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アニメ「ダーウィンズゲーム」第11話「血盟」感想

今回の内容

アニメ「ダーウィンズゲーム」の第11話血盟(サンセットレーベンズ)」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

二年I組

真相(マスターマインド

 

~♪ ~♪

<<ガララッ――!!>> オラァ!! メブキ! ここに居やがったか!!

琥雲くぐも 克生かつきは虎の形相で部屋に踏み込んだ。

やっぱ書いてやがったか……。

吐き捨てるように言い、執筆を続ける女に迫る。

おい、書くのやめろ!!

克生は女の手から無理矢理ペンを取り上げ――。

<<ドゴォン!!>> やめろっつってんだろ!!

…………。

お前だな。俺達をあんな空間に飛ばしたのは……!

…………。

おい! 聞いてるのか!?

カツキ! 何やってんだ! やめろ!!

放せ!! 犯人はコイツだ! ぶっ殺してやる!!

決めつけるなって……。

う~ん、あの謎の空間のことは何処にも書いてないみたいだが……。

隠してるだけだろ……。黒幕はこいつで、何人か協力者が……。

メブキちゃん、大丈夫!? 何処も怪我ない!?

…………。

メブキちゃん! 何でカスム君と一緒のグループに入れてくれなかったのかな!?

だから決めつけるなって……。

喧々囂々けんけんごうごう――。驟雨しゅううような騒々しさ。言い換えるのなら……、馬鹿の集まり

何だと?

はぁ……。こんな場所では続きが書けません。

ブキちゃんブキちゃん! 気分転換にハイ! かっぱえびせん!!

(サクサク……)

何じゃ? 結局、メブキは犯人ではないんじゃな?

百歩譲ってこの女が全ての脚本を書いたのだとしても、実行犯は別にいる。我々が捕まえるべきはそちらだろう。

なぁ、メブキ。邪魔をしたのは謝るから、何か知ってるなら教えてくれ。

あっ。

えっ?

ダーウィンズゲーム最終話。まだ観てませんでした。

めっちゃマイペースやん……。


ダーウィンズゲーム 11 (少年チャンピオン・コミックス)

第11話視聴開始

カナメお前、少しうるさいよ。

 友人であるシノヅカを殺され、遂に一線を越える覚悟を決めたカナメ

 特権を使うことをレインに報告した後、呆けていたエイスのメンバーを次々と撃ち殺していく。

凄まじい命中精度だ。

うう……簡単に人が死んでいくのじゃ……。

向こうも人殺しだけど……、何て言うか気の毒だよな。

ああ、ほんとにゴミ掃除だぜ。

ワンパターン

 仲間を殺され、激昂したシギルを使い、カナメに迫る。

 しかし、その行動は読まれており、彼は背後から伸びてきた鎖に貫かれてしまう。

この状況で突っ込むとは……。逃げるという選択肢はないか。

性格的に有り得ない。

今更、必死に逃げてもすぐ追い付かれそうだけどな。

王 VS シュカ

 Aランカー同士の戦い。

 始め、は余裕の態度だったが、彼はシュカシギルを完全に舐めていた。

 空間転移を使う度に切り飛ばされる手足……。

 シュカはその場から一歩も動かず、を追い詰めていく。

成程。ワイヤーか。

完全に罠にかかったね。やっちゃえシュカちゃん

圧倒的

 倉庫に張り巡らされたワイヤーはシュカシギルにより微細な振動が与えられ、強力な電動ノコギリと化していた。

 隙を突かれ、全身を拘束されたは、奥の手を使い、自分とシュカの位置を入れ替えるが、作戦は失敗に終わり、また同じように足を切り飛ばされてしまう。

 両足を失い、完全に打つ手が無くなったは、恐怖に震え上がり、これは夢だと現実逃避を始める。

運営! ゲームがバグってるぞ!! 何とかしやがれ!!

うわぁ……痛そう……。

勝負にならねぇなこりゃ。

惨めな王

 這いずり逃げようとするにトドメを刺そうとするシュカ

 しかし、そこでシギルに異変が起こった。

 叫んだ次の瞬間――彼は宙を舞っていたのだ。

 どうやら追い詰められたことで、シギル射程距離が伸びたらしい。

あいつ、一気に外にワープしたぞ!?

あまりにも遅過ぎた成長。

成長か……。確かカナメも追い詰められて出来ることが増えたりしてたな。

自分の限界を決めてるとロクなことにならねー訳だ。

サンセットレーベンズの勝利

 空間転移シュカから逃げただが、逃げた先で待っていたのはカナメリュージの二人。

 あまりに絶望的な状況――。

 は負けを認め、殺さないでくれと必死に命乞いをするのだが……。

お前は命乞いされて見逃したことがあるのか?

わりぃな。ほんとは殺したくないんだが、俺は死後の世界があると信じてる。地獄で頑張ってくれ。

勝者総取り(ハイ・ローラー)

 カナメが先のイベントで得た特権

 それはポーカーオールインのように、持っているチップを全額賭け、相手に同額まで賭けさせることの出来る「ハイ・ローラー」だった。

 これにより、カナメクランに敗北したエイスは、ポイント全損となってしまう。

うわ……ってことは、あの時からこんな状況を考えてたのか。

気に入らないクランは皆殺し……。

どちらかというと、争いを防ぐ為だと思うが……。

こんな危険な勝負仕掛けてくるヤバいクラン相手にしたくないよな。

毒蟲

 転送されながら、はかつてレインに言われた蠱毒の話を思い出す。

 目の前にいる男こそが、最強の毒蟲なのではないか……。

 は最後、カナメに対し、挑発的な笑みを浮かべ、呪詛を吐くのだった。

本当の毒蟲は仲間のことなんか顧みないと思うぜ?

自分が弱いと認めたくないから相手を持ち上げる。哀れな男だ。

目指す場所

 仇を討つことは出来たが、カナメの気分が晴れることはなかった。

 どんな理由であれ、人を殺すのは胸糞が悪かった。

 カナメは怒りの矛先をゲームマスターに向けると、仲間達の前で、このゲームを終わらせる、邪魔する奴は殺すと宣言する。

ほんとにこのやり方でいいんじゃろうか……。

もう二度と後悔したくないんだろ。このゲームの中じゃ、甘い考えは捨てねーと守りたいものも守れねぇ。

全部、環境が悪い!

観察

 カナメクランの勝利が決まった頃、ゲームマスターオボロという青年と連絡を取っていた。

 これまでを台風の目として観察してきたゲームマスターだが、これからは新たに誕生した強力プレイヤー――スドウ カナメを「特別観察対象」にするようだ。

そ、それって……。トイレからオ〇〇ー、これから日常の全てが全部見られるってこと!?

ええと……強力なプレイヤーを作って……ゲームマスターは何をしようとしてるのかな?

ふん。強い兵士を作る理由など1つ。戦争に勝つ為だ。

じゃあゲームマスターは何かと戦おうと?

ほら、そうじゃない自分勝手な理由だったら各所から袋叩きに遭うし……。

Dゲーム禁止令

 エイスとの戦いの後――カナメ達はエイスの居なくなった渋谷Dゲームをするクランを次々襲撃していた。

 その目的は恐怖を与え、自分達の縄張りでのDゲームを禁止する為。

 もう二度と、無関係な人々を巻き込むことを、カナメは許さなかった。

清々しいくらいぶっ殺しまくってやがる……。

それくらいやんなきゃ本気だって伝わらないし、仕方ないか……。

話し合いで解決するなら戦争など起きん。

第11話終了

 

う~ん、最後は無人島をチラ見せして終了か……。後2話くらいあればTGNK3とかの話入れられたのに、勿体ないな……。

次はハンティングゲームか……。

ずっと言いたかったが、イベントタイトルのセンスが皆無だな。

言わんであげて……。

ところで主人公のクランがだいぶ強くなってしまったが、この先、この作品は面白くなるのか?

え? ……うん。

何だその間は。

無人島でいきなり変な怪物が出て来る。

変な怪物って?

沢山目があるゴリラみたいな奴。ただでさえ強いのに異能も使う。

ちなみにその次では頭に角がある何か強い人達とも戦うぞ。

何じゃそれは?

ついていけるのか心配になってきたな。