言葉を否定し、米田教授の考え通り、人間が神を作ったんだと言い、前の神をクリーチャーだと見なす。

　しかし、前の神はその考え方を否定せず、自分も何かに作られた、何が私を作ったかは分からないと言う。

 

だから作者だろ。とぼけてんじゃねーよ。

ああ……まぁ、そうなんだが。

それ以外だったらどうだ？

無論、上位存在！ 神はまた別の神によって作られたのである！

それじゃあ、最初の神は誰に作られたんだよ？

永遠の謎だな。宇宙はどのようにして生まれたかという疑問も同じ。俺が面白いと思ったのは、何も無いという状態が不安定だからこそ、宇宙が生まれたという考え方だ。

何も無いところから何かが生まれるってお得っすよねぇ。エネルギー問題がいつか解決するんじゃないかって希望にもなるっす。

米田の探究

米田「隅から隅まで検査してあげよう……！」

　一方、人間界では、米田が中海の残した赤の矢の研究をしていた。

　彼は助手にした手毬を実験台に、思い付いた方法を試していく。

　しかし、大したことは分かりそうにない……。

 

何か和んだ。まさかこの二人がくっ付くとはね。

今、初めて心の底から面白いと思ったかもしれねぇ。やっぱギャグアニメで良かったんじゃないか？

今更タウン。

同じテーマと登場人物で誰が一番良い作品を描けるか、競わせるのも面白いかもしれませんぞ！

二次創作が本家を上回ったら嫉妬に狂った原作者が何するか分からないぜ。

ハッハッハ！ 何フレンズだったかな。

幸せとは

　その頃、明日と咲も、神選びが終わったことで、平和で幸せな日々を過ごしていた。

　二人で思い描いた、結婚してフラワーショップを経営するという夢も叶え、もう死んでもいいくらい幸せだと口にする。

ナッセ「！ 今死んでもいいって言ったよね？」

 

ああ、確かに言ったが、どうしたナッセ。まさか純粋過ぎてイカれちまったか？

殺すか。何かされる前に。

中海君気を付けて……。ナッセの様子が……。

特別な天使

　ナッセが特別な天使である理由について知ろうとする中海。

　前の神によると、彼女は地球に初めから存在していた生命で、自分と一つになろうとしたので慌てて切り離したとのこと。

　自分の細胞を持っていれば、神側の行動を取り得ると期待して残していたらしいが……。

　結局、ナッセは何も知らない純粋無垢のまま――

　本人に聞いても、何も得られず、考えに行き詰まった中海は、ナッセの言葉通り、人間界に目を向けてみることにする。

　そこには、幸せに暮らす神候補達の姿があった。

 

？ 皆さん幸せそうなのは良いのですが……、いなくなった人間はどうなったのでしょう？ その辺りの記憶も都合良く書き換えられているとか？

う～む、覚えているのは記憶を残した神候補だけですな。

それはそれで悲しいかも……。ポリマンを復活させるのは無しだけど。

全てが終わる時

　自分の知り合いが幸せなのは良い。

　しかし、自分が見るべきは死にたい人間だと、世界に目を向け始める中海。

　そこでは自分が手を貸さなくてもいいほどに、多くの人間が死んでいた。

　その規模にあまりにも驚き、井の中の蛙だったと感じた中海は、前の神は何をしていたんだと疑問を抱く。

前の神「何もする必要はない。」

 

放っておいても命は増える、か……。

じゃあ何の為に神はいるんだって話になるよな？ 中海の思う通り。

おっと……、結末が読めたぞ。

プラチナエンド


最期の矢

　クリーチャーの消滅を米田博士に伝える為に、自らの身体に白の矢を刺し、赤の矢を消し去る――

　悩み苦しんだ末、中海 修滋が取ったのは、天使にとっても、人類にとっても最悪の行動だった。

　神の自殺――

　彼が死んでまもなく、赤ん坊が消え、子どもが消え――地球上から若い順に命が消えていく……

　その光景を見た明日と咲は終わりを悟り、これまで多くの幸せを与えてくれた天使に感謝をし、米田教授は自分の想像を遥かに超えた科学の存在を感じ取る。

　やがて地球上から全ての命が消えた後、地球を見つめる無数の存在が話を始める。

　結局、我々が求めるものは得られなかったと――

 

え、何これ。ぽかーんってすればいいの？

この結末は……、衝撃的過ぎますね……。

ふははははは！！ やはり！ 拙者の勘は正しかったようですな！ 姿は目にできなかったが、上位存在の意思に触れられるとは、ここに来た甲斐がありましたぞ！

想像を遥かに超えたバッドエンドだな……。後味悪過ぎるだろ。

さて、最後にまとめてみるっすか！

第２４話終了

 

つまりだ。上位存在は、不死である自分達の命を終わらせてくれる存在を作り出そうとし、人間は失敗作だったってオチだな。期待してたみたいだが。

死が羨ましいか……。不死身にありがちな悩みだな。あの様子じゃ、これからも試みは続くんだろう。

君の目的はボクを殺すこと！という訳ですな！ 親孝行の為にも、殺してやらねば……！ それでは、皆の衆！ さらばですぞ！！

あ、何かやる気を出して行っちゃったよ。

あいつならいつか本当に上位存在を殺しちまいそうだよな……。

さてさて、皆さんはこの結末に満足できたっすか？ 『プラチナエンド』――最後の感想を聞かせてほしいっす。

大事な役目を他人に押し付ければどうなるか。今の社会を風刺しているようだな。そう考えれば悪くない。まぁ、大多数は米田を支持していたが……。

ええ、私も同意します。

中海を選ばなきゃ良かったんだ。生き辛そうな米田でいいだろ。あいつの頭なら上位存在にワンチャン届きそうだ。

ゲームで最後の選択ミスってバッドエンドに直行するやつ。思い出したかな。

ふむふむ、賛否両論っと。キクチさんはどうっすか？

ハハハ。ゴミ。

あ、はい……。次はもっと満足できそうなアニメ探してくるっす……。

でも最後に全部ぶっ壊すのってお前がやりたいことなんじゃないのか？

違う。俺は完璧なものを破壊したいんだよ。あんなに容易く壊れるものが壊れても何も感じない。

やはり危険な男だな。

最後までにこいつ殺しとかねーと、ハッピーエンドフラグ立たないぜ、きっと。