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アニメ「探偵はもう、死んでいる。」第4話 感想

今回の内容

アニメ探偵はもう、死んでいる。」の第4その瞳に視えているもの」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ」「異常性クラスメート編より――

菊池きくち がい」「雪見ゆきみ 銀次郎ぎんじろう」「死瑪しば 遊餓ゆうが」「只乃やの 博人ひろと」「落花おちばな 千々莅ちぢり」「吊場つるば ここ」「海老原えびはら 貝瀬かいせ」の7人。

その人味に魅せられているもの

 
AM2:08 太平洋・上空

 

 

古今東西、ミステリーは人気が高い。

中でも探偵――名探偵が登場する作品は、数少ない証拠を手掛かりに真実を導き出したり、巧みな話術で周囲の人間を翻弄し、不利な状況を脱したりと、驚きと痛快さに満ち溢れていて、僕もよく読書に時間を割くところだ。

ハイハイハイ!! えびは海老探偵シュリンプ・ローブスが好きだよ!

それは知らないけど。名探偵。そう聞くと大抵の人間は、シャーロック・ホームズを真っ先に思い浮かべるんじゃないかな。

そうかなぁ。

しかし、探偵小説の起源は、アメリカ合衆国の小説家、エドガー・アラン・ポーによる短編推理小説モルグ街の殺人』だと言われている。

世界初の名探偵――その名はオーギュスト・デュパン。物語の語り手は、名前が登場しない彼の友人。名探偵と、事件を記録する探偵助手――シャーロックワトソンコンビの原型と言えるだろう。

んー? 聞いたことねーけど、そうなのか。

フランス貴族であったが、度重なる不幸によって没落し、パリ郊外に建つ崩れかけの怪しげな館で隠遁生活を送る奇人デュパン。彼の性格は、後の名探偵の人物像にも影響を与えた。勿論、シャーロック・ホームズもその一人なんだよ。


モルグ街の殺人事件

でも、やっぱシャーロック・ホームズの方が面白いんだろ。どうなんだ?

フフ……好みは人によって違うから一慨には言えないけど、優れたミステリーに必要な要素、僕が考えるのは、意外性と論理性、そして再読性だ。

読者をあっと驚かせるような奇想天外なトリック、真相。そしてそれを納得させられる論理性は当然として、内容が分かった上で読んでも飽きにくい、登場人物達の魅力ある掛け合いや、古くなりにくさ。

例えば、ネタバレによって価値がほとんど失われてしまうような作品には、僕は良い点数を付けられない訳だ。

まぁ、大体はネットにあるネタバレ感想読んでお終いだよな。

シャーロック・ホームズは高く評価してるけど……、さて、『探偵はもう、死んでいる。』は、どのくらいのレベルに位置するかな。

掛け合いはもう、死んでいる。

感情移入できねーから死んでくれ。

やれやれ、ハードルが上がるもんだ。なぁ、ギンジロウ

………………。

第4話視聴開始

 斎川さいかわ ゆいドームライブ当日

 君塚達斎川の屋敷ではなく、ライブ会場へと向かっていた。

 推理に関して完全に置いてけぼりの夏凪は、自分が探偵なのにと不満を垂れるが、君塚はその内助けられる日も来るとフォローを入れる。

 そう、君塚はこれまで斎川ファンのフリをし、情報を集めていた。

 その結果、犯人の狙いは宝物庫の宝石ではなく、斎川自身であることに気付いたのだ。

 君塚達が会場に着き、潜む敵を探し始めた頃、斎川の屋敷には、君塚の指示を受けた警察が向かっていた。

 

警察動かせる探偵とかチートかよ。

フフフ。四年も空白ができてると、人脈は無限の可能性。君塚君の協力者は後何人出てくるかな。

まぁー、これだけ色々やれて解決できない道理は無いだろう。絶対あのメスガキ泣かせろよ。こっちはキモい演技我慢したんだ。

左目に秘められしもの

 リハーサルとは違い、『サファイア・ファンタズム』の開始が早く、焦る君塚

 曲の間、斎川が見せる、左目の眼帯を取るというパフォーマンス――犯人が何かを仕掛けてくるとすれば、その時に違いなかった。

 

目がサファイア。考えてた可能性の一つだ。しかし、この大観衆の中、どうやって奪う気だ?

そこはやっぱ異能だろ。物質交換でいける。

いやいや、そんなことができるならわざわざライブ中に狙わないだろう。

お姉ちゃん……ライブ中に狙う理由って?

う~ん……、ステージ上にぽつんと一人で、眼帯も取るから狙いやすいっちゃあ狙いやすいが……。

地獄耳

 会場の爆音や光の所為で、視覚と聴覚がまともに機能せず、混乱する君塚

 しかし、その時、良い考えが頭に浮かぶ。

 あの男ならば、何処かに潜む敵の心音も聞き分けられる筈だと。

君塚聞こえるか! 敵は何処にいる!?

携帯<「2F中央

 

おお……凄い耳。

あいつ滅茶苦茶協力してくれるな。

で、見つけた犯人何だあれ。分かりやすくボウガン構えてるが。まさか殺す気か?

サファイア・ファンタズム

 サビに入り、遂に解かれる左目の封印

 光り輝く青い瞳、あれこそが時価30億――犯人が狙う本当の奇跡のサファイア

 時間が無く、警備を強引に突破した君塚は、曲が終わると同時に斎川を押し倒し、放たれたボウガンの矢から彼女を守る。

 

ふぅ、間に合ったようだね。ギリギリだ。

いや、待てよ。何かもう大丈夫みたいな空気になってるが、これ第二、第三の矢が飛んでくる可能性はないのか。

まぁ、失敗を想定していなかった場合、上の判断を仰ぐだろうな。

後でボウガンの人のお墓を建てようね。お姉ちゃん……。

目の真実

 命を救われた斎川は、控室にて、君塚夏凪に事情を話していく。

 このサファイアの瞳は、生まれつき左目が見えず、コンプレックスを感じていた自分に、両親が与えてくれた義眼であること。

 この美しい瞳があるだけで、自分に自信が持てるようになったこと。

 天国の両親に気付いてもらいたくて、大きな舞台ではほんの一瞬だけ見せるようにしていること。

 そうして秘密を話し終わった斎川は、最後に瞳が狙われているとは夢にも思わなかったと言い、助けてもらったことに関して、感謝を述べる。

 

…………。何かもやもやするな。何で義眼は狙われたんだ?

しかも奪われるというより、破壊されるところだった。

じゃあ、犯人の動機は恨み?

えびはスパイシーが関わってると思う!

組織を増やさないでくれるかな。

SPESの影

君塚俺と夏凪を殺せなかったペナルティについては大丈夫なのか?

 斎川は秘密を告白したしかし、嘘はまだ明かしていない

 君塚彼女の背後にSPESがいることに気付いていた。

 ちょうど警察からの連絡が入り、宝物庫に仕掛けられていた爆弾を解除したとの知らせを受ける。

 これではっきりした。

 敵の目的は、サファイアの左目と、自分達の命だということが。

 

ほぅ、爆弾仕掛けてたのか。殺人未遂ってことでいいか? メスガキ。

気が早いよシバ君。脅迫されてやったのかもしれない。

その場合は残念ながら無罪なんだなぁ。

視えているもの

 物体を透視することができる人造の眼SPESの目的は、それを破壊することだった。

 彼らに脅されていたことまで、全てを見抜かれた斎川は、君塚に銃を向け、彼もまた、隠していた銃を彼女に向ける。

 これで互いに手の内は全て見せ終わった。

 君塚は銃を下ろすよう言うが、左目をずっと心の支えにしてきた斎川は、それが失われることを何よりも恐れている為、聞かない。

 彼女を救う方法は……。

 

義眼の破壊と君塚達の始末……、何か欲張ってるなSPES。一つずつにしろよ。

頭の中にもだいぶスペースがあるんだろ。一年間放置してた癖に、今頃君塚夏凪を殺すって……。

う~ん……。でも、彼らの目的は救済だからね。何を考えているのか……。

お? やっぱ良い組織説あるか?

救いとなるもの

 君塚が考えていると、突然、夏凪海の話をし始める。

 一緒に行かないかと、斎川を誘う夏凪

 彼女の出した答えは、斎川の友達となり、自分達が彼女の心の支えとなることだった。

 斎川は戸惑うが、君塚も、自分達は全員SPESに狙われている仲間、それなら同盟を結んだ方が都合が良いと言う。

 彼から仲間になってほしいと言われ、斎川は……。

斎川はい、よろこんで……!

 

まぁ、これしかないわな。個人的には嫌だが、良いと思うぞ、それで。

ククク、順調にハーレムが形成されていくじゃないか。さて、次は誰だ?

ハイハイハイ!! えびは立候補するよ!!

死ね引っ込んでろレモン汁かけるぞ?

えびゃあああ!! 許して!!

シャーロット・有坂・アンダーソン

 君塚がアイドルを救ったというニュースを目にし、昔のことを思い出すシャル

 シエスタのことをマームと呼び慕う彼女は、どうやら君塚とバディを組んだことがあるようで……。

シエスタ二人で仲良くするんだよ。これからもずっと。

 

お、探偵が死んだ当日の出来事っぽいぞ、これ。

何か……、言い方が……。死期悟ってるっぽいな。嫌な予感がするぜ。

死ぬことも作戦の内ってか?

まぁ、その可能性はあるだろうね。フフフ、彼女は一体何処まで見えていたのだろう?

………………。

第4話終了


その瞳に視えているもの

 

おい、キクチ。理由は分からないが、とうとう今回もギンジロウ一言も喋らなかったぞ。もう、落としていいだろ。

そうだな……。残念だが、ルールだから仕方ない。

おい、ギンジロウ。最後に何か言い残したいことはあるか?

………………。

何もねーのかよ……。

ではペナルティを受けてもらうとしよう。スーパーポイ捨てスイッチ……、オン!

<<ガタン!!>> えびゃあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

………………。

………………。

おい、えびも落ちたぞ。

まぁ、あいつも変なことを言うだけだったからな。当然だろ。

という訳で、二名脱落だ。お前らは、最後まで残れるよう頑張れよ?

う~ん、ギンジロウ君、大丈夫かな。エビハラ君は問題無いだろうけど。

まぁ、雪なら溶けて水になるだけだ。寒い季節になったらまた帰ってくるだろ。