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アニメ「無能なナナ」第4話 感想

今回の内容

アニメ無能なナナ」の第4話ヒーリング」の感想です。ややネタバレ注意

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ」「異常性クラスメート編より――

天瞑あまくら 幽鵡かすむ」「本庄ほんじょう 百合ゆり」「死瑪しば 遊餓ゆうが」「落花おちばな 千々莅ちぢり」「清条せいじょう 瑩覼えいら」「子蜂こばち 蜜栄みつは」の6人。

爆発オチ

 

生徒会室 

 

今日はネットで気になる意見を見かけたから、それを持ってきた。

ナナみたいな暗殺者なんて使わず、能力者を島に集めて爆弾で吹っ飛ばせば終わりなんじゃないか、という意見だ。お前らはどう思う?

あのな。能力者が生まれている原因が分かってない以上、今後も無限に湧く訳だろ。仮にあの島に集められた奴ら吹っ飛ばせてもそれで全部お終いじゃねーから。大事な島無くなるぞ。

ですね。コストが相当かかりますし、他の国や人々の反発が予想されるので現実的ではありません。島の外の能力者達は結託して国への攻撃を始めるでしょう。人類の敵の仕業にするのも限界があります。

そもそも能力者の中にそれくらいじゃ死なない奴いるしな。

そうか。お前らなら、能力者達を始末するならどうやる?

やっぱり暗殺しかないんじゃないか?

いや、島に集めた後、疑心暗鬼に陥らせて同士討ちさせるって方法もある。人類の敵っていう都合の良い嘘があるだろ。

私も同じだ。能力者は能力者に殺させた方がいい。人類の敵って言葉で騙せてんならいけるだろ。

でも争わせたら能力が変化して強くなっちゃったりするんじゃないの?

蠱毒だな……。

前任者はどうやっていたんだろうな? キョウヤの妹が島で失踪しているのなら、ナナ以外にも暗殺者がいた筈で、その方法が続けられていることから、上手く任務を達成したと考えられる。

その話はしたくない。どうせ暗殺者ってのは女ばっかだろ。

はぁ……どいつもこいつも油断しやがって。情けねぇな。

やっぱりニートラップ最強だね!

第4話視聴開始

 キョウヤと一戦を交えた翌日――。

 ナナは、クラスメート小屋を爆発させた犯人ではないかと疑われるキョウヤに注意を向けていた。

 彼は敵に襲われたと話し、必死に疑いを晴らそうとしている。

 クラスメートはまだキョウヤのことを信じていないようだが、これ以上敵の存在を隠すのは限界かもしれない。

ナナ能力を掴まずに仕掛けたのは失策だった……。

……は? 能力を掴む為にやったんだろ。あれ以外に方法あったのかよ。

ハハ……! 流石のナナも、能力者の超人ぶりを目にしておかしくなってきてるんじゃないか?

ナナちゃんしっかりして! 私は応援してるから!

う~む、しかし、不老不死か。お前らだったら、どうやって攻略する?

そんなの縛り付けて燃やし続けりゃいつかは死ぬだろ。代償があるなら無限に使える訳がない。

キョウヤの能力の代償って何だろうな?

見た目には変化がありませんでしたし、制約ではなく代償なので、彼の中の何かが失われるのだと、私は予想しています。

無限に失えないもの、だよな……。記憶とかか?

何でもいい。とにかく縛り付けて燃やし続ければ終わりだ。次いくぞ。

犬飼いぬかい ミチル


第4話 ヒーリング

 転んだ際に足を擦りむき、それをそのままにしていたナナ

 彼女は、足の傷に気付いて突然舐めてきたミチルに驚愕する。

あああっ!! ミチルちゃんぺろぺろ!! ナナちゃんをぺろぺろ可愛い!!

汚過ぎる……。

傷を治す能力っぽいが、舐めなきゃいけないのか……。何か嫌だな。

ミチルちゃん! 実は私、昨日オ〇ニーしてた時に〇〇〇を――。

本庄! 蜂蜜飲んで落ち着こうな!

んぐぅー!

ヒーリング

 傷を舐めて癒すことができるという、ヒーリングの能力を持つ少女――犬飼 ミチル

 力を使えば使うほど寿命が縮まるという重い代償があるようだが、推定殺害人数はなんと15万人

 一瞬、善人かと思ったナナだが、すぐに考えを改める。

ナナ能力からして、今後の討伐の邪魔になるのは間違いない。

じゅ、15万……? 流石に嘘だろ?

ええ。推定殺害人数に関しては、ナナさんにやる気を出させる為のフェイクである可能性が高いですね。もしミチルさんの能力に代償がなければ、医療関係者の失業からの自殺者増加や、能力者を回復させることによる間接的な殺人などが考えられたのですが……。

しっかし、何でへらへらしてんだミチルに絡んでた奴らは? 寿命縮まるとか軽く流せる代償じゃねーだろ。

あいつらが死にそうになっても傷を舐める必要ねーぞ。生きてる価値がない。

ナナ×ミチル

 自分に付き纏うキョウヤが気になりつつも、ミチルに近付いていくナナ

 彼女はクラスメートの女子2人にからかわれていたミチルを救った後、一緒に食事をしながら、能力の詳細について聞き出していく。

 警戒心のまるでないミチルは、ナナにぺらぺらと自分の能力の秘密を明かしてしまう。

ヒーリングの弱点……。舌が届かないところはやっぱり治せないか。

聞き出すまでもないな。今回は楽勝だろう。

いや、ここはキョウヤが防いでくれる筈だ。

ナナの策略

 人類の敵である能力者を殺そうと、また夜中に行動を開始するナナ

 しかし、部屋を出たところでキョウヤに会ってしまい、彼が自分を見張っていることを知ると、すぐに計画を変更。

 ナナは窓から脱出した後、急いでミチルの部屋まで行き、彼女ではなく自分の背中を刺すことで、人類の敵に襲われたと見せかける。

 殺人を隠し通すのは難しいと判断した彼女は、人類の敵が島に来ているという噂を現実化する作戦に出たのだ。

ナナこれからは私がリーダーになり、学校を支配する……!

何を言ってるんだ、こいつは。

姿が見えないタイプに襲われたって……、人類の敵、便利過ぎないか?

くそっ。何でどいつもこいつもこんな嘘に騙されんだ?

この世界では常識……という説明があっても、やはり我々が登場人物に共感するのはかなり難しいですね。

クラスのリーダー

 ナナには自分の動機が絶対にバレないという自信があった。

 その考えは正しく、キョウヤ推理動機を考えたところで打ち止めになる。

 彼の追及をかわしたナナは、涙ながらに中島を救えなかった後悔を語ることでクラスメート達の同情を誘い、ミチルの推薦も加わったことで、クラスのリーダーとなることに成功する。

信じらんねぇ……。こいつら馬鹿か?

人類の敵がいると信じてる時点で高が知れてるだろ。

私はナナちゃんが犯人だと思った上で協力するけどね。

ナナ VS キョウヤ

 クラスのリーダーとなったナナは、早速、ミチルクラスメート達の能力をノートにまとめてくるよう指示する。

 これからは人類の敵が現れるのも消えるのも自分の裁量次第。

 キョウヤにはまだ疑われているが、ナナは余裕の表情を浮かべる。

ヤバいな……。全員の情報を手に入れたら、ナナ無敵だろ。

諦めないでくれキョウヤ……! どうせ死なないんだからもう少し粘り強く、ナナを見張ってくれ……!

葉多平はただいら ツネキチ

 しかし、その夜。

 寮の前でナナクラスメート葉多平 ツネキチに呼び止められる。

 リーダーとなり、すっかり油断していたナナだったが、彼に「未来が分かる」と言われ、凍りつく。

何っ!? こいつか、未来念写! よし、これが出てきたなら――

テンション上がったところ悪いが、ナナにバラしてる時点で嫌な予感がするぜ。

俺も……。

未来念写

ツネキチ人類の敵じゃなくて、新リーダーに襲われるみたいなんだけど?

 未来を念写する能力を持つツネキチは、写真にナナに殺される自分が写ったことで、どういうことかと彼女に詰め寄る。

 見せられた写真には、体育倉庫でナナがツネキチの首を絞めている瞬間が写っていた……。

ふむ。夜の体育倉庫で……、空には満月が浮かんでいるな。そしてツネキチの腕時計は10時を指し示している。

むむむ……夜の体育倉庫に女の子といるなんて……明らかに普通じゃないシチュエーションだよ!

衝撃の一枚

 写真にある未来は絶対に変わらないと言うツネキチ

 ナナは何かの間違いだと必死に否定するが、彼はもう一枚、決定的な瞬間を写した写真を持っていた。

 目の前に出されたのは、なんとナナが中島を崖から落とした瞬間の写真――。

 あまりの衝撃に、ナナの目から光が失われる。

くっそ、何考えてんだこいつ……。それを最初に見せる相手間違ってるだろ……。そしてもっと早く出せ……。

ナナさんを脅す目的……。よく分かりませんね。

とりあえず、ツネキチは死ぬんだよな? 未来は絶対変わらないから。自分を殺す理由を知りたいとか。

いや、写真じゃ分からない。あくまで首を絞めている瞬間だからな……。

ツネキチ君の生存は、写真の瞬間まで確定でいいんだよね?

そうか。少なくともこの場でナナに殺されることはない……。だからこその余裕の態度。

いや、気絶させれば体育倉庫まで運べるし、10時を示してる腕時計の方は調整すればいいだろ。

…………。

第4話終了

 

さて、前回約束した通り、私達の能力をエイラちゃんに教えるよ。今日はカスム君ね。

俺の能力は全然大したことないぞ。《危険予知》って言って、自分に危険が迫ったら何となくそれに気付けるだけだ。気付いた時には手遅れってこともあるし、微妙だよ。

いや、地雷原とか、爆弾が仕掛けられてる時に滅茶苦茶、役に立つだろ。

地雷原や爆弾がそうそうあってたまるか……。そういう危険な仕事はしたくないんだよ……。普通の仕事がしたい……。

う~ん、そうだな。ウチの学校に飛行機が突っ込んでくることがあるかもしれん。その時は頼んだぞ。

俺に当たらない場合は発動しないからな……。