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アニメ「鬼滅の刃 無限列車編」第7話 感想

今回の内容

アニメ鬼滅の刃 無限列車編」の第7話「心を燃やせの感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 異端のネシオ』「異常性クラスメート編より――

天瞑あまくら 幽鵡かすむ」「鬼斑きぶち 反目はんめ」「琥雲くぐも 克生かつき」「月曇つきぐも 輪廻りんね人。


第七話『心を燃やせ』

怪塞列車・漆両目

 
ガタンゴトン……ガタンゴトン……ガタンゴトン……ガタンゴトン……

 

 

ううむ……。アニメに釣られるまま遂に先頭車両まで来てしまったが、何処も閉まっていて出れんのじゃ……。

困ったな……。相当、力の強い妖魔なのかも……。

フフ……。それでもカスムさんが刀を抜きさえすれば一瞬でしょう。

はぁ……、だから、俺はもう二度と力を使わないと決めたんだ。どんなに追い詰められても、この力だけは……。

しゃあねぇ、アニメが終わり次第、俺が力ずくで破壊する。俺の中にも一応、妖魔がいるし、そいつの力を使えば、何とかなるだろ。

なぬっ……!? どういうことじゃ。

俺の母親をぶっ殺したクソ野郎だよ。今は俺の中で飼い殺しにしてるけどな。

…………。確か、お前その所為でキレやすくなったんだっけか……。

ああ……。取り憑いた人間に激情を抱かせる妖魔――獰虎どうこ。こいつの御蔭で俺の異能はS級にも負けないほど強力になったが、いつか親の仇を取るつもりだ。

皆さん、色々事情があるんですねぇ……。

はー……。その点、わしはつまらん。あまりにも普通じゃからな。

え?

第7話視聴開始

 満身創痍の煉獄に対して、死ぬなと言い、また鬼の素晴らしさを説く上弦の鬼――猗窩座あかざ

 炭治郎は早く助けに入ろうとするが、まだヒノカミ神楽の反動が残っており、手足に力が入らない

 状況は絶望的――

 だが、だからこそ煉獄心を燃やし、叫ぶ――!

煉獄俺は、俺の責務を全うする!! ここにいる者は誰も死なせない!!

 

おや、まだ心が折れていませんでしたか。しぶといですね……。

ええい! 御主は黙っとれ! きっとまだ出してない技があるのじゃ! それを使えば相打ちに持っていけるかもしれん!

う~ん……。これ会話で時間を稼ぐのは駄目なのか? ほら、誘いに乗り気なフリをしたり……。

アリかもしれねーが、煉獄はそんな器用なことできるキャラじゃないだろ。

炎の奥義

 炎を身に纏った煉獄は、一瞬でかたを付けるべく、奥義である「玖ノ型 煉󠄁獄」を使用。

 対する猗窩座は「破壊殺 滅式」を放ち、双方の技がぶつかり合った瞬間、激しい衝撃と共に大きな火柱が上がる!

 果たして勝ったのはどちらなのか――

 粉塵が晴れ、炭治郎達が目にしたのは――!

炭治郎れんごくさん……れんごくさん……!

 

ぬぉぉ、炭治郎……御主、さっきから語彙力が……。

見惚れてねーで、傷の回復に専念しろよ。

無理だろ、こんな状況で……。

母の記憶

 猗窩座の拳が深く腹に突き刺さり、血を吐いた煉獄

 決して諦めない彼に猗窩座は酷く動揺し、早く鬼になると言え!と叫ぶが、彼がその言葉に従うことはない。

 生まれついて多くの才に恵まれた者は、その力を世の為、人の為に使わねばならない――

 弱い者を助けることは責務であり、使命なのだ――

 母の言葉を思い出した煉獄は、再び猗窩座の首を狙い、刀を喰い込ませることに成功する……!

 

おっ、入ったぞ! いけるか!?

くぅぅ!! なんちゅう硬さじゃあ! 煉獄の力でも中々刃が通らん!

………………。

おや? カスムさん。何だかイライラしているようですが……。

え? いや……そんなことは……。

正直に言ってみてはどうですか? 煉獄さんの母親のような考えを持った人間が大嫌いだと。

うるさいな……。もうほっといてくれ。

卑怯者

 夜明けが迫るが、煉獄が力を入れている為、腕が抜けず、死の恐怖に駆られる猗窩座

 彼は何とか腕を切り離すことで、煉獄太陽の光から逃れるが、後を追ってきた炭治郎の刀が背中に突き刺さり、逃げるな卑怯者!と罵声を浴びせられたことで激しい屈辱を味わう。

 炭治郎はその後も、圧倒的に不利な状況で鬼と戦っている鬼殺隊の方が、煉獄さんの方が強いんだ――。最後まで戦い抜いた、守り抜いた煉獄さんの勝ちだと、涙を流しながら叫ぶのだった。

 

うおおー! わしらも炭治郎に続くぞ! この卑怯者ー!! 戻ってくるのじゃー!!

やーい! やーい! 陰キャー! ゴキブリー! チ〇コ! チ〇コ! 操り人形! 半裸! 変態! 脳筋! タマタマ! ウ〇コ! 赤ちゃん! 弱虫! 毛虫!

待てぇぇいい!! 品が無さ過ぎるのじゃ!!

お前も十分みっともねぇよ。炭治郎のアレはどう考えても負け犬の遠吠えだろ。

そうだよな。向こうは柱を一人殺して生き延びたんだから、炭治郎達の負けだ。

最期の言葉

 炭治郎の必死の咆哮に笑みを零した煉獄は、彼を近くに呼び、死ぬ前に伝えるべきことを伝える。

 昔の夢を見た時に思い出した、煉獄家にある炎柱の手記――そこにヒノカミ神楽のことが記されているかもしれない……。

 煉獄は更に家族への伝言炭治郎に頼むと、人の為に血を流しながら戦った禰豆子鬼殺隊の一員として認める。

 そして最後に、炭治郎達へ言葉を送る

 己の弱さや不甲斐なさに、どれだけ打ちのめされようと心を燃やせと……

 

す、すまん煉獄よ……。そんなに色々言われても頭に入らんのじゃ……。面目ない……。

家族への伝言は忘れない内に伝えに行こうな……。

涙を糧に

 死の間際、母親の幻と会話し、子どものような笑顔で息を引き取った煉獄

 炭治郎達は目に涙を溢れさせるが、伊之助に一喝にされたことで立ち上がり、戦い続ける覚悟を決める。

 他の柱達鎹鴉かすがいがらすによって煉獄の死が伝えられたことで、それぞれ決意を新たにするのだった。

 

悲しみじゃ……。わしもちゃんと涙が出てきたぞ……。

う~ん、俺は泣こうと思えば泣けるって感じかな……。

うわぁーん! わぁーん!

そこ! わざとらしく泣くのやめんか!

第7話終了

 

さて、泣いてる場合じゃねぇ。俺はここから怒らなきゃならねぇんだからな。

ああ……でも、ちょっと待ってくれ。一応、ガリュウも呼んでこないと。

私が分身だということもお忘れなく、ちゃんと本体を助けてくださいね。

はぁ~……早く家に帰って酒をたらふく飲みたいのじゃ。ヤケ酒じゃ!

ふぅ………。(何とか力を使わずにここから出れるかな。)

(しかし……結局、妖魔は何がしたかったんだ? まだ気配は消えてないけど……。)

(…………。ほんとにこれで終わるよな……?)