ネシオのブログ

ネシオのブログです。興味のあるゲームやアニメ、漫画や映画のことを書いています。オリジナル作品の制作日記も公開中。

ネシオのブログ

MENU

アニメ『カミエラビ』第６話 感想

アニメ

 

◆今回の内容◆

アニメ『カミエラビ』の第６話「姿も、声も、記憶も、その痛みまで」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

◆三ツ矢みつや 括くくる◆ ◆ルーピィ・サマワール◆ ◆死瑪しば 遊餓ゆうが◆ ◆海老原（えびはら） 貝瀬（かいせ）◆ ◆益田ますだ 愛斗まなと◆

◆本庄（ほんじょう） 百合（ゆり）◆

←第５話の感想はこちら 第７話の感想はこちら→

神百合アイドル♡

 

やっほー☆ 神アイドル参上！ 今日から私もカミエラビに参加させてもらうよ♪

おい……！ 何で呼んだ？

いや、俺は呼んでないぞ。まぁ、呼ぶか迷ってたのは事実だが。

ふふん♪ またこの人の皮を被ったロクデナシが女の子をいじめてる匂いがしたから、私が中和しに来てあげたの。

いいのかよ、アイドルの仕事を休んで。このエビの皮を被ったエビデナシは好きにしていいから、出ていけ。

えびゃ！？

おー、早速いじめを見せ付けてくれちゃって。ん？

のぞっ……

新しい女の子の匂いがするっ……！

よく分かったな。マスダが手術で女になったんだ。優しくしてやれ。

？？？

第６話視聴開始

ファン（ずっと大好きです。これからも頑張ってください……！）

　憧れのアイドル――二奈（ふたな） 唯世（いよ）との面会を前に、男は緊張していた。

　心の中で何度も言うべき台詞を繰り返し、プレゼントを渡す練習。

　しかし、その努力が報われることはなかった。

　扉を開いたその先で、彼女は大量の血でメッセージを残し、力なく椅子にもたれていたのだった。

「ごめんなさい がんばれませんでした ゆるしてください」

 

さぁ、今日はどんな可愛い――

…………。

おー、よく血でこんなメッセージ書いたな。最低な現実への最後の抵抗にしちゃ可愛いもんだが。

自殺か。何があったんだろうな。やっぱキモオタ共の相手はつれーってことか。

そりゃつれーでしょ。

ねぇ！ 決めつけないで！ さっき怪しい男いなかった？ そいつがヤってたりしてない？

ファンがアイドルを殺すならもっと情熱的な現場になるんじゃねーか？

えびゃ！ 体の一部を切り取って持ち帰るとか。恨みなら滅多刺しだね！

いや、時間やら返り血やらの問題で流石に自殺だろ。それより、俺はこれを掃除する人間の気持ちを考えて辛くなってきた。

大丈夫！ あの子の血は全部私が舐め取るから！

ネクロフィリアを発動させるな。

女神のライブ

　天使君の起こした事件の影響で、学校は休校状態。

　また一人神候補が脱落――すなわち死を迎えた訳だが、何故だかゴローの気分は上々だった。

　それもその筈、本日は待ちに待った二奈 唯世のアニバーサリーライブ。

　彼が女神と崇拝する彼女のワンマンライブが見れる日だった。

 

あっ！ 何だ助かってるじゃん！！ も～、びっくりしちゃったよぉ、イヨちゃん。

へへへ……良かったなぁ。死んだら痛みを感じられなくなっちまうからなぁ……。

ん～、活動休止が一年前か……。俺は怪しいと思うが。フタナ イヨ……。何かフタナリっぽい名前だな。

ちなみに俺の似た名前の知り合いにほんとにフタナリの女がいるぞ。

別に私は生えてたって気にしないよ♪ 寧ろお楽しみが増えるっていうか――

あっ、ちなみに神候補だってことは公式にネタバレされてるんで。コロシアエー！

デートチャンス

　力を使った代償による不幸か、うっかりチケットを２枚買っていたゴロー。

　折角なので、誰を誘うか悩み、とりあえずホノカとチカの女子二人に連絡を入れてみるが、前者は敗北で落ち込み、後者は留守電。

　二人共誘えず、仕方なく、コウキと会場を訪れるのだった。

 

えっ……。

おい！ ホノカが！ あいつ負けて落ち込んでるってよ！ 家に行こうぜ！！

いいな。こんなチャンス滅多にない。

物理的に傷口抉りまくってやろうぜぇぇぇ！！

はー、何でウチの男共はこんなに女の子に優しくできないワケ？

お肉買ってあげたらどう？ みっつん。

いや、アリだが、生肉投げつけるより手料理がいいだろーな。ここはやっぱり王道のハンバーグ。美味いもん食えば、少しは元気が出るだろ。

えびも作る！！

まぁ、あれこれ言ったところでゴローに料理のスキルは無さそうだけどな。

我流餓臨の現在

　タツヤが棄権したことで、スマホと神候補の資格はコウキに移ってしまっていた。

　その事実を聞き、カミエラビの理不尽さに心底嫌気が刺すゴローだが、コウキはなっちまったもんは仕方がないと、運命を受け入れていくつもりのよう。

　果たして、彼らは最後に殺し合えるのか――

 

これ候補が何人いるか分からなきゃ、いつ終わるのか分からないんだよな。

実は世界中で行われてて、生き残った次は他の地域の生き残りと殺し合いさせられるのかもしれねぇ。

あれ？ それってループじゃん！

でも、つよつよな女の子といっぱい出会えるチャンス！

それは予算的にねぇだろ。

円盤の特典にエビを付けたら売れるかもしれない！

〇〇予告

　トラブルにも負けず、ファンの為にライブの準備を進める二奈 唯世の姿に感極まり、つい催してしまったゴロー。

　しかし、またしても能力の代償による不幸か、外のトイレは何処も行列。

　なのでゴローは仕方なく、ラルの力を借り、立ち入り禁止エリアのトイレにて用を足そうとする。

　だが、そこで彼は唯世とマネージャーらしき男の秘密の会話を聞いてしまうのだった。

 

お？ 何だ？ 会場で精子をバラまくとか、キモータに予告されたのか？

無差別にぶっかけんな。

ちょっと誰よ！ ちゃんイヨちゃんいじめる不届き者は！

独占欲

　唯世から話を聞いている途中、会場が爆発。

　ゴローは戸惑う彼女を連れ、安全な場所を探すが、早くも犯人が目の前に現れる。

　その正体は唯世のファン。唯世を独り占めしようと考えるストーカーだった。

　なんと愚かな犯行――

　だが、彼の姿を目にした唯世は、突然、豹変し、襲いかかる。

唯世「こいつが私を殺したんだ！ こいつが！」

 

おっと、能力で蘇った――って線は時期的にないだろうから、どういうことだ？

誰かの能力で復活して、そこから神候補になったって可能性もあるが。

んー、既に主人公が一人生き返らせてるし、候補の資格が移るケースもついさっき確認したからな。

どうなの……！？ イヨちゃん。イヨちゃんはイヨちゃんなの？

みんなのおうえん

　神候補となった唯世の正体は、彼女の死を目にしたファンの男だった。

　彼は、一年前に悪質なストーカー被害に耐えかねて自殺した彼女を完全模倣の力でコピーすることで、彼女の夢を叶えようとしていたのだった。

　姿も、声も、記憶も、その痛みまで――彼は彼女そのもの。

　だからこそ、ゴローはその凶行を止めようとする。

　腹を貫かれても、彼女の為に必死に声を絞り出す。

　こんな奴の所為で堕ちちゃいけない。これからもずっと応援したいと。

ゴロー「君が作る未来を見てみたい……！」

 

へー、アイドルの中身が男でも構わないんだな。良い奴じゃねーか、ゴロー。

まぁ、正直俺はどう扱っていいのか分からねー。推しの子がドルオタ？ 声可愛いVTuberの中身のおっさんを見ちまったみたいで困惑してるが。ゴローが応援してたのは模倣された後のイヨってことか。

う～～～～ん……。これは……女の……子！！

なぁ、本来のイヨが死んでんなら、どうやって周囲に説明したんだ、こいつ。それも能力か？

いっぱい言いくるめたのかな。

嬉し涙のその先に

　例え偽物でも、本物と同じ。ゴローの想いが伝わり、ストーカーへの鉄拳制裁はコウキが代わりに担当し、今回は誰も死ぬことなく一件落着。

　会場が使えなくなった為、唯世のライブは配信で視聴することになったが、そこでお礼を言われ、ゴローは感無量、嬉し涙を流す。

　しかし、次に彼の目から流れ出たのは、血。

　これまでの戦いで能力を使い続けた代償が、遂に襲ってきたのだった。

 

やばっ！ ゴロー君倒れた！

遂に体がボロボロになってきたか。代償についてはずっと気にしてたが。

どうすんだ？ まさかこっからは能力なしで乗り切るとか？

まだ全員の顔が分かってねーのにな。

まぁ、未来見たアキツ君がこれが最善って言ってんだからへーきへーき。

第６話終了

 

終わりか。１クールしかないから、すげーサクサク進むよな。

そーだな。ちょっと展開が早く感じる部分があった。感情がついていけないくらいに。

ふんふん……、私はこの辺りでテコ入れしてくると予想するね。女の子達のもっと可愛いところ見てみたい！

どうする？ 総集編とかだったら？

そーゆー盛り下がること言って。シバ君、相変わらず盛り付けが下手――

良かった～。レモンを用意してきて。

えびゃあぁ！！ 助けてマナト君！

＜＜ブシャッ＞＞ 痛みは肩代わりだ！ クゥゥゥ！！ 目に染みるぅぅ！！

お前ほんと頑丈だな……。


第6話 姿も、声も、記憶も、その痛みまで

←第５話の感想はこちら 第７話の感想はこちら→