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アニメ『カミエラビ』第７話 感想

アニメ

 

◆今回の内容◆

アニメ『カミエラビ』の第７話「目を瞑って、耳を塞いで、そのあと」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

◆三ツ矢みつや 括くくる◆ ◆ルーピィ・サマワール◆ ◆死瑪しば 遊餓ゆうが◆ ◆海老原（えびはら） 貝瀬（かいせ）◆ ◆益田ますだ 愛斗まなと◆

◆本庄（ほんじょう） 百合（ゆり）◆

←第６話の感想はこちら 第８話の感想はこちら→

成長チャンス

 

さぁ、お前ら来たぞ！ ホノカの掘り下げ回が！ この時を待ってたんだ。

ふへへ、ホノカちゃんが神になってまで叶えたいことって何かなぁ。実は肉も食べられないほど貧しい家庭で、お腹いっぱい食べたいとか。

う～ん、それだと食べ物を粗末にする能力にはならないような気がするなぁ……。

何でもいいの！ 食べ過ぎてついちゃったお肉を削ぎ落としたいとか。そーゆー可愛い悩みでも！

ははっ。だが大抵、掘り下げが済んだキャラの未来は暗いぞ。この回で消えるまである。

用済みって奴だよなぁ。

えー、ホノカちん使い捨てられちゃう！？

いーや、俺は期待したいね。ここを乗り切って更にイイ女になってくれることをな。

第７話視聴開始

　７年前――

　両親がまだ生きていた頃、幼いホノカは彼らに厳しく監督されていた。

　命令は絶対。約束を守らなければ、おしおき。

　ホノカは決して忘れないよう、頭の中で何度も親との約束事を繰り返していたのだった。

ホノカ（普通じゃないことをしないこと……。）

 

あぁん？

成程、両親がクソだったパターンか。こりゃ殺してるな。

虐待だよ虐待！ ホノカちゃんをいじめた罰！

ん……、まぁ、どうなんだろうな。しつけか虐待か。難しいもんだが、流石にこの感じは気持ち悪いか。

約束内容から、自分達のことしか考えてねーってのが伝わってくるぜ。

ちなみにルピちゃんも束縛系は嫌々系♪

弟肉

　目を覚ましたホノカは、電話で生徒会長からの呼び出しを受ける。

　ゴローが倒れたので病院に来いと。

　ホノカは仲間であることを否定するが、しつこい彼に折れ、向かうことにする。

　閉じられた扉の先にいる、弟に一言伝え……

 

ちょっ、何あの肉の塊！ 弟君？ どうなってんの……！？

んー、弟は死んでて。能力でその死肉を操ってるとかか？

つまり、人形遊びか。へへっ。

さぁ？ あの塊に意思があるのかどうか……。

強がりな女達

　病室を訪れ、状況を聞かされるホノカ。

　そこで彼女は勘違いしているコウキの前で刃物をちらつかせてみせる。

　今なら殺す絶好の機会。邪魔するならそれでも構わないと。

　しかし、ラルがハッタリで愚者の聖典を取り出したことで、臆したホノカは、涙を目に浮かべながら、逃げ出すのだった。

 

あー！ 泣いちゃった！

おいおい、ホノカ可愛過ぎかよ。

今のところ一度も勝負に勝ててないからな。あれじゃあ、プライドがズタズタだろう。

通りすがりのマッドサイエンティスト

　彼らとはもう顔を合わせたくない。

　逃げた先で出口を探すホノカは、そこでチカと遭遇する。

　彼女を神候補と知らないホノカは、後をつけてくる彼女を鬱陶しがり、忠告も無視するが……

 

おっ、今回はガッツリ登場か。この組み合わせは期待していいんだな。

夜中の病院で女子二人……！

またスマホの電源切ってるのかあいつは。

ちなみにスマホ切ってる状態で能力は使えるのか？

そんなことエビに聞かれてもエビはエビのことしか知らないよ。

でもカミエラビはお前にとってエビの仲間なんだろ？

えびゃ……よく見たら違うかもしれません。

許さねぇ！！ 腹をミキサーしてやる！！

えびゃー！！ 助けて！！

アナザーホノカ

　扉の先に広がっていた暗黒に飲み込まれたホノカは、気が付くと、自身の過去を目の当たりにしていた。

　７年前の、両親の言いつけを守っていた自分。

　そして、両親との約束を破り、閉じ込められた弟。

　それは決して幻ではなく、彼女は過去に干渉し、最後に再び両親に刃を向けるのだった。

 

当然のように親殺し！ 躊躇いねぇ。

こんなあっさり親に復讐できるのは羨ましいな。俺の場合、親が強過ぎた。

ところで、弟君、部屋の中にいなかったけど、どういうこと？ 何処へ行ったの？

蒸発した？

ホノカ VS チカ

　車椅子の少女の能力により、作り出されたパラレルワールド。

　脱出した先でチカからそう聞かされたホノカは、御蔭で吹っ切れたと言う。

　弟のコウタは絶対に取り戻す……！

ホノカ「今度こそ幸せになってやる！」

 

どうしたんだカミエラビ。最近、俺の要望をことごとく叶えてくれるじゃねーか。

さっすがみっつん！ ほんとにキャットファイト成立！

こうなったら相打ちしろ、相打ち。

いや、貝合わせ！

気持ちよくなってどうすんだよ！

真・謝肉祭

　遠距離攻撃を得意とするチカ。相性不利により追い詰められ、絶対絶命のホノカ。

　全身を緑の業火に焼かれながら、まだ死にたくない、まだ幸せになっていないと心の中で叫び、弟のことを思い出す。

　死なせてはならない。自分が救わなくてはならない。

　そう思った次の瞬間、彼女は咄嗟に自分の腹を刺し、能力で肉体を分解し、再構築する！

　土壇場で天啓が舞い降りたのか。これがＡランク能力《謝肉祭》の底力！

 

うおおっ！ 魅せてくれるじゃねーか、ホノカ！ お前ならひらめくと思ったぜ。と、褒めたいところだが――

スタッフ！ 何故再構築されたホノカを全裸にしなかった！ 服着てるとかおかしいだろ！！

え？ あ～、そうだな。服着てたらおかしいか。使うのは肉だもんな。

服に見える肉！ つまり、今のホノカちゃんは超すっぽんぽん！

えっ、あれで着てないの！？

この状況でよく見た目に気を遣えたもんだ。

苛立ち

　ゴローの影響か、チカを殺す気になれず、脅して従わせるに留めたホノカ。

　しかし、その直後、チカは背後から貫かれる。

　現れたのは車椅子の少女の兄――キョウ。

　あっさり降参し、慣れ合ったチカを期待外れとして無慈悲に処分する。

 

はぁー！？ えぇ～！ ちょっと待ってくれ、キョウ！

口に運ばずに抜くなんて、生き物に対するマナーがなってないよ！

馬鹿なこと言ってないで！ チカちゃん助けるよ！ 私達で！！

ダメですドクター！ こりゃ致命傷だ！

チカちゃん大丈夫、安心して。私が人工呼吸で口から血を吸い出して傷口に戻してあげるから。

何これ、どういう流れ？

まぁ、あいつは一般人に手を出したし、あっさり逝かせたくはないんだ。

第７話終了

 

はぁ～、終わってみれば何だったんだ。チカの強者ムーブは。やっぱりただの中二病だったのか？

ホントな……言動は面白かったが、過去も願いも謎のまま消えちまいやがって……。ダンガンロンパかよ。

まさにデス☆ゲーム！

待って！ ちゃんと考えて。ホノカちゃんの能力使えば、助かるくない？ ワンチャン、ゴロー君の能力でも！

はいはい！ エビにアイデアがあるよ！ 体を自由に作り変えれるなら、エビフライにしよう！ チカちゃんのお肉ぷりぷりしてそう！

う～ん、よく分からねーが、食ったら舌が爛れそうだ。


目を瞑って、耳を塞いで、そのあと

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