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アニメ「プラチナエンド」第８話 感想

アニメ
今回の内容

アニメ「プラチナエンド」の第８話「約束のしるし」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当  『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「写楽（しゃらく） 益実（ますみ）」「死瑪（しば） 遊餓（ゆうが）」「落花（おちばな） 千々莅（ちぢり）」「億卍（おくまんじ） 解俸（かいほう）」「十銭（じゅっせん）」「吊場（つるば） 茘棲花（りすか）」「菊池（きくち） 涯（がい）」の７人。

7話の感想はこちら

✕✕のしるし

 

よぉ、マスミ。調子はどうだ？

あ、菊池さん！ バッチリっすよ～。そっちはもう終わったんすか？

ああ。今回から俺も「プラチナエンド」のアニメ感想に加わるつもりだ。ん……？

あの……これをどうぞ。

いや……、何だよこれ。

弁当を作ってみました。食べたら感想を聞かせてください。

私も作ってきたよ！ 血をたっぷりかけたハンバーグ！

畜生の餌を渡すな……。

おい、シバ！ 私も作ったぞ。食え！

お前は絶対、毒入れてるだろ。

ハハ！ おいおい……。ちょっと見ない間にハーレム作ってるなんてらしくないじゃないかシバ。一体誰に仕組まれたんだ？

写楽の所為だよ。命令したの菊池じゃないのか？ お前の彼女だろ。

彼女？ ここのことは全部マスミに任せているから、俺は何も知らないが。

………………。

第８話視聴開始

　学校にて、ストーカー紛いの行為を繰り返す明日への対応について、友人からお叱りを受けた咲。

　彼女は明日のことが好きになれないと言いつつも、彼を擁護するような発言をして、友人を困らせる。

　ずっと何かを思い詰めたような顔をしているが、思えばまだ彼女が生きる希望を無くした理由は不明のまま――

　ルベル曰く、まだ寒い３月の海に入っていったそうだが……。

 

入水自殺っすか。これはオープニングにあって分かりやすかったっすよね。

でも何でそんな死に方選んだんだ？ 窒息って苦しいだろ。

う～ん、苦しんで死にたかったんじゃないの？ それとも土左衛門になりたかったとか？

生きる希望を失った理由は主人公絡みでほぼ間違いないと思うが、タイミングが気になるんだよな。きっかけは何だったのか……。

頭どうしちゃったの？

　一方、生流 奏の通う学校では――教室に入った南河が、奏の頭の包帯を見て衝撃を受けていた。

　ブスに消えてほしいと言ったこと、タワーでの戦い、そして会社が武器を扱っているという噂……。

　まさか奏がメトロポリマン――！？

　頭の中で点と点が線で繋がり、その結論に至った南河。

　彼は決意する――。

南河（よし……、今まで通り接しよう。）

 

それがいい。しかし、気付いてしまったのは不幸だな。

クックック……。自分が殺しのアイデアを提供したようなもんだからな。

今まで通りに接すると言っても、疑いを表に出さずに過ごせるでしょうか……。

咲の誘い

　夜――寝ようとしていた明日は、咲に一緒のベッドで寝てほしいと頼まれる。

　近くでそれを聞いていたルベルは驚き、止めようとするが、朝まで何処かへ行っててほしいと言われてしまい、快諾したナッセに連行されていく。

　一体彼女は明日に何を言うつもりなのだろうか……。

 

何か悩み過ぎて意味分かんないこと言い出したぞ、この女。

変態だと告白して明日君を滅茶苦茶に犯す気かな。エロ同人みたいに。

成程……。ちなみにシバさんはどんな体位がお好きですか？

は？

んー、後背位じゃないか？

おい……！

あ、私は対面立位が良いっす。

正常位で乱暴にされたい。

あたしは騎乗位が好きだ。殺し屋だからな。

これは……やはり私と相性が良いようですね……。

………………。

人生初の壁ドン

　毎日外へ行っていることを妻に不審がられた六階堂。

　彼は彼女を壁際に追い詰め、壁ドンすると、互いに愛を確かめ合い、今、地球を滅ぼす悪と戦っていると告白する。

六階堂「一日一日が勝負なんだ。分かってくれ。」

 

シバ、十銭に壁ドンはしないのか？

いや、お前まで何だ急に。

（すっ）

おい！ 自分から壁際に寄るな！！

あ～、ずるいずるい！ 私もやる！

あたしに壁ドンできるもんならやってみろ。その前に避けてやる。

ハッハッハ！ 何だこの争い。

全員で俺をからかってるんだろ……。

懺悔

　一緒のベッドに入った咲は、明日の背にくっ付き、自分の罪を告白し始める。

　昔一緒に遊んだ時、ずっと友達だと言ったのに、他のクラスメートに合わせて明日をいじめ、守ろうとしなかった……。

　だから自分は最低だ、仲間を名乗る資格なんて無い――

　彼女は卒業の日に謝ろうと、四葉のクローバーを返そうと思って明日の後を追いかけたそうだが、そこでビルから飛び降りる彼の姿を目撃してしまい、失意の内に自殺を図ったそうだ。

咲「私を殺して……。」

 

わぁー！ 聞いた？ 殺す前に好きにしても良いんだって！

おぉー、裸にひん剥いて写真撮りまくるっすか？

精子とか硫酸とかぶっかけよう！

そんなこと明日がする訳ないだろ……。こんなの俺でも恨まねーよ。

荒療治

　咲の頼みを聞いた明日は、彼女を翼を使って外に連れ出し、繋いだ手を離そうとする。

　それを自分で死ねという意味だと受け取った咲は、助けに来ようとするルベルを止め、ゆっくりと手を滑らせていく。

　しかし、手が離れた瞬間――咲は恐怖に負け、明日の腕を両手で掴み直し、死にたくない、生きていたいと言い始める。

　やはり本心では、仲間と一緒に明日を生きたいと思っているようだ。

　明日は必死で謝る彼女を下ろすと、許すも何も怒ってないと言い、四葉のクローバーを探した時みたいに、一緒に頑張ろうと、優しく言葉をかけるのだった。

 

何なんだこの女……。あんなに殺してほしいとかほざいてた癖に、実際に死が迫ったらやっぱり生きたいとか、ダサ過ぎるだろ。

まぁ、そうは思うが、大した労力を使わずに生きる希望を取り戻させることができたのは良かった。

ええ、安く済むことは良いことです。

でも、純愛は嫌なのぉ……。気持ち悪いのぉ……。

咲、吹っ切れる

　明日の荒療治により、真に生きる希望を取り戻した咲は、話し合いに積極的に参加するようになり、赤の矢を使って人を操ることにも躊躇いが無くなる。

　更に今後の戦いの為、翼が欲しいと言い始め、それを聞いたルベルは、特級を目指し、バレと同じように知識を蓄えることを決意する。

 

特級の知識の天使か……。でも、１級でも良いんだろ？

最低でもな。しかし、既にバレがいるから、知識で昇格を目指すのは難しい気がするな。際立ったものがないと駄目なんだろう？

まぁ、知識を付けりゃ他の道も見えてくるだろ。

んー……。欲望の天使なんてものがいるくらいですから、ネガティブな方向でも良い訳ですよね？

残酷の天使になろう！

言うと思ったっす。

六階堂の苦しみ

　自宅で娘と話す六階堂は、ウェディングドレスを作っていたことが彼女にばれ、まだ早いよとツッコまれてしまう。

　六階堂が笑いながら大きくなってお嫁さんになった姿を見たくってと言うと、娘はしょうがないなと言い、ドレスに合わせて大きくなってあげると言う。

　娘の優しさに感極まった彼は、自室に戻った後、美しい純白のドレスの前で泣き崩れるのだった。

 

良い娘さんっすねぇ。何処で反抗期を迎えるか楽しみっす。

この先、見守ってやれないのは不安だろうな。

お金については心配いらないとのことですが……、働かない大人に育ってほしくはないですね。

後、あの女がいつまで夫への愛を忘れないか。

ふふふ、生きたいよねぇ？ 死にたくないよねぇ？ だったら仲間を裏切って神にならなきゃねぇ？

六階堂……。心を強く持てよ……。

第８話終了

 

えへへ、どうすか菊池さん。アニメ感想、楽しめたっすか？

ん？ まぁ、シバの周りが何か面白いことになってるみたいだな。お前がやったのか？

も……、もしそうだったら褒めてくれるっすか？

いや？

う……やっぱり、まだまだっすか？

なぁ、菊池。お前と写楽って、結局、どんな関係なんだ？

ん？ ああ。本当の名前が分かる能力を持ってる櫻井とかならとっくに気付いてるだろうが、マスミは俺の妹だぞ。

あっ！ え～、もうバラしちゃうんすか？

まぁ、お前達二人の異能はどっちも特殊な銃を生成する能力――。怪しくは思っていた。

そうか……。ってことは写楽。お前ブラコンだったのかよ。

は？ 何か文句あるのかよ。

あれぇ？ 何か雰囲気変わったよ。

うっさい。こっちが本当の喋り方だから。私は兄さんを楽しませることだけが生きがいなんだよ。このアニメ感想を面白くできないなら殺すんでよろしく。

！ こいつ……、最強の殺し屋のあたしを殺そうなんて、馬鹿になったのか？

馬鹿はそっちだ。俺も魔棲（ますみ）も、大量殺人鬼二人分の血が流れてるからな。舐めてると消されるぞ？ 冗談抜きで。

ハハハ。このペンの中に入ってるのは猛毒かもしれないっすよ？

こいつら…………演技なのか、本当なのか、どっちだ？

9話の感想はこちら


約束のしるし