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アニメ「探偵はもう、死んでいる。」第5話 感想

今回の内容

アニメ探偵はもう、死んでいる。」の第5それは一年後の未来へ向けた」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ」「異常性クラスメート編より――

菊池きくち がい」「死瑪しば 遊餓ゆうが」「只乃やの 博人ひろと」「落花おちばな 千々莅ちぢり」「吊場つるば ここ」「宇駄松うだまつ 徹平てっぺい」の6人。

それは一光年先の宇宙に向けた

 
AM2:44 太平洋・上空

 

 

グフ……! グフフ……! グフフフ……!!

おや……? この声は……。

グフフフフ、匂う……! 匂いますぞぉ……! これは未知の香り……! 未知の気配! 未知の生物が拙者を呼んでいる……!

うおっ! 何だこのデブ……! おい、キクチ! 侵入者だ!

おっ、おおお? これはこれは……! オチバナ殿に、シバ殿! お久しぶりですなぁ!

なっ! お前……、ひょっとしてウダマツか? 確か行方不明だった筈じゃ……いつ帰ってきた……!?

拙者が行方不明? はて、ほんの1年と9ヶ月ほど留守にしていただけの筈だが……。

え?

せめて書き置きくらい残していけ……。皆、心配してたんだぞ……。

なんと……、それは未知な……!

すまなかった……! 未知の生物を追っていると、他のことに気が回らなくなる故……!

ハハハ、行方不明だった割には元気そうじゃないか。どうする? 今、アニメ感想やってるんだが、観ていくか?

おお、それは未知である! 是非とも味わいたい!

決まりだな。じゃあそこの席に座って……、シートベルトを付けてくれ。

いや、立っていたまえ、ウダマツ君

そうだ、お前の座る席なんかねーぞ!

むむっ? どういうことであるか? 未知であるぞ……。

第5話視聴開始


それは一年後の未来へ向けた

 空の上での出会いから二年――君塚シエスタと共にに訪れていた。

 目的エメラルドの涙という物を手に入れ、現金を作ることのようだが、肝心の名探偵は何故かビーチバレーをしたり、ボートで沖に出たり、海を満喫することを優先していて、何かをする度に楽しいかどうか聞いてくる。

 今はまだ何とも言えない君塚は、答えを旅の終わりまで保留することにし、シエスタはそんな彼に、いつか探偵事務所でも構えようかと提案するのだった。

 

はー、女の水着姿ほど見ててつまんねーものはねーな……。円盤の特典でいいだろ。

なぬ、円盤ですと!? 神聖なるUFOに水着の美女……それはそれで未知!

この時の彼らは……出会ってから二年か……。見た感じ、シエスタはだいぶ彼のことを気に入っているようだね。

幾ら知り合いでも、他人に無防備な姿を晒すなんてあたしには真似できねぇ。殺し屋だからな。

お姉ちゃん……私、泳げない。

蘇るジャック・ザ・リッパー

 一年前異国の地を訪れた君塚シエスタは、人間の心臓が食い千切られるという怪事件を調査していた。

 現代に蘇った切り裂きジャックの正体は、シエスタによれば、ケルベロスという名の人造人間

 偶然来ていた風靡ふうびからライターを預かった君塚は、シエスタケルベロスを誘き寄せる為の囮に使われることになり、相変わらずの扱いの酷さに溜息を吐く。

 

おっと、また時間が飛んだようだ。ここはイギリスかな。

何だあの死体……。また何か事件か?

心臓を狙う殺人鬼……、ジャック・ザ・リッパーだとよ。でもあれは確か女しか狙わないんじゃなかったか?

そうだな。君塚を囮に使うなら、売春婦の格好をさせるべきだろう。

それは未知の世界に誘われてしまいますなぁ……。

うう……男娼だよお姉ちゃん……。気持ち悪い。

フフフ……。切り裂きジャックの事件が起こった当時は、同性愛は禁止されていたけれど、1889年に、同性愛の男性向けの売春宿が摘発されている。きっと隠れて沢山いたんだろうね。

ヴぉえ……!

侵入者

 仕方なく囮役を引き受け、部屋でケルベロスが来るのをじっと待つ君塚

 ベッドで寝ていると、扉が開き、何者かが近付いてくる

 犯人なのか……。

 殺されかけることに慣れている彼は、すぐに起き上がり、ベッドの横に立った人物を取り押さえる。

 しかし、押さえ付けた人物をよく見てみると……。

 

出たな。前回はあえて突っ込まなかったが、ドスケベクソスーツのメスブタレズ。なんて格好してやがる……。

さぁ、よくは分からないけど、相手の集中力を削ぐ効果はありそうだね。

味方の集中力まで削いでしまうのでは……?

つーか、何しに来たんだよ。まさか夜這いじゃあるまいし。

お姉ちゃんは警戒した方がいいと思うって言ってる。

ケルベロスの力

シャル黙っておくのも、シエスタの作戦なんでしょ。

 突然、部屋に現れたシャルと会話する君塚

 しかし、その会話の中で、シャルシエスタのことをマームと呼ばず、そのまま名前で呼んだ

 お前は誰だ――。

 そう尋ねると、シャルは目の前で狼男に姿を変えていき……。


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おい……。これの何処がケルベロスだよ。ワーウルフじゃねーか……!

別にどっちだっていいだろ。ザコっぽいからさっさと倒そうぜ。

いや、あまり舐めてかからない方がいいよ。どんな人間にも変身できる力があるのは想定外だ。まだ他にも能力を隠しているかもしれない。

グフフフ、グフフフフ……!

ん? どうしたウダマツ。そんなよだれを垂らしそうな顔をして……。

いや、実は拙者はまだ狼男を食べたことがないのだ……。どんな味がするのか、メチャンコ気になりますぞ……!

腹が減ってるのか? エビハラの料理、残ってるからお前にやるよ。

ぬおおー! かたじけない、シバ殿! しかし、すまぬ! 我が胃袋は普通の料理だけでは満たされぬのだ!

んー、狼男の肉は……今、切らしてるな……。

切れてなかったことあんのかよ。

地獄の番犬の最期

 ライターでベッドのシーツを燃やし、天井のスプリンクラーを作動させた君塚

 そこにはシエスタの手によって、特殊なガスがあらかじめ仕掛けられており、鼻の効かなくなったケルベロスは、窓から飛び込んできた彼女の放った銃弾にあっさりと撃ち抜かれる。

 その後、分が悪いと感じたケルベロスは、再び変身能力を使い、その場から逃走を図るが、窓から出ようとしたところで、何者かに首を落とされる

 警戒するシエスタ――。

 目の前に現れたのは、なんとSPES最高幹部であるヘル

 彼女は殺したケルベロスから、黒い心臓を取り出す。

 

ああ……。狼かと思ったら、かませ犬だった……。

ほら、やっぱり雑魚だったろ?

けど、君塚がシーツを燃やしたのは偶然だろ。スプリンクラーが作動しなかったらどうする気だったんだ。

フフフ。まぁ、彼は今まで色んな事件に巻き込まれているのに命を落としてないからね。何かあるんだろう。

むむっ……!? それは異能生存体というやつでは……!?

有り得る……。

アガスティアの葉

 シエスタの身動きが取れなくなっている隙に、君塚をさらうヘル

 彼女は聖典と呼ばれる予言書を持っており、いずれ君塚が自分のパートナーになるということを知っていたのだ。

 君塚はそれを信じないが、ヘルは気にせず話を続ける。

 君塚が持っているのは、巻き込まれ体質ではなく、世界を巻き込む力、事件を引き起こす力であること。君塚こそが――世界の中心なんだと。

 

あれ……? やっぱそういうことなのか?

あん? どういうことだよ?

いや、今の話で、この物語が全部君塚の妄想なんじゃないかっていう説が濃くなっただろ。

世界の中心……特異点……。やっぱり、お姉ちゃんの睨んだ通り……。

う~ん、確かにちょっと無視できなくなってきたね……。今後はその可能性も真剣に考えていこうか。

しかし、そんなオチにしてしまっていいのか?

でも、妄想だとすると全てに納得いくんだよ……。

ベテルギウス

 相棒になってよと言うヘルの誘いを断る君塚

 その答えを分かっていたヘルは、用意していた巨大な怪物――生物兵器を見せ、ここが国会議事堂の真下であることを明かす。

 どうやら彼女はテロを起こす気のようで、いずれパートナーとなる運命にある君塚に、それを見届けさせようとしているようだ。

 

あぁ……? 何だありゃ……。

ぬぉぉ!! あれぞまさしく未知の生物であるぞ! あんなに巨大なのは中々御目にかかれん! ぐおお! 味わいたい!!

テンション上がっているところ悪いけど、どうも毒を吐くらしいよ?

大丈夫。暴言程度、恐るるに足らない。

何か変な展開になってきたな。

助手を探して何処までも

 自力で手錠を外し、椅子から立ち上がった君塚

 彼はここでヘルの計画を止めると宣言! 勿論、自分ではなく――名探偵が……!

 しかし、カッコ良く決めたのはいいものの、肝心のシエスタが登場にもたつく

 巨大なロボットに乗った彼女は、助手を見つけられず取り乱した後、ようやく壁をぶち抜き現れるのだった。

シエスタ全く、世話の焼ける助手だね。

君塚今更クールぶるのは無理があるぞ。

 

すー……。

なぁ、キクチ……。ちょっと叫んでもいいか?

ん? どうした急に。別に構わないが。

それじゃ失礼して……。

………………。

このアニメ切りてえええええええええええええええええええーーーーー!!!!

…………。

…………。

…………。

はぁぁ……。

発散できたかい? シバ君

ああ、少しはな……。これで何とか次回も耐えられると思う。

第5話終了

 

さて、シバの精神はギリギリまですり減ったようだが……、ウダマツ。お前はどうだった?

グフフフフ! 中々の未知! 御蔭で小腹が満たされましたぞ!

それは良かった。行方不明になってる間も、未知だけで腹を満たしていたのか?

そうだ。確かウダマツ君異能は……あらゆるものを吸い込み、体内に収納するA級能力――《ブラックホール》。

グフフ! 拙者は未知の生物のコレクションを趣味としている。我が腹の中に収まった彼らは、時に拙者の冒険の手助けをしてくれるのだ。

それもうお前自体が未知の生物と化してるじゃねーか……。

SCP……。SCPが目の前にいるよ、お姉ちゃん……。

ガハハハハ!! SPESの者達もどんな味がするか確かめたいところではあるが……、残念ながら叶わぬ夢。

もうこんなところで時間を潰している場合ではない。拙者はまだまだ未知を追わなければならぬ故、これにてさらば!!

何……? もう行っちまうのか。

(しゅるん……)

うおおっ! おい、あっ、あいつ今、壁をすり抜けてったぞ! 見たか!?

! 窓の外見て、お姉ちゃん……! あいつ光りながら空飛んでる……!

凄い光景だね……。まるでUFOだ……。

極太の豚ラーメンって訳か……。

どうやら、 ウダマツは既に人間をやめているようだ。あまり関わらない方がいいだろう。