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アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第7話 感想

 

◆今回の内容◆

アニメ 2nd Season

第7」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 異端のネシオ』「異常性クラスメート編より――

天瞑あまくら 幽鵡かすむ◆ ◆菊池きくち がい◆ ◆落花おちばな 千々莅ちぢり◆ ◆前橋まえばし 総屋そうや

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灰の暗躍

 
豪華客船ゴールデンクロス内・劇場

 

はー、疲れたな……。この船広過ぎなんだが……。

おお、戻ってきたか。どうだ? 首尾は。

とりあえず、全てのチームと接触し、色とメンバーと数字根をメモしてきた。これで法則を導き出せるといいんだが……。

何だ。てっきり2チームくらいの特定は済ませていると思ってたぞ。その程度の収穫でよくノコノコ帰ってこれたもんだ。

うるせー! 引きこもりに言われたくねーよ!

何言ってるんだ。こっちはちゃんと収穫があったぞ。赤チームだが、恐らく盤上が「」だ。

あ?

後、黄色チームは完全に特定している。益実が「」、超文字が「」、三ツ矢が「」、億卍が「」だ。

………………。

特定に至った理由は……教えるつもりはないようだな。

少し考えれば簡単に分かることだからな。察しの良いカスムなら気付いてるんじゃないか?

いや……そんなことは……。(まさか……)

第7話視聴開始

 体育館での生徒会長引き継ぎ式を終えた帰り、綾小路あやのこうじAクラス葛城かつらぎ、そして同じクラス佐藤さとう 麻耶まやに続けて声をかけられる。

 一体何の用なのか葛城の方は龍園りゅうえんについての忠告だったが、佐藤の方はこの場では話せない内容のようで、校舎裏へと綾小路誘う

 その顔は恥ずかしさからか、少しだけ赤らんでいた

 

げっ……、この様子……。まさか告白なんじゃ――

な~に勘違いしてんだよ童貞が。綾小路の何処に惚れる要素があんだ。

ククク。浅はかなのはお前だなオチバナカスムは結構女慣れしてそうだぞ。いつも霜之口の猛アタックに耐え切ってるしな。信じてみてもいいんじゃないか?

う~む……告白とはな……。迎撃態勢は整っているか?

いや、何をやり返す気だよ。

佐藤からの好意

 校舎裏に呼び出された綾小路は、そこで佐藤付き合っている人がいないかどうか確認され、電話番号の交換を持ちかけられる。

 まずは友達からで――

 その理由を詳しく聞くと、どうやら体育祭で本気で走ったこと原因らしい。

 明確に好きだと言われた訳ではないが、佐藤に好意を持たれているのは明らかだった。

 

何だこりゃ。まさか、ニートラップか!?

こんな学校だからその可能性は否定できないけど、多分、大丈夫だと思うぞ……。可哀想だから変なこと言うなって。

どちらにせよ、無理だな。こんな脳内に花が咲いてそうな女と付き合うなど、考えただけで地雷で足を吹っ飛ばされたかのような痛みに襲われる。

大丈夫か?

まぁ、色んな意味で耐えられないな。

ペーパーシャッフル

 中間テストが終わり、その結果一喜一憂する生徒達――

 堀北ほりきたの勉強会効果があったのか、須藤すどうが意外に点を取ってること以外は特に注目するべきところはないが、担任の茶柱ちゃばしらから、本番は期末テストだと伝えられる。

 気になるその内容は、なんとペアを組んでテストに挑むというもの。

 通称――ペーパーシャッフル

 問題は生徒自身が作り、更に他クラスへの攻撃に成功するとクラスポイントを奪うことができるらしいが、例年、一組~二組の退学者を出しているという。

 

攻撃……! 遂に来たな。テスト範囲に軍事学は含まれているか?

読んでて気分悪くなるような問題文作ろうぜ。ナイフを体に刺した時、噴き出す血の量を――

再提出になるからやめろ。

櫛田の過去

 テストの作戦会議の前、綾小路堀北から櫛田くしだの過去について情報共有される。

 あくまでもだが、中学卒業を間近に控えたある日、櫛田の手によってあるクラスが学級崩壊を起こし、卒業まで元に戻ることはなかったと……。

 どうやったら一人でそんなことができるのか――

 堀北暴力かと考えるが、綾小路の考えるものは、もっと別のものだった。

 

さて、櫛田の問題か……。俺はやっぱり言葉なんじゃないかと思うけど……。

そうだな。まぁ嘘でも真実でもいいが、学級崩壊を起こすなんて、相当面白い連中の集まりだったんじゃないか?

ああ、崩壊させられる方にも問題がある。

まさかあいつ……この学校で繰り返そうってんじゃねーだろーな……。

う~ん、多くの生徒と親しくするのは、多くの秘密を握って、いざという時の盾に使う為だろうし、あまり追い込むと大変なことになりそうだ。

裏切りのM

 一方その頃、Cクラスでは龍園による裏切り者探しが始まっていた。

 名乗り出れば水に流すとは言うが、信用は無く、沈黙し続ける生徒達

 しかし、既に龍園は、スパイ行為を働いたのが真鍋まなべだと気付いていた。

 彼は彼女達から情報を引き出すと、櫛田を動かし、Dクラスの黒幕を探そうとする。

 綾小路では簡単に繋がり過ぎる為、腑に落ちないのだった。

 

綾小路が体育祭で突然、本気を出したのは、龍園のターゲットから外れる為だろうな。

そうか? あんな身体能力を見たら、寧ろ本命になりそうだけど……。

いや、龍園の性格なら、黒幕はもっと奥に潜んでいるものと考えるだろうな。

そうであってほしいだろうなぁ。俺も分かるぜ、強敵を求めるその気持ちは。

変わり始めたDクラス

 綾小路の教育が功を奏し、いよいよDクラスのリーダーとして真に頭角を現し始めた堀北

 彼女の考えた作戦には特に問題は無く、このまま任せてしまっても大丈夫だろうと考える。

 一方、綾小路と佐藤の関係が気になる軽井沢かるいざわ

 彼女の言葉から不安を読み取った綾小路は、守る約束を破ることは決してないと伝えるが、告白を受けるかどうかは、はっきりとは答えない

 軽井沢との関係も、ただただ冷え切ったものだが、果たしてこの先、綾小路恋愛感情が生まれる日は来るのだろうか……。

 

何か会話が噛み合わない……。綾小路、全然恋愛する気ないんだろうな……。

ハハハ! 極寒だな。必ず守るという約束も、何処まで本気か怪しいもんだ。利用価値が無くなれば、すぐに切り捨てるんじゃないか?

それでいいだろ。頭脳戦に余計なもん持ち込むな。

厄介な男に惚れたな、佐藤。まさかとは思うが軽井沢もなのか?

第7話終了


すべてを疑うこともすべてを信じることも共に安易で、思考を放棄するに等しい。

 

さぁ~て、トイレにでも行くか。

あ、キクチ。結局、協力はしてくれないのか?

ああ、悪いな。もう俺の中で試験の答えは出たし、後は引っかき回して、他のチームのミスでも誘うとするさ。

おい、キクチずりーぞ! から情報得てるならこっちにも回せ!

そんなに欲しけりゃ、お前らも誰かに裏切らせてみたらどうだ? カスムなら霜之口辺り余裕だろう。

あのな……。嫌に決まってるだろ。

キクチ。一応、聞いておくが、解答もしないつもりか?

こんな簡単な試験で勝っても面白くないからな。ああ、他のチームに答えを教えることはないから、そこは安心してくれ。

ほんとかよ……ったく……。

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