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アニメ『どろろ』第7話 感想

アニメどろろ』の第7話絡新婦の巻」の感想です。ややネタバレ注意


絡新婦の巻

どろろと百鬼丸

 

 未央の死によって心に深い傷を負った百鬼丸

 一旦落ち着いたものの、どろろはまた彼が鬼神の如く暴れ出さないかが心配な様子で、物言わぬ彼に話しかけ続けます。

 

 どろろは母親の死を経験してるからか、立ち直りが早いですね。強い。

 いつかどろろの過去も描かれる日が来るのかな……。

 

 

蜘蛛の妖出現

 

 山道を行く二人。

 彼らの前に鬼神……ではなく、蜘蛛の妖が現れます。

 これ途中まで鬼神かな~っと思って見てたんですけど、ただの妖怪らしいです。

 鬼神妖怪の区別がつかない問題……。

 

 さて、それを見た百鬼丸の行動は早く、義手を取り、蜘蛛の妖が作り出した巣に斬撃を繰り出します。

 

 斬られた蜘蛛の巣には男が一人捕まっていたようで救出されますが、その男は何だか良い夢でも見ているかのよう……とても幸せそうな表情をしています。

 あぁ……これは幻覚見せられてますね。よくあるパターンです。

 

蜘蛛の妖 VS 百鬼丸

 

 蜘蛛の妖に猛然と斬り掛かる百鬼丸

 しかし、蜘蛛の糸を発射。

 大量の糸が絡みつき、百鬼丸は木に縛り付けられてしまいます。

 

 これはマズイ!

 

 ――と、思いきや、拍子抜け。百鬼丸を拘束したは逃走。

 更に攻撃を加えてきたりはしないようです。

 

 どろろ百鬼丸を助け出し、二人は逃げたの後を追いますが、見失ってしまいました……。

 

 

山の中の村

 

 の代わりに、村を発見したどろろ百鬼丸

 村の門番の話によると、最近、村に人攫いが出るとのこと。

 

 どろろはそれを蜘蛛の妖の仕業と考えたようで、百鬼丸に、退治すれば報酬がかなり貰える筈だと話します。

 

 どろろが居ないと百鬼丸、まともな食事を摂らない……。

 百鬼丸が居ないとどろろ、悪い商売を始める……。

 

 今更ですが、彼ら、凄く良い関係なんですよね……。

 

蜘蛛の妖と村人の男

 

  一方、かなり消耗していたらしい蜘蛛の妖

 人間の女性の姿をとり、倒れていたところを村人の男に助けられます。

 

 

 その男は、虫の命でさえ大事にする心優しい男。

 

 始めは精気を吸おうとだけ考え、ドライに接していた彼女も、次第に心を開いていきます。

 

男の仕事

 

 そんな男の仕事は……逃がし屋

 村に出る人攫いとは、彼のことでした。

 領主の命令で危険な山仕事をさせられている人々を外に逃がしているようです。

 

 彼は、日に日に弱っていく彼女を医者に見せようと、夜中に彼女を村の外へ連れて行こうとします。

 逃がし屋の彼には簡単な仕事です。

 

 しかし――。

 

発覚

 

 夜中に見回りをしていたどろろ百鬼丸、更には村の警備していた人々にも見つかってしまいます。

 どろろには声でバレるし……迂闊!

 

 しかし、蜘蛛の妖は素早く警備の人々の精気を吸い、戻った力で百鬼丸を拘束。

 男と共に逃走します。

 

共存

 

 逃げる途中、蜘蛛の妖と男は会話。

 

 人を殺すのかと聞かれた彼女の答えは――NO。

 

 人間は貴重な餌だから、今まで命まで取ったことは無い。共に生きるのが長生きの秘訣だ――そう言います。

 その答えは命を大事にする男にとってはとても嬉しいもので、彼女が化け物でも、このまま逃がすと決心したようです。

 

 さぁどうなることやら……。

 

命を大事に

 

 逃がし屋だということがバレてしまった男。

 蜘蛛の妖は、一緒に逃げるべきだと彼に言い、彼はそれを受けて、この村で死ぬくらいなら、お前の餌として生きていくかと言います。

 過ごした時間はほんの僅かでしたが、もう夫婦の仲ですね、彼ら。

 

 しかし……そう簡単にハッピーエンドを迎えられる筈もありません。

 

 追い付いてきた警備の人々が放った矢が男を貫き、彼は倒れてしまいます。

 

 勿論、蜘蛛の妖は激昂。

 本来の姿を現し、警備の人々に糸を放っていきます。

 

 ――が、そこに百鬼丸が駆け付け、蜘蛛の妖に斬撃。

 蜘蛛の妖も負けずに反撃しますが……。

 

 どちらかが死ななければならないのか……。

 

 そんな時、倒れていた男が蜘蛛の妖に声をかけます。

 

 殺すのは駄目だと。

 今までも、これからも。

 

 果たして……彼らの運命は……。

 

 (この先はネタバレを控えます)

 

7話を観終わって

  

 分かってたことですけど、前回あんな凄い話をやっちゃった分、今回は物足りなく感じますね。

 個人的にはもう少し前回の悲しみを引き摺った回にしてほしかったですけど、そんな余裕も無いかな。

 

 今回のラスト、百鬼丸どろろに対して少し笑いました。

 徐々にどろろに反応するようになっていく百鬼丸

 ちゃんと話すようになるのはいつになるか楽しみ。